コース1000を走るぷ〜ちゃん
筑波サーキット公認レーシングスクール
「ユイ・レーシング・スクール」に行ってまいりました。
アタリマエのことですが、クルマは機械です。
上手な運転ができるようになるには、経験や練習ももちろん大切ですが、
「理にかなった操作」を知っていることが、どうしても必要だと思ったので、
今回のスクールを申し込んでみました。
一人で出かけるのは寂しいので、仲間に声をかけてみたら、
ルシファー姉妹の妹Nさんと106乗りのA君が一緒に行ってくれることになりました。
●午前の部1:座学
講習開始は7時、私は6時に到着したので一番乗りです。
駐車場に続々と現れた受講者のクルマは、
インプレッサSTIにRX−7、S2000やランチア・デルタなど、速そうなクルマばかり。
排気音も違うし、アレコレ改造してあったりして、みんなタダモノではないカンジです。
タダモノなぷ〜ちゃんで来た私は、なんだか場違いさにひるみます。
さて、ひるんだまま座学が始まりました。
ここでは減速のブレーキと回頭のブレーキの使い方や
コーナリング3分割の理論を教わります。
3つの区間の役割は次のとおり。
1)回頭のためのブレーキ区間(低速コーナーのみ)
(コーナリングに入る前に「減速のためのブレーキ」を終了します。)
ブレーキを残して、最初に微舵角を与えて、横Gを発生させます。
それからステアリングを序々に切りこんでいきます。
一度にステアリングを切るのは×。
コーナーでアンダー出てしまうときは、この区間を長めにとります。
ブレーキングにより、フロントタイヤの過重が増えていることがポイント。
2)イーブンスロットル区間
イーブンスロットルとは、車速を一定に保つアクセル操作で、
「スロットル一定」とは違います。
タイヤを鳴かせるのは、この区間です。
ここで、車が安定していないと、次の加速準備ができません。
3)コーナー脱出のための加速区間
ステアリングをゆっくりもどしながら、アクセルをゆっくり踏み込んでいきます。
キャスターアクション(ステアリングが自然に戻ろうとする力)での戻しは×。
手でゆっくりと戻します。
★コーナリング3分割を図にすると、こんなカンジ。