まず、はじめにお断り致します。
当大会でのカメラによる撮影が禁じられていたため、テキストによるレポートになります。ご了承ください。


| プロローグ |
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今年で第38回を迎える日本女子ゴルフ界の最高峰のタイトルである日本女子オープンゴルフ選手権競技の2005年の舞台は、神奈川県横浜市の戸塚カントリー倶楽部で9月29日(木)から10月2日(日)までの4日間で行われました。 戸塚カントリー倶楽部は、1958(昭和33)年に資本金3000万円で設立された神奈川開発観光株式会社が設立したゴルフ場でオープンしたのは、1961(昭和36)年の事になります。戸塚カントリー倶楽部は、東と西のコースがあり全36ホールありますが、先にオープンしたのは、当時川上コースと呼ばれた現、東コースで設計者は間野貞吉、そして今回の日本女子オープンの舞台は、当時名瀬コースと呼ばれた現、西コースで設計者は井上誠一の全長6453ヤードのパー72で行われました。西コースは、日本有数の名コースで、過去にいくつかの大会が開催されており、1975(昭和50)年の第1回日本マッチプレー選手権(1982(昭和57)年の第8回まで連続開催で青木功も優勝者として名を連ねている。)、1986(昭和61)年の第51回日本オープンゴルフ選手権(優勝は中島常幸)等が開催され、チャリティーゴルフとして、ゲーリー・プレーヤーやジャック・ニクラウスも来場した事のあるゴルフ場です。 今大会は、1997(平成9)年に新クラブハウスの竣工を契機として、日本ゴルフ協会(JGA)に公式競技開催の受け入れを立候補し、2003(平成15)年に2005(平成17)年の日本女子オープンゴルフ選手権競技の開催地として正式決定したものです。 それにしても、非常にタイミングのよい時に開催となったものだと思います。宮里藍選手ら若手の登場で盛り上がってきた日本女子ゴルフ界の最高の競技を、この年、この時期にできるとは・・・。これは正直言って、戸塚カントリー倶楽部の方々もほくほく顔であったと思います。
さて、私はスポーツ観戦を趣味としているのですが、ゴルフ観戦は今回が始めて。宮里藍選手登場前も女子ゴルフ界チェックを入れていましたが、今年は、第1回ワールドカップ(開催南アフリカ)で宮里藍選手、北田瑠衣選手のペアで優勝するなど、国内での女子ゴルフの盛り上がりと、始めての観戦を日本女子ゴルフ界のメジャー大会(日本女子の国内メジャーは、日本女子プロゴルフ選手権大会、日本女子オープンゴルフ選手権競技、そしてLPGAツアーチャンピオンシップの3つ)で果たしたい事、そして地元横浜で開催される事等などが重なり観戦しようと気になったのです。 さて、まずは、チケットですが、どこのチケットセンターで探しても存在しませんでした。ところが、日本ゴルフ協会(JGA)のホームページでチケット発売中との情報をGET。しかし、仕事の都合でなかなかアポが取れずに居たのですが、電話連絡後の即効の現金振込みに成功しなんとかチケットを入手する事ができました。ちなみにお値段は8000円で4日間通しのもの。1日当たり2000円でした(ちなみに当日券も売られ1枚2500円で当日のみ有効でした)。 日本ゴルフ協会(JGA)のホームページ |
| 徹夜明け観戦の日まで |
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大会初日は、9月29日の木曜日。この日と翌日の9月30日の金曜日が予選でおよそ60人が決勝ラウンドに進む事ができます。さて、平日ですから、この両日は観戦が不可能です。ゴルフもナイターでやってくれたらと思うものですが、林なんかに打ち込むとロストボールになりかねないので仕方がありません。私としては、注目選手が予選で落ちないように祈る事しかできません。また、月末月初という事もあり、私の仕事は、9月29日と9月30日の両日は、なぜか宿泊出張であり、29日は、21:30に仕事が終了。翌30日は、朝5:30に仕事を開始し、夜23:30まで仕事。そして翌々10月1日は、朝4:30に仕事開始というハードさ。宿では、NHKの日本女子オープンのダイジェストをテレビ観戦し、私注目のゴルファーが予選落ちしないようにとスコアを気にする日々でございました。 結局は、横峰さくら選手が+10で1打足りず予選落ちとなり、楽しみにしていた友人が悲しんでいました。 |
| 3日目の観戦初日 |
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決勝ラウンドに入った10月1日(土)の大会3日目。ついに現場へと足を運ぶ事ができました。朝4:30の仕事を6:30に終了させ、自宅へ直帰。軽くシャワーを浴びて、いよいよ会場行きです。大会開催期間中は、相鉄線の二俣川駅とJR横須賀線の東戸塚駅から無料バスが出ていたのですが、徒歩で行ける入場ゲートの最寄駅として相鉄線の緑園都市駅と南万騎が原駅があり、なかでも近い距離にある南万騎が原駅からのルートで入場しました。ふだんは入れないゲートですが、このルートは人ごみが非常に少ないのでストレス溜める事なく入場できました。このDゲートは、6番ホールから7番ホールの間に出る事ができます。少し待つと3日目の第1組であるアマチュアの金田久美子選手が6番ホールを終えて7番ホール514ヤードパー5のロングホールのティーグランドに現れました。決勝ラウンドは2人1組なのですが、今大会の予選通過者が61人だったので第1組だけが1人でラウンドしていたのです。この時、感じたのが、ゴルフ観戦は、こんなにも選手と近い距離で観戦できるかという事。隣の人と話込むぐらいの接近遭遇で、どうすればよいのか戸惑ってしまうほどでした。野球やサッカーなどは、客席からフィールドを見るだけなのですが、この距離感とゴルフ観戦の距離感は正直言ってショックを受けました。ゴルフ観戦ハマりそうな感じです。
どうすればわからなかった私ですが、とりあえずは、第1組について行こうと決めました。金田久美子選手の3日目の7番ホールは、ロングホールからか第1打をドライバー(合っているかと思います)でカットばし、フェアウェーをキープ。続く第2打もフェアウェイウッドでグリーン近くまでボールを運びます。アプローチの第3打は少々短めで思ったより寄らなかった印象を選手本人を見て思いましたが、バーディーパットを沈めて見事バーディー。ギャラリーから拍手と「ナイスバーディー!」の喝采が飛び、ゴルフ場に居るんだと思うと同時にゴルフをプレーしたくなりました。また、私がうれしかったのは、初観戦の対象となった金田久美子選手が、最終日でも活躍しローアマチュア(アマチュアの最高成績)を取った事と初観戦がバーディーだった事でした。
さて、8番ホール(171ヤード、パー3)について行く事もできたのですが、まずはおみやげ屋に足を運ぶ事にしました。8番ティーを通りすぎ、クラブハウスへ。ここは役員以外入場できないので、案内板を頼りにおみやげや弁当を販売している広場へ足を進めて、しばし、様々な露店を観察。結局はキャップとスポーツタオルを5000円ぐらい購入しました。求めていたTシャツが無かったのが残念ですが、ゴルフ場だけに襟のあるポロシャツのみ売っていたのは、後で考えて納得しました。しかし、値段が9800円であったのには、閉口してしまいました。高いぞ・・・戸塚カントリー。アリナミンVの無料試飲コーナーもあったのですが、これは、CMにアメリカPGAツアーで活躍している丸山茂樹プロが出演しているからでしょう。しかし長蛇の列だったため、あきらめました。
時間も昼を越えました。今朝の仕事が朝が早かったためか、昨日の睡眠時間がわずか2時間だったためか、非常に睡魔に襲われていました。そこで、18番ホール(364ヤード、パー4)に架設されたベンチで横になりながら、第1組が来るのを待ち、今日は、これで最終組まで全選手を見てやろうと腹を決めまして、まずは、睡眠を実施。zzz・・・。そして起きてみると、顔や腕が日焼けしておりました。10月かよと信じられないほどの日差しでした。
結局この日は、このまま最終組まで18番の客席で観戦する事に・・・。プロとして初戦の諸見里しのぶ選手を生で拝見。しかもバーディーの現場に立会い感動。最終組の宮里藍選手も生で観戦。今大会一の注目のためか、一番多いギャラリーを引き連れていました(スゴい)。こちらは惜しくもパーでしたが、感銘を受けました。その他の選手として、服部道子選手は、唯一日傘をさして18番のグリーンに上がっていました。5年連続賞金王の不動裕里選手は、貫禄ありました。18番は距離の短いパー4なので、バーディーが多いと思っていましたが、さずがに国内メジャーと位置付けられるためか、グリーンの芝が非常に短く、カップの上につけ、下りのパットで外してしまって距離の長い登りが残って、返しのパットは入らずという3パットのボギーを叩く選手が多数居ました。難しいセッティングならではと思いますが、プロならきっちりパーで上がって欲しいホールだけに少々減滅したのは言うまでもありません。
さて、最終組のラウンドが終わった後、再びおみやげ広場へ。すると神奈川県の松沢知事が神奈川のアピールをハッピを着てビラくばりしていました。また、地元横浜市出身の福嶋晃子選手のサイン色紙をも本人踏まえて一緒に配っておりました。こうした地元横浜のアピールに一役買っていた福嶋晃子選手には感謝したいところです。また、地元のためか、プレーのほうも冴えを見せ、トータル±0で周り、明日の最終日、最終組で宮里藍選手と回る事になりました。昨年アメリカツアーでのシード権を放棄して国内に復帰してきただけに国内ツアーでの意気込みに期待したいところです。なぜ、横浜の中田市長は来なかったんだ? |
| 感動の最終日 |
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最終日の組み合わせは、3日目終了時の成績順で決まります。横峯さくら選手(彼女の父は私的には大嫌いだが・・・)や表純子選手らが見られないのは残念だったが、私が見てみたい選手は、ほとんど3日目までに残ってきているので私的には満足である。私が見てみたい決勝ラウンドに進出した選手というと・・・、宮里藍、諸見里しのぶ、不動裕理、服部道子、肥後かおり、米山みどり、福嶋晃子、古閑美保、北田瑠衣、川崎充津子、そして藤野オリエ(敬称略)の11人。その中でも北田瑠衣選手と藤野オリエ選手は大ファンなので要チェックである。しかも、この2人、3日目まで同じスコアだったので、もしかしたら最終日に同組という夢の組み合わせ(私にとってはだが・・・)かもしれない状態で私は、公式HPで組み合わせを覗いてみたが、残念ながら1組違いとなっていました。しかしながら藤野オリエ選手と同組なのは、ローアマチュア候補の宮里美香選手なので、最終日のプランは、北田瑠衣選手の第5組を見届け、藤野オリエ選手の第6組を追っかけようという事になりました。 昨日と同じように南万騎が原駅ルートから入り6番ホールへ。すると第1組がやってくるというタイミング。第2組の渡辺聖衣子選手のキャディーさんがかわいらしかったのが印象的ですが、この6番ホールは413ヤードの距離の長いパー4のため、ボギーが多いのが気になりました。そうこうしているうちに第5組が来ます。この組注目の北田瑠衣選手は、昨年3勝をあげ、賞金ランクも3位に入った選手。今年のはじめに行われた第1回女子ワールドカップで宮里藍選手と日本代表選手として組み、見事優勝した選手の一人。優勝インタビューでは、足をひっぱってしまった感からか、大粒の涙を流し、しきりに「藍ちゃんのおかげ」と泣きじゃくっていたのが印象でした。今季は、そのプレッシャーもあってか、ここまで勝ち星なしで、賞金ランクも下位に沈んでいます。ミントグリーンのウェアを着てグリーン上に来た北田選手。私の第一印象は、かなり細い体をしているなというものでした。テレビで見たワールドカップよりも痩せている印象を受けます。あの大会で強い北田選手を失ってしまったのかもしれません。第1回女子ワールドカップは、2位スコットランドと並んで最終日をスタートしながらも9番のアウトを終えて6打差と差が開いていました。しかし、後半インの11番でトリブルボギー、12番ボギー、14番でボギー、15番でダブルボギー、16番でボギーと8つも一人でスコアを崩してしまいます。結果的には17番でバーディーを決め、先に述べたように優勝するのですが、世界大会でのプレッシャー、宮里選手ばかりに集まる注目、接戦になってしまった原因を作った事による自責の念等、今年は始めからいろいろと悩んでいたのではないでしょうか。私が実際に見たショットでもキレがありませんでした。結果は、下にあるように+20で54位タイと沈んでしまいましたが、次週は昨年優勝している大会ですからシード権確保に向けがんばって欲しいものです。 そして、いよいよ第6組の藤野オリエ選手がやってきます。ティーショットは右に外し、続く第2打は、積極的にピンを狙ったものの左に行き、バンカーに入ってしまいました。私は間近で見たいためにバンカーに移動し、じっくり観察(堪能)しました。バンカー付近に来た藤野選手は、バンカーとグリーンとの高低さや、ボールとピンの位置関係や距離などを確認し、キャディーさんと何やら話しあっていました。そして、バンカーショットの第3打のアドレスに入りショットを打とうと思った瞬間にギャラリーの中から赤ちゃんの鳴き声がし、その赤ちゃんの父親は、さっと泣き止ませるように、その場を離れたのですが、ここで藤野オリエ選手は「大丈夫ですよ」と声をかけて、バンカーショットを打ちました。1打1かけているプロ選手にとってアドレスに入ってからの集中を紛らわせる行為はメンタル面でも影響を与えるものです。また、ギャラリーにも観戦マナーとしてショットの前の騒がしい行為は決してするものではありません。赤ちゃんの行為だけに責められないのですが、この藤野オリエ選手の気遣いに私は非常に胸を打たれました。藤野オリエ選手は、このホールボギーとしますが、決して顔に出さず、18番ホールでのホールアウトでもギャラリーの拍手に、右に左に丁寧に挨拶していました。藤野オリエ選手の組を9番までついていった後に18番ホールに移動し、全選手のホールアウトを見たのですが、しっかり挨拶をしていたのは両手の数ぐらいで、ここでの藤野オリエ選手のギャラリーの応対は両手に入る気持ちいいものでした。ファンであるので持ち上げているのではなく、客観的に見て、そう思いました(当件については、後述します)。ますます、藤野オリエ選手のファンになった事は言うまでもありません。 18番ホールに向かう途中でクラブハウス前を通ると、突然、福嶋晃子選手が目の前を通り過ぎて行きました。横浜出身の地元だけに何とか首位にくらいついてもらいたいものです。すると、次に宮里藍選手が私の目の前を通りすぎていきました。視線が合ってしまったので「がんばれ〜」と声援と拍手をなぜか送ってしまっていました。最終組のスタートは11:50分なのですが、スタート前の練習という事でクラブから出てきていたのです。着ている服は、最終日いつもの赤いウェアでした。テレビで見た事のある人、そして衣装に感動してしまいました。宮里選手は、人気が高い事は、みなさんもご存知の通りで、クラブハウスから出て行くと、マスコミやファンを大勢引き連れていました。18番のグリーン脇に陣取り座っていると、今度は不動裕理選手がショットの練習を終えて私の後方を歩いていました。声援を送ると視線が合ったのですが、ムッとしていました(笑)。 18番ホールの私の位置は、昨日は仮設ベンチだったのですが、最終日のためか、既にベンチは埋っていたので、今日はグリーンの右側の日陰をキープしました。ピンの位置は、昨日よりも右に寄っていたので、ある意味ラッキーでした。第1組が既に17番だったので、来る前に弁当を買いに行き、生観戦しながらの昼食でしたが、それは格別なものでした。第5組で回っている北田瑠衣選手が見えてくると、ウェアがピンクに変わっていました。6番ではミントグリーンであったのに、暑いせいかどこかで着替えたのでしょうか。かわいらしいさで人気のある北田瑠衣選手ですが、ピンクも似合うものです。古閑美保選手もかわいらしい選手で、こちらも着ている選手はピンクでした。第24組のアマチュアの金田久美子選手がやってくるとスコアがベストアマの成績になっていたので、大きな歓声があがりました。昨日の3日目に初めて目にした選手ですし、初めてのバーディーを見せてくれたので、うれしいものがあります。この金田選手は、2日目に、グリーン上でボールをマークし、再びセットする際にピンに近づけたという事で競技委員から指摘され2打のペナルティーを受け、2日目は泣きながらプレーしました。抗議する事もできたのですが、自ら認めて2打の罰を受け入れ、今日の最終日で見事にローアマチュアのタイトルを獲得。表彰式での姿はとてもうれしそうでした。ローアマチュアを獲得すると、プロテストの時、最終予選から出場できるので大きなアドバンテージとなります。女子の場合は18歳以上という規定があるので、金田選手の場合は、あと2年後という事になりますが、次世代のニューヒロインですので、これからの活躍に期待したいところです。ちなみに去年のローアマチュアは、今年プロとして出場している諸見里しのぶ選手です。さらに、2年前は横峯さくら選手ですし、4年前は宮里藍選手ですので、現在の活躍しているプロは、ローアマチュアのタイトルを獲得しているのです。 さぁ、いよいよ最終組が姿を現しました。今大会最大のヒロイン宮里藍選手だけに、後ろに多くのギャラリーを引き連れています。歓声も一番大きいので、すぐにわかるほどです。私が座るグリーンからはティーが見えないので第2打のアプローチから見えるのですが、ピン奥ながら3mほどにつけ優勝を決めたショットになりました。同じ最終組で回っている福嶋晃子選手は、先にパーで終了し±0のイーブンでホールアウト。アンダーパーが宮里藍選手のみとなった今大会のセッティングでイーブンは立派な成績です。地元だけに歓声も大きかったのが印象的でした。優勝は逃しましたが、本人も楽しそうで、満足の行くゴルフだったのではないでしょうか。さて、宮里藍選手はバーディーパットを外してしまいますが、返しのパットは1mほど。そのウィンニングパットを見ようと、多くのギャラリーがロープを超えてバンカー付近まで出てしまう始末。早くから陣取っていた私も含めて、後ろのギャラリーは引っ込めやら汚ねえやら、座れやらとなりました(私も怒でした)。そして、チャンピオンシップパットが吸い込まれ、歓声とともに宮里藍選手は、拳を天に突き上げうれしさを表現していました。その後というと、一度スコアカードの提出に18番ホールを後にし、その間に18番グリーン上にはカーペットが敷かれ表彰式の準備が着々と行われていました。ウィニングボールは、投げて欲しかったのですが、投げませんでしたね。両親など大事な人にあげるのか、自分で記念として持っていたいのでしょう。これは仕方ありませんね。とにかくおめでとうの宮里藍選手でした。 表彰式の前にNHK野地アナウンサーによるインタビューと女優米倉涼子さんの花束贈呈がありました。遠くからしか見れませんでしたが、米倉涼子さんはとても綺麗な方でした。さて、インタビューですが、「成長した自分を見せる事ができた。」、「たくさんの声援が心の支えになった。」、「大ギャラリーの中でプレーができ、プロになって良かった。」などのコメント。その吐き出される言葉の一つ一つに多くの拍手が送られ、宮里藍選手も優勝の感激から涙ぐむシーン、優勝カップをほこらしげに掲げカップにキスシーンと一緒に、この空間はとても印象的なものでした。テレビで放映されたかどうかは知りませんが、表彰式の後、18番グリーン下に集まった、今大会のボランティアの方々と優勝カップを持って集合写真に収まるところなど、人としてさすがだなと思うシーンもありました。 グリーン上での舞台に静けさが戻った後、夕日に照らされる1番ホールのティーの上に立ちました。先ほどまでの歓声が耳鳴りのように聞こえてくるようでした。 |
| おしまいに・・・ |
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今大会は、20歳の宮里藍選手の優勝で幕を閉じました。日本女子オープンの最年少優勝と今大会の優勝で史上最年少でのツアー10勝と記録づくめとなりました。ギャラリーの数も史上最高の21018人と、いかに日本女子ゴルフのブームが宮里藍選手の登場で大きなものになっている事を再認識させる大会となりました。 宮里藍選手優勝の一方で今後の日本女子ゴルフ界を懸念する声も上がっているのも確かです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、宮里藍選手は、今年、来年のアメリカ女子ツアーに出場するためのQスクールに出場し、最終予選の出場権を既に獲得しています。最終予選の結果によりますが、来年はアメリカを本舞台に活動する事が有力の中で、国内女子ツアーはどうなるのか、今大会観戦してみて私でも不安に思う要素がかなりありました。LPGA(日本女子プロゴルフ協会)は、どのような歩みを始めるのかも要注目です。既にLPGAでは、男子と同じように海外での女子メジャー4大会(クラフト・ナビスコチャンピオンシップ、LPGAチャンピオンシップ、全米女子オープン、そして全英女子オープン)での獲得賞金は、国内での賞金ランキングの対象とする事で、国内ツアーとのつながりを行うような策を採用しようと考えています。 さて、私的意見ですが、見たところ、まずは国内選手のレベルアップが緊急課題であると思います。まず、基本のプレーレベルも低さを感じたところですが、フェアウェイキープ率は悪いですし、パーオンもままならず、そして3パットでのボギーが多く見られました。国内メジャーだけに普段のトーナメントとセッティングの面でレベルの違いはあるにせよ、”プロ”らしい見せ場は正直少ないと思いました。また、優勝者と、その他の選手の差がはっきりしすぎているように思います。今回は、首位と2位の差が今年は5打差ですが、昨年の覇者不動裕理選手と2位の差は11打差でした。2年前になりますが、2003年に不動裕理選手は年間10勝と圧倒的でした。宮里藍選手の登場で昨年の賞金女王争いは面白かったのですが、現在は、この2人に、国内女子ツアーは回っています。他の選手のがんばりに期待できない限り、宮里選手以前の状態に戻ってしまうのは、目に見えていると思います。選手自身のレベルアップももちろんですが、前に書いた通り、大観衆の中で、気持ちのよいギャラリー対応していたのは、残念ながら両手の数くらいの選手のみでした。プレー前にナーバスになっていたりするのは、差し引いても、あなたたちの対応次第でギャラリーは減り、大会数が減少するのです。実力とともに、プレー以外の面でも改善が図られないようなら国内女子ツアーに明日は無いように思います。参加するプロ選手一人一人の心の切り替えを期待したいものです。ゴルフを初観戦して、ギャラリーと選手の距離が近いスポーツイベントは無いように思います。この強みを生かして欲しいとも思います。 |
最終成績
※はアマチュア |
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