ヘリコプターで飛んでみよう!

6.プレフライトチェック(その5)
チェック5 外部点検が終わったら、コックピットに乗り込みます。
ヘリコプターでは、通常機長が右側に座ります。

シートベルト(自動車と同じ)をつけて、サイクリック・スティック/コレクティブ・ピッチ・レバー/ペダルがスムーズに動くことを確認します。

エンジンのスロットルはコレクティブ・ピッチレバーにオートバイと同じ形で付いています。スムーズに動くことを確認して閉じておきます。
各種スイッチ類のOFFを確認します。

高度計を合わせておきましょう。

次回は、いよいよエンジン始動です。
計器盤 ここでR22の計器類をみておきましょう。いろいろありますが、慣れるとたいしたことありません。
(もっと大きなヘリコプターの計器はこんなものでは、ありません!)

1:昇降計−上昇率/下降率の表示
2:速度計−対気速度(ノット)の表示
3:タコメータ−エンジン&ローターの回転数を%で表示
4:高度計−高度(フィート)を表示
5:航法計器−地上VOR局の方向を表示
6:吸気圧計−エンジン吸気圧を表示
7:時計−時刻を表示
8:吸気温度計−キャブレター空気温度を表示
9:エンジン計器−シリンダヘッド/オイル温度等を表示
10:温度計−外気温度を表示
11:警告灯−各種警告表示
12:クラッチスイッチ−クラッチのON/OFFスイッチ
13:イグニッションスイッチ−エンジンの始動/停止スイッチ
14:マスタースイッチ−主電源スイッチ
15:無線機−無線機&トランスポンダ
16:ミクスチャーコントロール−燃料混合比調整
17:ライトトリム−サイクリックスティック右トリム

(補足)
トランスポンダ:管制レーダへコードを送ります。有視界飛行では「1200」に合わせます。忙しい空港付近では、コードを指定されることがあります。
ちなみに”ハイジャック”されたときは、「7500」に合わせます。


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