沖縄フライトツアー2003
当倶楽部のメンバー4名が10/10〜14で恒例の沖縄ツアーに行って来ました。
そのときの模様を岩本さんがレポートしてくれました。(長文です)
皆さん こんにちは。
 やっとツアーレポートを書く暇が出来ました。(ホントは、まだ仕事があるけど、息抜き 息抜き・・・)
 さて、今回は、風があまり良くなくて、フライト出来たのは1日だけでしたので、殆ど旅行記の様になると思います。
 興味無い方は、フライトできた日の13日分以外は、読みとばして下さいね。

  今回のツアーは、
  日 時 : 2003年10月10日(金) 〜 10月14日(火)
  メンバー: 中田さん,熊谷さん,山内さん,岩本

  日程は、大体こんな感じです。↓

  10/10(金)往路(ANA121)羽田空港8:00→那覇空港着10:30
  →那覇空港より レンタカーにて ショップへ

  10/11(土)〜13(月)フライト又は、観光 他

  10/14(火)夕方空港へ→復路(ANA134)那覇空港 20:00
  →羽田空港着 22:20(解散)

  宿泊先は、今回は、去年以外は、何時も泊まっている部屋が広くてお気に入りの
  カヌチャベイホテル&ヴィラズ(場所:名護市安部)

  毎年お世話になっているショップは、ウインドバード。
  イントラは、仲里さんです。(場所は、沖縄県南部の佐敷町)

  掛かった費用は、 1人分で
  往復航空便&ホテル(朝食付)代(パックツアー)69,330円
  +レンタカー代(パジェロイオ)12,000円くらい
  +フライト案内料&エリア料(3,000〜5,000円/日×飛べた日数)
  + 昼食,夕食代,ガソリン代 など


  では、まず1日目の10月10日(金)の話からです。

  朝7時に羽田空港集合でした。
  今回は、誰も(私が?)遅れる事も無く(でも、ちょっと遅れた・・・)無事全員集合。
  スムーズに飛行機に乗れました。

  しかし、数日前の天気予報が変わって何だかツアー中 天気が怪しい様子・・・
  あ!去年と違うメンバーが一人!そのせいなのか?!(と、本人が言っていた。)

  途中、風が強くて飛行機が遅れましたが(そんな事あるのね)、無事沖縄に到着。
  レンタカー会社のお迎えの人が、見当たらなくて、問い合わせたりしていましたが、
  その後会えて、レンタカーのお店に行くことが出来ました。

  しかし、送迎車に乗るとお客は、私達だけ。お店にも私達だけ・・・。
  連休だし、どこのお店もお客さんが沢山居たのに。なぜ?この店大丈夫なの・・・
  まあ、手続きも早く出来たし、車も普通。料金も安いから良かったのですけど。

  仲里さんに電話して、今日は、風が強くて飛べないけど、ショップへ行くことにしました。
  途中 サンダルを買いたいと言い出した人が居たので、スーパーによりましたが、無くて
  泡盛とおつまみにゴーヤチップを買いました。

  ウインドバードのお店に着くと何時もの様に3匹の犬達(ポン,タコ,ノラ)がお出迎え。
  早速、動物好きな山内さんが叩いて可愛がっていました。(犬達は、叩かれるのが好き。)
  でも、仲里さんが居ません。暫く待って、その後 何回か電話したら、「今シャワー浴びている」とのことでした。

  仲里さんと挨拶してから 一緒に 知念エリアランディング近くの知念サンライズホテルで、ランチ。
 皆して中華ランチにして、気持ち悪くなりそうな位 沢山食べました。
  そして、私以外は、アワアワした飲み物も飲んでいました。
  その後、ランディングの砂浜を見に行き。少しブラブラしてから、ショップへ戻りました。

  ショップで、フライトのビデオを見たりしていたら、殆ど唯一の現役ハングフライヤーの金城さんも登場。
  わざわざ仕事を早く切り上げて来てくれたそうです。
  (しかも、すでに職場で飲んできたそうです!金城さんは、お酒大好き。フライヤーはそういう人が多いなあ。)

  沖縄は、何時までも明るいので、ボ〜ッとしていたのですが、4時にハッと気がついて
  ホテルへ移動しました。まだ、2時位の空の明るさなのでした。

  空港から、ずっと私が運転していたのですが、山内さんが
  「自分以外の人の運転は、耐えられない。運転好きだし、自分が運転したい。」そうなので、
  あとは、14日まで 殆どずーっと運転してくれました。
  (でも、本当は、私の運転に耐えられなかったのではないかと少し疑っています・・・)

  ホテルでは、サービスで、広いお部屋に代えてくれたので、いつもよりも快適でした。
  お部屋は、海側でゴルフ場に面していて、景色がキレイだし、ベットルームが2つとリビング,
  簡単なキッチンも付いています。
  お風呂がステキで2面が硝子張りになっていました
  (中田君が写真を撮っていたので、見たい人は見せて貰って下さい)。
  もちろん広いバルコニー付です。
    
  それにホテル内移動用のカート(ゴルフ場にあるやつと同じ)を借りたのですが、
  これがonとoffしか無い様な運転のし心地で、何とも変な乗り物でした。
  ホテル内で、買い物や食事などの時に使いました。

  この日の夕食は、ホテル内の和食レストランにて、会席料理風な料理を食べました。
  美味しかったけど、相変わらず量が多くて、食べきるのは大変でした。
  (私は、かなり残しました。美味しいだけに勿体なかった。)
  レストランから部屋に戻るのにカートの運転を中○君がしてくれたのですが、
  走り出した瞬間から後悔しました!たとえカ−トでも飲酒運転は、恐ろしい・・・。
  取りあえず、無事に部屋に戻ることが出来て、泡盛を飲みました。
  今回は、2日で1本くらいのペースでした。(泡盛はね。

  つづく

10/11(土)
  天気予報の通りで、朝から強風。
  仲里さんに電話して、今日は、風が強くて飛べないので、観光をすることにしました。

  そうそう、ホテル内で この日は、朝からとても危険な目に遭いました。
  私が、ゴルフ場に面した部屋のバルコニーの手すりにもたれて 風と景色を見ていて、
  少しだけ位置を移動した瞬間に すぐ近くでボスッと言う鈍い音が・・・?
  何かと思ってキョロキョロしていると、中田君が「ゴルフボールじゃない?」
  見ると、私から 1mと離れていない手すりの下のハイビスカスの植え込みにゴルフボールが!
  怖い〜!
そのうちに下の方にゴルフをしているオジサンが来たので、ボールを投げてあげました。
  オジサンは、「気をつけてねー。」と、ニコニコしていました。
  私もニコニコしながら、「当たるところでしたよ。」とか何とか言いましたが、心の中で
  「気をつけるのは、お前の方だろ。ヘタクソー!」と思っていました。
  ホントに当たったら、しゃれにならないです。今まで一度も乗った事の無い救急車にとうとう乗るところでした。

  この日の観光コースは、
  嘉陽ランディング見物 → 天仁屋テイクオフ見物  → 慶佐次(げさし)マングローブ公園(岩本希望 )
 → ダチョウランド(他の3人の希望。特に山内さん)で、ランチ → ちゅら海水族館です。
  (実は、私は、ダチョウラントは、怪しそう過ぎて とても気が進まなかったのですけど・・・)

  嘉陽を見てから、天仁屋へ。でも、テイクオフは、道が工事中で通れなかったので、行けませんでした。

  マングローブ公園は、河口のマングローブ林の遊歩道を歩きました。
  珍しいトビハゼやカニを見る事が出来て、なかなか良かったです。
    
  何故か 中田君が沖縄の珍しい物の写真集作りに燃え出して、根元が板状の木を
  どうしても撮りたいそうなので、車で上流に行きましたが、見つかりませんでした。
  その代わりでも無いけど、変な緑のブヨブヨした地衣植物を見つけたので 教えてあげたのですが
  お気に召さなかったみたいで、撮りませんでした。 気持ち悪すぎたのかなあ?

  その後、ダチョウランドへ向かいました。
  その前に途中の峠道で、「恥うすい碑」と言う看板を見つけて、気になるのでUターン。
  行ってみると石碑が有り、歌が書いてありましたが、説明もなく謎の石碑でした。
  後で、仲里さんにも聞いてみましたが、分からないそうです。家に帰ってから調べたところ昔話がありました。
    
  恥うすい坂(びら)
  「源河(げんか)の男と有銘(あるめ)の娘が恋仲になり、毎晩逢っていた。
  ある晩、男が約束の時間になっても来ないので、娘は心配になり、源河の村に降りていった。
  その頃源河では祝い事があり、その男も参加していた。男の親戚の策略で、
  その男の側にわざときれいな女を座らせて、娘の来るのを待った。娘が来ると、
  外に待って者が「今日はあの男の結婚式だ」といった。娘は大変悲しんで引き返し、
  自害した。何も知らない男は、時間に遅れたので急いで約束の場所に行くと、娘がいない。
  変に思って少し登って行くと、そこに娘が死んでいた。男は悲しみ、そこで自害した。
  翌日二人が死んでいるのを見た人は、悲しい姿で亡くなっていた二人を木の葉でおおってやった。
   それから、そこを「恥うすい坂」といい、そこを通る時には必ず木の葉を置くように
  なったそうだ。そうしないと、この二人の霊にまどわされることもあったという。」

  (しまった!木の葉を置いてこなかった。だから、2日後に悪いことが起こったのかも?)

  つづく


こんにちは、岩本です。
  10/11(土)のつづきです。
     
  さて、お腹を空かせた一行は、ダチョウを食べるべく ダチョウランドに着きました。
  まず、目に入ったのは、どう見ても従業員の車しか停まっていない閑散とした駐車場と
  ブルーのペンキが剥げかけている西部の砦の様な囲いでした。
  砦には、手書きの看板が色々。「ダチョウ産業発祥地」
  (ダチョウ産業って何?後で思ったのですが、どうやらオーストリッチのことらしい。)
  「アフリカの大自然をイメージしたサファリパーク」(でも、明らかに、狭そう・・・)
  「美味しいダチョウ肉」 など。

  この時点で、私は、帰りたくなったのですが、他の皆が楽しみにしていたのだからと思い
  何も言いませんでした。それに入場料も500円と安いし。
  でも、他の人も口数が少なく 動きが鈍かったところをみると同じ思いだった、みたいです。
  入場料を払って、恐る恐る入ると まず柵に囲まれたダチョウ6羽くらい。
  そして、手前に卵が1個、置いてありました。卵は、自由に触ってよくて、乗ることも出来ました。
  80kgまで、OKだそうなので、山内さんと私は、後で乗ってみました。
    
  ダチョウの餌の草が置いてあったので、ダチョウにあげていると、入り口のおじさんが、
  草を沢山出してくれました。
  ダチョウに草を食べさせるのは、面白かったのですが、ダチョウは何を考えているのか
  全然分からない感じで、怖いです。突然、首を伸ばして手の近くの葉を食べるし。

  ダチョウロデオと言うのもあり、400円で、挑戦出来るのでした。(安すぎる!)
  しかし、ダチョウは、信用出来ない生き物で、とても身を任せる気にはなれません。
  それにシッポの方の羽根が、無いダチョウが何羽か居るのですが、その気持ち悪いこと!
  元々興味が無かったオーストリッチが、すっかり嫌いになりました。

  とにかく、餌を上げながら、ランド内を楽しく1周。
  ダチョウは、全部で、20〜30羽居たかなあ?

  迷路が在るようなので行ってみると、確かに在りました。
  身長程の棒が立っていて、目の細かいネットが巻きつけてあり、
  それで構成された迷路でした。簡単に作れそうだし、先が丸見え。
  でも、結構面白かったです。

  その後、本当なら、雛がいるらしい小屋を見たのですが、雛は、1羽も居ませんでした。
  私は、雛だけを楽しみにしていたので、残念でした。
  でも、その数十分後に雛の変わり果てた姿に出会っていたのかもしれません・・・

  ランドの出口には、人が一人も居ない薄暗い資料館と沖縄土産とオーストリッチ製品の売店。
  続いてお目当ての食堂。
  ダチョウステーキを目的に来たのですが、肉が不味い疑いを持った私たちは、
  1人前のステーキを頼んで、後は、それぞれ普通のピラフやジャンバラヤ(これが、辛かった!)にしました。
  そして、待望のダチョウステーキ登場。
  肉は、牛肉みたいに赤くて脂肪がありません。でも、ステーキではなくて自分で焼く焼肉でした。
  以外に柔らかく癖も無く、普通に美味しい食べ物でした。
  蚊に刺されながら、食べ終えて、次はちゅら海水族館へ。

  ちゅら海水族館は、もとの海洋博会場あとの公園に新しく出来た水族館で、
  ジンベイザメの居る大水槽が有名な場所です。
  まだ、建設途中の場所もありましたが、設備の整った綺麗な公園でした。

  ここで、珍しい物を発見!
  公園内の道に学校の運動会で使う様なテントが在りました。そこには「熱中症に注意」の看板。
  テントの中には、冷水器と冷風器!
  沖縄ならではの設備だと関心して、熊谷さんにモデルになってもらい、写真を撮りました。
     
  それから、水族館へ。
  水族館は、期待通りの所でした。
  綺麗な魚、一抱えも有るヤドカリ。それになんと言ってもジンベイザメの居る大水槽。
  沖縄観光にお勧めです。

  この日の観光は、これで終わり。
  ホテル近くの仲里さんお勧めNO.2の烏賊が廻っている安部(あぶ)食堂で
  、夕食を食べてから、ホテルへ帰りました。
  メニューは、熊谷さんの食べた魚のマース煮が珍しかったです。
  塩味の煮魚なのですが、熊谷さんは、あまり関心しない様子でした。

  そして、この日も泡盛を飲んで寝ました。

  つづく

おはようございます、岩本です。

  今日は、火曜日ですが、この前の日曜日フライト疲れがまだ少し尾を引いているみたいです。
  本気で、体重を増やそうと心に誓いました。やっぱり、機体は、適性体重が良いですよね。

  さて、10月12日(日)の沖縄レポートです。

  この日は、佐敷町にあるウインドバードショップにある、月代エリアで、パラグライダーのコンペのはずでした。
  前日、仲里さんに確認したところ 朝10時から開始の予定だったので、10時前にウインドバードに到着。
  でも、風が悪くて午後1時からに延期になっていました。

  クラブ員の皆さんもすでに集まって準備とかしていたので、そのまま そこに居て私達が借りる
  ハングライダーを2階にある駐機庫から出すお手伝いをしたり、機体の点検をしながら、組んでみたりしていました。

  ハーフバテン2本,アンダー3本もある昔の上級機UPのAxisも組んでみました。
  飛んだら、コントロールが凄く固くて、ひたすら真っ直ぐ飛んで行きそうな機体でした。
  そうして、元石垣さんのものだったスポーツ,真新しいスティングとEnterprise WingsのDESIRE,
 唯一チョット怪しい感じのバディ15の4機を借りることになりました。

  それから、皆でごはんを食べに行ったりしている内に 1時になったのですが、相変わらず風は、後ろから。
  残念ながら、今日は、競技が出来ないのですが、開会式をやり、解散。

  もうやることも無いので、その後は、スーパーによってお土産を買いに行き、そのままホテルへ向かいました。

  この日の夕食は、仲里さんお勧めのホテル近くのサラバンジーというお店にしました。中田君がゴーヤチャンプル,熊谷さんと私が味噌和え定食を食べました。
  (山内さんが何を食べたのか忘れてしまいました)
  味噌和えとは、野菜(キャベツ,玉ねぎ,胡瓜など)と何種類かのお刺身を酢味噌和えにしたものです。(沖縄の食べ物屋さん全般に言えるのですが)ボリュームはありましたが、さっぱりしているから全部食べることが出来ました。それに、勿論 美味しかったです。

  後でかよこさん(仲里さんの奥さん)に聞いたところによると
  「お刺身が少し古くなったら味噌和えにするとか。だからお刺身定食より少しだけ鮮度が落ちる。」とのことでした。
  でも、笑っていたから、本当かなあ?

  中田君のゴーヤチャンプルが、なかなか来なくてどうしたのかと思っていたら、お店の人が来て
  「すみません。ゴーヤが無くて、今 畑に採りに行っているので、もう少しお待ち下さい。」と言われました。
  注文の品が遅いと、よく冗談で「今、材料を買いに行っているんじゃない?」などと言ったりしますが、
 本当に起こるとは!

  こんな感じで、この日は、飛べませんでしたが、一番平和な日でした。

  つづく

こんにちは、岩本です。
  長い長ーいレポートもやっとあと2日分です。

  では、10月13日(月・祝日)分です。

  朝 仲里さんに電話して、この日は、北部の嘉陽エリア集合。
  嘉陽エリアは、横に3〜4kmの海リッジ。高度は、80mくらい(かな?)、
  右側の広い浜がランディング。テイクオフは、南東向き。

  私たちは、嘉陽の売店でお弁当を買って、先にテイクオフへ。
  中田君と熊谷さんは、タコライス、山内さんは、普通そうなお弁当を買っていました。
  私は、甘味噌とポークランチョンミートおにぎり。
  (中田君と熊谷さんは、タコライスは、お口に合わなかったらしいです・・・)

  去年 崩れていたテイクオフに行く林道は、去年と同じくらい崩れ具合。
  進行していなくて良かったです。
  何箇所かが、車の幅の道で、片側が崖の道なのです。

  テイクオフに着くと、良い感じの風が吹いていて、今日は、飛べそう。
  そのうちに中里さんやクラブの人達も到着。機体も来て、早速、セットアップ。
  機体は、中田君は、元石垣さんのものだったスポーツ,山内さんがスティング,
  熊谷さんが、DESIRE,私がバディ15を借りることになりました。
  ハングは、他には 地元の金城さん一人。他は、全部パラです。
  (沖縄は、ハングは、もう殆ど居ません。でも、分かる気がする。
  多分 夏は、機体を組みたく無いでしょう。地元の人の話によると暑くてハングに触れないそうです。)


  10月初めの沖縄は、まだ晴れていれば泳げる位暑いので、セットアップしていると汗だくです。
  確認すると余計に暑くなってくるので、皆には、ナイショにしていましたが、バリオの温度計は、33.5℃!

  暑さのあまり、思考が鈍くなり、機体の組み方も忘れがち。
  いつもと違う機体ということよりも、暑さの いつもより仕度に時間が掛かりました。
  機体が、出来た頃には、Tシャツは、びっしょりで、中田君や熊谷さんは、脱いで干していました。

  さて、機体が、出来たころに熊谷さんに変化が・・・
  暑さで、具合が悪くなったらしく、「調子が悪い」と言うので、
  「タオルで頭を隠して、日を遮断した方が良いよ。」とアドバイス。
  そして、タオルを濡らして被った途端 妙にハイになった熊谷さんが現れました!
  写真を撮っていると端に写ってきたりして、何と言って表現したら良いのか、
  良く分からないのですが、明らかに何時もと表情が、違うのです。(証拠の写真が、あります)
  暑さのあまり、一時的に頭がおかしくなったらしい・・・
     
  そうこうしているうちに、パラグライダーのコンペも始まり、パラは皆テイクオフ。
  パラがそこそこソアリングしていて、ハングもソアリング出来そうな風でした。

  つづく

岩本です。
  10月13日(月・祝日)の続きです。


  そうこうしているうちに、パラグライダーのコンペも始まり、パラは皆テイクオフ。
  パラがそこそこソアリングしていて、ハングもソアリング出来そうな風でした。

  まずは、テイクオフにサポートが要る私がテイクオフすることになりました。
  それほど強い風ではありませんでしたが、風が片翼にしか入らないのと
  オーバーサイズの機体、そしてその重量を支える腕力も無い為、構えることが出来ません。
  暫く、機体を持ち上げては下ろしを繰り返していましたが、全然水平にすることが、出来ませんでした。
  いつまでも テイクオフを占領していると他の人に迷惑だし、いい加減嫌になっていた私は、
  全然テイクオフ出来る気がしていなかったにも関わらず 「いいや、行っちゃえ。」と思いました。
 が・・・行けませんでした!

  ほんの少しだけ水平になった瞬間に走り出したのですが、機体を支えきれていないので 、
  みごとにノーズが上がり、足が離れた後 目の前には、斜面に生えている小さい木。
  引き込んだら、そのまま木に刺さりました!
  そして、皆に斜面を引っ張り上げて貰い テイクオフに戻りました。
  まあ、衝撃も無く、機体の損傷も無く(後で見たら、3cmくらい翼端近くが裂けていたけど)
  本人も口の辺りが少し痛くて、中が切れたみたいだけど、血も出てないし 大丈夫でした。

  中田君が「少し休ませて、山内さんを先に出そう。」と言ってくれたのですが、
  スタ沈の後では、山内さんも出たくないだろうし、疲れてないし、休んだらもう気力が
  なくなりそうだったので、すぐ出ることにしました。
  (それにしてもスタ沈するなんて!信じられない・・・)

  つづく


岩本です。
  10月13日(月・祝日)の最終です。

  今度は、さっき当たった木が有る場所より少しずらして、より斜度のキツイ
  (つまり崖に近くて、引っかかる木や草が無い飛び込みテイクオフが出来る)場所から出ることにしました。
  今度もノーズが少し上がり、斜面に沿うように下に向かい 草の塊が2回目の前に現れました。
  引き込んで、草を摩りながら何とかテイクオフ。
  見ていた人たちは、怖かったことでしょう。
  (この回にスタ沈したら、かなり下まで 転げ落ちそうだったし。)

  さて、何とかテイクオフしてみたものの 少し重いのとさっきのショックで
  、微妙なコントロールが出来ません。山に上手く寄れる自身が無かったので、
  殆ど山に寄らずランディング場近くを2往復した位で 下りることにしました。

  そして、ランディングアプローチ。
  ただのブッ飛びで、つまらないので、(止せば良いのに)パラのコンペ用にターゲットを狙って、
  下りることにした私は、波打ち際を中心にして、のんびりとS字を切っていました。
  最後の旋回を海側で行ったところ なかなか曲がらず やっと曲がって砂浜を向いた時には、
  もう届かない!と分かりました。
  そして、波打ち際に海沈・・・、膝を着いたので、アップライトの下のほうと腰位までは水の中。
  アップライトの一番下に付けていたカメラとハーネスに入ったいた無線機は、水没。
  カメラは、流石に壊れましたが、無線機は、壊れませんでした。
  バリオには、飛沫が跳んだくらい。(良かった!)
  急いで、無線機やバリオのスイッチを切り、砂浜の端に移動。
  すぐに山内さんが下りて来たので、(私よりよっぽど そんな必要は無かったけど)
  見守ってから、隣に在る小学校の水道に行きました。
  その後は、塩水に浸かった物を洗うので忙しかったので、他の人のフライトは、まったく見ていません。
  (あとは、中田君あたりが、書いてね。)
    
    
  後で、中田君に言われたのですが、「コントロールのやり方がおかしくて、
  あれじゃあ重いだろうと思った。」そうです。
  (だったら、その時無線で、言ってくれればいいのにー!そうしたら、直って苦労しなかったのに・・・。
  まあ、自分が悪いのだけど。)


  ここで、豆知識 「機材が塩水に浸かった時の対処」
  1すぐにスイッチを切り、電池を抜く。
  2真水で洗う。又は、浸ける。
  3 1週間くらい十分に乾かしてから、使う。
  これで、大丈夫です!

  皆のフライトもコンペも無事(?)に終わり、佐敷の売店で1晩なので小さい泡盛を買い込み、ホテルに戻りました。
  ホテルでは、早速飲んでいる3人を横目に ステキなお風呂でハーネスやツナギを洗ったり、
  色々な物を干したり、洗面所に水を張って無線機を浸けたりと忙しくしていました。
  そして、やっと終わって泡盛を飲もうとしたら!もう無かった・・・(早すぎ!)

  夕食は、ホテル内の中華料理にしました。ここは、とても美味しいのです。
  何品か頼んで、お酒は、他の3人は紹興酒をボトルで頼みました。
  (アルコールが入っているなら何でも良かったらしいけど)

  私は、紹興酒は、苦手なので甘いお酒のソーダ割り1杯。
  スタ沈のせいで、口が少し腫れてきていて、痛かったけど、お料理は、美味しく頂く事が
  出来ました。それに 口の中も少し切っているから、アルコール消毒しないとね。

  お部屋に中田君のフライトビデオを見たりしてから、疲れたので熊谷さん以外は、早々寝ました。

  さて、私は、会社に行くのに目立つと嫌なので、一応と思いテレビを見ている間とベットでも
  氷で口元を冷やしていたのですが、ふと目が覚めたら、とても痛くなっていました。
  そのせいで、なかなか眠つけませんでした・・・アルコール消毒がいけなったのかも?

  楽しかったけど、疲れる1日でした。

  つづく

こんにちは、岩本です。
 さて、やっと最終日の沖縄レポートです。

 10月14日(火) 最終日

 この日は、天気予報で午後から天気が崩れるらしい。
 朝 仲里さんから電話があって、「これから、行くので、午前中に嘉陽で飛ぼう。」と、
 言って頂いたのですが、止める事にしました。
 のんびりとホテルをチョックアウト。
 荷物が多すぎて、車が一杯なので、ホテルから、ハーネス,パラグライダーなどを宅配便で送る手配もしました。
 (私のハーネスは、生乾きのままだったので、重かったので、配達の人は何なのかと思ったのではないでしょうか。)

 昼前頃にウインドバードのショップに着くと良い風が吹いていました。ハーネスが有ったら、飛べたみたい。
 特に山内さんは、パラがあるから、すぐ仕度出来たし。 残念!
 でも、暫くそこで おしゃべりしながら、ノンビリしていたら、そのうちに雨が降ってきました。

 仲里さんに聞いた話なのですが、仲里さんは、昨日フライトの後 金城さんと夜遅くまで飲んでいたそうで、
 ハングフライヤーの殆ど居ない金城さんは、昨日は、他に4人も居て凄く楽しかったそうで、
 とても喜んでいたらしいです。
 それで、「あの4人何とか、ならないかなあ?」と言っていたとか!
 「何とか」とは、沖縄に住むということらしいです。う〜ん、それは、難しい・・・。
 でも、そんなに喜んで貰えたなんて、何だかこちらも嬉しいですね。

 それから、雨も降ってきたし、もう やることも無いので、フライト料の清算をして貰い、
 仲里夫妻+犬3匹と別れました。
 仲里さんには、4人にそれぞれ1本づつと町田さんや石垣さんの分まで、お土産に特製の泡盛を頂きました。

 それに「Sサイズしか無いから」と、私だけTシャツも頂きました。とても良い感じの絵のです。
 昨日金城さんにもパラのコンペ賞品のTシャツを頂いたので、2枚になりました。
 Tシャツコレクターの山内さんは、羨ましかったかも?でも、変なTシャツじゃないから、そうでもないかな?

 山内さんは、ちゅら海水族館やあちこちでTシャツを物色。
 水族館では、面白可愛いのを買っていました。
 でも、一番欲しかったイカのは、サイズが無くて泣く泣く諦めていたようです。

つづく

こんにちは、岩本です。
 やっと最終回です。長かったー!
 読んでいる皆さんもお疲れ様でした。

 さて、観光しながら、食事をと言うことになり、念願の那覇の市場に行くことになりました。
 仲里さんに教えて頂いた駐車場に車を停めて、市場に行きました。
 その頃には、すっかり天気も良くなっていたので、短い距離でしたが、歩いていると暑かったです。
 中田君の案内で、さっさと市場に行き、適当なお店で、ランチしました。
    
 途中 小さい道沿いにお店が沢山あって、面白かったのですが、
 目的地にだけを目指して歩いているので、よく見ることが出来ませんでした。
 それに自分もお腹が空いていたので、食事してから 帰り道で見ようと思っていました。
 でも、帰りは、お腹がいっぱい過ぎだし、暑いしで、気分が悪くなりそうだったので、
 結局思いを果たせませんでした。
 また、行きたいけど、もう誰も行ってくれないんだろうなあ。

 食事の方は、熊谷さんが食べたテビチソバは、見た目も迫力があって凄かったです。
 トン足が大きくて、最後はしつこくなって、食べるのが大変だったみたいです。

 市場の後、山内さんは、熊谷さんにお願いして、代わってもらっていました。
 市街地に入ると車が多くなり、運転好きの山内さんも運転が嫌になったらしいです。
    
 その後、すっかり、やることが、無くなったのに飛行機の時間は、8時。
 暇なので、行ったことが無い最南端らしい岬までドライブすることにしました。
 途中までは、普通の道だったのですが、最後は、「本当に観光名所なの?」と
 思うくらいのただの畑道になり、小さい看板を頼りに行くと着きました。
 辺戸岬程の迫力は、ありませんでしたが結構崖で怖くて面白かったです。
 小さい白い灯台もありました。でも、すぐ見終わってしまいました。

 その後、もう空港に行くことにして、レンタカーを返しに行きました。
 お店は、相変わらず閑散としていて、他のお客さんは、誰も居ませんでした。(休みなのかと思うほどです)

 レンタカーを返して、ふと携帯電話を見ると伝言と着信履歴が。
 金城さんからで、「昨日は、お世話になりました。お土産が有るので、また後で電話します。」との伝言が、
 2時頃に入っていました。その後も着信が入っていたのにバックに入れたまま音を消していたから、
 全然気がついていなかった。そして、もう、6時!
 その後何度も電話したのですが、結局繋がらず、大変申し訳ないことをしてしまいました。

 空港では、暇でノンビリお茶(ビールの人も数名)して、お土産を買い、
 若干名入り口でナイフを預かられたりしながらも全員無事に帰ったのでした。

 終わりです。
 田君、熊谷さん、山内さん 補足訂正等有りましたら、お願いします。
 それから、フライトのレポートをヨロシクー!

以上です。

やっぱり沖縄で飛んでみたい!!!(>_<)

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