SUPERIOR ROCK ALBUM DEPARTMENT
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Big Black / Pigpile
Touch & Go

< スティーヴ・コバーン >    

                              
今やプロデューサーとして知らない人はいない、スティーヴ・アルビニのバンド、ビッグ・ブラックのライヴ・アルバム。1987年のラスト・ライヴの音源であるが、これぞジャンク・ロックという音である。プッシー・ガロア、スリント、バストロ、スワンズらもいたが、ジャンク・ロック・キングと言えば、やはりビッグ・ブラックである。

ギター2本とベース、リズムマシーンという変則的なバンド編成は今ではちっとも珍しくも何ともないが、その音はパンクロック、ハードコアを超えたところにある。とにかくギターの金属的な音がとてつもない破壊力を持って迫ってくる。極度なまでに鋭角的で冷徹なギターは、今まで数多く存在するロックバンドには出せない音であると思う。ライヴ盤だから、多少音が悪かったりと言うところはあるが、極度なまでに研ぎ澄まされたソリッドな、そして、スリリングなライヴを堪能できることと思う。アルビニの今のバンド、シェラックなんて比べものにならない。とにかく、ぶっ壊れかたでは右に出る者がいないプッシー・ガロアとひと味違ったジャンク・ロックを体験できる、ビッグ・ブラック唯一のオフィシャルなライヴ盤。

これを聴かずして、ロックを語るな! ビッグ・ブラックを聴くと、60年代・70年代のロック、はてはパンクなんてなまっちょろくて話にならない、それぐらいの衝撃がある。セカンド・アルバムも必聴!! 私は、このCDがリリースされた当時(1992年)、先に日本盤(大阪のSENTOUというレーベルから出ていた)のほうを購入、ジャンク・ロック・マニア山本和弘氏の解説付きで帯の惹句には、「ビッグブラック 驚天動地のライヴ・アルバム」とあり、おおビッグ・ブラックの日本盤が出た! と感動したものである。

Big Black / Songs About Fucking


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