SUPERIOR ROCK ALBUM DEPARTMENT
JAPANESE SUPERIOR ROCK ALBUM SECTION



上田正樹と有山淳司 「ぼちぼちいこか」        
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-70397

 SHINGO     


上田正樹と有山淳司「ぼちぼちいこか」「♪にじむ街 の灯を〜〜 ひと〜り〜見て〜いた〜〜・・・」はい皆さんご存知ですね。ドラマなんかで大阪の雰囲気を出すときに度々使われる超有名曲「悲しい色やね」です。これを歌ってるのがなにやら胡散臭い大阪弁のオッサン、上田正樹であることも多くの方がご存知のことでしょう。そしてこのオッサンが昔「サウス・トゥ・サウス」ってファンキーなバンドをやってたってことは・・ちょっとご存知の方減っちゃいましたか・・?そのバンドのギタリスト有山淳司ってオッサンを知ってる人は・・・ありゃかなり減っちゃったな・・・。

“伝説の”なんて言われてるこの「サウス・トゥ・サウス」ってバンドのライブは2部編成になっていて“1部”が「ぼちぼちいこか〜」の合図で始まる上田と有山のアコースティックライブ、“2部”が「もっとか〜??いくで〜〜!」の掛け声で始まるバンドでのファンキーライブ、ということになっていたそうです。

はいそうです、もういうまでもなくこのアルバムはこの“1部”での楽曲をまとめたものになってます。

タイトルから想像できるように極度に肩の力が抜けた曲がズラズラとならんでます。「大阪へ出てきてから」に始まって「あこがれの北新地」「Come onおばはん」「梅田からナンバまで」「俺の借金全部でなんぼや」などなどコテコテのオオサカンブルースナンバーが続きます。これらの曲に出てくるような風景は大阪ではあっちこっちにゴロゴロ転がってまして、一生懸命生きてる人たちをあざ笑うかのように癒してくれます。本場アメリカのブルースでは「メンフィスの田舎から一旗挙げようとシカゴに来たけどナ〜ンモええ事ないわ」的な歌詞が多いですが、このアルバムの雰囲気はこれによく似ていて“ブルースの似合う街、大阪”の面目躍如といったところです。

なんにせよ、ブルージーで余裕たっぷりの有山淳司ハンのギタープレイと、若いときから今のままのハスキーボイス、上田正樹ハンとの掛け合い漫才のようなオオサカンブルースにどっぷりとつかって、今夜はゆっくり寝てくださいな。ほなさいなら!


 ※上田正樹と有山淳司「ぼちぼちいこか」 

昔も今もセカセカ、イライラ生きてる人はいるもんで「今に見とれよ俺だって・・」「なんで俺のスゴサが世間の奴らはワカランのか!?」 な〜んてことを言ってますが、そんなことばっかし言うてると、この二人に言われまっせ!  

「やいやい言わんでもエエガナ、ニイチャン。そんなイキッってんと、まあこんな感じでぼちぼち行こうや」




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