ROCK ARTISTS BIOGRAPHICAL DEPARTMENT
JAPANESE ROCK ARTISTS SECTION



諸田コウ 

「パンダメイクで火を吹いてた。」 
     Q・P(大阪府/そろばん塾経営)

伝説のハードロックバンド、「Doom」のこれまた「伝説の」ベーシスト「諸田コウ」。享年36歳。僕がボーッとパンクだのクラシックロックだので遊んでるうちに亡くなってた。ヘビメタに付き物の「地獄!」だとか「死者の国!!」とは違う異世界。唯一のソロアルバム「生∞死」。この人はいくらでもこんな曲作れたのかも知れない。桃源郷のような世界から適当にヒョイヒョイっとつまみ出して僕たちに「ご覧なさい?良いでしょう?」と示してたのかも。もう閉じられちゃった(;−;)。パンダメイクの下にこういう世界が広がってた事、何となくわかってたんですよ。

「I remember Mr Yoshiaki Kakuta」亡くなったお弟子さんに捧げた曲だそう。えらく悲しい時ふと何か綺麗なものに気付いてつい見とれてしまう事ってあるでしょう。それで救われるわけでもないって事は頭の中でわかってるんだが「とりあえず一瞬落ち着いた。よかった。何とかやっていけそう。」←悲しみの形が変るのよね。あ。この曲がその「綺麗なもの」って事じゃないのよ?そういう心の変化の過程を表してるような気がするって事です。でもこの曲聴かないのはえげつないほど損だと思うんだが・・なんじゃそりゃ。

でも人によって音楽の嗜好が変るって話は勿論わかるんだがそれでも普遍的なモノってのは確かにあるでしょう?!(怒)話変りますけど僕のお薦めする音楽ってホント普遍的に素晴らしいものばかり。あんまり深い知識はないし研究したりするの苦手だから世界は狭いかも知れないけどさ。せめて皆僕のお薦めは真摯に受け止めて聞いたことない音楽に関しては聴けよといつも思う。

もし。ですよ?諸田氏がソロ活動してた時期に(ソロでライブしたことはなさそうなんだが「えがおドラミ」ってバンドで演奏してたそうです。最後は。)僕がライブでも見にいってですよ?バンドのメンバーが唖然とするほどの拍手をバチバチバチバチして・・・諸田氏が「なんだろう?」とふとこちらを怪訝な顔して
歩みを止めていたら・・・氏の現在の時間にわずかでもズレが生じて21世紀の現在も活動されてたのかも知れない。もう嫌になってきた書くの。

僕はもうホント今日からわき目もふらず働いて金貯めてとっとと誰も知らない南の国で水牛でも飼いますよ。トウモロコシ育てるですよ。んで木で楽器でも作って日がな一日歌って暮らすですよ。原住民の子供達に「ジャパニのおじちゃーん」とか親しみを込めて呼ばれるですよ。

諸田コウ 「生∞死」 諸田コウ 「生∞死」  BDR-0349








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