ROCK ARTISTS BIOGRAPHICAL DEPARTMENT
JAPANESE ROCK ARTISTS SECTION



あぶらだこ  

「青い太陽は何処にでも居るし」
        Jan

「あぶらだこ」というバンド名を初めて目にしたのは、[Great Punk Hits]のジャケだったと思う。・・・魚を想像してしまった。北海道ではアイナメ(カジカ目アイナメ科)の事をアブラコと呼ぶのである。パンクのレコードに魚の名・・「???」意味がわからなかった。早速、米ニストを聞いたところ訳がわからないのだけれども最高なのである。この日を境に我が米ニストになったのは云うまでもナイ事実である。

あぶらだこ 木盤 あぶらだこ(通称:木盤):徳間ジャパン TKCA-70827(CD)
「あぶらだこ」の凄いところはアルバムタイトルにもある。全て「あぶらだこ」絶句である。本作は壮大なスケールで奏でられる「翌日」含む[あぶらだこ/あぶらだこ(通称:木盤)] メジャーデビュー作(1985)でもあり、日本が産んだ世界的変態バカテクドラマー吉田達也(RUINS)が参加しておる作品。「あぶらだこ」の中では非常に聞きやすいアルバムである。
あぶらだこ 青盤 あぶらだこ(通称:青盤):徳間ジャパン TKCA-70828(CD)
 もう一枚、何度聴いても飽きる事のない「北極」「南極」含む[あぶらだこ/あぶらだこ (通称:青盤)]  1stとはガラリと趣向を変えサラに難解に、より変態向けな仕上がりのメジャー第2弾。当時は好きなアルバムではなかったのだが、聴けば聴くほどに良さが出てくる。



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