旅 行 記
12月16日
今回の中国旅行は午前便を使いました。これまでの数回の旅行は午後便だったのですが、これだと初日は晩にホテル着、最終日は早朝暗いうちにホテルをチェックアウトということで、あまりにもったいないと考えて午前便にしました。そのため今度は逆に、初日の朝がかなり早い時間に家を出る羽目になりました。それでも北京到着は夕方になってしまい、その日はホテル南にある新天地デパートへ夕飯を食べに行ったりなどして過ごしました。
12月17日
まず天壇公園へ行きました。それは年賀状に使う写真を撮るためです。やはり中国北京と言えば、故宮か天壇がわかりやすいでしょう。そこで天壇へ行ったわけです。前回は行かなかったので久しぶりという印象もありますが、単なる入場券と祈年殿などが見学できる切符と二種類ありました。中国の人は入場券だけ買って入り、広場などで思い思いに過ごしているようでした。その後、前門へ出て、大柵欄の「狗不理」でパオズを食べ、ちょっと買い物などをしてホテルに戻りました。ホテルで一休みしてから、王府井へ出かけました。やはり、ここは外国人やお上りさんでにぎわっています。東方広場の一階にある「マックカフェ」でお茶しましたが、ここにとてもかわいい店員さんがいました。日本なら女子高生のアルバイトでしょうが、中国の場合、そういうのってあるのでしょうか?
12月18日
ホテルからタクシーに乗って、蘆溝橋へ行き、抗日戦争記念館を見学し、その後、記念館からちょっと歩いたところにある蘆溝橋を見学しました。待たせていたタクシーで、市内へ戻り、白雲観を見学しました。やはり中国人が熱心に祈りを捧げています。日本人は他にはいないようでした。昼過ぎにホテルに戻りましたが、ここまでのタクシー代が待ち時間も含め143元でした。ホテルで一休みしてから、地下鉄で前門へ行き、大柵欄でお茶などを買いました。
12月19日
この日は移動日です。ホテル出発は午後1時の予定です。前の晩に中国の友人に電話をしたら、この日の昼前にホテルに来るというので、それまでのんびり過ごし、11時頃現われた友人と便宜坊へ北京ダックを食べに行きました。我々が乗る予定の飛行機の到着が遅れ、上海に着いた頃はもう真っ暗でした。
12月20日
日本であらかじめ予約しておいた杭州一日旅行です。高速ができたので、約2時間で上海から到着しました。見学した箇所は、六和塔、霊隠寺、西湖(遊覧)でした。六和塔は、オプショナルツアーでは登る予定には入っていませんが、各自10元を払って上まで登りました。霊隠寺は平日だというのに何という混雑ぶりでしょう。ガイドさんの話では、土日はもっと混んでいるそうです。メインであるはずの西湖見学は、あいにくの曇り空で、やや肌寒かったのが心残りでした。杭州はもう一度来ないとだめですね。
12月21日
地下鉄で黄坡南路へ出て、そこから新天地を経由して豫園に向かいました。新天地は午前中ということもあり、閉まっている店もありましたが、テナントが入っていないところも見受けられ、バブルもはじけてしまったのかなと感じました。ついでに言えば、上海のデパートは10時開店が多いようです。北京ならほとんどが9時開店ですから、上海は東京っぽいです。豫園・南翔で小籠包を食べ、買い物をして、その後は南京路を散策しました。ただ、南京路でうまいことお茶を見つからなかったので、もう一度豫園へ戻りました。その途中、ウエスティンホテルの側で友誼商店を見つけました。上海の友誼商店はこんなところに移っていたのですね。豫園で買い物をした後はバンドの方へ出て、夕景を見つつ散策し、和平飯店で夕食を食べました。
12月22日
朝から雨模様でした。ホテルを午後1時に出発なので、午前中買い足りない土産を買いに豫園に行きました。途中、日系スーパーのパン売り場で昼飯代わりのパンを買い、ホテルへ戻って荷造りをし、帰国の途につきました。