下から書いてます
2005年5月10日
「功名が辻」 4巻 司馬遼太郎著 文春文庫
関ヶ原の戦いは家康の勝ちであった。
関ヶ原の戦いの様子がかかれていて興味深い。
家康についたイエモンは土佐(高知)一国24万石をもらうことができた。国持ち大名である。
土佐一国をもらってハッピーエンドで終わるんだろうなと始めからおもっていたのですが、
その土佐は西軍の味方についたチョウソカベの土地である。家康が東軍。
チョウソカベはお家断絶となりそこへイエモンが来たわけであるが、
元チョウソカベの侍の謀反があいつぎ土佐をおさめるのは大変なことであった。
そのチョウソカベの謀反をおさえなければならなかったのですが、
なんかとても悲しいようなエンディングでした。。。
2005年5月9日
「功名が辻」 3巻 司馬遼太郎著 文春文庫
秀吉が死んだ。秀頼を残して。
秀頼につくか、家康につくか。天下は二分された。
織田家を奪った秀吉。家康が豊臣家を奪っても文句はいわれないであろう。
力が正義だった時代である。タイガーマスクじゃないけど。
「力が正義ではない。正義が力だ。」タイガーマスクもいいこといったもんだ。
それはさておき、
イエモンは家康につくことをきめた。
関ヶ原の戦い間近である。
2005年5月7日
「功名が辻」 2巻 司馬遼太郎著 文春文庫
信長は明智光秀の謀反で倒れた。
すぐさま明智光秀を倒した秀吉だった。
秀吉が日本を統一していくなかでイエモンは2万石から6万石をもらうことができた。大名である。
しかし秀吉は日本を統一したのでこれ以上の加増はのぞみようがない。
そして秀吉は朝鮮出兵をおこなう。
秀吉に子供ができたのもこのころであった。秀頼である。
しかし秀吉は姉の子秀次に家督をゆずることをきめていた。関白も秀次にゆずっていた。
そこでおきた相続争いである。秀頼に家督をゆずりたい秀吉である。関白秀次は切腹されられてしまった。
秀次の側室30人くらいもみな三条河原で殺されてしまった。虐殺であった。
秀吉の世の中も長くないなっとささやかれるようになる。
イエモンと妻千代の視点から見た物語が結構興味深いというかおもしろい。
秀吉は大阪城につづき伏見城をたてたがこの屋根瓦は全部金メッキされてたそうだ。
2005年5月2日
「功名が辻」 1巻(全4巻) 司馬遼太郎著 文春文庫
2006年NHK大河ドラマ原作
織田信長の足軽?にうだつのあがらない山内伊右衛門(いえもん)一豊という武士がいた。
50石もらっていて2人の子分をもっている。
そのイエモンに千代という賢くて美人の嫁がきた。
千代はイエモンをほめたりおだてたりして自信をもたせて手柄をたてさせていく。
当時めきめき成り上がってきた秀吉の配下に加わったのもよかった。
50石から少しづつでも手柄をあげ200石、千石、2千石とだんだん出世していく。
子分もどんどんふえていった。子分がふえれば敵の大将首をとることも多くなる。
このへんだんだん力をつけていくイエモンをみてると、
ゲームのRPGやシミュレーションゲームのようにだんだん強くなっていくような様子がおもしろいです。
足軽の身分からみていく戦闘の様子、生活の様子もおもしろいです。