下から書いてます 10回目
2005年11月13日
「三国志」 8巻 吉川英治著 講談社
蜀の孔明と魏の司馬懿の決戦の8巻。
孔明が病没して吉川三国志は終わりをむかえる。
2005年11月9日
「三国志」 7巻 吉川英治著 講談社
魏、呉、蜀、と統一された中国。
その中央、関羽の守るケイ州で戦端が開かれた。
魏、呉、両国に攻められた関羽はケイ州を守ることができなかった。
呉にせめられ関羽の最後となった。
張飛もあいついで死んだ。
劉備は関羽の仇をうとうと呉にのりこんだ。
しかし劉備は大敗しまもなく劉備も亡くなってしまった。
蜀の運命は孔明に託された。
2005年11月4日
「三国志」 6巻 吉川英治著 講談社
ケイ州を手に入れた劉備は蜀の国に入り蜀を手に入れることができた。
残念だったのは鳳雛、ホウ統がはやくして死んでしまったことであった。
また曹操をやぶって漢中も手に入れることもできた。
曹操は魏王を名乗り、劉備は漢中王を名乗った。
ここに魏、呉、蜀の三国がならびたった。
2005年11月2日
「三国志」 5巻 吉川英治著 講談社
曹操軍を退却させた長坂橋での張飛のひとにらみ。そのシーンは好きです。
曹操の追撃をやっとふりきった劉備。
孔明は魏の曹操と呉の孫権を戦わせるために単身呉にのりこんだ。
呉の武将と孔明の論戦は圧巻(あっかん)。
魏と呉を戦わせることに成功した孔明。
孔明は風をいのり赤壁の戦いで呉は大勝する。
スキをついてケイ州を手に入れた劉備。
劉備と孫権の妹との婚姻もなる。
2005年10月25日
「三国志」 4巻 吉川英治著 講談社
袁紹の元を脱出した劉備、
曹操の元を脱出した関羽、
張飛が山賊からうばった城で再会することができた。
放浪していた趙雲もやってきた。
劉備の放浪はつづきケイ州の劉表の元へ身をよせた。
劉備は三顧の礼で孔明をむかえた。臥龍、鳳雛ひとりでも得れば天下がとれるといわれた臥龍こと諸葛孔明である。
曹操は北方の大勢力、袁紹を滅ぼして、すでに中国の半分を手に入れた。
国はもたないが孔明一人を見いだした劉備、中国の半分を手に入れた曹操、どちらが有利か、それは簡単にはわからない。
孔明は蜀の国をとり、魏の曹操、呉の孫権と対抗する策を打ち出した。天下三分の計である。
そのうち後継者を気にしながら劉表はなくなってしまった。劉備にゆずりたかったのである。
曹操80万の大軍がケイ州にせまってきた。
劉表の子、劉jは曹操に降伏してしまった。
劉表の後を劉備が次いでいればっと後悔してもはじまらない。。
劉備の兵は数千しかいない。
曹操の先鋒をやっつけた劉備は退却をはじめる。また放浪か?
読むたびに劉表の後を劉備が次いでいればなぁっと思います。残念だ。
魏、中央、北方の曹操
呉、南方の孫権(孫策の弟)
中央西の劉表
蜀、西の劉璋
2005年10月21日
「三国志」 3巻 吉川英治著 講談社
劉備は曹操と仲良くなったり仲悪くなったりしている。
そんなおりに劉備は天子にまみえ自分が漢の血をついでいることがあきらかにされたことで劉皇叔とよばれるようになった。
しかし劉備は徐州の地をたもつことができず放浪し、関羽、張飛ともはなればなれになってしまった。
劉備は北方の袁紹の元へ身をよせた。
関羽は曹操の元へ身をよせた。
曹操と袁紹の天下分け目の戦いが始まっていた。
袁紹の武将、顔良、文醜を関羽が斬ってしまったことで劉備は袁紹の元でつらい思いをする。
袁紹の元に劉備がいることを知った関羽は曹操の元を去り劉備の元へいこうとしていた。
北方の袁紹。
中央の曹操。
南方の孫策。
西の劉表。
呂布と袁術は滅びている。
2005年10月18日
「三国志」 2巻 吉川英治著 講談社
黄巾賊は討伐されたが中国大陸は戦国時代に突入していた。
はやくも曹操は天子をようし中央に覇をとなえていた。
孫策も勢力を拡大し南方で覇をとなえた。
劉備は一時徐州の太守におされるも武運つたなく放浪の身であった。
他にも袁紹、袁術、呂布、劉表などの勢力があったが、
劉備はまだそれらの勢力とくらべるとまだ小勢力であった。
それらの勢力の間で翻弄され放浪の身をよぎなくされた。
ただ劉備は仁愛君子として世間で名を知られるようになっていた。
一時徐州の太守となれたのもそのおかげである。
仁愛君子の劉備と、関羽、張飛といった豪傑がおりなすドラマがおもしろい。
呂布と張飛は徹底的に仲が悪くて何度もやりあっているんだけど、
呂布と張飛ではどっちが強いだろうか?
一応呂布が三国志で一番強いとされている。
2005年10月16日
「三国志」 一巻 吉川英治著 講談社
今から2千年ほど前、中国大陸は荒れていた。
各地に黄巾賊が蜂起して略奪をほしいままにしていた。
劉備玄徳、関羽、張飛は義兄弟のちぎりを結び、黄巾賊を制圧するためにのりだした。
しかしいくら戦っても戦っても自分たちの戦いは認めてはもらえなかった。
なんのために戦っているのかそれもわからなかった。
しかしこの一巻の終わりには一角に世間に名前をおぼえてもらえるようにはなっていた。
呂布と張飛が戦うシーンが好きです。一躍名を上げました。
関羽も華雄を討ち取り名を上げました。
曹操のエピソード。
董卓の暗殺に失敗した曹操は国元へ逃げ帰ろうとしていた。
曹操はつかまったが陳宮が逃がしてくれた。2人して逃亡する。
あるところまで来ると曹操の知り合いの家がありそこへ泊まることにした。
主人は客人のために酒を買いにいった。
曹操と陳宮は休んでいると、刃物をとぐ音が聞こえてきた。
また、しばれ、殺せ、などっという声もきこえてきた。
曹操と陳宮はそちらがその気ならと一気におどりでて皆殺しにしてしまった。
するとイノシシがあばれていた。
客人にイノシシでもてなそうとしていたのである。
そそくさと曹操と陳宮はそこをあとにした。
すると酒を買ってきた主人といきちがった。
曹操はうらまれたら困るとその主人も殺してしまった。
陳宮は胸がいたたまれなかったが曹操は平然としている。
戦場に出れば何十、何百の人を殺しているではないかと。
陳宮は曹操を見てこの人こそ天下を救ってくれる英傑かと思い曹操につきしたがったが、
曹操この人こそ天下に害をなす大悪党だとわかったのである。
国元に帰った曹操は密勅をうけてこの地に下ったと董卓を倒すために挙兵した。
もちろん密勅など下っていない。