読書記録2006年1月から りょう99@笠原良太

下から書いてます

 

2006年6月29日
「伊達政宗」 三巻 山岡荘八著 講談社

この小説は伊達政宗だから東北のことばかり書いてあるのかと思っていたんだけど、
1巻は東北のことばかりだったけど2巻から天下を統一した秀吉のことが多く書かれてきて、
この3巻では秀吉、家康、石田三成などがとりあげられるようになりました。
朝鮮出兵のこととか、秀吉が死んだこととか、家康のことなどくわしく書いてあり
なかなか興味深いです。
そして関ヶ原の戦いがはじまろうとしています。
秀吉が死んで関ヶ原の戦いあたりは、司馬遼太郎さんの小説「関ヶ原」とかあるのですが
他にあまり思いつきません。
そういうことで「伊達政宗」はなかなか興味深くおもしろい作品だと思います。
伊達政宗は家康よりかな。

 

2006年6月28日
「日本の問題 よくわからないまま社会人している人へ」
池上彰著 海竜社

池上彰さんの本はわかりやすくておもしろいので本屋でみかけるたびに結構買ってます。
「そうだったのか」シリーズは良いですね。
この本は字数が少なくて内容は濃くてっという感じでよかったです。
すぐ読めました。今日買ってきたんだけど。。
内容は、
三位一体の改革、義務教育国庫負担法、医療費制度の改革
日経平均株価、原油価格、量的緩和、
北方領土、竹島問題、東シナ海ガス田問題、
米軍再編問題、核問題、
中東問題(イスラエル、パレスチナ問題)
鳥インフルエンザなどなど。。

  

2006年6月27日
「伊達政宗」 二巻 山岡荘八著 講談社

西日本を制圧した秀吉は東日本の制圧に乗り出した。
小田原の北条攻めになる。
小田原城に籠城する北条。
秀吉軍は何重にも小田原城を取り囲む。
東北の伊達政宗にも小田原攻めの参加の要請が来る。
遅参したが許される。
小田原城を落とした秀吉は福島まで北上して東日本制圧は終わる。
秀吉は日本を統一した。
家康は東海から北条のいた関東に国替えとなる。
正宗は山形の米沢、福島あたりから、たぶん宮城あたりに国替えとなった。
日本を統一した秀吉は朝鮮出兵をする。
秀吉は朝鮮は明まで道案内をしてくれると思っていたが反対だった。
はげしい抵抗にあうことになる。

  

2006年6月26日
「世田谷一家殺人事件 侵入者たちの告白」 齊藤寅(さいとうしん)著 草思社

外国人グループの犯行だったようですね。この主犯格は韓国人で。
指紋も出たようで。
私は10年ちょっと前に仕事で包装機という機械にはさまれて右手の甲にヤケドの傷があるんだけど、
この事件がおきて犯人の右手には傷があるとさんざん報道したものだから
私が犯人だと間違われてるような妄想をして自分から秩父警察署にいって指紋をとってもらいました。
お店で買い物をする時、かならずレジで右手を出すので甲のヤケドの傷がよく見えます。
これで5年間くらい苦しみました。
そのころ書かれた小説とかでは、「殺害をしてそのとき右手の甲に傷を作った」
と何個かの小説でそういう文章が載りました。
私のことを書かれたようでとても悲しかったです。
右手の甲には傷はできないと思うのですが。。。
信号を赤にされるのが一番つらい。。。

  

2006年6月26日
「理解しやすい現代社会」 黒川和美 編著  文英堂

高校の参考書です。
手にとってみたら良さそうな本だったので買ってきました。
私が現代社会を秩父高校でならったのはもう20年くらい前になりますが
その頃より新しい条例や条約がいっぱいできていますね。
20年前はまだ冷戦が続いていてベルリンの壁もありましたね。
今はイスラエルとパレスチナの間でベルリンの壁みたいなものができているみたいですが。。。

 

2006年6月25日
「伊達政宗」 一巻(全8巻) 山岡荘八著 講談社

この間、単行本を友達からかりたのですが全巻そろっていませんでした。
それで最近でかけたおりに鴻巣ブックオフで文庫本を一冊100円で8巻買ってきました。
またはじめから読んでいます。

伊達政宗の出生から成人して父、輝宗が亡くなるくらいまで書いてあります。
中央では信長、秀吉、家康がしのぎを削り、
信長が死んで秀吉が近畿を統一したくらいまで書いてあります。
もはや中央では天下人が決まっていて伊達政宗は少し遅れた感じ。
伊達政宗があと20年はやく生まれていればっといったところ。
山岡荘八さんの本はおもしろいですね。
もう本屋ではあまりみかけなくなりました。。。

  

2006年6月21日
「覇王の家」 上下 司馬遼太郎著 新潮文庫

家康のことを書いた本です。
物語というより評論文のような感じで書いてあります。
秀吉vs家康の小牧・長久手の戦いから家康が死ぬところまで話しがとんでしまいました。
関ヶ原や大阪の陣などは書いてなくて残念でした。

  

2006年6月12日
「伊達政宗 朝明けの巻」 1巻 山岡荘八著 毎日新聞社

戦国時代とか三国志とかシミュレーションゲームをよくやっていたから武将名が
よくわかっていたんだけど、
伊達政宗を読み始めてみたらぜんぜん武将がわからなくて。
織田信長や豊臣秀吉や徳川家康とかの武将は、ゲームにも良く出てくるんだけど。
っということで人名をメモしながら読んだら理解できました。
武将名を知らないで読むのは大変なんだなーとあらためて思いました。

友達にかりた本で全巻そろってなかったみたいなので一巻で終わりにしたいと思います。
おもしろかったんだけど。
「伊達政宗」全8巻、一冊100円で売ってないかなー。

 

2006年6月9日
「三国志」 十三巻(完) 北方謙三著 ハルキ文庫

蜀と魏の大決戦。孔明と司馬懿の決戦でもある。
蜀15万に対して魏は30万。
圧倒的人数にまさる魏だが孔明に翻弄(ほんろう)される。
速決戦にもちこみたい孔明と守りを固め持久戦にもちこもうとうとする司馬懿。
蜀からいでて長安を取りたい蜀に対して守れば勝ちとする魏。
いつも兵糧切れで撤退する孔明。最後は五丈原で病没する。

北方三国志、おもしろかったです。
おもしろくてさくさく読めました。
吉川英治さんの吉川三国志以上のものはないなと思っていたんだけど
北方三国志もそれ以上のものがあるかなっと思いました。
北方三国志で興味深いのは騎馬隊と調練かな。呂布の騎馬隊とか張飛の騎馬隊とか。

  

2006年6月8日
「三国志」 十二巻 北方謙三著 ハルキ文庫

南蛮を制圧した孔明。呉と同盟して魏を討とうとする。
しかし馬謖(ばしょく)のせいで魏に敗れる。
哭いて馬謖を斬った。
そして趙雲も病没する。
一人残った孔明。魏では司馬懿が台頭する。
あと一巻で終わり。

  

2006年6月7日
「三国志」 十一巻 北方謙三著 ハルキ文庫

劉備は呉に攻め込んだ。
しかし劉備は敗れ、気もおとろえてまもなく死んでしまった。
劉備の後はその子劉禅が継いだ。
劉備は孔明にいった。
「劉禅がその器(うつわ)でないなら、孔明がかわって蜀をおさめてくれ」っと。

  

2006年6月6日
「三国志」 十巻  北方謙三著 ハルキ文庫

関羽の死は大きかった。
劉備、張飛は、呉を討って関羽の仇をとろうとする。
そんな矢先、張飛も呉の手の者によって暗殺されてしまう。
劉備は身一つで呉に戦いをいどむ。

  

2006年6月4日
「三国志」 九巻  北方謙三著 ハルキ文庫

蜀をとった劉備。
馬超が劉備の麾下に加わる。
曹操は張魯をやぶり漢中をとるが、劉備は曹操40万をやぶり漢中を手に入れる。
孔明のうちだした天下三分の計のとおり、ここに魏、呉、蜀が並び立つ。
この頃が劉備のまわりに一番人材がそろっていた。
軍師孔明、武将に関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠、魏延。文官に馬良、馬謖。
しかし、劉備が大きくなることをきらって、魏と呉が同盟をむすび共にケイ州の関羽をせめる。
同盟国だと思っていた呉にいきなり攻められ関羽は最後となった。

  

2006年6月3日
「三国志」 八巻  北方謙三著 ハルキ文庫

益州(蜀)をねらっていた呉の周瑜が死んだ。
すかさず劉備はケイ州から益州に兵を出した。
軍師になったばかりのホウ統が死んでしまい残念。
ケイ州に残っていた孔明、張飛、趙雲が益州に入る。
ケイ州の守りに関羽が残された。
曹操は涼州(北西の方)の馬超や呉の孫権とあらそっていてケイ州は結構安全だった。

  

2006年6月2日
「三国志」 七巻  北方謙三著 ハルキ文庫

ケイ州を取った曹操は勢いがよく30万の兵をようし
あとは簡単に呉と益州(蜀)を制圧するものと思われていた。
呉では降伏論も流れたが孫権は劉備と組み曹操と対決することを決める。
そして赤壁の戦いで呉は大勝利する。
流れが変わった。
劉備はケイ州南部で地をかため孫権の妹との婚姻もなる。
呉の周瑜は益州(蜀)をねらっていた。
しかし周瑜の体調はよくなかった。長くはないなと思われる。
孔明が益州をねらっているのはいうまでもない。

  

2006年6月1日
「三国志」 六巻  北方謙三著 ハルキ文庫

ケイ州の劉表が死んだ。
中央、北方と大勢力を築いた曹操は20万の兵でケイ州に殺到した。
劉表の子、劉jは簡単に曹操に降伏してしまう。
劉備はからくものがれ、劉表のもう一人の子、劉gとともに再起をはかる。
再起をはかるには、曹操と南方の孫権を戦わせねばならなかった。
また劉備は軍師に孔明をむかえる。
孔明が加わって今後楽しみとなってきました。

  

2006年5月31日
「三国志」 五巻  北方謙三著 ハルキ文庫

曹操は袁紹とその子供らを滅ぼして北方を統一する。大勢力である。
孫堅は南方を統一。
しかし劉備はまだ劉表の元で自分の地をもっていない。
劉備は軍師徐庶を得るのだが、曹操が徐庶の母を奪い徐庶は曹操の元へ。
徐庶は、諸葛亮孔明という人物がいることを劉備につげる。
北方謙三さんのオリジナルの文章があふれでていてすごいなぁと思う。

 

2006年5月30日
「三国志」 四巻  北方謙三著 ハルキ文庫

曹操と袁紹の決戦の四巻。
曹操10万、袁紹30万、圧倒的に袁紹が有利である。
だが曹操は袁紹の兵糧倉を焼き優勢となる。
劉備は汝南から曹操をつき、かく乱しようとするが袁紹に勝った曹操は優勢になるばかり。
これまで劉備は放浪ばかり。
劉備がいくとこいくとこ戦乱がおきてるような気がします。
北方さん、吉川英治さんと同じネタはつかえないだろうから書くのも苦労したでしょうね。

  

2006年5月29日
「三国志」 三巻  北方謙三著 ハルキ文庫

3巻で脚光をあびたのが呂布。
徐州を劉備から奪った呂布。
曹操のライバル袁紹が北方の公孫サンと戦っているうちに、
曹操は劉備を助けて徐州に兵を出した。
養父を次々と殺した不義者の呂布だが北方三国志では好感がもてる。
貂蝉は出てこなかったけど吉川三国志のオリジナルなんでしょうか?
貂蝉は三国志演義では出てこないんでしょうか?
ゲームの三国無双では貂蝉は出てくるんだけど。。。

北方三国志は正史三国志をモチーフにしたようで三国志演義では貂蝉が出てくるようです。2012/01/19

  

2006年5月28日
「三国志」 二巻  北方謙三著 ハルキ文庫

劉備は誰の下にもつかず傭兵のように雇われ各地の賊を退治していた。
そのうち陶謙から徐州の牧(太守)をゆずり受けた。
そのうち董卓を殺した呂布が長安から徐州へ落ちてきた。
劉備は呂布に徐州をゆずった。

曹操は3万の兵で100万の黄巾賊をやぶりその賊を新たに兵に加えた。
曹操は一躍飛躍した。
北方の大勢力袁紹にも対抗できるくらいになる。
許昌を本拠地として帝を手にいれようとする。

南方では孫堅の子孫策が急撃に勢力を拡大している。

 

2006年5月26日
「三国志」  一巻(全13巻) 北方謙三著 ハルキ文庫

北方三国志は結構いいよっと聞いていたのですが秩父の本屋では売っておらずあきらめていたのですが、
先日秩父ブックオフで発見して買ってきました。ラッキーでした。

中国各地に黄巾賊が蜂起して略奪をほしいままにしていた。
そこに登場したのが劉備玄徳であった。
また曹操や孫堅だった。
他にも袁紹、袁術、劉表、公孫サンなどがいるがあげればきりがない。
劉備玄徳は夢を持っていた。
天下を平定したいっという夢である。
そのため誰の下にもつかず義勇軍の将として客将を通した。
劉備は関羽、張飛と義兄弟のちぎりを結び、黄巾賊を討滅するためにのりだした。
このときはまだ100名ほどの義勇兵である。
黄巾賊は退治されたが政治的混乱のすえ董卓が帝をようし悪政をしいた。
曹操、袁紹、孫堅を中心に反董卓連合軍が組織され、劉備が参加したときはまだ200人ほどの義勇兵であった。
公孫サンの客将として参加する。
関羽、張飛が活躍して名をあげる。
劉備は1巻の終わり、袁紹と公孫サンがやりあって公孫サンの味方をした頃には1000人ほどの将となっている。
公孫サンの武将になることもなく客将を通した。
ここまでで劉備もかなりの名をあげている。

  

2006年5月24日
「こうばしい日々」  江國香織著 新潮文庫

ガールフレンドのジルはいいました。
「キスしてもいいのよ」

 

2006年5月23日
「ダ・ヴィンチ・コード」 上中下 ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫

前にあった映画「逃亡者」みたいでおもしろかったです。
またキリスト教、イエスキリスト、聖杯、ダヴィンチが書いた「最後の晩餐」、モナリザなどの謎解きやうんちくがおもしろかったです。
聖書にのってない、あるいは削除された文章とかも多いみたいですね。
今度聖書も読んでみようかな。
イエスの子孫っているのかな?

  

2006年5月20日
「ブルーもしくはブルー」 山本文緒著 角川文庫

このあいだ秩父にできたブックオフで恋愛小説を多数買ってきました。
セットパックで安く売っていたんです。
っということで最近恋愛小説を読んでいます。
この本、恋愛小説かと思っていたらミステリーっぽいですね。ちょっとこわかったです。
A男とB男どっちを選ぶか迷った末いつのまにか自分(女性)が2人にわかれてしまって
A男と結婚した自分とB男と結婚した自分がいました。
そしてちがう人生を味わってみたいと思った2人はA男とB男をとりかえてみようと思いたちました。
ドッペルゲンガーだって。
結構設定がメチャクチャな小説だなーと思ったんだけど読んでみたら結構おもしろかったです。

  

2006年5月18日
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 上下2巻 静山社

5月17日発売のハリーポッターの新刊、6話目です。
ハリーポッターのいっている魔法学校は7年制で、
1話でちょうど1年ということで6話目で6年生になりました。
前に7話で完結と書いてあったのですが7年生を卒業して終わりということでしょうか。
でも7話目で学校が再開されるか微妙になってきました。
それに人気があるうちはどんどん引き延ばされていくんですよね。
北斗の拳がだらだら続いたように。
復活したヴォルデモートですが彼の過去が語られていきます。
特別、彼が復活したからといって学校は平和でした。
でも下巻後半からあわただしくなってきて佳境(かきょう)をむかえます。
校長先生はハリーに聞きました。
「ハリーはヴォルデモートにはもっていない力があります。それは?」
ハリーはいいました。
「愛です。僕は人を愛することができます。」
あんまり文章を覚えてないのですが、このようなことをいいました。
いいこといいましたね。普通はいえません。はずかしくて(笑)
あの人が謎のプリンス?っとか校長先生がああ?っとかあるのですが発売されたばかりなので書きません。
展開的に7巻はとても楽しみになってきました。  

  

2006年5月15日
「肩ごしの恋人」 唯川恵著 集英社文庫

この小説のように不倫とかみんなあたりまえのようにやっているんでしょうか?
やってるんでしょうね、きっと。
若い時に事務、秘書系ではたらいていてイケイケのおねーちゃんが、
ちょっと歳をとってくると青果市場とかの在庫管理しか仕事がなかったり、
若い時に遊びまくっていた男友達とかにも誰にも相手にされなくなったりと
そのへんを印象深く思っています。
昔の男友達に電話をかけたときのやりとりがおもしろかったです。
友達の男に手を出す女性とかもあたり前なんでしょうか。
友達の彼に手を出したり、友達の彼女に手を出したりというようなことがあたりまえのように書いてありますが、道徳的にどうなんでしょうか。
うーん、あたりまえですか、やっぱ。
直木賞受賞作品のようです。

  

2006年5月14日
おいしいコーヒーのいれ方V「彼女の朝」 村山由佳著 集英社文庫

おいしいコーヒーのいれ方T、Uは前に読みました。
たまには恋愛小説も読んでみようと思って読みました。
ミステリーも読みたいんだけど。
このシリーズ、何巻まで出ているんでしょうか?
いつまでたってもキスから先にはすすめないふたりですね。

  

2006年5月14日
「最後の将軍」 司馬遼太郎著 文春文庫

徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜の物語です。
黒船ペリーの来航があり激動の時代でした。
尊皇攘夷論がまきおこり、佐幕派、開国派、などさまざまな思想がまきおこりました。
そんなおり徳川幕府将軍となった慶喜は最後には大政奉還をし、政権を朝廷に返上した。
鳥羽伏見の戦いで、薩長軍は錦の御旗をかかげ、賊軍になってしまった慶喜は大阪城から脱出して船で江戸に帰ってしまう。
そのまま薩長に恭順して蟄居してしまう。
そのまま慶喜は政権に関与することなく平和に暮らしましたとさ。

  

2006年5月13日
「テレビと権力」 田原総一郎著 講談社

田原総一郎さんができるまで、っみたいな本です。
ジャーナリズム人生を中間総括したいとのことでした。
田原さんは、新聞や表の看板など文章が読めなくなったことがあると書いてあるのですが、
私もこないだ入院したときにそういうことがありました。
テレビのテロップが全く読めなくなったのです。
よく読もうとすると眼がまわってしまいました。
薬のせいか、または頭にレーザー治療でもされてしまったのかと思いました。
なんか関係ない話になってしまいましたね。。。
本はおもしろかったですよ。

  

2006年5月11日
「早わかり日本近現代史」 河合敦著 日本実業出版社

幕末、明治維新から現代までをあつかっています。
やっぱり明治維新の頃が一番おもしろいかな。
江戸幕府が倒れてからまだ140年しかたってないんですね。
その間に、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦っと戦争ばかり。
戦争が終わって60年ですね。
長いでしょうか、短いでしょうか。平和が長く続いた事ってあまりないですが。。
海外では戦争ばかりですね。
朝鮮戦争、ベトナム戦争、キューバ危機、湾岸戦争、イラク戦争。
平和が長く続いてほしいですね。大丈夫かな。。

    

2006年5月9日
「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」 JapanBook

黒人奴隷貿易やインディアンのことなどもちゃんと書いてありました。
government of the people, by the people, for the people  
人民の、人民による、人民のための 政府or政治

 

2006年5月6日
「日本よ、再び」 石原慎太郎著 産経新聞社

一弾「日本よ」は前に読みました。
私は靖国参拝は反対なんだけど靖国神社に参拝しなくても竹島や尖閣諸島やガス田問題が解決するわけでもなく。
なんかこわいんですよね、戦争になりそうで。
中国とか人口多いし、北朝鮮軍隊100万人もいるし。。
石原慎太郎さんの総理大臣というのはもうないのかなぁ?

  

2006年4月30日
「壬生義士伝」 上下2巻 浅田次郎著 文春文庫

浅田次郎さん天才!!
浅田次郎さんは前に同級生の澤がイイヨーとすすめてくれたのですが、
前に読んだ本がおもしろかったので新撰組のことを書いたこの本を読んでみようと思いました。
主人公は吉村貫一郎という人で、あの人はどういう人だったとか知り合いが語っていきます。
生き残った斉藤一が語るとこなんて良いですね。ぞくぞくしました。
またもっと歴史物を書いてもらいたいです。

  

2006年4月23日
「秘本三国志」 六巻  陳舜臣著 文春文庫

孔明と司馬懿の戦いを楽しみにしていたのですが、それは政治的駆け引きの八百長でした。
劉備と曹操の秘密同盟の感じに似ています。
この本を読んで思ったことはやはり吉川英治さんの三国志はおもしろいっということでした。
吉川三国志を知らないでこの本を読んでも理解できないと思います。
吉川三国志をふまえてこの本を読めば、ああそういこともありかぁみたいに思うと思います。
いろんな人の三国志を読んでみたいと思いました。

  

2006年4月21日
「秘本三国志」 五巻  陳舜臣著 文春文庫

劉備は蜀の国をとり、孔明の打ち出した天下三分の計通り魏、呉、蜀がならびたちました。
関羽はもう死んでしまいました。董卓、呂布の愛した貂蝉が関羽の妻になっていたんですよね。
吉川英治さんの三国志は、劉備を善として曹操を悪として書いてあると思うんだけど、
やはり勧善懲悪な物語というのは、水戸黄門がいつみても誰がみてもおもしろいようにおもしろいんだと思います。
陳舜臣さんのこの三国志では劉備をやや悪く、曹操をやや良く書いてあるような気がします。
勧善懲悪な物語ではないのでややイマイチかなーと思ってしまいます。
でも人によって書き方がちがう物語を読むのも楽しいです。
北方謙三さんの三国志もあとで読んでみたいとおもいます。
宮城谷昌光さんの三国志はおもしろいのかなー?
さてこの三国志もあと一巻(全六巻)ですが孔明と司馬懿の対決はどう書いてあるでしょうか。楽しみです。

  

2006年4月20日
「秘本三国志」 四巻  陳舜臣著 文春文庫

曹操は袁術、呂布、袁紹と次々に滅ぼし大勢力を築いた。
劉備は三顧の礼で孔明をむかえ呉の孫権と結び曹操と対抗しようとする。
流れは吉川三国志と同じなんだけど書き方がちがいますね。
吉川三国志で劉備は行くところ行くところ曹操に滅ぼされ逃げていくんだけど、
この三国志はそれは劉備と曹操が秘密同盟で組んで中国を2人で分けようということでした。
しかし劉表の息子を降伏させた曹操はもう劉備はお役ご免ということでした。
私にとって吉川三国志がすべてだったんだけどこの三国志を読んで
原本、三国志演義などを読んでみたいと思いました。
できれば漢文の原本を読んでみたいですが、理系で漢文、古文をぜんぜん勉強しなかったので
漢文、古文は読めません。
歴史小説とか読んでると原本が読みたいと思うのだけど漢文、古文ができないのは致命的ですね。。

  

2006年4月18日
「秘本三国志」 三巻   陳舜臣著 文春文庫 

一、二巻はほとんど陳舜臣さん独特のような感じだったんだけど
三巻くらいから吉川三国志とストーリー的に同じような感じになっています。
劉備のことはほとんど書かれてなかったんだけど一躍徐州の太守となり脚光をあびるようになりました。
呂布と貂蝉はうまくいっていて吉川三国志とはちがうところ。
陳宮が曹操をうらぎり呂布のもとについたとことか、こっちの方がナルホドと思ったところ。
北方謙三さんの三国志とかも良いらしいですが秩父では売ってません。。

  

2006年4月17日
「秘本三国志」 二巻   陳舜臣著 文春文庫

二巻の主人公は呂布かな。
貂蝉をめぐり董卓を殺した呂布は権力をにぎることはできず放浪するはめになる。
呂布は一騎打ちでは敵なしだったが指揮力はあまりなかったのだろうか?
義父丁原につづき義父董卓も殺した不義者の呂布はどこにいってもいい顔はされなかった。
袁術のもとへいったり袁紹のもとにいったりする。
袁紹のもとも去った呂布はどこへいこうというのか。
貂蝉と洛陽で暮らしたいっという呂布だったが。。

  

2006年4月16日
「秘本三国志」 一巻(全六巻) 陳舜臣著 文春文庫

1989年に刷った本なので私が二十歳ころに買ったものだと思うのだけど、
劉備のことも悪者っぽく書いてあったり、つまらないなーっと当時おもって読まなかったのだけど、
つまらないと思ったのは当時の私の頭が低レベルだったからだと思いました。
当時は五斗米道の張魯(ちょうろ)なんて知らなかったし。
この本はその五斗米道の張魯の部下?の陳潜(ちんせん)を主人公にみたてて書いてあります。
なかなかおもしろい書き方です。
吉川三国志を読むと劉備は漢中の五斗米道の張魯を討伐するためと称して蜀の国に入って蜀を得るわけですが
その辺がクライマックスになるのでしょうか。
でも張魯を滅ぼしたのは曹操だったかな。。
一巻のストーリーは、黄巾賊の蜂起があってから、袁紹が宦官を一掃しようとして中央があれて、
そのすきに董卓が中央を牛耳ってしまい、董卓を倒そうと討伐軍が蜂起したが
董卓は洛陽を灰にして長安に遷都(せんと)してしまいました。
曹操のことはよく書いてあります。劉備のことは少し。
曹操、孫権、袁紹などにめをかけて書いてあるような気がします。

    

2006年4月15日
「戦国群雄伝」 世界文化社

信長、秀吉、家康、信玄、謙信のとこだけ読みました。
川中島の様子がまだイマイチわかってません。。

  

2006年4月13日
「もう一度学びたい三国志」 渡辺精一監修 西東社

地名と場所がイマイチわかってなかったのですが、
地図がよくのっていて結構わかりました。

  

2006年4月10日
別冊歴史読本1993春号 「完全検証龍馬暗殺」 新人物往来社

龍馬暗殺、新撰組、見廻組説などありますが薩摩藩説などもあるんですね。
武力討幕をめざす薩摩藩では平和論的な坂本竜馬はじゃまだったみたいな。
新撰組や見廻組なら隠す必要はあったのかっなどなど。

  

2006年4月8日
別冊歴史読本1994 54号「完全検証信長襲殺」 新人物往来社

明智光秀の本能寺謀反の検証です。
黒幕説、秀吉、家康、足利義昭説など書いてありました。

   

2006年4月7日
新・歴史群像シリーズ3「信長・秀吉・家康」 学研

軽く読みました。後半読んでません。
長篠の戦いで信長に鉄砲3千もなかったとか、武田に騎馬隊はなかったとか
小説で書いてあるようなことは事実ではなかったとか(墨俣一夜城はなかった)
書いてありました。

  

2006年4月6日
新・歴史群像シリーズ1「関ヶ原の戦い」 学研

関ヶ原を書いた小説は結構読んでいるので復習になりました。
一度関ヶ原にいってみたいです。
資料物を何冊か読みたいと思っています。

 

2006年4月6日
「もう一度学びたい日本の歴史」 西東社

軽く読みました。ほとんど中学レベルの名称しか覚えていません。。。

 

2006年4月3日
「もう一度学びたい 世界の歴史」 西東社

軽く読みました。私が持ってる世界史で一番簡単な本です。
前読んだときにメモったものなんだけど、

神権政治
封建制度
ルネッサンス
宗教改革
大航海時代
絶対王政
産業革命
共和制
帝国主義
社会主義
共産主義
ファシズム 全体主義
民主主義
資本主義
冷戦

 

2006年3月31日
「一夢庵風流記」 隆慶一郎著 集英社文庫

前に少年ジャンプでやっていた「花の慶次」の原作ですね。漫画本も持ってます。
「花の慶次」のかっこいいキャラクターが頭にあったのでおもしろく読めました。
戦国時代のかぶき者、前田慶次郎利益の話です。
前田家に養子にきて前田家をつぐことになっていたのですが信長のお気に入りの前田利家が後をつぐことになってしまいました。

 

プレステ2のゲーム、ファイナルファンタジー12(FF12)をエンディングまでやりました。

 

2006年3月14日
雑誌?「日本の100人」 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、坂本竜馬

年表に記事説明がついてるような構成になっていて
戦国時代、明治維新の年表に興味があって読みました。

  

2006年3月13日
「影武者徳川家康」 下巻 隆慶一郎著 新潮文庫

真田の猿飛佐助が出てきておもしろくなるかなーと思ったけど
一度出てきただけで終わってしまいました。
秀頼が生きているうちは家康として影武者も生きていなければならなかった。
家康が死んでしまえば秀頼がもりかえして豊臣政権を作ってしまうかもしれなかった。
しかし時代の流れで秀頼は滅び、影武者も必要がなくなる。

  

2006年3月10日
「影武者徳川家康」 中巻  隆慶一郎著 新潮文庫

関ヶ原で家康は死に影武者が家康になりすました。
家康が死んだことがわかれば徳川体制はつづかない。
大阪、大阪城には豊臣秀頼がいるし西国には豊臣恩顧の大名福島正則、加藤清正などがいる。
東北には伊達政宗など、まだまだ戦乱がおこれば天下をねらえる者は大勢いる。
影武者が気に入らない跡継ぎ徳川秀忠と影武者の対立がふかまる。
秀忠はたびたび忍びをつかって影武者を殺そうとする。
しかし影武者を殺してしまえば秀忠は次ぎの天下人にはなれないであろう。
家康は生きていないと困るのである。
秀忠は柳生(やぎゅう)をたより、影武者は風魔をたより、たびたび忍び同士の死闘がくりひろげられる。

  

2006年3月6日
「影武者徳川家康」 上巻(全3巻) 隆慶一郎著 新潮文庫

石田三成に、過ぎたるものが二つある、島の左近に佐和山の城。
石田三成vs徳川家康の戦い、関ヶ原の戦いが始まった。
三成配下の島左近の忍びが徳川家康を刺した。
家康は死にその影武者が家康にとってかわった。
関ヶ原の戦いは東軍、家康側が勝ったが家康が死んだことがもれてはならない。
家康の死は限られた人のみが知るだけだった。

島左近は生き残っている。

   

2006年3月1日
「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」 上下2巻 静山社

ヴォルデモートは復活した。
ヴォルデモートと戦うため校長先生を筆頭に大人たちで不死鳥の騎士団が結成される。
しかし魔法省ではヴォルデモートの復活を信じずことなかれ主義を通した。
校長先生は頭がボケてハリーポッターは精神障害児であるとか魔法新聞は書き立てた。
またヴォルデモートに味方をする有力者などもいてみな口裏をあわせてハリーをののしった。
5年生になったハリーポッター。
魔法省はハリーと仲良かった人たちを弾圧しはじめた。
校長先生は辞任し仲の良かった先生方もやめさせられた。
そんななか、ハリーは自分たちでヴォルデモートたちと戦うため生徒を集め闇の魔術に対する防衛術を訓練する。集団の集会は禁止されていて秘密組織であった。
しまいには見つかってしまったが半年くらいは訓練することができた。
ハリーは夢でうなされるようになっていた。その夢は真実なのだ。
夢でヴォルデモートは魔法省に現れた。身内が一人つかまっていて拷問をうけている。
ハリーたちと生徒数人は魔法省にのりこんだ。
訓練のおかげもありヴォルデモートのとりまきにもある程度戦うことができた。
そのうち不死鳥の騎士団、もと校長先生もかけつけてきた。
ヴォルデモートは退却した。
魔法省にヴォルデモートが現れたことでヴォルデモートが復活したことが真実であったことが伝えられた。
校長先生、ハリーポッターのいっていたことは正しかったのである。
校長先生や他の先生方も魔法学校に復帰することができた。

ハリーのおばさんはハリーの母親の妹でした。

   

2006年2月26日
「ハリーポッターと炎のゴブレット」 上下2巻 静山社

4年生になったハリーポッター。
今年は魔法学校3校対抗試合がおこなわれることになった。
17歳以上でないと資格がないのだが何故か年下のハリーポッターが選ばれてしまう。
クリスマスダンスパーティーではダンスの相手の女性を選ばなければならない。
ハーマイオニーは他校のスターのダンス相手を受けた。
私はハリーとハーマイオニーがダンス相手になるんだと最初思ってたんだけど
なんか恋愛小説っぽくなってきて楽しいです。
ハリーはロンとけんかしてしまったり、ハーマイオニーのこともあったり思春期は難しい。
試合のさなかヴォルデモートが復活してしまいハリーは?

  

2006年2月22日
「ハリーポッターとアズカバンの囚人」 静山社

人間界でいじめられていたハリーポッターはとうとう家をとびだした。
しかしどうしようか途方にくれていたが、おりしも魔法バスにひろわれて助かる。
その頃、アズカバンの監獄を脱走したシリウス・ブラック。まれにみる凶悪犯らしい。
なんでもハリーポッターの命をねらっているらしい。
3年生になったハリーポッター。
シリウス・ブラックは魔法学校にまでしのびこんできた。ハリーがあぶない。
ところが・・・。

 

2006年2月20日
「ハリーポッターと秘密の部屋」 静山社

人間界でいじめられて監禁に近い生活をおくっていたハリーポッター。
魔法学校のクラスメイトのロンが空飛ぶ車に乗って助けにきてくれた。
2年生になったハリーポッター。
またまた学校でまきおこる事件。
何人かの生徒が石化されてしまう。
ハリーと仲の良かったハーマイオニーも石化されてしまう。
そしてロンの妹がさらわれてしまった。
謎を解いて秘密の部屋に入ったハリーポッターが活躍する。
裏で糸をひいていたのはやはり例のあの人、ヴォルデモートか!!

ハリーポッターは蛇と話ができる。
パーセルマウスだと驚いたみんなは一連の事件はハリーポッターのしわざだと勘違いする。

  

2006年2月18日
「ハリーポッターと賢者の石」

映画と内容は全部同じでしたね。
ハリーポッターの両親は悪魔の魔法使い?ヴォルデモートと戦って死んだ。
残された赤ん坊のハリーポッターはヴォルテモートをよせつけずヴォルテモートを滅ぼした。
このときハリーポッターのひたいには傷ができた。
たぶんハリーポッターの母はハリーポッターの肌に呪文をかけ悪い者をよせつけないようにしたんだと思う。
ハリーポッターがヴォルデモートを滅ぼしたことは魔法界では有名でハリーポッターは救世主なみのあつかいをうけている。
でも人間界では誰も知らない。
ハリーポッターは母の姉(たぶん)で養われることになったんだけど
やっかいものあつかいされてみんなにいじめられていた。
おじさん、おばさんは普通の人間である。
ときどき身近で奇妙なことがおこるがみなハリーポッターのせいだとおもう。
でも人間界よさらば、ハリーポッターは魔法学校にいくことになった。
魔法学校ではみんながハリーポッターのことをしっている。
ロン、ハーマイオニー(女の子)など良い友達もできた。
さあ、ハリー、ロン、ハーマイオニー3人組の大冒険がはじまるのだ!!大冒険でもないか。。。
復活しかけたヴォルデモートをやっつけましたとさ。

 

2006年2月17日
「花神」 下巻   司馬遼太郎著 新潮文庫

大政奉還となり鳥羽伏見の戦いとなる。
大村益次郎は国元に残された。
官軍は幕府軍を追い江戸にむかった。長州藩は官軍になっている。
薩摩の西郷隆盛と幕臣の勝海舟の会談で江戸城あけわたしとなる。
そこで大村益次郎はよばれて官軍の軍務大臣となる。
幕府軍の抵抗がつづいていて大村益次郎は江戸城で作戦を練る。
薩摩に西郷隆盛がいれば長州には大村益次郎がいるっといわれるほどになる。
ところが大村益次郎は刺客におそわれまもなく死んでしまった。
徳川幕府を滅ぼし明治維新を確立してその時代をかけぬけていった大村益次郎。
なかなか内容の濃い小説でおもしろかったです。
「世に棲む日々」と姉妹編の小説とのこと。

 

2006年2月15日
「花神」 中巻     司馬遼太郎著 新潮文庫

村田蔵八(大村益次郎)は蘭学の兵法書などを訳し塾で兵法学を教えるようにもなっていた。
そのころ長州では第一次長州征伐でやぶれ長州は一時佐幕派とかした。
そこでクーデターをおこしたのは高杉晋作でありまた長州は革命派となる。
そんなおりであった、村田蔵八が桂小五郎(木戸孝允)にこわれて長州の軍務大臣になったのは。
そして第二次長州征伐がはじまる。
すでに薩長同盟がむすばれていて村田蔵八あらため大村益次郎は司令官となり幕府軍に勝った。
大村益次郎のいわれたようにすれば必ず勝つっといわれるほどの信頼を得た。
長州では奇兵隊といい農民まで戦いに参加した。
皆、農民軍だと大いに笑ったが、私が思うに当時の農民ほど強いものはないと思う。
畑を耕耘機もつかわずに耕すのはかなりの苦労がいるもので筋肉ばりばりであったと思う。
私は思う、昔の農民は強かったと。
また長州が勝ったのは大村益次郎のすすめで新式銃を買い入れたのが大きい。
旧式の銃をつかう幕府軍が1発撃つあいだに新式銃の長州では5・6発の弾がうてる。
また新式銃は弾が旋回するので射撃の精度もよくまた射程距離も長い。

  

2006年2月12日
「花神」 上巻(全3巻)  司馬遼太郎著 新潮文庫

医者の子に生まれた村田蔵八(大村益次郎)は蘭学医療をならうため大阪の緒方洪庵の塾に学ぶ。
明治維新前である。
日本は鎖国していて外国はオランダ(蘭)くらいしか通商をむすんでいなかった。
蘭学を通じてしか外国がわからない。
反対に蘭学を学べば外国のことがわかる。
蘭学を学んだ村田蔵八は、宇和島藩からとりたれられ、江戸で塾をひらいたり、幕府にとりたてられたり、地元の人にもやっと知られるようになり長州藩にもとりたてられるようになった。
このころ黒船のペリーが来たころである。
長州藩の吉田松陰などは安政の大獄で打ち首になったが、村田平蔵はいたって普通に暮らしていた。
日本が開国するとどうも英語を習った方がよろしいっというようなことになってきた。
村田平蔵は英語も学びはじめる。

    

2006年2月10日
「白夜行」  東野圭吾著  集英社文庫

800ページくらいあるんだけどおもしろかったので結構読めました。
今テレビドラマでもやっていてリョウが主人公?らしいので読んだのですが、
やはりリョウは悪者で書かれてますか。
私もネットネームでりょうをつかっていているので興味深くよませていただきました。
2000年頃に発売された本はみんな私の悪口を書かれているような妄想があります。
でもおもしろかったですよ。書き方にも特徴があって。リョウと雪穂の接点があいまいで。
誰かリョウが善人の小説を書いてもらえないかなぁ。。。

  

2006年2月7日
「国盗り物語」 4巻  司馬遼太郎著 新潮文庫

完全に明智光秀を主人公にした物語でした。
おもしろかったです。
この時代の歴史小説はたくさん読んでいるので特別新たに歴史考察というか感想もないんだけど。。
明智光秀は何故謀反したのか?っとゆっくり考えてみたいですね。
司馬遼太郎さんは「関ヶ原」でも負けた方の石田三成を主人公にしてますね。
NHK大河ドラマ「利家とまつ」で織田信長役の反町さんが「デアルカ」っとよくいっていたのですけど
この小説から取ったものでしょうか。

  

2006年2月2日
「容疑者Xの献身」  東野圭吾著 文芸春秋

おもしろかったです。
最近、森博嗣さんの本を読んでミステリー小説もおもしろいなぁっと思って
今度ミステリー小説も読んでみようと思っているところで見つけた作品です。
おすすめの一冊。

  

2006年2月1日
「国盗り物語」 3巻  司馬遼太郎著 新潮文庫

3巻からは織田信長の物語です。
斉藤道三が愛して育てた明智光秀。道三がその子供に滅ぼされて明智光秀も流浪する。
明智光秀をもうひとりの主人公にみたてて書いてあります。
明智光秀は滅びかかっていた足利幕府将軍をもりたてて苦労した様子が書かれています。
国盗り物語を読むと明智光秀の見方が変わるかもしれません。

    

2006年1月30日
「国盗り物語」 2巻  司馬遼太郎著 新潮文庫

斉藤道三、美濃一国を手に入れることができました。
はじめて読んだんだけどおもしろかったです。
3巻からは織田信長編となり3巻4巻だけは前に読んだことがあります。
斉藤道三の娘、濃姫が信長の正室になったんですね。
明智光秀が濃姫のいとこですね。

 

2006年1月27日
「国盗り物語」 1巻(全4巻) 司馬遼太郎著 新潮文庫

美濃で成り上がった斉藤道三の話です。
確か3巻からは主人公が織田信長に変わるんですけど。
これはおもしろいですよ。
斉藤道三が成り上がっていく様子がおもしろく書かれています。
ちょっとエロ小説かと思ってしまいました。
司馬遼太郎さんの得意技です。

  

2006年1月24日 
「小説太平洋戦争」 9巻 山岡荘八著 講談社

マッカーサー、厚木に降り立つ。
東京裁判からA級戦犯の死刑執行までの様子が書かれています。
憲法のことが少し。
満州に取り残された日本人はソ連軍などに虐殺されてしまったようです。
私の祖父は満州開拓団だったんだけどシベリアにも抑留されました。
15年くらい前に亡くなりました。

  

2006年1月22日
「小説太平洋戦争」 8巻 山岡荘八著 講談社

大和撃沈。
空母もなく裸同然の大和は沖縄につくことなく撃沈された。
大型艦といっても戦闘機から爆撃や魚雷をうければあっさり沈んでしまい空母が活躍する時代になっていた。
また潜水艦なども活躍するようになった。
沖縄に上陸した米兵は20万人。硫黄島につづきここでも壮絶な戦いが繰り広げられた。
一般人をふくめた総特攻であった。
日本本土は米軍のB29の爆撃がつづきところどころ焦土と化していた。
広島、長崎と原子爆弾が落ち日本はポツダム宣言を受諾して降伏する。

  

2006年1月20日
「小説太平洋戦争」 7巻 山岡荘八著 講談社

硫黄島陥落。
日米それぞれ2万人くらいの兵士がなくなったらしい。壮絶な戦いでした。
サイパンからでも日本本土爆撃が可能になったがこれで日本本土爆撃がより簡単になった。
米軍は沖縄に上陸した。
最後ののぞみ、大和(やまと)が沖縄にむけて出航した。

  

2006年1月17日 
「小説太平洋戦争」 6巻 山岡荘八著 講談社

フィリピン、レイテ沖海戦で敗れた日本、もはや空母もなく裸同然の艦隊であった。武蔵撃沈。
フィリピン陥落。
マッカーサーも気合いが入ってます。
日本にはもう船もなければ戦闘機もなかった。制海権、制空権を米軍ににぎられていた。
もはや南の島から石油も資源も供給されなくなった。
フィリピンで47万人の日本人が死んだと書いてありますがホントでしょうか。

  

2006年1月14日 
「小説太平洋戦争」 5巻 山岡荘八著 講談社

サイパン陥落。
マリアナ沖海戦で敗れた日本はサイパン、テニアン、グアムを失った。
これで東条英機首相辞任。
米軍はフィリピンにせまっていた。
マッカーサーの復しゅうが始まる。
ビルマではインパール作戦が失敗におわる。インドに向かう作戦かな。

日本軍のおはこ、切り込み突撃でよくがんばったんだけどもうどうしようもないですね。
弾がなかっただけっというのもある。。

 

2006年1月11日
「小説太平洋戦争」 4巻 山岡荘八著 講談社

アメリカとは戦ってはいけなかった。。
ガダルカナルに続いてニューギニアでも日本軍の悲劇ははじまっていた。
補給船はすべてといっていいほど米(アメリカ)軍につぶされていった。
日本軍は弾薬もなく食料もなく兵の補給も閉ざされていた。
食べるものもなく皆餓死寸前で戦っていた。
米軍は生産力があって飛行機、船、弾、兵などの補給が日本の10倍くらいあったらしい。
米軍が一日何万発の弾を撃つのに日本は一日10発しか打てなかったっと書いてある。
米兵もどんどん増えて来る。
無線もすべて米軍につつぬけで暗号も解読されていた。
山本五十六長官の飛行機がねらわれたのも情報が筒抜けだったということだった。山本長官撃沈。
山本長官も、「一年はおもいきり戦ってみせるが、それ以上長引くとわからない」っといっていた。
良い時期に和睦をしたかったのかもしれない。
日本の作戦は、太平洋に蜘蛛の巣のように広げた日本軍に、米軍がどこかひっかかってきたらそこを殲滅するっといったことだったらしい。
しかしそれには日本の艦隊もいささか不足していたようだ。ミッドウェー海戦で4隻の空母を撃沈されたのがいたい。
また一カ所が敗れるとそこからバブルがはじけるように全線敗れさってしまうような感じに思える。
日本の占領は、いわゆる点と線による占領でしかなかったようだ。
攻略できても統治はできるかっと最近のイラク戦争とあいまって考えさせられます。

   

2006年1月7日
「国家と外交」 田原総一郎、田中均著 講談社

北朝鮮の拉致問題とかで話題?になった外務省にいた田中均さんと田原総一郎さんの対談を本にしたものです。
ミスターXと太いパイプ?があるといわれた人ですね。
田中均さん、外務省やめちゃったんですね。知りませんでした。
なかなか興味深いおもしろい本でした。
外務省からみた外交問題がいろいろ書いてあって新鮮でおもしろかったです。

 

2006年1月5日
「小説太平洋戦争」 3巻  山岡荘八著 講談社

太平洋を手中におさめ日本の艦隊は無敵艦隊とよばれるほどまでになっていた。
しかし悲劇はミッドウェー海戦からはじまった。
日本の無敵艦隊はアメリカ艦隊にやぶれ空母4鑑を失った。
ハワイを中心とした再生してきたアメリカ艦隊にやぶれたものらしかった。

ガダルカナル島でも悲劇がはじまっていた。
小出しに出しつづけた日本陸軍はそれぞれ個々に敗れ補給もとどかず皆餓死状態であった。
ついに日本軍はガダルカナルから撤退した。
2万人くらいの日本兵が亡くなったらしい。
ガダルカナルはアメリカとオーストラリアをつなぐ要(かなめ)らしい。

 


2005年12月31日
「小説太平洋戦争」 2巻  山岡荘八著 講談社

真珠湾攻撃に成功した日本は、シンガポールを陥落させて勢いにのる。
アメリカの植民地のフィリピンではジャングル戦で難航するも攻略した。
降伏したアメリカ兵はジャングルから出てくるわ出てくるわで何万という数で日本の数倍。
捕虜にした何万というアメリカ兵に食料を供給できるわけはなかった。
死の行進といわれているようだけど。このへんのことはあまり書いてない。
フィリピンにいたマッカーサーは逃げてしまった。
ジャワも攻略した。ここも数千の日本兵が数万の敵に勝った。
どこの国かわよくわからない。イギリス、オランダ、フランス?などかな(植民地)
数万の捕虜の食料など供給できるわけないけど捕虜たちはどうなったのか。
それは書いていない。2巻以降書いてあるのだろうか。敵の食料庫は食料がいっぱいだったのだろうか?
2巻までは日本軍連戦連勝であった。
でも日中戦争など何年も続いていて泥沼化して解決の見込みはない。
日本は、ドイツ、イタリアと同盟を結んでいて、ソ連とは日ソ不可侵条約を結んでいる。
ドイツも今は絶好調でヨーロッパで領土を拡大している。
日本国民は日本勝利の戦争に酔いしれていた。

 

2005年12月28日
これから3年!「世界はどう変わる?」 池上彰著 青春出版社

良い本でした。
中国のこととかよくわかりました。

  

2005年12月27日
「小説太平洋戦争」 一巻(全9巻) 山岡荘八著 講談社

真珠湾攻撃、新高山登れ。山本五十六。
東条英機は戦争がはじまってしまった時にたまたま首相だっただけなような気がします。
そんな感じで書いてあるような気がします。

この時代の知識があまりないので何回か読んでみないとよくわからないかな。
読書記録、感想もなかなか書けそうにないです。