小説太平洋戦争 読書記録   りょう99@笠原良太

下から書いてます


2006年1月24日 
「小説太平洋戦争」 9巻 山岡荘八著 講談社

マッカーサー、厚木に降り立つ。
東京裁判からA級戦犯の死刑執行までの様子が書かれています。
憲法のことが少し。
満州に取り残された日本人はソ連軍などに虐殺されてしまったようです。
私の祖父は満州開拓団だったんだけどシベリアにも抑留されました。
15年くらい前に亡くなりました。

  

2006年1月22日
「小説太平洋戦争」 8巻 山岡荘八著 講談社

大和撃沈。
空母もなく裸同然の大和は沖縄につくことなく撃沈された。
大型艦といっても戦闘機から爆撃や魚雷をうければあっさり沈んでしまい空母が活躍する時代になっていた。
また潜水艦なども活躍するようになった。
沖縄に上陸した米兵は20万人。硫黄島につづきここでも壮絶な戦いが繰り広げられた。
一般人をふくめた総特攻であった。
日本本土は米軍のB29の爆撃がつづきところどころ焦土と化していた。
広島、長崎と原子爆弾が落ち日本はポツダム宣言を受諾して降伏する。

  

2006年1月20日
「小説太平洋戦争」 7巻 山岡荘八著 講談社

硫黄島陥落。
日米それぞれ2万人くらいの兵士がなくなったらしい。壮絶な戦いでした。
サイパンからでも日本本土爆撃が可能になったがこれで日本本土爆撃がより簡単になった。
米軍は沖縄に上陸した。
最後ののぞみ、大和(やまと)が沖縄にむけて出航した。

  

2006年1月17日 
「小説太平洋戦争」 6巻 山岡荘八著 講談社

フィリピン、レイテ沖海戦で敗れた日本、もはや空母もなく裸同然の艦隊であった。武蔵撃沈。
フィリピン陥落。
マッカーサーも気合いが入ってます。
日本にはもう船もなければ戦闘機もなかった。制海権、制空権を米軍ににぎられていた。
もはや南の島から石油も資源も供給されなくなった。
フィリピンで47万人の日本人が死んだと書いてありますがホントでしょうか。

  

2006年1月14日 
「小説太平洋戦争」 5巻 山岡荘八著 講談社

サイパン陥落。
マリアナ沖海戦で敗れた日本はサイパン、テニアン、グアムを失った。
これで東条英機首相辞任。
米軍はフィリピンにせまっていた。
マッカーサーの復しゅうが始まる。
ビルマではインパール作戦が失敗におわる。インドに向かう作戦かな。

日本軍のおはこ、切り込み突撃でよくがんばったんだけどもうどうしようもないですね。
弾がなかっただけっというのもある。。

 

2006年1月11日
「小説太平洋戦争」 4巻 山岡荘八著 講談社

アメリカとは戦ってはいけなかった。。
ガダルカナルに続いてニューギニアでも日本軍の悲劇ははじまっていた。
補給船はすべてといっていいほど米(アメリカ)軍につぶされていった。
日本軍は弾薬もなく食料もなく兵の補給も閉ざされていた。
食べるものもなく皆餓死寸前で戦っていた。
米軍は生産力があって飛行機、船、弾、兵などの補給が日本の10倍くらいあったらしい。
米軍が一日何万発の弾を撃つのに日本は一日10発しか打てなかったっと書いてある。
米兵もどんどん増えて来る。
無線もすべて米軍につつぬけで暗号も解読されていた。
山本五十六長官の飛行機がねらわれたのも情報が筒抜けだったということだった。山本長官撃沈。
山本長官も、「一年はおもいきり戦ってみせるが、それ以上長引くとわからない」っといっていた。
良い時期に和睦をしたかったのかもしれない。
日本の作戦は、太平洋に蜘蛛の巣のように広げた日本軍に、米軍がどこかひっかかってきたらそこを殲滅するっといったことだったらしい。
しかしそれには日本の艦隊もいささか不足していたようだ。ミッドウェー海戦で4隻の空母を撃沈されたのがいたい。
また一カ所が敗れるとそこからバブルがはじけるように全線敗れさってしまうような感じに思える。
日本の占領は、いわゆる点と線による占領でしかなかったようだ。
攻略できても統治はできるかっと最近のイラク戦争とあいまって考えさせられます。

   

2006年1月5日
「小説太平洋戦争」 3巻  山岡荘八著 講談社

太平洋を手中におさめ日本の艦隊は無敵艦隊とよばれるほどまでになっていた。
しかし悲劇はミッドウェー海戦からはじまった。
日本の無敵艦隊はアメリカ艦隊にやぶれ空母4鑑を失った。
ハワイを中心とした再生してきたアメリカ艦隊にやぶれたものらしかった。

ガダルカナル島でも悲劇がはじまっていた。
小出しに出しつづけた日本陸軍はそれぞれ個々に敗れ補給もとどかず皆餓死状態であった。
ついに日本軍はガダルカナルから撤退した。
2万人くらいの日本兵が亡くなったらしい。
ガダルカナルはアメリカとオーストラリアをつなぐ要(かなめ)らしい。

 


2005年12月31日
「小説太平洋戦争」 2巻  山岡荘八著 講談社

真珠湾攻撃に成功した日本は、シンガポールを陥落させて勢いにのる。
アメリカの植民地のフィリピンではジャングル戦で難航するも攻略した。
降伏したアメリカ兵はジャングルから出てくるわ出てくるわで何万という数で日本の数倍。
捕虜にした何万というアメリカ兵に食料を供給できるわけはなかった。
死の行進といわれているようだけど。このへんのことはあまり書いてない。
フィリピンにいたマッカーサーは逃げてしまった。
ジャワも攻略した。ここも数千の日本兵が数万の敵に勝った。
どこの国かわよくわからない。イギリス、オランダ、フランス?などかな(植民地)
数万の捕虜の食料など供給できるわけないけど捕虜たちはどうなったのか。
それは書いていない。2巻以降書いてあるのだろうか。敵の食料庫は食料がいっぱいだったのだろうか?
2巻までは日本軍連戦連勝であった。
でも日中戦争など何年も続いていて泥沼化して解決の見込みはない。
日本は、ドイツ、イタリアと同盟を結んでいて、ソ連とは日ソ不可侵条約を結んでいる。
ドイツも今は絶好調でヨーロッパで領土を拡大している。
日本国民は日本勝利の戦争に酔いしれていた。

 

2005年12月27日
「小説太平洋戦争」 一巻(全9巻) 山岡荘八著 講談社

真珠湾攻撃、新高山登れ。山本五十六。
東条英機は戦争がはじまってしまった時にたまたま首相だっただけなような気がします。
そんな感じで書いてあるような気がします。

この時代の知識があまりないので何回か読んでみないとよくわからないかな。
読書記録、感想もなかなか書けそうにないです。