下から書いてます
2006年6月9日
「三国志」 十三巻(完) 北方謙三著 ハルキ文庫
蜀と魏の大決戦。孔明と司馬懿の決戦でもある。
蜀15万に対して魏は30万。
圧倒的人数にまさる魏だが孔明に翻弄(ほんろう)される。
速決戦にもちこみたい孔明と守りを固め持久戦にもちこもうとうとする司馬懿。
蜀からいでて長安を取りたい蜀に対して守れば勝ちとする魏。
いつも兵糧切れで撤退する孔明。最後は五丈原で病没する。
北方三国志、おもしろかったです。
おもしろくてさくさく読めました。
吉川英治さんの吉川三国志以上のものはないなと思っていたんだけど
北方三国志もそれ以上のものがあるかなっと思いました。
北方三国志で興味深いのは騎馬隊と調練かな。呂布の騎馬隊とか張飛の騎馬隊とか。
2006年6月8日
「三国志」 十二巻 北方謙三著 ハルキ文庫
南蛮を制圧した孔明。呉と同盟して魏を討とうとする。
しかし馬謖(ばしょく)のせいで魏に敗れる。
哭いて馬謖を斬った。
そして趙雲も病没する。
一人残った孔明。魏では司馬懿が台頭する。
あと一巻で終わり。
2006年6月7日
「三国志」 十一巻 北方謙三著 ハルキ文庫
劉備は呉に攻め込んだ。
しかし劉備は敗れ、気もおとろえてまもなく死んでしまった。
劉備の後はその子劉禅が継いだ。
劉備は孔明にいった。
「劉禅がその器(うつわ)でないなら、孔明がかわって蜀をおさめてくれ」っと。
2006年6月6日
「三国志」 十巻 北方謙三著 ハルキ文庫
関羽の死は大きかった。
劉備、張飛は、呉を討って関羽の仇をとろうとする。
そんな矢先、張飛も呉の手の者によって暗殺されてしまう。
劉備は身一つで呉に戦いをいどむ。
2006年6月4日
「三国志」 九巻 北方謙三著 ハルキ文庫
蜀をとった劉備。
馬超が劉備の麾下に加わる。
曹操は張魯をやぶり漢中をとるが、劉備は曹操40万をやぶり漢中を手に入れる。
孔明のうちだした天下三分の計のとおり、ここに魏、呉、蜀が並び立つ。
この頃が劉備のまわりに一番人材がそろっていた。
軍師孔明、武将に関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠、魏延。文官に馬良、馬謖。
しかし、劉備が大きくなることをきらって、魏と呉が同盟をむすび共にケイ州の関羽をせめる。
同盟国だと思っていた呉にいきなり攻められ関羽は最後となった。
2006年6月3日
「三国志」 八巻 北方謙三著 ハルキ文庫
益州(蜀)をねらっていた呉の周瑜が死んだ。
すかさず劉備はケイ州から益州に兵を出した。
軍師になったばかりのホウ統が死んでしまい残念。
ケイ州に残っていた孔明、張飛、趙雲が益州に入る。
ケイ州の守りに関羽が残された。
曹操は涼州(北西の方)の馬超や呉の孫権とあらそっていてケイ州は結構安全だった。
2006年6月2日
「三国志」 七巻 北方謙三著 ハルキ文庫
ケイ州を取った曹操は勢いがよく30万の兵をようし
あとは簡単に呉と益州(蜀)を制圧するものと思われていた。
呉では降伏論も流れたが孫権は劉備と組み曹操と対決することを決める。
そして赤壁の戦いで呉は大勝利する。
流れが変わった。
劉備はケイ州南部で地をかため孫権の妹との婚姻もなる。
呉の周瑜は益州(蜀)をねらっていた。
しかし周瑜の体調はよくなかった。長くはないなと思われる。
孔明が益州をねらっているのはいうまでもない。
2006年6月1日
「三国志」 六巻 北方謙三著 ハルキ文庫
ケイ州の劉表が死んだ。
中央、北方と大勢力を築いた曹操は20万の兵でケイ州に殺到した。
劉表の子、劉jは簡単に曹操に降伏してしまう。
劉備はからくものがれ、劉表のもう一人の子、劉gとともに再起をはかる。
再起をはかるには、曹操と南方の孫権を戦わせねばならなかった。
また劉備は軍師に孔明をむかえる。
孔明が加わって今後楽しみとなってきました。
2006年5月31日
「三国志」 五巻 北方謙三著 ハルキ文庫
曹操は袁紹とその子供らを滅ぼして北方を統一する。大勢力である。
孫堅は南方を統一。
しかし劉備はまだ劉表の元で自分の地をもっていない。
劉備は軍師徐庶を得るのだが、曹操が徐庶の母を奪い徐庶は曹操の元へ。
徐庶は、諸葛亮孔明という人物がいることを劉備につげる。
北方謙三さんのオリジナルの文章があふれでていてすごいなぁと思う。
2006年5月30日
「三国志」 四巻 北方謙三著 ハルキ文庫
曹操と袁紹の決戦の四巻。
曹操10万、袁紹30万、圧倒的に袁紹が有利である。
だが曹操は袁紹の兵糧倉を焼き優勢となる。
劉備は汝南から曹操をつき、かく乱しようとするが袁紹に勝った曹操は優勢になるばかり。
これまで劉備は放浪ばかり。
劉備がいくとこいくとこ戦乱がおきてるような気がします。
北方さん、吉川英治さんと同じネタはつかえないだろうから書くのも苦労したでしょうね。
2006年5月29日
「三国志」 三巻 北方謙三著 ハルキ文庫
3巻で脚光をあびたのが呂布。
徐州を劉備から奪った呂布。
曹操のライバル袁紹が北方の公孫サンと戦っているうちに、
曹操は劉備を助けて徐州に兵を出した。
養父を次々と殺した不義者の呂布だが北方三国志では好感がもてる。
貂蝉は出てこなかったけど吉川三国志のオリジナルなんでしょうか?
貂蝉は三国志演義では出てこないんでしょうか?
ゲームの三国無双では貂蝉は出てくるんだけど。。。
北方三国志は正史三国志をモチーフにしたようで三国志演義では貂蝉が出てくるようです。2012/01/19
2006年5月28日
「三国志」 二巻 北方謙三著 ハルキ文庫
劉備は誰の下にもつかず傭兵のように雇われ各地の賊を退治していた。
そのうち陶謙から徐州の牧(太守)をゆずり受けた。
そのうち董卓を殺した呂布が長安から徐州へ落ちてきた。
劉備は呂布に徐州をゆずった。
曹操は3万の兵で100万の黄巾賊をやぶりその賊を新たに兵に加えた。
曹操は一躍飛躍した。
北方の大勢力袁紹にも対抗できるくらいになる。
許昌を本拠地として帝を手にいれようとする。
南方では孫堅の子孫策が急撃に勢力を拡大している。
2006年5月26日
「三国志」 一巻(全13巻) 北方謙三著 ハルキ文庫
北方三国志は結構いいよっと聞いていたのですが秩父の本屋では売っておらずあきらめていたのですが、
先日秩父ブックオフで発見して買ってきました。ラッキーでした。
中国各地に黄巾賊が蜂起して略奪をほしいままにしていた。
そこに登場したのが劉備玄徳であった。
また曹操や孫堅だった。
他にも袁紹、袁術、劉表、公孫サンなどがいるがあげればきりがない。
劉備玄徳は夢を持っていた。
天下を平定したいっという夢である。
そのため誰の下にもつかず義勇軍の将として客将を通した。
劉備は関羽、張飛と義兄弟のちぎりを結び、黄巾賊を討滅するためにのりだした。
このときはまだ100名ほどの義勇兵である。
黄巾賊は退治されたが政治的混乱のすえ董卓が帝をようし悪政をしいた。
曹操、袁紹、孫堅を中心に反董卓連合軍が組織され、劉備が参加したときはまだ200人ほどの義勇兵であった。
公孫サンの客将として参加する。
関羽、張飛が活躍して名をあげる。
劉備は1巻の終わり、袁紹と公孫サンがやりあって公孫サンの味方をした頃には1000人ほどの将となっている。
公孫サンの武将になることもなく客将を通した。
ここまでで劉備もかなりの名をあげている。