英雄三国志読書記録 りょう99@笠原良太
柴錬三国志。
吉川三国志とほとんど同じで、
三国志のあらすじはさんざん書いたので
同じようなことを何度も書いてもしょうがないのであまりくわしく書かなかったのですが、
とりあえず読んだので。
下から書いてます。
■2010年7月18日
「英雄三国志」 6巻(完) 柴田錬三郎著 集英社文庫
三国志の物語は魏、呉、蜀と統一されてから
魏が蜀を滅ぼし、司馬懿の孫が魏を奪い晋を建て
呉を滅ぼすまでの話のようであるが、
だいたいの三国志は孔明ば病没したあたりで終わっている。
英雄三国志では魏が蜀を滅ぼし姜維が死ぬところあたりで終わっている。
孔明の後をついだ姜維だが、姜維の活躍を楽しみにしていたのだけど
あまり活躍もなく終わっている。孔明と比べるとやはり見劣りする。
吉川三国志で姜維が出てきたときはすごい人が出てきたなと思ったが
その後の活躍はなかった。
■2010年7月17日
「英雄三国志」 5巻 柴田錬三郎著 集英社文庫
諸葛孔明vs司馬懿仲達の決戦でもりあがります。
しかし孔明は五丈原で病没す。
孔明は姜維に後を託す。
■2010年7月15日
「英雄三国志」 4巻 柴田錬三郎著 集英社文庫
南蛮征伐で半分をさいている。
南蛮王孟獲は何度つかまえても孔明に服さなかった。孔明はそのつど逃がした。
7度つかまった孟獲はやっと孔明に服した。
孔明は孟獲の心をつかもうとしたのである。
吉川三国志よりもわかりやすく書いてある気がする。
南蛮征伐が終わると孔明は出師の表を劉禅に奉じ魏との戦いに挑む。
この頃になると蜀の孔明の正当性もあやしくなってくる。
劉禅をたてて漢の復興をめざすのだがだいぶこの頃になるとあやしくなってくる。
孔明は魏と交戦するが魏では司馬懿が孔明をはばんだ。
馬謖のせいで司馬懿にやぶれ、孔明は泣いて馬謖をきる。
■2010年7月13日
「英雄三国志」 3巻 柴田錬三郎著 集英社文庫
「英雄三国志」は「英雄ここにあり」全3巻と「英雄・生きるべきか死すべきか」全3巻を
あわせて「英雄三国志」全6巻としているようです。
よってこの巻で一応完結しているようです。
関羽が死に張飛が死に曹操が死に劉備も死す。
後に残された孔明が魏を討とうとするが魏では司馬懿仲達が出現する。
孔明は出師の表を劉禅に奉ずるが、作者はここが書きたくてこの小説を書いたようである。
「英雄ここにあり」はここに終わったが、やはり最後まで書く気持ちになったようで「英雄・生きるべきか死すべきか」がはじまる。
■2010年7月10日
「英雄三国志」 2巻 柴田錬三郎著 集英社文庫
吉川三国志よりも簡潔、簡単に書かれていますね。
2巻の中盤ではやくも諸葛亮が登場し赤壁の戦いへとすすんでいきます。
魏と呉を戦わせるために孔明が呉にくだった所で2巻は終わり。
2巻は688ページもありました。。
■2010年7月6日
「英雄三国志」 1巻(全6巻) 柴田錬三郎著 集英社文庫
一般に柴錬三国志とよばれているようです。
1冊600ページくらいありますが字数が少ないので読みやすいです。
吉川三国志とあまりかわりばえがしないのですが
三国志演義をモチーフにするとみんな同じになってしまうのでしょうか。
三国志のあらすじはさんざん書いたのであえて書きませんが。。。