江読書記録  りょう99@笠原良太

下から書いてます


 

■2010年12月15日
「江」 姫たちの戦国 下 田淵久美子著 NHK出版

朝鮮出兵のさなか秀吉は死んだ。
武将たちは朝鮮から帰ってきたが、国元でぬくぬくとしていた石田三成とはそりがあわなくなっていた。
そうして関ヶ原の戦いがおきると家康派と三成派で日本は二つに割れた。
近江の京極家へ嫁いでいたお市の次女、初は三成についたり家康についたり
うまくたちまわり難を逃れた。
関ヶ原とかもう何度も書いたので省略する。
家康は豊臣家をつぶそうと大阪の役をおこす。
豊臣家の秀頼の母、淀(茶々)と徳川家の秀忠の妻、江は敵味方になってしまう。
初は、豊臣家と徳川家の間をとりもち奔走する。
茶々の子、秀頼と結婚した江の子、千姫は助け出された。
大阪の役もさんざん書いたので省略する。。。
信長の妹お市の3人娘の生涯をえがいた興味深い本でした。

  

■2010年12月14日
「江」 姫たちの戦国 中 田淵久美子著 NHK出版

お市の3人娘、茶々、初、江の物語。信長は伯父である。
茶々に秀吉の手がつき秀頼を産んだ。
江は徳川秀忠に嫁いだ。徳川家康の嫡男、徳川2代将軍である。
江と秀忠の娘、千姫は秀頼と結婚することになる。
茶々の子、秀頼と、江の子、千姫が結婚するのである。興味深い。
この本を読むまで気づかなかった。
また、江は徳川3代将軍、家光を産んでいる。
初は京極家へ嫁いでいる。
下巻で書くことがなくなった。。。

 

■2010年12月9日
「江」 姫たちの戦国 上  田淵久美子著 NHK出版

2011年NHK大河ドラマ原作
舞台は戦国時代。信長の時代より始まる。
尾張(愛知)から美濃(岐阜)を手に入れた信長は近江(滋賀)の浅井長政と同盟を結び京へ上ろうとした。
信長の妹のお市を浅井長政に嫁がせたのである。
お市と浅井長政には娘が3人生まれた。長女、茶々。次女、初。三女、江。
この三女の江を主人公にした作品である。
江の人生は波瀾万丈でドラマも面白いかもしれない。でも茶々が主人公でも面白いかもしれない。

浅井長政は信長にそむき滅ぼされる。陣頭に立っていたのは秀吉でお市も3人の娘も秀吉をひどく憎んだ。
信長が明智光秀に背かれ死亡すると秀吉は明智光秀を討った。
明智光秀を討った秀吉が織田家相続争いを有利に展開し織田家筆頭家老の柴田勝家と激しく対立した。
秀吉をきらったお市は柴田勝家に嫁ぎ3人の娘とともに越前(福井)に移った。雪深き所であった。
そして秀吉は柴田勝家を倒してしまう。勝家はお市とともに自害した。3人の娘は助けられた。
茶々、初、江は秀吉の保護を受けることになったが二人の父と母を殺されてどう思ったであろうか。
江はすでに12歳で結婚しすぐ離婚している。