良太の大学の思い出 りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)
大学の時の私良太の写真です。
2015年11月29日(日)作成 15年以上前にも書いたことがあるのですが。
高校時代、私は女の子にかわいい子とよく言われていました。
しかし私は白内障で眼が悪かったので、あいさつができなくて無視する子と評判がイマイチでした。
おはよーと言われても誰からいわれているかわからないと返事ができないのです。
また自分に向かって、おはよーと言っているのかもわからなかったのです。
そんなわけで女の子と話しもできず、つきあい方もわからず、女嫌いになっていました。
家も山の中だったので、女の子が来ることもなく、喫茶店などもいったことがありませんでした。
そんな私は理系の東京の二部(夜学)の大学に入りました。
オヤジが高校3年の12月に死んだので夜学の大学に行きました。
白内障の手術をして眼はそこそこ良くなっていました。
クラスは100人いて女の子のクラスメイトは4人だけだったと思います。
それから私の妄想の大学生活がはじまりました。
クラスメイトの女の子につけられてるような気が何回かしました。
でも私は眼が悪かったので女の子の顔がわかりませんでした。
自分の眼で見たことは信じられませんでした。
女の子へのトラウマがあってつけられると逃げました。
クラスメイトの男たちも女の子と一緒になって私をつけてきてるような気がしました。
そんな妄想もあるなか、友達は何人かできて結構楽しい大学生活を送っていました。
昼間は都心のビルのテナントサービスで切れた蛍光灯の取り替えをする仕事をしていました。
夜間大学の人用の仕事だったので同じ大学の先輩が何人かいて結構かわいがられていました。
先輩にタバコの吸い方をおそわったり、ビリヤードをおそわったり楽しくやっていました。
あそこのオフィスの受付の人はかわいいとか、あの秘書課の人はきれいだとか噂して結構仕事も楽しかったです。
大学2年になりました。職場に新たに同じ大学の1年後輩の男が入ってきました。その男をZとします。
Zは私の話を利用して私のクラスメイトの女の子に近づいたようでした。
そして速攻で女の子と関係をもったようです。
私はその女の子に眼もくれなくなりました。
女の子は私を見て泣きました。
授業中にはりつめた空気になり女の子が泣いて出て行くことが何回もありました。
女の子が自殺してしまうんじゃないかっと思うくらいのいきおいでした。
女の子を追って何人もの男が教室から出ていきました。
教授はチョークを投げました。
みんなは私が女の子とやったから女の子が泣いているのだと思ったようでした。
一方、1学年下のZは女の子とやったので私のクラスメイト(女の子のクラスメイト)にボコボコにされたようでした。
たぶん女の子と一緒に私をつけていた人たちです。
そのうちZは嘘をいいふらしました。
「女の子をやったのはA(私)だ」っと。
その噂が学校中にひろまり私が女の子をやったことになってしまいました。
女の子が私を見て泣くので無理もありません。
Zをボコボコにしたのも私の指示だと思われたようです。私は関係がないのですが。
私はどうにかしないとと思い、Zに「女の子のことを知ってる?」と聞きましたが
Zにはそんな人知らないと言われました。
私はパニックになりました。いったい何が起こっているのかわかりませんでした。
ただ自分がすごい悪者にされてみんなに白い眼で見られみんなにシカトされて
あげくのはてに、みんなに死ねといわれるようになりました。
私が女を犯した悪いやつだと噂が広まっていったのです。
職場のビル群でもそんなすごい噂が広がり東京中で悪口をいわれるようになりました。
Zが学校や職場のみんなに「A(私)がやったからだ」といいふらしていたのです。
職場の人も私がやったからと思わせられたようでした。
私は女の子につけられるのも悪い気もしなかったし(かわいい女の子だったので)結構楽しく生活していたのですが
こんなふうになり大変なショックを受けて地獄のような日々を半年間くらいおくりました。
毎日刑事にもつけまわされるようになってました。さすがにこれほどまでかっと自分でも驚きました。
刑事は私にわからないようについてくるのではなく、いつも私の近くにいて「逃がしゃしねえぜ」とか
「こいつがやったから」とかぶつぶつ言いながら私をつけまわしていました。
試験会場にまで入ってきたときにやはり刑事だったんだなと思いました。
私は秩父に帰ってきました。
大学には休学願いを出しました。
地元の人はかばってくれると思ってましたが地元の人が一番私の悪口をいってました。
眼が悪かったので私は評判が悪かったのです。
私は友達にもバカにされて手首を切りました。
私は精神病院に入れられました。独房に入れられたのがショックでした。
私の一生は終わりました。。。
私が女の子に話しかけられていたら。
しかしそれは私にとって死ぬほどつらいことだったのです。
あいさつができない、話ができない、お店に入れない、デートなんかできない、つきあい方がわからない。
それに私が女の子と関係をもったら私がボコボコにされていたでしょう。
友達になれれば良かったのですが女の子と話しができなかったから。
大学の女の子に少しでも近づいたらまわりの人がだまっていないって状況だったし。。
まわりの眼がかなり気になりました。。
まあ他の人と関係をもったと知ったら話かけられないよね。ウブだったから。
そういえばZが「ごめん、あの子とやっちゃったんだ」と言ったのを思い出した。
誰と?っと聞いたら口を閉ざした。Zもボコボコにされてたみたいだから苦しかったのかもしれない。
Zも助けてもらいたかったのかもしれない。でも助けてもらいたかったのは私の方だ。悪者にされて。
刑事にもつけまわされて。私が何をしたってゆうんだよ。。
Zがおじさんの上司に「処女でした」といって笑っていたこともあったなぁ。それがきっかけだった気もする。
Zの言っていた人がクラスメイトの女の子のことだと思ったのです。
倫理の先生がよく言っていました。「ゆるすことが愛です」っと。ゆるせませんでした。。。
私は人生のすべてを失った気がします。。。
Zはこんなことも言っていたな。
「自分が欲しいものがあったら、どんなきたない手をつかってでも必ず手に入れる」っと。
ぜんぶ妄想だったのでしょうか。。。うつ地獄だったね。。。
そのうち小説にしたいな。。
↓大学時代の私良太。子供みたいでしたね。
白馬八方尾根にて。左が私、右は先輩。