西郷どん!読書記録 りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)
全3巻 林真理子著 角川書店
下から書いてます。
■2017年11月5日(日) 晴れ
「西郷どん! 下」 林真理子著 角川書店 読破
上巻中巻までは政治向きの話が少なかったが
下巻になると政治向きの話がびっしり詰まっている。
坂本龍馬の仲介によって薩長連合はなった。
徳川慶喜は大政奉還をした。
しかし薩長は徳川を滅ぼそうとして鳥羽伏見の戦いとなった。
薩長側で錦の御旗がかかげられると、
慶喜は兵を残して単身江戸へ帰って謹慎してしまった。
薩長軍は江戸にせまり西郷と勝海舟の会談によって
江戸城は薩長側に受け渡された。
薩長の政府ができたが征韓論にやぶれた西郷は薩摩に帰った。
薩摩の主なものは西郷を追って皆薩摩に帰った。
徴兵制となっていて士族の不満も農民の不満も高まった。
各地で反乱がおきたが徴兵制となった農民軍に鎮圧されてしまった。
薩摩でもとうとう乱となった。西南戦争である。
しかし熊本城が抜けなかった。
鎮圧されてしまった。西郷も最後となった。
萩の乱や佐賀の乱や西南戦争も別々でやったから
政府軍に各個撃破されてしまった。
皆連携してやってたら九州から東征もできたかもしれない。
九州から東征は足利尊氏がやってますね。
関ヶ原の折、黒田官兵衛もやろうとしました。
本の最後の参考文献を見て驚いた。
林真理子さんはこれ全部読んだのかなぁ。
やっぱり作家さんは凄いね。
■2017年11月4日(土) 晴れのち曇り
「西郷どん! 中」 林真理子著 角川書店 読破
西郷は島流しにされてしまった。
しばらくして戻ってこれたが、
また2回目の島流しにあってしまった。
みんなの嘆願があってかまた戻ってこれた。
何故島流しにあったかくわしく書いてないが、
西郷の力が大きかったからでもあろう。
幕末である。
何年か島流しにあっていたら国の状況が全く変わっていた。
ペリーの黒船が来たのはずいぶん前だが、
京では新撰組が横行し、長州は外国艦隊の襲来を受け、
薩摩もイギリス艦隊の砲撃を受け町が焼かれた。
そんなおりに帰ってきた西郷は一躍薩摩の采配をまかされた。
幕臣の勝海舟は西郷にいった。
幕府はもうダメだと。有力藩の会議によって国をおさめるべきだと。
有力藩には長州も入っている。
長州征伐がはじまったが西郷は勝海舟の話を気にかけていた。
そんなところへ勝海舟の弟子の坂本龍馬がやってきた。
■2017年11月3日(金)
「西郷どん! 上」 林真理子著 角川書店 読破
西郷の家は貧乏だった。
西郷が成人すると農村、米の取れ高などを見る役についた。
しかし貧乏だった。
西郷は農村についての建白書を出すようになった。
それを島津斉彬公がいつも見てくれていたようだ。
西郷は参勤交代の人数に選ばれ江戸へ行った。
江戸ではお庭番をいいつけられた。
これは島津斉彬公と話ができる場だった。
それのみか西郷を要人と会わせてくれるように取りはからってくれた。
水戸の藤田東湖などである。この人は地震で死んでしまうのだが。
西郷も大変出世していくように見えるが家は貧乏だった。
借金を繰り返す。