読書記録 2019年1月から りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)
北方謙三さんの、水滸伝、楊令伝、岳飛伝を読もうと思っています。
岳飛伝は挫折しそうです。。
「水滸伝 全十九巻」 北方謙三著 集英社文庫 読破
「楊令伝 全十五巻」 北方謙三著 集英社 読破
「峠 全三巻」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
「三国志 全十巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破 21回目くらい
「項羽と劉邦 全三巻」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
「三国志 全十三巻」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
「興亡三国志 全五巻」 三好徹著 集英社文庫 読破
「信長の棺 上下」 加藤廣著 文春文庫 読破
「織田信長 全五巻」 山岡荘八著 講談社 読破
■2019年6月29日(土)
「豊臣秀吉 3」 山岡荘八著 講談社 読破
お城の普請奉行となった秀吉はたった8日で石垣を治してみせた。
だんだん秀吉も認めてもらえるようになってきた。
今川義元を破った信長は家康と同盟を結んだ。
西は信長が東は家康が治めようとするものであった。
東は安泰となったので美濃に兵を出そうとするが
誰も川向こうの美濃の斉藤領の墨俣に砦を築くことが出来なかった。
佐久間も柴田も砦を築こうとすると斉藤の兵に踏み破られた。
その墨俣に秀吉が城を築いてみせた。
蜂須賀小六(正勝)などの野武士を使って美濃領から木を切り出し
筏(いかだ)にして美濃領の船を叩きつぶしながら進み、
筏の木で墨俣城をあっという間に築いた。
秀吉が墨俣城の城主となった。
蜂須賀正勝なども入り野武士も世に出て来る機会を得た。
そして秀吉は美濃の斉藤龍興の武将の調略をはじめた。
斉藤龍興は妾を数十人も持ち酒におぼれた。酒池肉林状態。
竹中半兵衛は龍興をいさめるために、
たった18人で龍興の稲葉山城を奪ってしまった。
秀吉は竹中半兵衛に稲葉山城を信長に献上しろと迫ったが
そんなつもりはないと軽くあしらわれてしまった。
竹中半兵衛は龍興に稲葉山城を返して山の中に隠れてしまった。
竹中半兵衛は龍興に命をねらわれることになった。
知識がありすぎてもこういうことになっていまうのだ。
秀吉は三顧の礼で竹中半兵衛を軍師に迎えた。
信長も竹中半兵衛に何万石もあたえたら天下をとられてしまう、
身の危険を感じて秀吉の下につくことを認めた。
話は進み稲葉山城を信長が落とした。
秀吉が稲葉山城に裏側の間道から入り火を付けたのが一番の勝因となった。
信長は美濃を岐阜と改め天下布武をかかげた。
信長が美濃をとると濃姫のいとこという明智光秀が士官してきた。
明智光秀は室町幕府将軍足利義昭を連れてきた。
信長は近江の浅井長政に妹の市姫を嫁がせて京へ行く道を開こうとする。
秀吉はその市姫が好きになり腑抜けのようになってしまう。
こればっかりは秀吉もあきらめるしかない。
■2019年6月28日(金)
「豊臣秀吉 2」 山岡荘八著 講談社 読破
秀吉(木下藤吉郎)は尾張にもどってきて信長に士官を果たす。
前田犬千代(前田利家)とも知り合った。
秀吉ははじめに馬屋番を命ぜられた。
さいわい野武士の蜂須賀小六の所で乗馬の経験があった。
次に草履取りになった。
信長の草履を胸に入れて温めたという有名な話があったようなないような。
そしてついに今川義元が上洛戦をおこして攻めてくるという。
秀吉は野武士と縁があるが地位が低すぎたので台所奉行にしてもらう。
秀吉は信長は籠城すると見せかけるために味噌買いにはしる。
そして夜になると秀吉と信長は祭りに出向き踊っていた。
踊りのうまい者は信長から褒美の布をもらった。
これらは祭りにおもむいたときに野武士とわたりをつけるためだった。
布は旗にしてもらうためだった。
今川義元の兵は4万。信長の兵は3千から4千くらいしかないのだ。
野武士から民衆まで皆で尾張をまもってもらうためだった。
それまで非難が殺到していたが桶狭間の戦いで
今川義元を破ってみせたので納得した人もいるかと思う。
その後、秀吉は台所奉行と山林奉行と炭薪奉行をまかされた。
台所の経費を半減させ、山林の木を3倍に増やせという。
秀吉はそれはないだろと思ったが出世のチャンス。
仕事が出来すぎても皆から批判を受けることにもなるのだが、
地道にこういうことからこなしていけば文句を言う人もいないだろう。
そして秀吉は前田利家の仲人でねねと結婚することができた。
それからお城の石垣が崩れていて3ヶ月かかってもなおせない。
秀吉はそれを10日でなおすという。
10組に分けて早く仕上がって綺麗に石を積んだ組ほど
給金をはずむという。士気は上がった。
■2019年6月27日(木)
「豊臣秀吉 1」 山岡荘八著 講談社 読破
日吉(秀吉の幼名)は尾張に生まれた。
尾張は織田信秀(信長の父)が治めていたが安定してなかった。
信秀が美濃に攻め込むと流民が留守になった尾張で
強盗や強姦をした。
戦国時代、力が正義だ。道徳などない。無間地獄だ。
無間地獄がどうすれば治るか、
偉い大将が出てきて、みんな片っ端から平らげて
戦いをなくしてしまうことだという。
日吉は家来をたくさん従えて日本を統一しよう、そういう気が生まれた。
日吉はたくさんの職業を体験した。
どこも2ヶ月くらいでやめてしまって次の職についた。
2ヶ月で仕事を覚えてしまうと次の職につくのだ。
天下取りをするにはたくさんの知識が必要なのだ。
しかし2ヶ月しか仕事が続かないとなると尾張で雇ってもらえる所はなくなってしまった。
日吉は尾張を出た。
秀吉は野武士に近づいた。
日本中が、将軍方、宮方と二つに分かれて相争った南北朝時代、
その宮方の武将の子孫が野武士である。
日吉は野武士の蜂須賀小六と知り合って杯を交わす。
2年間野武士の戦術を習うと、針売りをしながら諸国を渡り歩くことになった。
名前も木下藤吉郎と改めた。秀吉だよ。
美濃の斎藤道三、駿府の今川義元、甲信の武田晴信(信玄)
などをまわったのか、フィクション話が続くのだが。。
■2019年6月25日(火)
「池上彰の聞いてわかった生命のしくみ」
聞き手池上彰 岩崎博史・田口英樹著 読破
生命の理論が最新の研究で書いてあると思います。
細胞、DNA、タンパク質、といろいろ書いてあるのですが、
説明できません。
本を読んでも説明出来なきゃ意味ない、何度も読むべし。
■2019年6月23日(日)
「織田信長 5」 完 山岡荘八著 講談社 読破
信長はなかなか家康の救援には行かなかったが
やっと信長自らおもむいて長篠の戦いで武田勝頼を破る。
武田の騎馬隊を鉄砲隊で破った戦いとして知られている。
次に信長の驚異となったのは上杉謙信であった。
上杉謙信が上洛戦をしかけてくるという。
信長は安土城を築いて準備する。
越前の一向一揆を皆殺しにして備える。
松永久秀は3度目の謀反をした。
中国では毛利、大坂では本願寺、大和では松永久秀、
紀州では雑賀、根来衆が、上杉が北陸と木曽路から、
戦場は6カ所に及んだ。
しかし上杉謙信は卒中で死んでしまった。
信長の最大の危機は去った。信長も運がいい。
今川義元や武田信玄や上杉謙信の死は偶然とは思えないのだが
忍者でもつかったのだろうか。
そんなことはないか。信長の実力なんだろうか。誰でも寿命で死ぬし。
そして家康の正室築山殿と長男信康が武田勝頼と
通じていると信康に嫁いでいる信長の娘徳姫が知らせてきた。
信康は切腹させられてしまった。
信長の長男信忠より年上で器量もあるので先のことを
考えたのかもしれないとも書いてあった。
明智光秀はにせの母を人質としておくり波多野兄弟をめしとった。
信長はもはや天下人、にせの母を人質におくるようなことを許さなかった。
信長は森蘭丸に光秀の頭を鉄扇で叩かせた。
光秀は信長に恐怖した。
本願寺を大坂から退去させるとやっと危機は去ったと思われた。
秀吉が西の毛利領を削っていき、
信長は東の武田勝頼をついに滅ぼした。
この時、明智光秀の言葉が信長の不興を買う。
身近な敵はもはや秀吉が戦っている毛利だけとなった。
信長は家康を上洛させてもてなそうとした。
接待役を明智光秀にしたが信長の不興を買い途中で変えられてしまう。
近頃の信長の不興が光秀にはわからない。
信長の仕打ちの酷さに光秀は気が動転している。
もしかしたら用済みになった家康を討とうとして光秀を接待役にしたが
それができなかったから光秀を接待役にはずしたのかどうか。
そんなことはなかったかもしれないが歴史の真実はわからないものだ。
明智光秀は連歌の会でこんな歌をよんだ。
時はいま、あめが下しる五月(さつき)かな
時は明智の土岐氏をかけている。
光秀が謀反を決めたときに読んだ句とされる。
また光秀は「本能寺の堀は深かったかのう」みたいなことも言ったという。
光秀は秀吉への救援に行く1万の兵を西から京へ向けて言った。
「敵は本能寺にあり」っと。
光秀に攻められ信長は本能寺で火をつけ自害した。
■2019年6月22日(土)
「織田信長 4」 山岡荘八著 講談社 読破
信長は朝倉を討とうと家康と越前に向かったが
後ろから浅井が背いて命からがら京ににもどる。
信長は浅井長政には妹のお市を嫁がせてあるので安心しきっていた。
これで信長の天下統一は10年遅れた。
信長の敵は、浅井、朝倉、三好、六角、本願寺、比叡山、武田、足利将軍、
とどうしようもない四面楚歌におちいった。
姉川の戦いで信長と家康は浅井、朝倉を破ったが、
敵は危なくなると比叡山に逃げ込む。
信長は叡山を滅ぼすものは叡山なりといって比叡山を焼き討ちする。
このとき明智光秀はこれだけはやめた方がいいと信長をいさめたが
聞き入れられなかった。
王城鎮護の地、国仏教の故郷、この叡山を焼けば極悪無道の烙印を押される。
しかし信長はやった。魔王信長の誕生か。
修学旅行で比叡山に行ったときにお坊さんが比叡山のロウソクの火は
その時の火を絶やさずにしていると言っていた。
そしてついに武田信玄が兵3万で上洛戦を起こしてきた。
家康の領地を通ってくるのだが信長は3千人しか援軍をおくれなかった。
三方ヶ原の戦いで家康は惨敗した。
家康は信玄が通り過ぎてから後ろから信玄を攻めれば良かったと思うのだが
家康は若かった。気骨があった。真っ正面から信玄に挑んだのである。
しかしまもなく武田軍は撤退した。
信玄が死んだのだ。流れ弾に当たったとか病没したとか。
これで信長にも余裕ができた。
朝倉を滅ぼし、浅井を滅ぼし、三好義継を自滅させた。
浅井長政に嫁していたお市と3人の娘たちは助け出された。
あと残っているのは本願寺だった。
各地で一向一揆を起こさせているのは大坂の本願寺だった。
信長は長島一向一揆(伊勢かな)を火攻めで皆殺しにした。
そして武田勝頼が家康領に進撃してきた。
長篠の戦いがはじまる。
■2019年6月21日(金)
「織田信長 3」 山岡荘八著 講談社 読破
信長は家康と同盟し西は信長が、東は家康が治めようと決めた。
伊勢を滝川一益にまかせて美濃を攻略することになった。
美濃では斎藤道三の息子義龍が死にその子龍興が治めはじめた。
それでも川向こうの墨俣へ誰も砦が作れなかったが、
秀吉が野武士を用いて墨俣城を築き城主となった。
それから秀吉が美濃の武将に調略をしかけていった。
美濃の城主龍興は正月から五十名近い女に酌をとらせて大宴会をしていた。
秀吉の調略もきいているのか出仕するものも少なくなってきた。
そんな時、龍興をいさめるため竹中半兵衛がたった16人で稲葉山城を落としてしまった。
信長は秀吉をつかわせて、西美濃半分をやるから城を献上しろと迫ったが
竹中半兵衛に軽くあしらわれてしまった。
ここで信長が攻めてくれば龍興に城を返して戦うつもりだったのだが、
信長は出していた兵を撤退させてしまった。
竹中半兵衛は龍興に城を返したが身を狙われ山奥に隠居してしまった。
自ら身を滅ぼしてしまったことになった。
そんな竹中半兵衛を秀吉は三顧の礼で軍師に迎えた。
半兵衛はこうするより生き抜く方法はなかったのかもしれない。
信長の稲葉山城をとうとう攻略した。
秀吉と半兵衛が城の裏手から入り込んで火をかけたことが大きかった。
信長は美濃を岐阜と改め、天下布武をかかげた。
そこへ濃姫のいとこ明智光秀が足利義昭をつれて士官してきた。
朝倉で4千5百貫をもらっていたが信長は1万貫出すという。
足利義昭には細川藤孝がついていた。
信長のいままでの家来とはちがうものをもっている。
光秀、細川にまかせておけば禁裡や公家の交渉などなんとかやっていけるであろう。
信長は近江の浅井長政に妹の市姫を妻にさせ道を開くと、
一気に京まで制圧してしまった。
三好を蹴散らし松永久秀を降伏させた。
三好が将軍に立てていた足利義栄は阿波にのがれた。
足利義昭が信長を頼ってきてから3ヶ月で義昭は室町幕府将軍になることができた。
義昭は信長に官職を与えようと思ったが信長はどんな官職も受けず岐阜へ帰った。
朝倉や武田信玄の二人の野心に対する備えだった。
話は少し飛ぶ。
信長は本願寺と組んでいる朝倉を滅ぼそうと越前に向かった。
近江の浅井は、今浅井があるのは朝倉のおかげだと後ろから信長を襲おうとする。
信長の妹お市を嫁にしている長政はそんなことをするべきでないといったが
父浅井久政はどうしても信長を討つという。
■2019年6月20日(木)
「織田信長 2」 山岡荘八著 講談社 読破
信行はついに兄信長を討とうと兵をあげた。
信行付きの家老柴田勝家はうつけの信長など簡単に討てると思っていた。
ところが信長に軽く返り討ちにされてしまった。
信長はうつけなどではなかった。
信長が近隣で遊び歩いていたのも川遊びをしていたのも
こういう時のために地形を知り川の深さを知り活用するための行動だったのだ。
柴田勝家は反省して坊主頭になってしまった。
しかし信行は反省もせず兄信長に暗殺者をおくりこんだ。
信長は暗殺者に襲われ重体だと伝わってきた。
信行はお見舞いと称して信長にとどめを刺そうとして信長の城へ来たが
信行の計画は全部ばれていて信長は信行を殺してしまうことになった。
そうやって尾張を統一していくと今度は駿府の今川義元が上洛戦をおこしてきた。
義元の兵は4万。それに対して尾張の信長の兵は4千あまりか。
信長は義元を油断させるために籠城するとふれをだした。
そうして義元が尾張に近づくと信長は城から進撃した。
義元は田楽狭間(桶狭間)で休んでいるという。
新たな支配者が来ると土地の者が食べ物や酒を献上するのだ。
これも信長の作戦の一つだ。
天候も雷雨になり信長に味方した。
信長が近づいてくることがわからなかった。
信長の奇襲は成功して今川義元も最後となった。
今川の先鋒で戦っていた松平元康(家康)は、やっと自分の岡崎城へ入ることができた。
岡崎城へは今川の大官が入っていたが義元が死ぬと逃げてしまったのだ。
家康にとって長い人質生活が終わった。
そして信長は家臣十数名をつれて京へ行った。
室町幕府将軍足利義輝に会う。
もはや将軍の権力は無く、京は死体の腐臭が満ち公家や帝は貧しい生活をしていた。
信長や家臣たちは天下を統一して京へのぼろうと決心する。
木下藤吉郎(秀吉)は信長の命令で堺で鉄砲を400挺ほど買ってきた。
■2019年6月19日(水)
「織田信長 1」 山岡荘八著 講談社 読破
信長は少年時代は吉法師といい、うつけと呼ばれていた。
少女たちに相撲をとらせたり、
村々のガキ大将を集めて農家の瓜を盗んだり遊び歩いていた。
柴田勝家はじめ家老たちは、行儀の良い弟の信行に
家督を継ぐことを望んでいた。
信長はめげなかった。
信長がその気になれば城の一つや二つは少年隊を率いて実力で捕れるのだ。
父信秀が死んだ。
葬式に信長はいつもの奇抜な格好で来て香を投げてさっさと帰ってしまった。
皆不満をいったが信長は君主が亡くなった尾張を一人で守るつもりだったのだろう。
信長は美濃の斎藤道三の娘濃姫をもらっている。
母は明智のもので濃姫は明智十兵衛光秀といとこだったようだ。
道三は光秀をかっていたが信長に会ってみると日本一の婿(むこ)だと
上には上がいるものだと思った。
ただのうつけで終わるか天下を取るか。
少年時代、松平の竹千代が人質で尾張に来ていた。
のちの徳川家康である。
信長は三河の弟と竹千代をかわいがって遊びに連れ出した。
信長の兄信広が今川側に捕まると竹千代と捕虜交換となった。
竹千代は今度は今川へ人質にやられた。
もうひとり、信長は市場で人物にあった。
木下藤吉郎、のちの豊臣秀吉である。針売りをしていた。
信長は関所をなくしていて市場は人が集まって栄えていた。
市場では情報も集まる。そこで猿(秀吉)と会ったのだ。
また信長はいち早く鉄砲を集めていた。
斎藤道三が死に、竹千代に子供が産まれたことを聞くと
信長は濃姫が子供を産まないのでいっぺんに妾を3人もった。
皆信長はうつけでどうしようもないと思った。
弟信行は皆とはかって信長を殺そうと決意する。
返り討ちにあうのだが。。
□2019年6月18日(火)
「マトリックス」と「マトリックスリローデット」を見ました。
□2019年6月17日(月)
「ロッキーザファイナル」を見ました。
「シンデレラ 実写」を見ました。
ジャガイモを掘り終わりました。
□2019年6月16日(日)
「ロッキーWとX」を見ました。
□2019年6月15日(土)
「ローマの休日」を見ました。10年ぶりくらいに見たかな。
「ロッキーUとV」を見ました。
□2019年6月14日(金)
「バックトゥーザヒューチャーUとV」を見ました。
久しぶりに見たらだいぶ忘れていました。
ジャガイモ掘りをしました。
□2019年6月13日(木)
「ロッキー」を見ました。エイドリアーン!!
「ジュラシックパークV」を見ました。前に見たな。。
「バックテゥーザフューチャー」を見ました。5回くらい見たな。。
■しばらくDVDを見ます。
■2019年6月12日(水)
「はじめてのサイエンス」 池上彰著 NHK出版新書 読破
2016年10月発行の本を読み返しました。
目次は、
1,素粒子から原子力まで
2,水素エネルギーのメカニズムとは?
3,生命誕生はどこまで解き明かされたか?
4,ウイルスから再生医療まで
5,首都直下地震から火山噴火まで
6,地球温暖化は止められるのか
「おとなの教養」の続編として企画された本とのこと。
勉強になったよ。
何度も読み返すべし。
■2019年6月11日(火)
「おとなの教養」 池上彰著 NHK出版新書 読破
久しぶりに読みましたが良い本ですね。
宗教や宇宙や歴史や経済学などの基本的な事が書いてあり
おもしろかったです。
目から鱗が落ちた。
何度も読むべし。
■2019年6月10日(月)
「おとなの教養2」 池上彰著 NHK出版新書 読破
今年の4月に出た本で読むのは2回目。
1回読むと終わりという本が多いのですが
やはり何回も読むべきですね。
もうかなり忘れていました。。
AIとビッグデータ、地政学からポピュリズム、日本国憲法まで。
何度も読むべし。
■2019年6月9日(日)
「知らないと恥をかく世界の大問題10」
池上彰著 角川新書 読破
EUは夢だったのか。
共産主義は夢だったのか。
民主主義は夢だったのか。
みんなで夢を見ていたのか。
明日は良くなっているかもしれないと思って毎日寝るのだが
毎朝悪夢を見ます。。。
うつ病かなぁ。。。
■2019年6月8日(土)
「信長の棺 下」 加藤廣著 文春文庫 読破
下巻に入って結構おもしろくなってきたけど
こういうフィクションものはあまり好きではないです。
秀吉が何故隠し通路を封鎖しなければならなかったのか。。
秀吉が死んだ所までが書いてあるのだけど
朝鮮出兵のことは全く書いてない。
木箱を残した意味もよくわからない。。
私の頭が低能なのか。。。
■2019年6月7日(金)
「信長の棺 上」 加藤廣著 文春文庫 読破
信長記を書いた太田牛一が主人公の歴史ミステリー。
(正確には信長公記か)
■2019年6月6日(木)
「明智光秀」 徳永真一郎著 PHP文庫 読破
極悪非道の信長を討った光秀だったが
やはり主君殺しはいただけませんな。。
光秀に味方するものはほとんどいませんでした。。
かなり光秀よりに書いてあるのですが。
光秀=天海説が書いてありました。
■2019年6月3日(月)
「明智光秀 物語と史跡をたずねて」 早乙女貢著 成美文庫 読破
戦国時代に道徳や倫理はあったのか。
極悪非道の織田信長。力が正義だ。
天下を統一した信長だが明智光秀の謀反に倒れる。。
明智光秀は教養もあり文化人で道徳をわきまえていたと思う。
しかし乱世の中で1人道徳をとなえてもダメなんだ。
正義が力ではない。
光秀が信長を討った時、秀吉は毛利と戦っていて
柴田勝家は上杉と戦っていて、滝川一益は関東管領で群馬あたりにいた。
丹羽長秀は四国に渡ろうとしていたのかな。
滝川一益が一番かわいそうな所にいたのだけど。
秀吉が毛利と和睦して帰ってくるのは早かったけど
光秀は何故それまでに近畿をまとめられなかったのか。
光秀に味方するものはいなかった。細川藤孝でさえ味方しなかった。
光秀はあっけなく秀吉に敗れ、秀吉は織田家から天下を奪ってしまう。
秀吉が死ぬと家康が豊臣家から天下を奪ってしまう。
戦国時代ってなんだべ。。
■2019年6月2日(日)
「令和を生きる 平成の失敗を超えて」
半藤一利+池上彰著 対談集 幻冬舎新書 読破
平成で日本では戦争がなくて良かったですね。
でも東日本大震災など震災も多くテロもありました。
バブルがはじけ自衛隊が海外へ派遣されるようになり
湾岸戦争や9.11テロからイラク戦争やアフガニスタンで戦争が起こりました。
冷戦が終わりましたが各地で戦争が勃発。
中国が台頭して中米新冷戦がはじまりました。
日本では最近インフレになりつつあり海外の製品は安く入ってきた方がいいなぁ。
国内産業を守りたいということもあるようだけど。
■2019年5月31日(金)
「明智光秀」 浜野卓也著 講談社火の鳥伝記文庫 読破
児童書です。
来年のNHK大河ドラマが明智光秀なので
明智光秀関連や戦国時代の本を読んでいこうかな。
なんで明智光秀は天下がとれなかったんだろうね?
司馬遼太郎さんの本にも書いてありましたが、
やはりまず小学生レベルの本から読んでいくんだそうです。
■2019年5月29日(水)
「司馬遼太郎の世界」 文藝春秋編 文春文庫 読破
司馬遼太郎さんの追悼本です。
司馬遼太郎さんは1923年に生まれ1996年に亡くなりました。
1996年に単行本で出て、この文庫本が出たのが1999年かな。
政界、財界、作家さんなど73人の人がコメントをよせています。
最近、司馬遼太郎さんのエッセイを読んでて
今回はじめて本棚の中からこの本を見つけました。
ブックオフの定価はついてないし何処で買ったかイマイチ覚えてない。
司馬遼太郎さんのファンの人は読んでみるべし。
■2019年5月28日(火)
「高校事変」 松岡圭祐著 角川文庫 読破
武蔵小杉の高校を訪問することになった総理大臣。
そこへ大規模な武装集団が総理大臣を捕まえようと現れた。
テロか、クーデターか。
そしてその高校には平成最大のテロ事件を
おこした男の娘が通っていた。
その娘こそこの物語のヒロイン。
人が死にまくりなんだけど松岡圭祐さんの
人の死なないミステリーが好きだったんだけど。。
■2019年5月24日(金)
「歴史と視点 私の雑記帳」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
司馬遼太郎さんは戦争経験があるようで戦車部隊にいたそうです。
満州の方へいたようで終戦の時は本土決戦にそなえて栃木にいたようです。
日本の戦車のうんちくがいろいろ書かれていておもしろかったです。
日本の戦車は砲弾がしょぼくて装甲も薄く弱かったようです。
他に戦国時代の話や明治維新頃の話が書いてありました。
■2019年5月23日(木)
「興亡三国志 五」 三好徹著 集英社文庫 読破
劉備は荊州を足がかりにして劉璋の益州を奪う。
ここに孔明がうちだした天下三分の計は成った。
魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備が並び立った。
曹操は張魯の漢中を制圧したが
劉備が曹操から漢中を奪い漢中王になる。
曹操は魏王となっていた。
帝はあって無きが如く、曹操の子の曹丕に天子をゆずることになる。
魏、呉、蜀の中心荊州は関羽が守っていたが
蜀と呉は同盟を結んでいたが、
劉備が益州をとっても呉に荊州を返さないので
急に魏と呉は同盟して荊州をとろうとする。
関羽は魏と呉に攻められて最後となった。
劉備は関羽にとどめをさした呉に復讐しようとしたが呉に敗れた。
張飛は部下に寝首をかかれてしまいここに桃園の義は終わった。
劉備も敗北に恥じて白帝城を永安宮とあらため蜀に帰ることもなく死んだ。
曹操も関羽が死んだ頃から健康がすぐれず死んでいる。
曹操が死んだあたりからストーリーがはしょってあり、
良い本だと思っていたけど、あれーってな感じで、
吉川三国志がやっぱり一番良いかな。
□2019年5月21日(火) 雨
ドラクエ11を真エンディングまでやりました。
■2019年5月17日(金)
「興亡三国志 四」 三好徹著 集英社文庫 読破
三顧の礼で孔明を迎えた劉備。
袁紹を滅ぼし勢いにのった曹操の大軍が劉備のいる荊州に迫ってきた。
荊州の主劉表は自分の後を劉備に継いでくれというが劉備は受けなかった。
人の不幸に望んで同じ劉氏であり恩人の後を自分が奪うことは
劉備にはできなかったのだ。
孔明は言った。「なるほど、あなたは仁君である」っと。
劉表の後を継いだ子供の劉jは曹操に降伏してしまった。
こんなことになるのなら劉備が荊州を継いでいれば良かったが
あとのまつりだった。
劉備は退却する。
しかし劉備をしたってたくさんの民がついてきたので速度が遅く
曹操の先鋒につかまってしまう。
趙雲は曹操軍の中をはぐれてしまった劉備の子を探してかけめぐった。
曹操は関羽で懲りたはずだが今度は趙雲を部下に迎えたいと
全軍に捕まえるよう指令を出した。
やっと子供を見つけて張飛のいる長坂橋までのがれてきた。
曹操軍が殺到するかと思いきや張飛が長坂橋で仁王立ちしている。
曹操軍はたった1人の張飛を恐れて退却してしまった。
劉備はなんとか助かった。
曹操もこれ以上劉備を痛めつける必要はないと思ったのか
矛先は呉に向いた。
孔明は魏の曹操と呉の孫権を戦わせるため呉に降る。
孔明は呉の周瑜に危険視され害されそうになるが
魏と呉を戦わせることに成功し無事劉備の元へ帰る。
戦いは火攻めによって呉の圧勝に終わり(赤壁の戦い)劉備は荊州を得る。
しかし荊州を得たのは呉のおかげであり益州をとったら呉に返すと約束する。
劉備の孫権の妹の婚姻も成った。
馬超が曹操と戦って敗れている。
■2019年5月13日(月)
「興亡三国志 三」 三好徹著 集英社文庫 読破
曹操と袁紹の戦いが始まった。
その途中で曹操を滅ぼそうとする血判状が発覚。
劉備が加わっている。
曹操はぐずぐずしている袁紹をほうっておいて
先に徐州の劉備を攻めた。
劉備は敗れ袁紹の元に身をよせた。
関羽は劉備の夫人をまかされていたため曹操に降伏する。
袁紹には顔良、文醜という強い武将がいたのだが関羽が斬ってしまう。
袁紹の元にいた劉備は二度袁紹に斬られそうになった。
劉備が袁紹の元にいることを知った関羽は夫人をつれて曹操の元から脱出した。
劉備は袁紹の元を脱し汝南で関羽、張飛、趙雲と無事出会うことができた。
劉備の兵は5万ほどいたが曹操にあっという間に敗れ劉表の元に身をよせる。
曹操と袁紹の戦いは続いている。
曹操が袁紹の兵糧庫を焼いた所から曹操が有利になってくる。
とうとう曹操は袁紹とその子供たちを滅ぼし中央から北方まで制圧してしまった。
劉備は劉表の治める荊州で賢人とまじわるようになった。
軍師に単福(徐庶)を迎え曹操の軍を破る。
劉備は徐庶から諸葛孔明を紹介してもらい三顧の礼で軍師に迎える。
臥龍、鳳雛1人でも得れば天下がとれるだろうといわれていた。
臥龍(がりょう)が諸葛孔明で鳳雛(ほうすう)が龐統(ほうとう)である。
鳳雛は鳳凰(ほうおう)の雛(ひな)、臥龍は臥(ふ)せる龍に似る。
すでに中国の半分を制圧した曹操と、土地はもたないが孔明1人を見いだした劉備、
どちらが有利かどうか今後の展開を見ていきたい。
読みやすいけど1冊600ページ以上あるのがたまにきず。。
■2019年5月10日(金)
「興亡三国志 二」 三好徹著 集英社文庫 読破
両雄並び立たず、李カクと郭氾は長安で争いをはじめた。
帝は洛陽に逃げてきた。
そしてその帝を曹操が保護した。来るものが来たのだ。
洛陽は董卓が焼いてしまったので帝都を許昌に移した。
曹操は帝を擁して天下に号令できる立場にたった。
曹操は官軍であり曹操に敵対するものは逆賊となった。
曹操は袁術と呂布を破り張繍を降伏させた。
劉備は徐州で呂布に敗れた時に曹操に頼り中央にあがると
帝から劉皇叔と呼ばれるようになった。
帝から董承に曹操を滅ぼすように密勅が降った。
馬騰や劉備もその義盟に名を連ねた。
袁術は袁紹に伝国の玉璽(ぎょくじ)をあずけ合体運動を起こした。
しかし袁術が袁紹の元へ行くには徐州の地を通らねばならない。
劉備は曹操の兵5万を借り袁術を徐州の地で滅ぼしてしまった。
徐州は劉備が陶謙から譲られた土地へ帰ってきた。
そして曹操と袁紹の天下分け目の戦いが始まろうとしていた。
■2019年5月6日(月)
「興亡三国志 一」 三好徹著 集英社文庫 読破
三国志演義ベースで吉川三国志とあまり変わらない気がします。
でも曹操の視点で書いてあるようです。
若い時、曹操と袁紹は遊び仲間かどうか仲が好かったようです。
袁紹は名門育ちで格好も良く、
曹操の祖父は宦官でさげずまれていたようです。
袁紹と曹操は出世を競いあっていたような感じでした。
そのあたりのことが興味深かったです。
悪い宦官たちを袁紹らが殺したが
そのどさくさにまぎれて大軍をもった董卓が政権を奪ってしまう。
曹操が旗揚げして袁紹を総大将にあおぎ英雄たちが洛陽に迫るが
董卓は洛陽を焼き長安に遷都してしまう。焦土戦術だ。
英雄たちも仲間割れを起こしちりじりになってしまう。
呂布が董卓を殺したが董卓の部下だった李カクや郭氾が長安を征する。
曹操は父を迎えようと思ったが父は徐州の陶謙の部下に殺されてしまう。
■2019年5月3日(金)
「歴史と小説」 司馬遼太郎著 集英社文庫 読破
エッセイ集。前半は結構おもしろかったのですが、
後半はイマイチおもしろくなく、
でもがんばって読みました。
1979年発行の本なので少し古いかな。。
龍馬暗殺の話や新撰組の話とかはおもしろかったかな。
対談の所も良かった。
■2019年5月1日(水)
「日本歴史を点検する」 海音寺潮五郎・司馬遼太郎著 対談集
講談社文庫 読破
昨日、平成が終わり今日から令和がはじまりました。
テレビでずっと即位式や天皇家のこととか報道しています。
この本は明治の頃の天皇制についていろいろ書かれています。
明治維新の頃の尊皇攘夷とかのことから論じています。
1974年に発行された本ですが結構おもしろかったです。
一昨年、海音寺潮五郎さんの「西郷隆盛」を読みました。
司馬遼太郎さんの本はだいたい読んでいます。
■2019年4月28日(日)
「エイジ」 重松清著 新潮文庫 読破
主人公のエイジ(栄司)は中学2年生。
エイジの住む街で連続通り魔事件が起きていた。
とうとう犯人が捕まった。
その男はエイジと同じクラスの同級生だった。
まじめだと思ってたヤツだった。
エイジも同じようにキレてしまうことがあるのか。
エイジの中で葛藤が生まれていた。
部活、女、多感な少年時代を描いた作品。
はじめの方はイマイチだったのだけど
後半おもしろくなりました。
山本周五郎賞受賞作。
■2019年4月25日(木)
「十字架」 重松清著 講談社文庫 読破
いじめを苦に首をくくって自殺した中学2年の生徒。
いじめていたのは主にクラスメイトの2人とそのとりまきたち。
自殺した生徒の親は、何故息子を見殺しにしたのかっと
クラスメイトの皆を責める。
ベタな内容だったが衝撃を受けた。
吉川英治文学賞受賞作。
■2019年4月24日(水)
「ビタミンF」 重松清著 新潮文庫 読破
短編集。家族ものが多いですね。
父親の主人公がだいたい36歳くらいだったりして
子供が2人くらいいて問題があるケースが多い気がするのだけど
私は来年で50歳で歳をとったんだなぁと思う。
直木賞受賞作で読んでみたんだが。
■2019年4月23日(火)
「池上彰の世界の見方 東南アジア」 池上彰著 小学館 読破
ずっと前の歴史で見ると東南アジアの歴史はつまらないのだけど
東南アジアもだんだん発展してきてこれから楽しみな地域です。
この本、結構おもしろかったです。
■2019年4月22日(月)
「流星ワゴン」 重松清著 講談社文庫 読破
主人公僕の家庭は荒れていた。
子どもは中学受験に失敗しひきこもって暴力をふるうようになり、
妻には離婚を迫られ、僕はリストラされてしまった。
もう死んでもいいかと思った時に流星ワゴンにひろわれる。
流星ワゴンは過去にもどることができた。
衝撃の事実を知り未来を変えようとするが。。
■2019年4月21日(日)
「三国志談義」 安野光雅・半藤一利著 対談集 文春文庫
三分の二くらい読みました。
三国志キャリア六十余年という2人の対談集で
三国志のうんちくがいろいろ書かれていて面白かったです。
後半あきてしまって終わりにしました。
■2019年4月20日(土)
「教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ」
池上彰・佐藤優著 対談集 中公新書ラクレ 読破
やれ東大だ、早稲田だ、慶應だっといろいろ書いてあるのだけど
私みたいな底辺にいた人には関係ないですな。
子どももいないし。。
私は白内障で眼が悪くて一番前でも黒板が見えないし、
教科書もろくに見えなかったのでしょうがないんだ。。。
■2019年4月18日(木)
「三国志の英傑たち」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
正史はこうで演義ではどうでっとかいろいろ三国志の
うんちくが書かれていて、どのように小説を書いていったかとか
いろいろ書かれていておもしろかったです。
■2019年4月17日(水)
「三国志読本 北方三国志別巻」 北方謙三監修 ハルキ文庫 読破
北方謙三さんへのインタビューの所だけ読みました。
どんな気持ちで三国志を書いたのか興味深かったです。
70ページだけまでなのですが。。
■2019年4月17日(水)
「三国志 十三 極北の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
蜀の諸葛孔明と魏の司馬仲達の決戦の13巻。
蜀の兵は12万、魏の兵は30万。
魏の方が兵数が多くて圧倒的に有利だったが
数をたのんで力攻めで蜀に挑むが
ことごくと孔明の謀りに落ちて敗れた。
魏は堅く守って戦わなくなった。
動かない敵には孔明も手のほどこしようもない。
蜀の弱点は道が険阻で兵糧の補給がよくできなかった。
孔明は撤退するしかなかった。
孔明は兵糧のめぼしもついてまた魏に戦いを挑むが
ついに孔明も病没してしまった。
北方三国志を読むのは3回目だと思うのですが
ほとんど文章を忘れていました。
吉川三国志を20回以上読んだので
そのストーリーが頭に入っているので
ひさしぶりに読んだ北方三国志もよく理解できた気がします。
北方三国志、良かったです。
■2019年4月15日(月)
「三国志 十二 霹靂の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
呉に敗れ国力が落ちた蜀だったが
孔明が南蛮制圧をして南蛮王孟獲を心服させて
南蛮の豊かな物産が入ってくるようになり
短時間で国力も元にもどった。
魏では曹丕が死んで曹叡が後を継いだ。
孔明は魏に攻め込んだ。
孔明は長安にいる曹叡を殺す計画を立てたが
馬謖のせいで蜀軍は敗れる。
哭いて馬謖を斬った。
病で趙雲死す。
■2019年4月12日(金)
「三国志 十一 鬼宿の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
呉に攻め込んだ劉備軍。
張飛の鍛えた騎馬隊1万は最強だった。
張飛が死んでも副隊長がうまく騎馬隊を使った。
ついに呉の総大将の陸遜を追い詰めた。
陸遜は谷へ逃げていく。
最強騎馬隊1万は陸遜を追って谷へ入ったが
上から石や木を落とされ全滅してしまった。
張飛が生きていればこんなことにはならなかったろう。
あとのまつり。
騎馬隊が敗れると劉備の本隊も敗れ去り
劉備はなんとか白帝城まで逃げ落ちた。
劉備は再び蜀へ帰ることもなくそこで死んだ。
■2019年4月11日(木)
「おとなの教養2」 池上彰著 NHK出版新書 読破
AIとビッグデータ、キャッシュレス社会、民族紛争に地政学
ポピュリズムから日本国憲法まで。
冒頭にアウトプットすることが大事だと書いてあります。
この本を読んで結構よく理解したつもりですが
アウトプットできない。
書いてあったことを人に説明するのは難しいですね。
説明出来なきゃ読んだ意味もないのかもしれないけど
とりあえず理解した。
すでに知っていた内容も多いですが説明出来なきゃ意味ない。
何度も読むべし。
■2019年4月10日(水)
「三国志 十 帝座の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
関羽を殺した呉に攻め込もうとする劉備と張飛。
しかし張飛は呉の女に毒殺されてしまった。
劉備は単身呉に攻め込んだ。
曹操が死んで曹丕が後を継いでいる。
■2019年4月9日(火)
「三国志 九 軍市の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
ついに益州をとった劉備。
曹操は五斗米道の漢中をとるがそこも劉備にとられる。
荊州の関羽は北上すれば長安あたりで
劉備と合流できそうだと進撃して行ったが
呉が同盟を破って荊州を攻めて来た。
魏と呉に攻められ関羽も最後となった。
■2019年4月7日(日)
「三国志 八 水府の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
益州に攻め込もうとした呉の周瑜だったが病で死す。
呉の魯粛は天下三分の計論者であり、
劉備に荊州を足がかりにして益州をとらせ、
益州をとったら荊州は呉に返してもらおうという考えを持っていた。
劉備は軍師の龐統と黄忠と魏延を連れ、
張魯の五斗米教団を益州から追い払うためと称して益州に入っていく。
後から孔明と張飛と趙雲も益州に入ってきた。
龐統は流れ矢に当たり死んでしまった。
馬超が曹操と戦い敗れている。
曹操と孫権も戦っていて膠着状態。
■2019年4月5日(金)
「三国志 七 諸王の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
あと一歩だった曹操の天下統一の野望も
赤壁の戦いで敗れ終わった。
この戦いの勝利は呉の周瑜によるものだった。
周瑜は荊州の長江北部を支配下に置き、
劉備は荊州の南を支配下に置いた。
劉備と孫権の妹の結婚もまとまった。
吉川三国志のような孔明と周瑜との険悪な関係はなかった。
しかし周瑜は病んでいた。
長江をさかのぼり益州を攻めようとしていた周瑜だったが
体がもつだろうか。
劉備もいままで自分の兵を6千しかもってなかったが
7万まで持つことが出来た。
これも孔明のおかげか。
劉備は鳳雛こと龐統も軍師にくわえることができた。
龐統、鳳雛(ほうすう)は鳳凰(ほうおう)に雛(ひな)。
孔明、臥竜(がりゅう)は臥(ふ)せる竜に似る。
■2019年4月4日(木)
「三国志 六 陣車の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
三顧の礼で孔明を迎えた劉備。
孔明の打ち出した案は天下三分の計だった。
すでに大勢力を築いた魏の曹操、呉の孫権も勢力をもっている。
劉備は荊州を足がかりに益州を得るというものだ。
呉の周瑜は荊州、益州をとり天下二分の計を考えていた。
ついに30万の曹操軍が荊州を攻めて来た。
劉表は死んでおり息子の劉jは曹操に降伏してしまった。
劉備は夏口まで退却する。
呉から魯粛が劉備の元を訪れた。
劉備と同盟した方が良いか様子を見に来たのだ。
孔明は魯粛とともに呉にへおもむく。
魏と呉を戦わせるためだ。
■2019年4月3日(水)
「三国志 五 八魁の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
曹操は袁紹を破りその子たちも破りほぼ北方を制圧した。
荊州の劉表に身をよせた劉備は軍師徐庶を得るが
徐庶の母が曹操に元へとられ徐庶も曹操の元へ行く。
徐庶は別れるとき友人を訪ねて下さいと劉備に言う。
臥竜こと諸葛孔明である。
■2019年4月1日(月)
「三国志 四 列肆の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
官渡で15万の曹操と30万の袁紹は対陣し両軍飢えてきた。
袁紹は鳥巣に兵糧を集めたが曹操が自ら出陣してそれを焼いた。
これを機に曹操が有利になった。
劉備は袁紹の元を離れ荊州の劉表の元へ身を寄せた。
孫策が暗殺され孫権が後を継いでいる。
■2019年3月31日(日)
「三国志 三 玄戈の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
袁術を破った呂布だが曹操に敗れ死す。
一方袁紹は公孫サンを滅ぼし北方で大勢力を築いた。
袁紹にとって曹操はまだ眼中になかった。
袁紹の兵力は40万くらいで曹操が20万くらいだろうか。
劉備は徐州を呂布にゆずってから曹操に身をよせていた。
袁紹と曹操の戦いがはじまるのか。
■2019年3月29日(金)
「たけしの面白科学者図鑑 ヘンな生き物がいっぱい!」
ビートたけし著 新潮文庫 読破
たけしさんといろいろな科学者との対談集。
話題は、ゴリラ、シロアリ、ウナギ、ネムリユスリカ、
ダイオウイカ、シマ模様、ダニ、オオカミ、
粘菌、カラスなど。
日本でシカやサルによる畑の被害が大きくなっていることから
オオカミを日本で復活させようという科学者がいて興味深かったです。
シカやサルの被害があるけどオオカミはオオカミで恐い気がする。。
■2019年3月27日(水) 24:00
「三国志 2 参旗の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
帝を擁し実権を握った董卓。
曹操、袁紹を中心に董卓討伐軍が結成されるが
董卓は洛陽を捨て長安に遷都(せんと)。
焦土戦術で洛陽は焼かれ討伐軍も崩壊。
しかし董卓は呂布に討たれる。
良い時代が来ると思われたのもつかの間、
董卓の部下、李カク、郭氾が洛陽を乗っ取り呂布は地方へ落ちていった。
群雄割拠の時代が訪れた。
公孫サン、袁紹、曹操、呂布、袁術、劉備、劉表、孫策、
劉章、張魯、誰が抜け出すか。
■2019年3月26日(火)
「三国志 1 天狼の星」 北方謙三著 ハルキ文庫 読破
この間に半分以上読んであったので
今日読み終わりました。
北方三国志は三国志演義ベースではなく、
正史三国志をベースにしています。
正史三国志をベースにしている人は
劉備のことを悪く書く人が多いのですが
北方三国志では悪く書いてないので良かったです。
■2019年3月25日(月) 25:45
「その日のまえに」 重松清著 文春文庫 読破
短編集。
病気やガンや海で亡くなってしまう人々。
その日のまえに。。。
うん、良かったよ。
■2019年3月25日(月)
「青い鳥」 重松清著 新潮文庫 読破
学校でいわゆる問題児とされる子どもたち。
問題児じゃないんだ。
心の悩みをかかえているだけなんだ。
その心を非常勤講師村内先生がほぐしていく。
私も学生時代は眼が悪くて辛い生活を
おくっていたせいか共感を持てました。
重松清さんて凄いんだね。
他の本も買ってあるので読んでみようと思います。
■2019年3月24日(日)
「ツナグ」 辻村深月著 新潮文庫 読破
一生に一度、満月の夜に死者と再会を果たせるという物語。
特別違和感もなく物語に入れました。
神秘的、感動的、良かったです。
この作品で吉川英治文学新人賞をとってますね。
■2019年3月22日(金)
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 七月隆文著 宝島文庫 読破
ガチガチのナンパかよっと思ったけど
ネタがばれるとそんなのありかーと思った。
「君の名は」に似た感じがあるようなないような。
なんか心を揺さぶられるものがありました。
■2019年3月22日(金)
「ホームレス中学生」 田村裕著 幻冬舎よしもと文庫 読破
母がガンになり、父もガンになり会社をクビになり
アパートが差し押さえになり追い出されてしまった中学生の田村さん。
兄と姉と路頭に迷い別々の公園で寝泊まりする。
兄と姉は一緒の公園だったようだ。
高校生の姉はかなり厳しかったことだろう。
そのうち友達の家にやっかいになり
アパートの世話をしてもらい生活保護で兄弟で生活できるようになった。
ともかく厳しい生活をおくったようだ。
私もがんばらないと。。
■2019年3月21日(木) 25:15
「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」
山崎圭一著 SBCreative
はい、年号がまったく登場しません。
あるていど年号や年代を知ってる人が読めば結構理解できるけど
知らない人は理解できないと思うなぁ。。
読むのは2度目。
■2019年3月19日(月) 25:00
「たけしの面白科学者図鑑 人間が一番の神秘だ!」
ビートたけし著 新潮文庫 読破
たけしさんと人間をテーマに研究している科学者との対談集。
グレートジャーニー、脳科学、睡眠、分子人類学、
アンドロイド、スポーツ科学、言語起源論、
皮膚科学、人工知能、体内時計、文化人類学、
などを扱っています。
こないだ薬局の人に睡眠薬を飲んでビールを飲むと
心臓が止まることがあるといわれてホントかな?
っと思っていたのだけどこの本にちゃんとそう書いてありました。
今日は眠れなくてビールを飲んだけど眠れなくて
この本を読了したのだけどビールはやめた方がいいな。
眼にくると恐いし。。
■2019年3月18日(月)
「エリア別だから流れがつながる世界史」 祝田秀全著 朝日新聞出版 読破
2017年8月30日発行で最近のことまで書いてあり新しいです。
きれいなオールカラーでイラストも多くて良いです。
エリア別がいいかはわからないのですが。。
■2019年3月16日(土)
「哀しい予感」 吉本ばなな著 角川文庫 読破
実は家族だと思っていた家族は本当の家族ではなく、
おばだと思っていた人が実の姉だったり
しかし弟だと思っていた人が実の弟ではなく
喜びの予感。
吉本ばななさんの本はキッチンからTUGUMIまでしか
読んでなくて哀しい予感を読むのは実ははじめて。
高校時代に私の家に来た同級生が
私と祖父は似てないねといいました。
そのことを母に話すと、
祖父は祖母の二度目の結婚相手の婿(むこ)で、
私とは血がつながっていませんでした。
祖父と父は毎日のように怒鳴り合いのケンカをしていました。
私にとっての哀しい予感。。
□2019年3月15日(金)
コーエーのゲーム、三国志\(9)をやりました。
207年のシナリオからはじめて209年にエンディングまでで出来ました。
どうやったかというと、
使用する8国を選んで曹操に全部降伏させちゃったという。
そうするともう小さい国が3国くらいしか残ってなくて
委任で1国ずつターゲットにして滅ぼしていったという。
謀反も結構起きてわりかし時間がかかりました。
三国志\は神ゲーだね。リメイクされないかなぁ。
■2019年3月14日(木)
「いちばんやさしい世界史の本」 西東社 読破
久しぶりに世界史の本を読んだら結構忘れていました。
もっと読まないと。
■2019年3月12日(火)
「速すぎるニュースをゆっくり解説します」 池上彰著 文春文庫 読破
「池上彰のこれが世界を動かすパワーだ!」っと
「おい、マジか。池上彰のニュースを疑え」を再編集し、
その後の動き踏まえて加筆修正しました、っとのこと。
2冊とも前に読んでるけど、この本は古さは感じなかったよ。
結構新鮮な感じで良かったです。
■2019年3月11日(月)
「頂上対談」 ビートたけし著 新潮文庫 読破
もう20年くらい前の本になりますが対談集は好きなので。
ビックネームがそろっていておもしろいです。
誰かって?
長嶋茂雄さん、石原慎太郎さん、松本人志さん、
さくらももこさん、中田英寿さん、小沢一郎さん、
北野井子さん(たけしさんの娘)、
長谷川滋利さん、柳美里さん、桜庭和志さん、
今村昌平さん、古田敦也さん、淀川長治さん。
■2019年3月9日(土)
「項羽と劉邦 下」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
劉邦は戦うごとに敗れた。相手が項羽だったからだ。
韓信は戦うごとに勝った。相手が項羽じゃなかったからかな。
韓信は北方で大勢力を築き斉王となった。
韓信で有名なのは背水の陣だ。
韓信軍2万は川を背にして陣をはった。敵の兵は10倍。
敵は韓信は兵法に暗いと大笑いして城から全軍で出てきた。
そこを迂回してあった韓信の兵2千は城を占領し劉邦軍の赤旗をかかげた。
敵は大混乱を起こし韓信軍が勝った。
また韓信が斉国をおさめると項羽の武将竜且(りゅうしょ)が20万の兵で攻めて来た。
韓信は川を渡ってきたが竜且が現れると見苦しく逃げ出した。
竜且は先頭に立って韓信を追って川を渡ると
韓信はあらかじめ作っておいた川のせきを切った。
竜且の後続は川の水が増えたので川を渡ってこられない。
竜且は孤立してまわりから矢をいこまれ韓信軍の雑兵の手にかかって死んだ。
劉邦は戦うごとに項羽に負けていたが穀倉地帯に籠城していた。
兵糧を集めた穴がいっぱいあった所だ。
項羽は飢えてきた。ホウ越というのがゲリラ戦で項羽の兵糧を奪っていたのだ。
劉邦と項羽は和睦をすることになったが、
項羽が退却すると張良のすすめで劉邦が追撃した。
項羽が飢えているうちに討たないと後からだと二度と項羽に勝てる機会はないと思ったからだ。
ところが劉邦は項羽に敗れ小城に籠城する。
しかし項羽は飢えていたので囲みをといて本拠のホウ城に帰ろうとする。
そこに韓信軍30万がやってきた。
項羽は城に籠城するがまわりから楚の歌が聞こえてきた。項羽の故郷の歌だ。
項羽は楚の歌を聞いてこうも楚の兵が敵側に味方したのかと最後を悟る。(四面楚歌)
項羽は城の囲みを破り逃げ川のほとりまで来た。
船がある。川を渡れば楚の国だ。
しかし多くの楚の兵を死なせ自分一人が生き延びるわけにはいかないと思った。
天が我を滅ぼそうとしているのだ。
項羽も最後となり劉邦が勝ち残った。
あとで韓信とか黥布とか殺されちゃうんだよね。。
■2019年3月8日(金)
「項羽と劉邦 中」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
劉邦は本道をそれ南の武関から関中に入った。
そして本道の函谷関を閉ざしてしまった。
項羽は怒った。
函谷関を抜いた項羽は劉邦の何倍もの兵力である。
劉邦は鴻門の会で項羽にわびて命はなんとか助かった。
劉邦は蜀の地へとばされてしまった。
蜀の地は犯罪人が送られる所で
二度と劉邦はそこから出られないだろうと思われた。
しかし劉邦が出てくるのである。
項羽は秦の兵士を何十万人も穴埋めにしてるし
秦の首都咸陽に入ると略奪、強盗、強姦しまくった。
昔から敵の国を奪えばそうすることはあたりまえだった。
戦争で士気をあげるにはそういうふうにした。
劉邦は張良の献策もありそういうことはしなかった。
項羽は咸陽、関中を首都にすることは考えておらず
徐州の彭城(ほうじょう)を首都にして帰っていった。
関中の民は皆劉邦が出てくることを望み
劉邦は蜀の国から出てくる。
蕭何(しょうか)が関中をうまく治め劉邦の後方支援をうまくやる。
韓信は劉邦が蜀の国に入る前に項羽の元を去り劉邦についた。
泥棒たちを首斬る時に13人すでに斬り、次に韓信の時に
夏侯エイが「主上よ、あなたは天下をお望みにならないのですか」
っと言った。もう少しで韓信を斬ってしまうところだった。
韓信は低い役だと逃げてしまうので一番上の将軍にした。
劉邦は関中を出て味方を糾合し50万の兵で
項羽の留守の彭城を落とすが、3万の項羽の兵に敗れた。
劉邦は逃げた。車を軽くするため何度も自分の子を投げ落とし
その度に夏侯エイは馬をとめて子を車にのせた。
劉邦は城に籠城したが飢えてきて、
影武者をたて偽って降伏してそのすきに逃げた。
黥布も項羽の元を去り劉邦についた。
しかし会った時に劉邦は女に足を洗わせていた。
黥布(げいふ)は死ぬほどの屈辱を受けた。
しかし部屋に案内されると、従者といい劉邦と同じ待遇の部屋だった。
黥布は面子を保った。
■2019年3月6日(水)
「項羽と劉邦 上」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
読書記録も書くつもりもなくメモもとらなかったのですが。
中国を統一した始皇帝は各地に巡幸に出た。
始皇帝を見た劉邦は言った。
大丈夫、当にかくの如くなるべくなり。
項羽は言った。
彼取って代わるべきなり。
始皇帝は自分の陵墓を作らせたり万里の長城を作らせたり
道路を作らせたり阿房宮という宮殿を作らせたりしていた。
民に過酷な労働を課していたため始皇帝が死ぬと各地で反乱がおきた。
陳勝・呉広の乱だ。
期限までに目的地まで労働者を連れていかないと
全員死刑だったのだ。
雨などが降ると川が氾濫したりして目的地につくことはできない。
陳勝・呉広は王侯将相いずくんぞ種あらんやといって反乱を起こした。
劉邦も役目で土木工事に労働者を連れて行ったが
だいたい逃亡してしまい全員死罪が待っていたが、
劉邦も山野に隠れていたが蕭何(しょうか)に押され兵を挙げた。
項羽と叔父の項梁も兵をあげた。
陳勝・呉広は敗れたが、劉邦と項羽は仲間になり秦軍をやぶる。
秦では章邯が30万の兵を率いて出てきて、
兵を分散しないで一カ所に集め各個撃破で反乱軍を破る。
項羽の叔父の項梁も章邯に敗れ亡くなった。
項羽と劉邦は一時撤退する。
楚の懐王は言った、最初に関中に入った者を関中王にするであろうと。
項羽は本道を進み秦軍と戦いながら関中をめざした。
劉邦は別働隊として関中をめざした。
項羽は秦軍を破り章邯を降伏させた。
秦軍20万人を項羽は穴埋めにしてしまった。
敵兵を殺すのは口減らしのためでもある。
■2019年3月4日(月)
「あのひと」 ビートたけし著 新潮文庫 読破
アキラはテレビであのひとを見て、
あのひとみたいになりたい、
あのひとに会いたい、
あのひとのそばにいたい、
と思うようになり弟子入りしたくて、
テレビ局の入り口やあのひとのマンションで待ちぶせをする
あのひとにはとりまきがいっぱいいて
あのひとに怒られまくられて縮み上がっている。
あのひとはやっぱり偉大だ。
やっと弟子入りを果たす。
あのひとがたけしさんで、アキラがラッシャー板前さんです。
他にたけしさんの高校時代を扱った短編、
大学時代を扱った短編などがありおもしろいです。
■2019年3月3日(日)
「菊次郎とさき」 ビートたけし著 新潮文庫 読破
ドラマ化されましたね。
菊次郎さんがたけしさんの父で
さきさんがたけしさんの母です。
菊次郎さんは塗装業で飲んべえだったようです。
酒ばかり飲んで家族に怒鳴り散らしていたようです。
さきさんは教育ママでかなり厳しかったようです。
たけしさんの兄2人は大卒で頭が良かったようです。
たけしさんも明治大学工学部に入っているので
かなり頭が良かったんですね。
さきさんへの反抗のせいか中退してしまうのですが。
たけしさんが芸人になって売れてくると
さきさんはいつも20万よこせだのお金をせびっていました。
しかしさきさんの亡くなる少し前に
たけしさんは紙袋をもらいました。
帰りに中を見てみると郵便貯金通帳がありました。
通帳を見るといままで渡したお金が全部貯金してあったそうです。
感動的でした。
■2019年3月3日(日)
「浅草キッド」 ビートたけし著 新潮文庫 読破
この本はもしかして「フランス座」と
かぶってるかもしれませんね。
まだ読んでないけど。
明治大学工学部を中退したたけしさんは
浅草のフランス座で芸人修行をはじめました。
はじめはエレベーターボーイでした。
深見千三郎師匠に付いてコントを教わる。
貧乏芸人頃の苦労をジョークにして
いろいろ書いてある自伝です。
うん、おもしろかったよ。
コント付き。
■2019年3月3日(日)
「たけしくん、はい!」 ビートたけし著 新潮文庫 読破
NHKでドラマ化されましたね。
ずいぶん前ですが。
ビートたけしさんの少年時代を描いた自伝です。
うん、おもしろいです。
挿絵がオールカラーで良いです。
■2019年3月2日(土)
「たけしの20世紀日本史」 ビートたけし著 新潮文庫 読破
こないだ本棚の整理をしてたら出てきたので読みました。
たけしさんが書くと何いっても許されるみたいなことがあって
いろいろとタブーなことが書いてあっておもしろいです。
たけしさんの本はおもしろいですね。
こないだ「フランス座」という本が出たけど
金欠なので買ってません。
文庫本で出たら買おうかな。
■2019年3月1日(金)
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」 米原万里著 角川文庫 読破
この間、掲示板でごろうさんという人にこの本を
紹介してもらったので買って来て読んでみました。
日本人の主人公(著者)マリは1960年1月から1964年10月までの
約5年間プラハ・ソビエト学校に通っていた。
9歳から14歳までのことだ。
ギリシャ人リッツァ、ルーマニア人アーニャ、ユーゴスラヴィア人ヤスミンカ。
仲の良かった同級生たちだ。
それから30年、ソビエトは崩壊したがみんなは無事だろうか。
みんなと再会を果たす。
リッツァ、アーニャ、ヤスミンカにまつわる3編。
なんか感銘を受けた。
ロシア語は大学で習ったけど30年くらいたつので忘れた。
当時は500単語くらい覚えたけど。
■2019年2月28日(木)
「三国志 十 五丈原の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
蜀の人口は魏の三分の一、呉の半分。
蜀の孔明は座して滅ぶより出でて戦うことを選んだ。
もちろん初めは勝つつもりで漢の世を取り戻すつもりだった。
しかし魏では司馬懿仲達が現る。
孔明は司馬懿に敗れ泣いて馬謖を斬った。
だが司馬懿は孔明と戦うほどに謀りに落ちた。
しまいには堅く守って戦わなくなった。
蜀の弱点は道が険阻で兵糧の補給が困難だったからだ。
孔明は動かない敵には謀りのかけようもない。
孔明は司馬懿に女性の着る服を贈ったりした。
漢文の教科書に出てますね。
司馬懿も使者に孔明の様子を聞き
孔明の生命も長くないと予測する。
実際、孔明は病んでいてついに五丈原で亡くなった。
司馬懿は孔明が死んだと思い総攻撃をかけたが
孔明の四輪車が出てきて司馬懿はどこまでも逃げていった。
後で四輪車に乗っていたのは木像だとわかった。
死せる孔明、生ける仲達を走らす。
319ページ、張郃三度目の死。
完
■2019年2月27日(水)
「三国志 九 出師の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
荊州の関羽は魏と呉から攻められ最後になった。
劉備は関羽の復讐戦と呉にむかうが
その矢先、張飛は部下に寝首をかかれてしまった。
桃園の義はここに終わった。
孔明は反対したが75万の兵で単身呉に乗り込んだ劉備、
張飛、関羽の子、張苞、関興が活躍するが、
長江を凄い早さで下っていったため、
陣営が長くなり薄くなった中核を火攻めで破られ敗北した。
戦いの前に易者に見てもらった時に、
白と書いたのは白帝城のことで
孔明が劉備をみとっている絵でしたね。。
敗北に恥じた劉備は白帝城を永安宮と名づけ
成都に帰ることはなかった。
孔明に後を託して劉備は亡くなった。
曹操もとっくのまっく(秩父の方言)に亡くなっています。
孔明は呉と同盟しなおし、呉が魏を破ると
南蛮制圧に乗り出した。
南蛮王孟獲を七度捕まえ七度放し、
孟獲も心から降伏して王化に復した。
そして孔明は出師の表をかかげ魏に戦いを挑む。
■2019年2月26日(火)
「三国志 八 図南の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
益州をとり蜀の国を手に入れた劉備。
張魯を破り漢中を手に入れた曹操だったが
曹操は劉備に敗れ漢中は劉備の手におちた。
劉備は漢中王となった。
ちなみに曹操は魏王になっている。
ここに魏と呉は考え直した。
得をしたのは劉備ではないかと。
魏と呉は同盟を結び荊州をとろうとする。
荊州は関羽にまかされていた。
201ページに2度死んだ張郃が出てくる。
■2019年2月25日(月)
「三国志 七 望蜀の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
赤壁の戦いは火攻めにより呉の圧勝に終わり、
曹操の天下統一の望みは絶たれた。
どさくさに紛れ荊州をとった劉備。
これは呉のおかげではないかと
荊州を呉に返せといわれる。
益州をとったら荊州を呉に返すと約束するが
そんなことがまもられることがあるのか。。
劉備は益州を張魯から守るためと称して蜀に入る。
馬超が曹操に敗れている。
■2019年2月24日(日)
「三国志 六 赤壁の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
曹操軍は荊州に攻めて来た。
荊州は劉表が死にのぞんで劉備に後を託したかったが
劉備は人の不幸を自分の幸せにはできないと断った。
孔明は受けるようにすすめたのだが劉備は断じて受けなかった。
孔明は「なるほどあなたは仁君である」っといったきりだった。
劉表の後を継いだ劉jは曹操に降伏してしまった。
劉備は曹操軍の先鋒をたたくと退却にかかった。
しかしたくさんの民がついてきたため曹操軍に追いつかれてしまった。
趙雲は曹操軍の中を一騎で劉備の妻と子を探して走り回った。
一躍趙雲の名は上がった。
趙雲がやっと子を見つけて張飛のいる長坂橋まで帰ってきた。
張飛が曹操軍をたった一人で迎え撃った。
曹操軍は一人の張飛を恐れて退却してしまった。
張飛も名をあげた。
劉備はやっと曹操軍を振り切り孔明の援軍も来て夏口、江夏の城まで来た。
孔明は魏と呉を戦わせるため単身呉へくだった。
魏と呉を戦わせることに成功した孔明だったが
何度も周瑜に害されそうになる。
龐統が魏の船に連環の計をほどこす。火攻めをするためだ。
孔明は風を祈り呉に有利な東南の風が吹いてきた。
赤壁の戦いがはじまる。
166ページ。張郃二度目の死。武器からして別人に見えるのだが。
■2019年2月23日(土)
「三国志 五 孔明の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
袁紹の元を脱出した劉備と曹操の元を脱出した関羽は
やっと出会うことができた。
張飛や趙雲たちとも合流することができた。
曹操は袁紹を滅ぼし子どもたちも滅ぼした。
ここに曹操は中国の半分近くを支配下においた。
呉の孫権も3分の1くらいおさえているかもしれない。
後は荊州と益州(蜀)である。
中国の中央、荊州の劉表の元に身をよせた劉備は
賢人とまじわるようになった。
軍師が活躍するようになった。
徐庶を軍師とした劉備だったが
曹操に徐庶の母をとられ徐庶は曹操の元へ行ってしまう。
しかし劉備はやっと孔明に会うことが出来た。
臥竜、鳳雛一人を得れば天下は掌(たなごころ)にあろうと
いわれた臥龍こと諸葛孔明である。
すでに中国の半分を支配した曹操と
土地はもたないが孔明一人を見いだした劉備、
どちらが有利だったかっといわれるほと孔明の知略は大きい。
210ページで張郃の一度目の死亡。
■2019年2月23日(土)
「三国志 四 臣道の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
劉備は曹操に敗れ袁紹の元へ身を寄せた。
関羽は曹操に降伏した。
曹操と袁紹の天下分け目の戦いがはじまった。
袁紹の武将、顔良、文醜を関羽が斬ってしまったことで
劉備は袁紹に二度斬られそうになる。
劉備が袁紹の元にいることを知った関羽は
劉備の婦人をともない袁紹の元へ行こうとする。
劉備には子どもがいたみたいだけど
病気で死んだのか、曹操に殺されたのか。
張飛、関羽の子、張苞、関興などが後で出てくるけど
張飛や関羽にも女がいたはずなんだが
たぶん全く出てこない。
■2019年2月22日(金)
「三国志 三 草莽の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
帝を擁して権力を握った曹操。
南では孫策が大勢力を築く。
北方では袁紹が大きく曹操などまだ眼中にない。
中央では劉備、呂布、袁術、曹操が血みどろの戦いを繰り返す。
■2019年2月21日(木)
「三国志 二 群星の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
吉川三国志は何度読んでもおもしろいなぁ。
字が大きくて字数も少ないのですぐ読めます。
関羽は華雄を討ち取り名を上げました。
張飛と呂布の一騎打ちもしびれますね。
趙雲も出てきましたがまだ仲間になってません。
劉備は徐州の太守になりました。
三国志のシミュレーションゲームがやりたいなぁ。
三国志\がやりたい。
信長の野望・創造もやりたい。まだやったことがない。。
■2019年2月20日(水)
「三国志 一 桃園の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
三国志を読むのも21回目くらいになります。
三国志は曹操が主人公で後半は孔明が主人公だといわれています。
私は劉備が主人公だと思っていて
劉備のように生きて行こうと思ってました。
しかしそれだと今の世の中ではバカにされてなめられて終わりです。
曹操みたいにずる賢く生きて行かないと世の中渡ってゆけません。
今の世の中ではライバルを蹴落としていかないと出世もできません。
私はそんな世の中はイヤだなぁ。。
私は眼が悪かったこともあり負けてしまいました。
限界までがんばったつもりだけど精神障害が出てしまいました。
だから資本主義の競争社会はあまり好きではないです。
でも社会主義がいいとも思わないのですが。。
■2019年2月19日(火)
「真田幸村 真田十勇士」 柴田錬三郎著 文春文庫 読破
どこまでが本当でどこまでがフィクションかよくわかりません。
だいたいフィクションかな。
真田といえば忍者で徳川の忍者と戦うのだけど
あまりフィクションは好きでない。。
後藤又兵衛のくだりは本当なのかな。
いままで読んだ中で一番詳しく書いてあった。
■2019年2月18日(月)
「わかりやすさの罠 池上流知る力の鍛え方」
池上彰著 集英社新書 読破
過去に同じような本が出ていますが
今日買ってきて読みました。
本を読んだり自分が知ったことを
人に説明できるか?
っということが最後に書いてあります。
説明できない。。
読書記録を書こうと思っても説明できない。
ダメじゃん。。。何度も読むべし。。
□ジャガイモ作りをしました。種芋20s。
■2019年2月15日(金)
「峠 下」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
河井継之助は越後長岡藩の家老上席となり
執政と呼ばれるようになった。
薩長の官軍は江戸城をとり、
幕府軍は各地で抵抗していた。
幕府軍の奥羽同盟ができて長岡藩も参加して欲しいといわれる。
官軍も北陸道の要衝長岡藩に恭順しろといってきていた。
継之助はどちらにもつかず
我が藩領に他藩のものを入れないとしていた。
できれば徳川家をすくい出して江戸をもとどおりにしたいと思っていた。
継之助はできるだけ戦争を回避しようとしていた。
しかし長岡藩のまわりで会津藩と官軍が衝突するにあたり
日和見(ひよりみ)は許されなくなってきていた。
ついに長岡藩は官軍を追い払った。会津はたいそう喜んだ。
機関砲ガットリング砲をついに継之助自ら使った。
日本に3門しかなく2門を長岡藩が買いもう一つを薩摩が買った。
薩摩は船につけたようだ。
その船の主任士官は東郷平八郎という青年だった。
せっかく買ったガットリング砲だがあまり活躍が書いてない。
そんなに使わなかったのかな。大いにあったんだろうと思うが。
一進一退を繰り返し
継之助は足を討たれ化膿してまもなく亡くなった。
■2019年2月15日(金)
「峠 中」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
越後長岡藩主牧野忠恭(ただゆき)は老中にはならなかったようだ。
河井継之助は出世した。
外様吟味、郡奉行兼町奉行などをやり
博打(ばくち)禁止、妾禁止、
継之助がさんざん行っていた遊郭も禁止した。
不満もあったようだが長岡藩にお金がたまっていった。
継之助は年寄役になった。
第二次長州征伐がはじまったが将軍徳川家茂が死に
徳川よりだった孝明帝も崩御した。
参勤交代が廃止された。
長岡藩も江戸からひきあげることになったため
藩邸にあった貴重なものも継之助は売って武器を買った。
ここで極東に三つあるというガットリング砲を全部買おうとした。
一つはトルコだかプロシャの船にあったのですぐ長岡藩に届けられた。
あと二つは上海にあるという。
アメリカの南北戦争で使われたものだった。
ガットリング砲は一分間に三百六十発撃てる。
元込式の洋銃千五百挺も買った。
これはゲペール銃を一発撃つ間に10発撃てる。
大砲も買ったようだ。
京都では徳川慶喜が一人でがんばっていた。
家老になった継之助は60名の兵を連れて京へのぼった。
京の様子を見てこなければだめだと思ったのだ。
大阪城に入った。
慶喜は大政奉還をして、王政復古の大号令が出された。
慶喜中心の政権を予想していたが
慶喜はすべての重要会議からはずされた。
薩長は徳川の領土をとりあげようとした。
薩摩は戦争のきっかけを作るため江戸を荒らした。
商人屋敷を襲ったり火をつけたりした。
幕府軍が江戸の薩摩屋敷を砲撃したことにより戦争のきっかけができた。
鳥羽・伏見の戦いがはじまった。
徳川は敗北し慶喜はひそかに大阪城をすてて江戸へ退散した。
慶喜は足利尊氏のように賊軍になることを恐れて恭順して謹慎してしまった。
継之助も江戸へ帰り会議などにも出たが国元に帰ることになった。
もう江戸の大名屋敷はほとんど空になっていた。
薩長は勝ったから良いようにいわれているが
幕府側から見ると薩長はひどいなぁと思う。
■2019年2月13日(水)
「峠 上」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
気になる所があって読んでいます。
ガトリング砲のことなんですが(機関銃みたいなもの)
昔読んだ時に日本にあるガトリング砲を
越後長岡藩が3個全部買ったと最初書いてあった気がするけど
それがすすむに連れてそれが2個だったとか1個だったとか
あいまいになってきてよくわからなくて
ガトリング砲のことは読書記録に書けなかったんだけど
とりあえずそれを見極めたい。
上巻ではまだ出てきません。
主人公は越後長岡藩の河井継之助。
幕末の物語で継之助は江戸へ出て来た。
古賀謹一郎の古賀塾に入る。
そこに陽明学の本がそろっていたためだ。
その時代は朱子学が主流だったようだが。
継之助は佐久間象山の客分になったり
諸国をまわって名士にあったり志士のようなことをしている。
外国船がたびたび日本にやってきている。
尊王攘夷論がわきあがってくるのだが、
継之助は尊皇でも攘夷でもなく
日本も船をたくさん造り大砲や武器を買い
外国に対抗しなければならないと思っている。
幕府はもうすぐ滅ぶだろうと予測して
長岡藩主が京都所司代になるのを反対しやめさせ
そのあと老中の話が来たが反対している。
京都では尊皇攘夷の志士がはばをきかせ、
京都守護職の会津藩は新撰組を作り対抗した。
池田屋事件が起き長州が兵を挙げた。
京都は戦場になっていた。
京都所司代なんかやめて良かった。
継之助のいうことは正しかった。
しかし藩主が老中になることに反対した継之助は
国元へ帰らされてしまった。
■2019年2月12日(火)
「十二人の死にたい子どもたち」 沖方丁著 文春文庫 読破
安楽死したいという心の病あるいは体の病
あるいはイジメや家庭環境の悩みを抱えた12人が集まり
集団自殺をはかろうとするもの。
12人のはずが13人になっていてトリックが
イマイチわかりませんでしたが、
12人の少年少女が自分の悩みを語り合い、
うち解けてくるというもの。
私も生まれつき眼が悪くて、
何故生んだんだー?と悩みました。。。
物心がついた頃から自殺を考えない日はないです。。
■2019年2月11日(月) 休日 25:00
「マスカレード・ナイト」 東野圭吾著 集英社 読破
ホテルコルテシア東京では年末に
カウントダウンバーティーが開かれる。
しかも仮装パーティーだった。
そのパーティーに殺人犯が現れるという。
警察はまたホテルに潜入捜査をすることになった。
■2019年2月11日(月) 休日 建国記念の日
「マスカレード・イブ」 東野圭吾著 集英社文庫 読破
マスカレードホテルの続編ですが
マスカレードホテルの物語より前の物語になります。
木村拓哉役の人と長澤まさみ役の人はまだ会っていません。
短編4作。
■2019年2月10日(日)
「マスカレード・ホテル」 東野圭吾著 集英社文庫 読破
連続殺人事件が起こった。
現場に残された数値(暗号)から
次に事件が起こるのは
ホテル・コルテシア東京ということがわかった。
警察はホテルに潜入捜査をすることになった。
今、木村拓哉主演で映画化されているので
売れてますね。
ヒロインは長澤まさみです。
■2019年2月8日(金)
「楊令伝 十五 天穹の章」 北方謙三著 集英社 読破
梁山泊は南宋との戦いのさなか水害に襲われた。
川が決壊したのだ。
梁山泊の半分は水につかり百万人が死んだ。
兵糧などは高いところへためてあったので被害はなかった。
また南宋と戦いになるが岳飛にとどめがさせない。
そのうち北方から金が攻めて来た。
南北から敵を受け梁山泊は苦戦したが金を破る。
あとは岳飛のみ。
しかし楊令は部下にナイフで腹を斬られる。
父と母を梁山泊に殺され、偽って部下となりこの時を待っていた。
楊令は岳飛と一騎打ちで岳飛の腕を斬り落とすが
ナイフで斬られた時の毒で最後となる。
楊令伝 完 岳飛伝につづく。
■2019年2月7日(木)
「楊令伝 十四 天穹の章」 北方謙三著 集英社 読破
西国や日本との交易で莫大な利益を得た梁山泊。
梁山泊の周りのマチでも自由市場を開いた。
それを南宋、斉、金ではおもしろくなかった。
岳飛についで斉の張峻も南宋に身をよせた。
そして南宋は20万の兵で梁山泊を攻めて来た。
梁山泊は勝った。しかし犠牲者も出た。
どこかの国が楊令の暗殺をたくらんでいる。
メモをとってないからよくわからない。。
■2019年2月7日(木)
「楊令伝 十三 青冥の章」 北方謙三著 集英社 読破
岳飛は金と戦い破るがが本拠にもどってくると、
民が反乱をおこしていた。
岳飛は南宋に身を寄せることになった。
梁山泊は張峻を追い北京大名府を得た。
梁山泊の商業圏は大きくなっていった。
金は斉国を作り張峻が身を寄せたようだ。
梁山泊は船で南宋とトラブルが起きたり、
西国との通商路でもトラブルが起きたりして
イヤな雰囲気になってきていた。
梁山泊が天下を取ればいいと思うし、
その力もあると思うのだが歴史上それはないのであろう。。
■2019年2月6日(水)
「楊令伝 十二 九天の章」 北方謙三著 集英社 読破
楊令は天下統一の望みはない。
梁山泊の税率は一割で一年の兵役をかしていて、
そこから正規兵に志願してくる人も多いようだが
梁山泊の兵は7万くらいだろうか。
岳飛や張峻は10万以上の兵を集め独立している。
中国の大部分は南宋と金が占めている。
岳飛の領土の税率は5割くらいか、
民が反乱をおこしそうになって一村を皆殺しにして治めた。
旧宋国は税率が7割くらいと高かった。
日本の戦国時代でも税率は5割くらいだったね。
江戸時代とか四公六民だったみたいだけど、
生かさず殺さずっという姿勢だったみたいだね。
■2019年2月5日(火) 23:30
「楊令伝 十一 傾暉の章」 北方謙三著 集英社 読破
青蓮寺が作った新たな宋は南に追われ南宋といわれる。
金は南宋を長江付近まで追った。
金は各地の文官を押さえ徴税の方法を
なんとか確立しようとしていた。
中国は金と南宋の時代を迎えたのか。
梁山泊の党首楊令は金で幻王と称し遼と戦い
金を大きくした。
金は梁山泊には手を出してこそうもないがどうだろう。
岳飛は梁山泊の牧から馬を3千頭盗んだ。
梁山泊と岳飛は戦争になり岳飛は敗れた。
岳飛も力をつけて来たが、岳飛一人に
梁山泊全武将相手ではかわいそうだ。
梁山泊はウイグルとか西方の国との交易が
うまくいき莫大な利益をあげた。
出発した時は、絹、陶磁器、香料、茶、漆器など
を山積みにして行ったが
戻っていた荷は玉石(ぎょくせき)がかなりの量で、
ほかに石綿や麝香(じゃこう)やガラスの器などがある。
玄珠という黒玉もあったようです。
■2019年2月5日(火)
「楊令伝 十 坡陀の章」 北方謙三著 集英社 読破
金が東京開封府を落としついに宋は滅びた。
帝以下3千人が金に連れて行かれた。
しかしそれで金が中国を支配できるかというと
そう簡単にいくものではなかった。
賊がはびこり群雄割拠の時代が到来した。
平和なのは梁山泊国内だけという状態だった。
梁山泊の宿敵青蓮寺は南京応天府で
帝の弟趙構を即位させて宋の存続をはかった。
岳飛は隆徳府を本拠にしている。
税は梁山泊の4倍だった。
梁山泊の税は麦の十分の一だけだった。
梁山泊には古くから塩の道があり、
今は日本などとの交易で利益をあげていた。
西夏をかいして西方の国と取引をしようとしている。
西国の玉石が高く売れるらしい。宝石だろうか。
梁山泊は他国支配の旧梁山泊の梁山湖の船や兵糧を焼いた。
梁山泊は梁山湖をまた制圧下に置くつもりであろうか。
■2019年2月4日(月)
「楊令伝 九 遥光の章」 北方謙三著 集英社 読破
宋軍と梁山泊の戦いに決着の時が来た。
ついに楊令が童貫を斬り倒したのだ。
宋軍は岳飛がしんがりをして退却していった。
金は燕京を落とし燕雲十六州は金のものとなった。
退却した宋軍の李明を梁山泊は奇襲で討ち取る。
金の大軍が宋の塞に迫ったが落とすには至らなかった。
梁山泊が金に兵糧を供給していたが、
金は宋を倒すには至らず退却した。
梁山泊が宋に勝ったことで領地は三倍になった。
民の数は400万人になった。
1年の兵役を義務づける。
また楊令は日本との交易を重視した。
日本の北方で藤原清衡と交易しようとしていた。
中央にも藤原氏がいたがそれではない。
奥州藤原氏の川では砂金がとれる。
楊令はその金で西方の国と交易をしようとしていた。
■2019年2月3日(日)
「楊令伝 八 箭激の章」 北方謙三著 集英社 読破
宋軍と梁山泊の戦いが続いている。
梁山泊では張清が死んだ。礫(つぶて)がうまかった。
以前の戦いで童貫の肩を砕いたことがある。
張清は岳飛の腕を少し斬って負傷させていた。
岳飛は従者を一人連れて民の服を着て
梁山泊の中を見て回って来た。
この地に梁山泊ができた年は税はなかったが
次の年からはちゃんと税を納めさせた。
でも宋に比べればずっと安い。
梁山泊の民は生き生きとして楽しそうだった。
宋軍はこの梁山泊という国を滅ぼそうとしているのか。
■2019年2月2日(土)
「楊令伝 七 驍騰の章」 北方謙三著 集英社 読破
宋軍は18万くらい。
地方軍は50万くらいいるが弱兵なので使わない。
童貫の直属の調練された兵が18万ということ。
軍資金は1年だけということで増税したのか準備できた。
宋は中央はいいが少し地方に行くと民は飢えて苦しんでいた。
梁山泊と戦わなくても宋の寿命はつきようとしていた。
宋軍18万は三方から梁山泊に攻めて来た。
楊令は童貫本軍11万の中を6千の騎兵で突っ切った。
童貫がどこにいるかつかめた。
童貫2千は岳飛1万の兵の中にいたのだ。
一方他の地では梁山泊は宋軍の趙安の首をあげた。
しかし梁山泊は息子をかばって呼延灼が死んだ。
それを聞いた楊令は1人で宋軍に斬り込みをかけ
数十人を殺して追いついた仲間とともに帰ってきた。
一進一退だが梁山泊有利に進んでいるようだ。
梁山泊軍は7万くらい。兵数は宋軍が有利だ。
■2019年2月1日(金)
「楊令伝 六 徂征の章」 北方謙三著 集英社 読破
燕雲十六州は宋のものになったが
その対価を金は受け取っていない。
ちょっとした火種になりそうだ。
梁山泊は一州を治め以前よりも大きな勢力となっていた。
梁山泊軍は7万くらいだろうか。
一方童貫率いる総軍は20万くらいか。
地方軍まで全部いれれば50万くらいになりそうだ。
金で幻王と呼ばれた楊令は1万人くらい率いていたが
半分くらいの兵を金に帰したようだ。
楊令も梁山泊1本でやるようだ。
呉用も軍師として帰ってくる。
宋の童貫は宗教反乱で60万の人を殺した。
荒んだ。精神的後遺症をふっきれるか。
童貫はもう65歳だが岳飛が育ってきていた。
■2019年1月31日(木)
「楊令伝 五 猩紅の章」 北方謙三著 集英社 読破
燕京は金と宋の条約により宋が治めることになったようだ。
燕雲十六州が宋のものになったのかな。
南では童貫が宗教団体を滅ぼし帰還した。
宋はお金が底をつき兵も負傷し1年の休養が必要だという。
そこで勢力を拡大したのが梁山泊だった。
また金の帝が死んだ。
金で幻王と称して戦った楊令も、
まだ梁山泊1本にはしぼれないかもしれない。
滅ぼされた宗教団体の軍師をしていた呉用は助け出された。
童貫の従者をしている岳飛も2千の騎兵を与えられ
非凡な才能をみせて宗教団体と戦った。
■2019年1月30日(水)
「楊令伝 四 雷霆の章」 北方謙三著 集英社 読破
北と南にわかれて戦うことになった宋軍。
北へ向かった宋軍は燕京を攻める前に梁山泊を攻めて来た。
これは幻王楊令の参戦で梁山泊が勝った。
楊令はまだ遼で戦っていることが多いようだ。
宋軍はこりずに燕京に向かったが膠着状態におちいる。
しかし燕京で新帝が暗殺されたようで宋軍が勝ったようだ。
南では童貫が20万の兵を率いて100万の方臘宗教軍と戦っていた。
童貫は連環馬で数十万の方臘軍を蹴散らしたが
2度目は堀を掘られて防がれ方臘が陣頭に立って迫ってくると
死を恐れぬ宗教指導者のその異様さにうたれて一時撤退した。
しかし童貫は夜襲を結構して方臘軍の主力をやぶる。
宋はまだまだ衰えていないのか。。
宋軍が北と南に向かうと中央では賊がはびこった。
梁山泊は賊を討って名をあげた。
梁山泊への入隊希望者も増えたようだ。
宋を助ける気はなかったようだが。
■2019年1月29日(火)
「楊令伝 三 盤紆の章」 北方謙三著 集英社 読破
宗教指導者方臘(ほうろう)は長江の南を席捲(せっけん)。
その数、100万とも120万ともいわれている。
生きていることはつらく苦しい。だから殺してやること功徳となる、
っというとんでもない教義だった。
また北方では幻王楊令の活躍で金が遼の大部分を制圧した。
遼の精兵が燕京(北京)にこもっている。
ここは宋金同盟により宋が攻めることになっている。
童貫は兵を南の方臘軍と北の燕京を攻めるために二つにわけた。
童貫の本軍はまず南を攻めることになった。
童貫の従者となった岳飛もついてきている。
梁山泊の本陣は南の洞庭山にあったが、
北の砦に楊令を頭領として迎えそこを梁山泊と称して替天行道の旗をかかげた。
■2019年1月27日(日)
「楊令伝 二 辺烽の章」 北方謙三著 集英社 読破
楊令は北方の金で幻王と言われ遼を滅ぼそうとしていた。
遼を滅ぼした後、宋を滅ぼすつもりらしい。
梁山泊にも加わるつもりのようだ。
梁山泊としても頭領として楊令を迎えたかった。
梁山泊は洞宮山で「替天行道」の旗をかかげた。
まだ本陣の洞庭山では旗をかかげていない。
まだ洞宮山程度のものかと目くらましのためでもある。
また北方の冀州(きしゅう)の辺りでも
遊軍として動いていた史進らが砦を築いた。
楊令も梁山泊の皆に会いに来た。
補給線は船で海を使うようになった。
日本などとも交易しようとしている。
日本の絹織物、北方の昆布などが主なようだ。
中国の物としては青磁(焼き物)や宋銭なども売れるらしい。
日本の銀と交換できる
又、江南一帯の宗教指導者方臘(ほうろう)が
宋に対して10万の兵をあげた。
宗教がからんでいるため20万や30万になる可能性もある。
楊令伝の次作岳飛伝の主人公岳飛も出てきている。
まだ15歳くらい。
楊令は21歳くらいかな。
■2019年1月25日(金) 24:30
「楊令伝 一 玄旗の章」 北方謙三著 集英社 読破
水滸伝の続編。
楊志の子、楊令。血はつながっていないのだが。
梁山泊は滅亡しきってなかった。
宋は梁山泊狩りをやっていたが
なんとか逃れていた。
梁山泊は南の洞庭山で結集しようとしていた。
しかし頭領がいなかった。
皆、楊令が頭になってくれればいいと思ったが
3年前に梁山泊が敗れた時から行方不明だ。
北の金だか遼の地で幻王と恐れられる者がいた。
やっとそれが楊令だとわかる。
■2019年1月23日(水)
「朝日キーワード2020」 朝日新聞出版 読破
今話題の時事問題がわかって良かったです。
■2019年1月21日(月)
「平成くん、さようなら」 古市憲寿著 文藝春秋 読破
古市さんはテレビに良く出ていて
興味深いので読んでみました。
1ページ目から引きましたが。。
平成(ひらなり)くんは安楽死を望んでいる。
眼が悪いのはつらいことなのです。。。
■2019年1月20日(日)
「みかづき」 森絵都著 集英社文庫 読破
昭和36年、大島五郎は千葉県習志野の小学校の
用務員をしていた。22歳かな。
用務員をして3年、五郎は落ちこぼれて
勉強がわからなくなった子供たちを用務員室で教えるようになった。
そこから勉強ができるようになった人がたくさんいたようだ。
勉強ができるようになった小学生の母親が
五郎にお礼にくることもあったようだ。
その母親と。。。。
蕗子(ふきこ)という女の子もいた。父親はいない。
蕗子の母親千明はその評判を聞き五郎と塾をやろうと誘った。
千明と五郎は結婚して子供が2人できた。蕗子を入れて3人。
それから塾経営の話が現代まで続きます。
なかなか興味深かったです。
■2019年1月18日(金)
「替天行道 北方水滸伝読本」 集英社文庫 半分読破
北方謙三さんが書いた所と対談は全部読みました。
私が北方水滸伝を読んだのは一時代遅かったんだね。
■2019年1月18日(金) 午前3:30
「水滸伝 十九 旌旗の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
流花塞の近くで梁山泊と禁軍元帥の童貫の間で
3回目の戦いが繰り広げられる。
この最終決戦では梁山泊の頭領の宋江も陣頭に立った。
心配されたが宋江には李逵(りき)と武松がついていた。
梁山泊は童貫を倒せば勝ちをおさめるので
楊令、史進の騎馬隊はどうにか斬り込んで
童貫に近づこうとするが無理だった。
そのうち流花塞も落ちてしまった。
宋江はじめ歩兵は梁山泊本陣に船で退却し
楊令、史進の騎馬隊は最後まで童貫に迫ろうとしたがダメだった。
梁山泊本陣も落ち宋江も船で落ちていったと聞き
武松なども落ちていったが、宋江は梁山泊本陣にとどまり腹を切った。
そこへ楊令が、やはりここにいましたかっとやってきた。
宋江は楊令に止めを刺してもらった。
楊令は官軍にとりまかれるが、楊令は
「この楊令は、鬼になる、魔人になる。そうして童貫の首を奪る。
この国を、踏み潰し、滅ぼす。いつの日か、
おまえの眼の前にこの楊令が立っていると童貫に伝えろ」
と言ってまわりの敵を斬り倒し岩の上から梁山湖に飛び込んだ。
完 「楊令伝」に続く
■2019年1月17日(木)
「水滸伝 十八 乾坤の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
梁山泊の砦は双頭山と二竜山と流花塞があったが
双頭山は落ち、二竜山もあぶなかった。
そんなおり子午山の元禁軍武術師範王進のもとにいた楊令が
一兵士として梁山泊に志願してきた。
楊令は志願兵をテストする隊長を5人も倒してしまった。
楊令が楊志の子供だとわかると皆集まってきた。
楊令は宋江にあいさつに行き、皆のもとをまわった。
楊令は将軍各で迎えられた。
しかし楊令の活躍もあったが二竜山は官軍の手に落ちた。
2度あることは3度ある。
北京大名府はまた梁山泊の手に落ちた。
流花塞を攻めていた童貫は退却し北京大名府はまた放棄された。
梁山泊の砦は流花塞だけになってしまった。
十九巻はいよいよ最終決戦かな。
■2019年1月16日(水) 25:30
「水滸伝 十七 朱雀の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
童貫は3万の兵で梁山泊が6千の兵で守る双頭山を攻めて来た。
双頭山は落ちた。
次いで童貫は流花塞を攻めて来た。
梁山泊は押されぎみだったが童貫は飛礫(つぶて)に
肩を砕かれ退却した。
しばらくは安泰かと思われたが
宋の官軍は二竜山に攻めて来た。
梁山泊の堅い守りに
官軍も塞を築いて長期戦となった。
病んだ魯達(ろたつ)は楊令が暮らしている子午山にきた。
武松(ぶしょう)と李逵(りき)が連れてきたのだ。
楊令(ようれい)に梁山泊108人の話から志について語った。
替天行道を読むよりも楊令の心を揺り動かした。
すべてを語りをえると魯達は死んだ。
楊令伝の主人公が楊令である。l
童貫は5万の兵でまた流花塞を攻めて来るようだ。
童貫は大型船の5倍もの船を造らせていた。
どうなる水上戦。
■2019年1月16日(水)
「水滸伝 十六 馳驟の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
帝を守る禁軍の童貫がついに出てきた。
一昔前に外敵を圧倒的な強さで破ったことは有名だ。
童貫が5千の兵をひきいて進軍している所を史進が発見した。
史進は梁山泊でも1、2の強さだ。
6千の史進の兵は童貫の5千の兵に迫った。
しかし史進の騎兵は童貫の歩兵の槍衾(やりぶすま)に近づけない。
やっと槍衾を突っ切って攻め入ったが史進の部隊は分裂し
殲滅(せんめつ)されそうになった。
史進の兵はやっとのことで兵をまとめ退却した。
いままで10倍の敵にも圧倒して蹴散らしてきただけに
史進も面食らった。
梁山泊のこれからの戦いは厳しいことになりそうだ。
■2019年1月14日(月) 休日 成人の日
「日本と世界の今がわかる さかのぼり現代史」
祝田秀全監修 長谷川敦著 朝日新聞出版 読破
現在の状況から過去にさかのぼって説明していくという手法で書いてある。
変わった手法だけどいろいろ重要点がわかった気がします。
ネットで買いました。
■2019年1月13日(日) 24:30
「京都寺町三条のホームズ 11 あの頃の想いと優しい夏休み」
望月麻衣著 双葉文庫 読破
京都寺町三条のホームズも恋愛小説と化したのでした。。
ネットで買いました。
■2019年1月13日(日)
「水滸伝 十五 折戟の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
官軍20万の攻撃に厳しい戦いをしいられた梁山泊だったが
部隊の一部を官軍本陣の北京大名府にむかわせた。
北京大名府をまもっているのは1万人くらい。
梁山泊の部隊は千人くらいだったが北京大名府を落とした。
官軍は全軍撤退をした。
梁山泊が勝ったといってもいいだろう。
しかしその犠牲は大きかった。
北京大名府を維持するには兵が足りなかったので放棄する。
梁山泊にも官軍にとっても1年か2年くらいの休戦が必要だった。
両軍とも講和ができるものならしたかった。
大兵をようする官軍も金が底をついていたのだ。
■2019年1月12日(土)
「水滸伝 十四 爪牙の賞」 北方謙三著 集英社文庫 読破
ついに20万の官軍が梁山泊を滅ぼすため攻めて来た。
梁山泊軍は4万くらい。
梁山泊が守る拠点は主に双頭山、花流塞、二竜山の3カ所。
他にも遊軍とかいるので各陣営で数千人くらい。
そこに各6万人くらいの官軍が攻め立てた。
官軍は1年くらい前から計画をねり各地に兵糧を蓄えていた。
梁山泊軍は防御に徹したが抵抗も見せた。
梁山泊はどうなってしまうのか。。
■2019年1月10日(木) 25:30
「水滸伝 十三 白虎の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
梁山泊の兵も3万くらいになったろうか。
官軍は数万の兵で流花塞に攻めて来た。
梁山泊は応戦に向かったが
官軍は数万の兵で北の双頭山にも攻めてきた。
官軍が積極的に2面作戦で来たことにびっくりした。
今まで数倍の敵を蹴散らしてきた梁山泊だったが
今度ばかりは10万あまりの官軍の攻撃に苦戦した。
双頭山は壊滅に近い打撃を受けた。朱仝(しゅどう)が死んだ。
しかし10万の官軍に敗れなかったことで梁山泊に
入隊してくる兵が増えた。4万くらいになりそうか。
流花塞の上流に官軍のドックがあった。
大型船をいっぺんに20隻くらい作れる。看過できない。
梁山泊は100名で忍び込み水筒に入れた油で
ドックと船に火を付け全焼させることに成功する。
82名が生還した。仲間を救うために孔明が死んだ。
(三国志の孔明じゃないよ)
だんだん梁山泊の死亡者も多くなってきた。
■2019年1月9日(水)
「魔方陣グルグル」全16巻 衛藤ヒロユキ作 スクウェア・エニックス 読破
主人公勇者ニケと魔方陣使いのヒロインククリが
魔物と戦いながらレベルアップしていき魔王を倒すというもの。
ドラクエをやったことがあればかなり笑える漫画です。
■2019年1月8日(火)
「水滸伝 十二 炳呼の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
闇塩を扱っていた元締めの盧俊義(ろしゅんぎ)が
北京大名府で捕まって拷問を受けている。
梁山泊は盧俊義を助け出すため全軍をあげて兵を出す。
盧俊義は助け出され北京大名府を占領した梁山泊だったが
官軍の関勝将軍が留守になった梁山泊を突いた。
関勝将軍がその気になれば梁山泊は落ちたかもしらないが
北京大名府から梁山泊が撤退して帰ってくると
関勝将軍は撤退していた。
関勝将軍は梁山泊に入隊しようとする。
■2019年1月8日(火)
「国家の品格」 藤原正彦著 新潮新書 読破
ブックオフオンラインで買いたい本があって
1500円以上買わないと送料が無料にならないので
安い本を探していたところ、この本を見つけました。
一昔ほど前に同級生にすすめられた気がします。
文章が読みやすくて良かったです。
日本もすてたもんじゃないとか、教育が大事とか
書いてあったようなないような。。
■2019年1月7日(月)
「水滸伝 十一 天地の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
梁山泊には二人の頭がいた。
晁蓋(ちょうがい)と宋江(そうこう)である。
梁山泊の兵は2万5千人くらいになったろうか。
晁蓋は3万人で攻勢に出て宋を倒そうと企画するが
宋江は10万人は必要だとしていた。
晁蓋は3万でも梁山泊が兵をあげれば
各地の民衆が立ち上がると思っていたのだ。
そして晁蓋はいつも先頭に立って戦いに出ていた。
それがいけなかった。
晁蓋は毒矢を受け暗殺されてしまう。
宋江はいつも晁蓋に先頭に立つべきではないと
言っていたのだがあとのまつりだった。
■2019年1月5日(土) 24:15
「水滸伝 十 濁流の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
官の中央には軍隊がいるがあまり調練されてない。
梁山泊をたたくために国境を守る調練されている軍隊が
おくられることになった。
呼延灼(こえんしゃく)将軍が率いている。
呼延灼vs梁山泊の戦いがはじまった。
呼延灼は馬を横に並べて連環させた陣形でおしてきた。
梁山泊は踏み荒らされて敗北した。
しかし呼延灼が中央に戦勝報告しにいっているうちに
連環馬を破って梁山泊は勝利した。
溝を掘って兵をひそませカマで馬の足を切ったのだ。
長いはかりごとによって呼延灼の部下は梁山泊に入り
後から呼延灼も梁山泊の仲間になった。
呼延灼も部下も中央の政治に嫌気がさしていたのだ。
■2019年1月4日(金)
「さみしさの研究」 ビートたけし著 小学館新書 読破
老い、死、孤独とかをあつかったエッセイ。
亡くなった人をしのんで色々書いてあります。
最後の方はいつものメッタ切りでしたが。。
うん、おもしろかったよ。
■2019年1月3日(木) 24:30
「文藝春秋オピニオン2019年の日本の論点」 文藝春秋 読破
100のテーマを専門家たちが解説するもの。
毎年読んでいるのだけど難しくなっていく気がします。
社会が高度化しているのか、
私の頭がバカになっているのか。。
とりあえず読み終わってよかったです。
大学入試の論文対策におすすめの本らしい。
■2018年12月30日(日)
「2019年日本はこうなる」
三菱UFJリサーチ&コンサルティング編 東洋経済新聞社 読破
少しずつ読んでやっと読み終わりました。
ちょっと難しかったです。
わかりやすく書こうという意識がみられない。
私の頭が悪いのか。。
■2018年12月30日(日)
「孔雀王」 漫画16巻まで 萩野真作 集英社 読破
17巻まで持っていますが16巻で完結しています。
ちょっとエッチなところがありますが
宗教的に興味深い漫画です。
子供がいる人はみんなエッチなことをしたわけだから。
■2018年12月28日(金)
「タッチ」 漫画全11巻(ワイド版) あだち充作 小学館 読破
タッチはおもしろいですね。
高校時代にコンビニでサンデーを立ち読みしてました。
もう30年以上前になりますか。。
■2018年12月27日(木)
「YAWARA」 漫画全29巻 浦沢直樹作 小学館 読破
YAWARAはおもしろいですね。
感動した。
■2018年12月26日(水)
「水滸伝 九 嵐翠の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
梁山泊は、まわりの、東の二竜山、北の双頭山、
こないだ制圧した梁山湖の北の独竜岡、
西に九竜塞を作り、その西の流花塞を拠点にしようとしていた。
鄆城は商人の街として梁山泊が勢力下に置いていた。
梁山泊も2万くらいの兵が集まったろうか。
宋の官軍は青蓮寺が仕切っていていつも数万で攻めてくる。
いつも梁山泊有利ですすむが梁山泊にも犠牲者がかなり出ている。
兵士の数が少ないので勝っていてもかなりの痛手だ。
塩の道を管理していたものが捕まりそうになり、
闇の戦いも続いていた。
林冲は先の戦いで妻が生きているとあざむかれて
戦いを抜けて妻をさがしに行くがワナに合い
胸に矢を受けて大怪我をする。
戦いに抜けたものは死罪になるのだが
馬小屋の掃除を命じられる。
回復してまた戦いができるようになるのか。
死んだ楊志の子の楊令は10才くらいになり
隠棲している元禁軍武術師範の王進のもとへおくられる。
水滸伝の続編の楊令伝の主人公のようだ。
■2018年12月25日(火)
「水滸伝 八 青龍の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
二竜山、清風山、桃花山をあわせて二竜山と呼ぶようになり
梁山湖とその北の双頭山に拠点をつくり
三山が連携するようにしたようだ。(梁山泊は)
官軍はその三山ののど元のマチにかなりの数の
兵士を民にまぎれて埋伏させた。
独竜岡の三荘、李家荘、祝家荘、扈家荘などにである。
官軍は禁軍80万といわれるが実際20万くらいである。
梁山泊は1万5千人くらいになったろうか。
梁山泊は世の中をよくする志がある者の集まりなので
厳しい調練を繰り返しているのに対して
官軍はただ募兵された兵士であまり訓練もしていなかった。
しかし最近は官軍の方もしくじった将軍たちの
首を切ったりと怠慢ではなくなってきていた。
今回の戦いでは梁山泊も苦戦するも勝利する。
■2018年12月24日(月)
「水滸伝 七 烈火の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
宋江は1万数千人の官軍に包囲されて
山の洞窟に数人で立てこもった。
伝令は梁山泊に送ってある。
数人の中に李逵、武松という一騎当千のものがいて
敵を寄せ付けなかった。
また石組みを一気におとし数千人の官軍をほうむった。
官軍は最終的に数万で取り囲んでいたようだが
梁山泊から林冲の騎馬隊が救いに来た。
といっても数十名だ。
宋江は脱出して双頭山に入った。
梁山泊の勢力下に入った。
しかし味方にかなりの犠牲者が出た。
宋江は反省した方がいいと思うんだが。。
そしてついに宋江が梁山泊に入った。席次は晁蓋の隣だ。
梁山泊は替天行道(たいてんぎょうどう)という旗をかかげている。
替天行道とは宋江が書いた冊子の名前だ。
印刷されてかなりの量が出回っている。
檄文であり心を打ち涙を流すものも多いという。
■2018年12月23日(日)
「水滸伝 六 風塵の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
楊志の死が惜しまれるが
梁山泊は官の秦明将軍を味方に引き入れることができた。
楊志並の強さだ。二竜山に入る。
梁山泊の支城で二竜山、桃花山、清風山とあるのだが
清風山は梁山泊が闇でもうけている塩の道の要のようだった。
官軍をしきっているのが青蓮寺という組織で、
清風山で塩をめぐり闇の戦いがくりひろげられていた。
秦明は清風山に入った。
そして官軍は3万でその清風山に攻めて来た。
3万の官軍は清風山、二竜山、桃花山、の真ん中に入ってきた。
梁山泊側はさん3山あわせても数千しかいない。
清風山にいる秦明は隊をわけて夜襲を繰り返した。
その隙に梁山泊の致死軍という特殊部隊が官軍の兵糧を焼いた。
官軍は敗走しまた梁山泊が勝利した。
一方旅を続けていた宋江は数万の官軍に取り囲まれようとしていた。
宋江があぶない。
■2018年12月22日(土)
「水滸伝 五 玄武の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
宋江は南の江州にきていたがそれが官軍にばれた。
気づいたときは宋江は2万の兵に包囲されていた。
ちょうどそこには梁山泊のような水塞があったので
数百の兵でそこにこもった。
水軍に手慣れたものがいて官軍をよせつけなかった。
そこへ梁山泊から仲間が駆けつけてきた。
梁山泊は勝った。
梁山泊の名はあがった。誇りにもなった。
そのあと官軍は梁山泊の支城である二竜山に
ねらいをさだめてきた。
二竜山の兵は2千5百くらい。
二竜山の筆頭の楊志は暗殺され、
3万の兵で山を囲まれた。
また梁山泊の援軍が間に合い勝ちをおさめた。
しかし楊志の死は惜しいものであった。
■2018年12月21日(金)
「水滸伝 四 道蛇の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
この物語の中心人物である宋江は女を殺した罪をきせられ追われていた。
各地に似顔絵と手配書がまわっていた。
梁山泊にだけ人が集まればいいというものではなかった。
各地の山塞と連絡をもち点と点から線にし面にしたかった。
梁山泊が立てば各地でも火が燃え上がるようにしたい。
そのため宋江は手配書が回る中、危険な旅を続けていた。
梁山泊はまだ数千の規模だし各地の拠点を
集めても1万人にもならないだろう。
官軍は20万もいるのだ。
宋江が捕まらないかひやひやしながら読んでいます。
■2018年12月20日(木)
「水滸伝 三 輪舞の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
梁山湖の山塞に晁蓋が入りここに梁山泊が立ち上がった。
替天行道(たいてんぎょうどう)という旗をかかげる。
いくつかの山賊の拠点だった山塞も
梁山泊と連携してここに官軍に立ち向かう体制が整った。
梁山泊が襲うのは官軍の兵糧庫や輜重車などだった。
また国営の塩の横流しをして梁山泊は闇でもうけていた。
民をおそうことはないし奪った兵糧の半分を民に分けたりした。
中心人物の宋江も事件にあい旅に出る。
宋江はいつ梁山泊に入るのか。。
腐った世の中に梁山泊が鉄槌を加える物語かな。
北方謙三さんはすごいよ。すごすぎる。
■2018年12月19日(水)
「水滸伝 二 替天の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
民を愛し、官の不正を憎む男たちが立ち上がる。
官では賄賂が当たり前になり、
官に不平をもつものが増えてきた。
晁蓋、宋江、魯智深たちは連携して各地で仲間を増やしていく。
全国にわたり仲間のネットワークができた。
そしてよるべく地として賊の支配する梁山湖の山塞をとろうとする。
林冲の活躍で賊の当主王倫を殺し山塞を手に入れる。
そこを梁山泊と名付けた。
■2018年12月18日(火)
「水滸伝 一 曙光の章」 北方謙三著 集英社文庫 読破
十二世紀の中国、北宋末期。
重税と暴政のために国は乱れ
民は困窮していた。
その腐敗した政府を倒そうと
立ち上がったものたちがいた。
世直しへの強い志を胸に、
漢(おとこ)たちは圧倒的な官軍に挑んでいく。
地位を捨て、愛する者を失い、
そして自らの命を懸けて闘う。
彼らの熱き生きざまを刻む壮大な物語が
いま幕を開ける。
っと裏表紙をそのまま書いてしまいました。
各地で官に不平を持っている人はいる。
各地をまわりそのような人たちを
結びつける人もいる。
人望のある者も、力の強い者も、一芸のある者も
だんだん結束していく。
梁山湖にある山塞を拠って立つ場所に欲しくて画策する。
うん、おもしろいよ。
地爆の星の章は感動した。