吉川三国志 読書記録 2019/02/28  りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)

吉川英治著 新潮文庫 全十巻 

下から書いてます。ボツなんだが。。

吉川三国志を読むのも21回目くらいになりました。


■2019年2月28日(木)

「三国志 十 五丈原の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

蜀の人口は魏の三分の一、呉の半分。
蜀の孔明は座して滅ぶより出でて戦うことを選んだ。
もちろん初めは勝つつもりで漢の世を取り戻すつもりだった。
しかし魏では司馬懿仲達が現る。
孔明は司馬懿に敗れ泣いて馬謖を斬った。
だが司馬懿は孔明と戦うほどに謀りに落ちた。
しまいには堅く守って戦わなくなった。
蜀の弱点は道が険阻で兵糧の補給が困難だったからだ。
孔明は動かない敵には謀りのかけようもない。
孔明は司馬懿に女性の着る服を贈ったりした。
漢文の教科書に出てますね。
司馬懿も使者に孔明の様子を聞き
孔明の生命も長くないと予測する。
実際、孔明は病んでいてついに五丈原で亡くなった。
司馬懿は孔明が死んだと思い総攻撃をかけたが
孔明の四輪車が出てきて司馬懿はどこまでも逃げていった。
後で四輪車に乗っていたのは木像だとわかった。
死せる孔明、生ける仲達を走らす。
319ページ、張郃三度目の死。

  

■2019年2月27日(水)

「三国志 九 出師の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

荊州の関羽は魏と呉から攻められ最後になった。
劉備は関羽の復讐戦と呉にむかうが
その矢先、張飛は部下に寝首をかかれてしまった。
桃園の義はここに終わった。
孔明は反対したが75万の兵で単身呉に乗り込んだ劉備、
張飛、関羽の子、張苞、関興が活躍するが、
長江を凄い早さで下っていったため、
陣営が長くなり薄くなった中核を火攻めで破られ敗北した。
戦いの前に易者に見てもらった時に、
白と書いたのは白帝城のことで
孔明が劉備をみとっている絵でしたね。。
敗北に恥じた劉備は白帝城を永安宮と名づけ
成都に帰ることはなかった。
孔明に後を託して劉備は亡くなった。
曹操もとっくのまっく(秩父の方言)に亡くなっています。
孔明は呉と同盟しなおし、呉が魏を破ると
南蛮制圧に乗り出した。
南蛮王孟獲を七度捕まえ七度放し、
孟獲も心から降伏して王化に復した。
そして孔明は出師の表をかかげ魏に戦いを挑む。

   

■2019年2月26日(火) 

「三国志 八 図南の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

益州をとり蜀の国を手に入れた劉備。
張魯を破り漢中を手に入れた曹操だったが
曹操は劉備に敗れ漢中は劉備の手におちた。
劉備は漢中王となった。
ちなみに曹操は魏王になっている。
ここに魏と呉は考え直した。
得をしたのは劉備ではないかと。
魏と呉は同盟を結び荊州をとろうとする。
荊州は関羽にまかされていた。
201ページに2度死んだ張郃が出てくる。

 

■2019年2月25日(月)

「三国志 七 望蜀の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

赤壁の戦いは火攻めにより呉の圧勝に終わり、
曹操の天下統一の望みは絶たれた。
どさくさに紛れ荊州をとった劉備。
これは呉のおかげではないかと
荊州を呉に返せといわれる。
益州をとったら荊州を呉に返すと約束するが
そんなことがまもられることがあるのか。。
劉備は益州を張魯から守るためと称して蜀に入る。
馬超が曹操に敗れている。

  

■2019年2月24日(日)

「三国志 六 赤壁の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

曹操軍は荊州に攻めて来た。
荊州は劉表が死にのぞんで劉備に後を託したかったが
劉備は人の不幸を自分の幸せにはできないと断った。
孔明は受けるようにすすめたのだが劉備は断じて受けなかった。
孔明は「なるほどあなたは仁君である」っといったきりだった。
劉表の後を継いだ劉jは曹操に降伏してしまった。
劉備は曹操軍の先鋒をたたくと退却にかかった。
しかしたくさんの民がついてきたため曹操軍に追いつかれてしまった。
趙雲は曹操軍の中を一騎で劉備の妻と子を探して走り回った。
一躍趙雲の名は上がった。
趙雲がやっと子を見つけて張飛のいる長坂橋まで帰ってきた。
張飛が曹操軍をたった一人で迎え撃った。
曹操軍は一人の張飛を恐れて退却してしまった。
張飛も名をあげた。
劉備はやっと曹操軍を振り切り孔明の援軍も来て夏口、江夏の城まで来た。
孔明は魏と呉を戦わせるため単身呉へくだった。
魏と呉を戦わせることに成功した孔明だったが
何度も周瑜に害されそうになる。
龐統が魏の船に連環の計をほどこす。火攻めをするためだ。
孔明は風を祈り呉に有利な東南の風が吹いてきた。
赤壁の戦いがはじまる。
166ページ。張郃二度目の死。武器からして別人に見えるのだが。

 

■2019年2月23日(土)

「三国志 五 孔明の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

袁紹の元を脱出した劉備と曹操の元を脱出した関羽は
やっと出会うことができた。
張飛や趙雲たちとも合流することができた。
曹操は袁紹を滅ぼし子どもたちも滅ぼした。
ここに曹操は中国の半分近くを支配下においた。
呉の孫権も3分の1くらいおさえているかもしれない。
後は荊州と益州(蜀)である。
中国の中央、荊州の劉表の元に身をよせた劉備は
賢人とまじわるようになった。
軍師が活躍するようになった。
徐庶を軍師とした劉備だったが
曹操に徐庶の母をとられ徐庶は曹操の元へ行ってしまう。
しかし劉備はやっと孔明に会うことが出来た。
臥竜、鳳雛一人を得れば天下は掌(たなごころ)にあろうと
いわれた臥龍こと諸葛孔明である。
すでに中国の半分を支配した曹操と
土地はもたないが孔明一人を見いだした劉備、
どちらが有利だったかっといわれるほと孔明の知略は大きい。
210ページで張郃の一度目の死亡。

 

■2019年2月23日(土)

「三国志 四 臣道の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

劉備は曹操に敗れ袁紹の元へ身を寄せた。
関羽は曹操に降伏した。
曹操と袁紹の天下分け目の戦いがはじまった。
袁紹の武将、顔良、文醜を関羽が斬ってしまったことで
劉備は袁紹に二度斬られそうになる。
劉備が袁紹の元にいることを知った関羽は
劉備の婦人をともない袁紹の元へ行こうとする。
劉備には子どもがいたみたいだけど
病気で死んだのか、曹操に殺されたのか。
張飛、関羽の子、張苞、関興などが後で出てくるけど
張飛や関羽にも女がいたはずなんだが
たぶん全く出てこない。

   

■2019年2月22日(金)

「三国志 三 草莽の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

帝を擁して権力を握った曹操。
南では孫策が大勢力を築く。
北方では袁紹が大きく曹操などまだ眼中にない。
中央では劉備、呂布、袁術、曹操が血みどろの戦いを繰り返す。

  

■2019年2月21日(木)

「三国志 二 群星の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

吉川三国志は何度読んでもおもしろいなぁ。
字が大きくて字数も少ないのですぐ読めます。
関羽は華雄を討ち取り名を上げました。
張飛と呂布の一騎打ちもしびれますね。
趙雲も出てきましたがまだ仲間になってません。
劉備は徐州の太守になりました。
三国志のシミュレーションゲームがやりたいなぁ。
三国志\がやりたい。
信長の野望・創造もやりたい。まだやったことがない。。

 

■2019年2月20日(水)

「三国志 一 桃園の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破

三国志を読むのも21回目くらいになります。
三国志は曹操が主人公で後半は孔明が主人公だといわれています。
私は劉備が主人公だと思っていて
劉備のように生きて行こうと思ってました。
しかしそれだと今の世の中ではバカにされてなめられて終わりです。
曹操みたいにずる賢く生きて行かないと世の中渡ってゆけません。
今の世の中ではライバルを蹴落としていかないと出世もできません。
私はそんな世の中はイヤだなぁ。。
私は眼が悪かったこともあり負けてしまいました。
限界までがんばったつもりだけど精神障害が出てしまいました。
だから資本主義の競争社会はあまり好きではないです。
でも社会主義がいいとも思わないのですが。。