村上春樹読書記録 2019 りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)
下から書いてます。
■2019年11月9日(土)
「スプートニクの恋人」 村上春樹著 講談社文庫 読破
200ページにKという名前が出てくるのだけど
私のことかと妄想した。
典型的な精神障害の症状か。。
Kとは主人公のことのようなのだけど。
ラストで失踪していたすみれが帰ってくるのだけど
なんか素直に喜べない。
1999年4月10日に単行本で刊行されました。
■2019年11月8日(金)
「アフターダーク」 村上春樹著 講談社文庫 読破
この小説に出てくる悪い人には右手の甲に痛みがあり
この人に向かって携帯で逃げられないよっと呼びかけられている。
村上春樹さんが私が犯人だと思って、
私を脅迫した小説だと思う。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を書いたことにより
私の疑いは晴れてるなと思っていますが。
妄想、幻聴、うつ病でしょうか。。。
2004年9月に単行本で刊行されました。
■2019年11月6日(水)
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
村上春樹著 文春文庫 読破
主人公多崎つくるは高校時代、仲の良い5人グループに入っていた。
男3人、女2人のグループだ。皆名前に色があった。
ラグビー部の男アオ、頭の良い男アカ、清純な女シロ、活発な女クロと色のないつくるだ。
アオ、アカ、シロ、クロは皆地元の名古屋の大学に進学し、
つくるは東京の大学に出た。
つくるは名古屋に帰るといつも皆に会っていたが
ある日、皆から絶縁される。
つくるは絶望し自殺を考えたが、なんとか乗り越え駅を作る会社に入った。
十数年が過ぎた。つくるは現在の彼女に促され大学時代に
何が起きたかはっきりさせるために高校時代の仲間に会ってみようとする。
私も大学時代に同じようなめに合いました。
話したこともない女の子をやったとかやらなかったとかいう話になり、
学校中の噂になり、有楽町の職場にも学校の人がいたので
学校中、有楽町中の噂になり、東京中の噂になり、地元でも悪口を言われ
秩父に帰ってきてひきこもり手首を切り精神病院に入院しました。
女の子とは何もしてないし話をしたこともありませんでした。
何もかかわっていません。幻聴、妄想、うつ病だったのでしょうか。
多崎つくるは大学では普通に生活できたろうからいいよね。
私の経験からいってシロをやったのはアカだね。
シロを殺したのもアカかもしれない。
2013年4月に単行本で刊行されました。
■2019年10月31日(木)
「ノルウェイの森 下」 村上春樹著 講談社文庫 読破
主人公僕(ワタナベ)とキズキは親友のような関係だった。
キズキは直子と幼なじみで恋人同士で
直子はワタナベに女の子を紹介してダブルデートしようとしたが
どうもうまくいかなかった。
結局、僕とキズキと直子で遊ぶことが多くなった。
キズキが席をはずすと僕と直子は話すことがほとんどなかった。
そしてキズキは自殺してしまった。
大学生になった僕と直子は確か中央線の電車で出会った。
僕と直子はデートをするようになり関係をもった。
そうすると直子は京都の精神科の療養施設に入ってしまう。
僕のせいではないという。
僕(ワタナベ)はその施設に直子に会いにいくが
直子の感情には波があった。
隠し事をするのは良くないとなんでも話すようにといわれ
僕が永沢さんという人とガールハントによく行くと話してしまう。
直子は傷ついたと思う。
そして僕は同じ大学の女の子の緑という人にひかれ始める。
直子はそれに感じたものがあったのか自殺してしまう。
これらが直接関係してるとは書いてないが、
若い頃は好きな人が他の異性と関係を持ったと知った時はかなり辛い。
上巻のオープニングに
「何故なら直子は僕のことを愛してさえいかなったからだ」
っと書いてありせつない感じになる。
またオープニングでドイツに僕は行っているのだけど
永沢さんに会いにドイツにいったんじゃないかっと言った人がいて
違うと思ったけどそのセンスに驚いたことがあります。
昔のチャットフレンドが言った言葉ですが。
■2019年10月29日(火)
「ノルウェイの森 上」 村上春樹著 講談社文庫 読破
ノルウェイの森はビートルズの曲名から来ている。
ヒロインは直子。
「1973年のピンボール」に書いてあった直子だと思われる。
鼠がキズキだと思うんだが。妄想なんだろうか。
また緑という女の子が出てくる。
緑は奥さんをモチーフにしていると書いてあるものがあったが
ぜんぜん違うと書いてある本もあった。
前に緑とはその後どうなったんだろうという感想を書いたことがあったが
どこかに、そんなことまで考えてもらいたくなかったということが
どこかに書いてあった気がする。
私も精神病院の閉鎖病棟に2度入院したことがあるので
直子やレイコさんの境遇はわかる気がする。
まだ下巻があります。
■2019年10月25日(金)
「ダンス・ダンス・ダンス 下」 村上春樹著 講談社文庫 読破
うん、とてもおもしろかった。
キキに関するかぎりバッドエンドかもしれないが
ユミヨシさんと結ばれてハッピーエンド。
良かったです。
■2019年10月22日(火)
「ダンス・ダンス・ダンス 上」 村上春樹 講談社文庫 読破
「羊をめぐる冒険」で主人公僕をいるかホテルに導き
途中でいなくなってしまった彼女を探す物語。
僕はいるかホテルの夢をよく見るようになった。
そこでは誰かが僕のために泣いている。
彼女、キキだ。
僕はまた彼女に会うためにいるかホテルを訪れる。
しかしいるかホテル(ドルフィンホテル)は超巨大ビルに変貌をとげていた。
ドルフィンホテルの名前がしっくりくるような近代ホテルだ。
そこには羊男の居場所があって僕を待っていた。僕のために。
羊男は僕に踊るんだよといった。
そうすれば羊男がつないでくれる。
ホテルでは事務員の女の子と仲良くなった。
その女の子から13歳の女の子を東京まで送って欲しいと頼まれる。
13歳の女の子ユキの母のアメはカメラマンをしていて
いつもユキをおいたままどこかへいってしまうのだ。それも海外だ。
それから僕の同級生が主役の映画にキキが写っていた。
同級生の五反田君には会えたがキキは1ヶ月前に行方不明になっていた。
■2019年10月21日(月)
「羊をめぐる冒険 下」 村上春樹著 講談社文庫 読破
主人公僕と彼女は背中に星がある羊と鼠(地元の友人)を探すために
北海道にやってきた。
耳のモデルをしていた彼女が僕を導いてくれた。
いるかホテルをきっかけに話がすすんでいく。
はじめて読んだ時に現実的に考えているかホテルにいた羊博士が
羊男だと思ったがぜんぜん違った。
村上春樹さんの小説には摩訶不思議なものがよく出てくる。
彼女は途中でいなくなってしまうのだが、
その彼女を探す物語が「ダンス・ダンス・ダンス」
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」
「ダンス・ダンス・ダンス」の主人公僕は同一人物である。
■2019年10月19日(金)
「羊をめぐる冒険 上」 村上春樹著 講談社文庫 読破
主人公僕は翻訳会社で働いていた。
そこで使った羊が写ったポスターが問題になった。
そこには背中に星形のある羊が写っていた。
それは鼠がおくってくれた写真だった。
その星形のある羊が問題だった。
その羊を探し出さなければならなくなった。
鼠は北海道のどこでその羊を撮ったのか。
その羊は右翼の大物とからんでいた。
右翼の大物は広告と出版業界を支配している。
羊を探し出さなければ僕はこの世界では生きていけない。
1ヶ月でその羊を探し出さなければならない。
鼠も何処にいるかわからない。
私は「羊をめぐる冒険」が大変好きです。
あとは「ノルウェイの森」と
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が好きかな。
他は「海辺のカフカ」と
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が良いです。
■2019年10月17日(木)
「1973年のピンボール」 村上春樹著 講談社文庫 読破
この本はいろんな話がごちゃまぜになっている。
直子の話、鼠(地元の友人)の話、双子の話、翻訳事務所の話、
主人公の話、ピンボールの話。
はじめて読んだ人にはたぶん理解できない。
当時の評論家がみんな言ってた。
「村上春樹のデタラメな世界」っと。
私には結構理解できるようになった気がする。
■2019年10月15日(火)
「風の歌を聴け」 村上春樹著 講談社文庫 読破
主人公僕の3人目の彼女の首をつって自殺してしまった女の子が
直子だと思うのだけど所々で気にかけている場面がみられる。
2作目「1973年のピンボール」、3作目「羊をめぐる冒険」で
三部作になっている。
直子がヒロインの「ノルウェイの森」をあわせて4部作になっている気がする。
「羊をめぐる冒険」の耳のモデルをしていた女の子を
探す物語が「ダンス・ダンス・ダンス」で4部作か5部作か。。
「ノルウェイの森」と「ダンス・ダンス・ダンス」は関係ない気がする。