封神演義読書記録 2022 りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)
全三巻 安能務著 講談社文庫 読破
下から書いてます
■2022年7月31日(日)
「封神演義 下」 安能務著 講談社文庫 読破
周の本拠は西岐の地で岐山のあたりだろうか。
東の殷はたびたび西岐に軍をくりだしたが、
周はこれをやぶり、とうとう周は殷に向かって東征にのりだした。
周の兵力は60万だったが関をやぶり
諸侯会盟の地孟津についたときには160万になっていた。
妲己は首を落とされ紂王もしんだ。
妲己の本当の姿を紂王に見せれば面白かったのに、
と思ったがそういうことはなかった。
しぬ人は初めから封神榜に名前が書いてあり
しぬと封神台に霊魂が飛んでいく。
その数は365人だったかな。
その人たちが神界に入るのかもしれない。
よくわかりませんでした。
■2022年7月28日(木)
「封神演義 中」 安能務著 講談社文庫 読破
殷(商)の紂王は妖狐妲己におぼれ政治をかえりみなくなる。
酒池肉林という言葉はこの時できたものだっと思う。
妖狐というと幽遊白書の蔵馬を思い出しますね。
姫昌(周の文王)とその子姫発(周の武王)は
殷に叛旗をひるがえし周を建てる。
主人公は周の軍師となった姜子牙(太公望)である。
兵法vs兵法を期待したのだがファンタジー小説だ。
妖術vs妖術の戦いになる。
雷に討たれたり、切り刻まれたり、
のろわれたり、縛られたり、いろいろ。
危うくなると新たな妖術使いが仙界からやってくる。
妖術を使うには宝貝がいる。
千年くらい霊気をためると宝貝ができるらしい。
すでに3分の2くらいの諸侯が殷から周についているらしい。
■2022年7月25日(月)
「封神演義 上」 安能務著 講談社文庫 読破
中国の3千年くらい前の物語だろうか。
殷という国が続いていたが、周が殷を滅ぼして実権をにぎる。
殷周革命(商周革命)といわれ易姓革命である。
殷の最後の王、紂王は賢人であったが傾国の美女妲己を得て、
妲己におぼれ政治をかえりみなくなる。
なんと妲己は千年の女狐の化身であった。
善良なものも妲己のせいで虐さつされたりした。
紂王は政治をかえりみなく悪逆非道をおこなったいた。
戦乱がはじまろうとしていた。
姜子牙(太公望)はつれない針で魚釣りをしていた。
そのうち姫昌(周の文王)は太公望を見つけた。
太公が望んでいたものなので太公望である。
木こりの武吉は太公望の教えを受けあとで将軍となる。
太公望は周の文王の軍師となる。
文王が死に武王(姫発)がたつとその軍師となる。
まともに書いてしまったけどファンタジー小説である。
当時、宇宙は 天界、仙界、(神界)、下界にわかれていた。
天界はあまり出てこないけど仙界はあっていろいろな老師が出てくる。
太公望は下界の軍師と仙界の司祭の二足の草鞋をはいていた。
哪吒はどうなったかな。。
太公望はいった「怒るべきは紂王の悪逆非道で、
ころすべきは紂王の悪を助長する北伯候祟候虎をおいてほかにはない」