読書記録 2024年7月から  りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)

日本の歴史全26巻中央公論社を挫折しないで読み終わりたい。
その次は世界の歴史全16巻を読む予定。
一冊500ページくらいあります。


  

■2024年11月2日(土)

「日本の歴史13 江戸開府」 辻達也著 中央公論社 読破

徳川家康のことから詳しく書かれています。
関ケ原の戦いで勝利した家康は江戸幕府を開きます。
大阪の役で豊臣氏を滅ぼし家康にはむかうものはなくなりました。
はむかうものがあれば領土を没収されました。
浪人が増えました。由井正雪の乱などがおきました。
キリシタンも増えてキリスト教は禁止されました。
島原の乱などがおきました。
しかし、家康、秀忠、家光でだいたい徳川体制が整ったようです。
長い江戸時代に入ります。

  

■2024年10月25日(金)

「JK IV」 松岡圭祐著 角川文庫 読破

李沢直也と渡邊絵夢は同棲していて、
直也は絵夢と結婚しようとするが、
絵夢は失踪してしまって自殺したのかもしれない。
調べてみると絵夢は絵夢の名前を語った別人だった。

笠原という登場人物が出てきました。
良い役ではなかったけど。。。

  

■2024年10月24日(木)

「日本の歴史 12 天下一統」 林家辰三郎著 中央公論社 読破

また信長の所から詳しく書いてあります。
乱世の世から天下をつかんだ信長と
信長の意思を継いで日本を統一した秀吉。
その後を継いだ家康になるわけですが、
秀吉の所まで詳しく書いてありました。
13巻からは家康のところから詳しく書いてあるようです。

  

■2024年10月14日(月)

「日本の歴史 11 戦国大名」 杉山博著 中央公論社 読破

やっと戦国時代に入り小説などで読んだことがある武将がたくさん出てきました。
北条早雲、武田信玄、上杉謙信などが出てきました。
でもやっぱり歴史書で読むより歴史小説を読んだ方が
はるかにおもしろいですね。
終盤でやっと織田信長や徳川家康が出てきました。
織田信長が今川義元を桶狭間で討ち取って家康が岡崎で独立。
信長と家康は同盟を結びました。
信長は美濃を取り室町幕府将軍足利義昭を奉じて上洛します。
しかし信長は義昭に管領になって欲しいといわれても受けませんでした。
信長はもう将軍義昭の下につく気はなかったのです。

  

■2024年9月30日(月)

「日本の歴史 10 下剋上の時代」 永原慶二著 中央公論社 読破

この10巻で扱っているのは将軍でいうと足利義持・義則・義政で
事件でいうと1416年に関東でおきた上杉禅秀の叛乱から
1485年の山城の国一揆までをあつかっている。
歴史でいうと一番つまらない時代かもしれない。
日野富子のことなどもあまり書かれていませんでした。
この時代では日野富子の自伝くらいしか読んだことがなかった。
土一揆とかもよく起きていましたね。
1467年の応仁の乱も有名です。
応仁の乱は10年続きましたが、
関ケ原の戦いは半日で勝敗が決まってしまった。
しかし室町時代からいろいろな文化が広まったようです。
茶の湯とか能とか踊り念仏とか水墨画とか。
商業とかも室町時代から盛んになったようです。

  

■2024年9月25日(水)

「高校事変 22」 松岡圭祐著 角川文庫 読破

高校事変ももう22話目になりました。
小説のオビに最終3部作始動と書いてあるので
この巻を入れて3作で終わるのでしょうか。
人気があるようですが22作を読むのも大変ですが
どのくらいの人が読んでいるのでしょうか。
優莉匡太半グレ同盟にその子供たちが対立する。
優莉匡太は日本にひそかに配備されていたミサイルを
各地に打ち込み日本を混乱の渦にまきこむ。

  

■2024年9月20日(金)

「日本の歴史 9 南北朝の動乱」 佐藤進一著 中央公論社 読破

1272年頃に天皇家は持明院統と大覚寺統に分かれて
交互に天皇を出すことが決められたようです。
1333年に足利尊氏らが鎌倉幕府を滅ぼしました。 
後醍醐天皇が建武の新政をはじめましたがうまくいかず、
室町幕府を開いた足利尊氏は持明院統の天皇を立てます。
後醍醐天皇は吉野にのがれ南朝を立てます。
持明院統は北朝、大覚寺統が南朝になりました。
血みどろの戦いが繰り広げられました。
南北朝はよくわかりません。。。

  

■2024年9月8日(日)

「日本の歴史 8 蒙古襲来」 黒田俊雄著 中央公論社 読破

南無妙法蓮華経と唱える日蓮の法華経。鎌倉六仏教の一つ。
日蓮は法華経を国教にしないと外国に侵略されるといったら
ホントに元寇が来た。
現在の創価学会が法華経で公明党とつながりがあるようだ。
元寇でモンゴル帝国と高麗は日本に二度攻めてきた。
モンゴル帝国と高麗軍は夜は船に引き上げたので
二度とも嵐に会い自滅してしまった。
それから日本はピンチになると神風が吹くといって心の支えになった。
高麗からコーリアになったといわれている。
あとは楠木正成のことが詳しく書いてありました。
籠城する楠木正成の活躍劇。
足利尊氏が六波羅を攻め、新田義貞が鎌倉を落としました。

  

■2024年8月28日(水)

「日本の歴史 7 鎌倉幕府」 石井進著 中央公論社 読破

鎌倉幕府とのことでまた源頼朝から扱っています。
当時秩父氏(秩父平氏、秩父党)は関東各地(主に武蔵国)の
有力者の始祖として大きな権威を誇っていたようです。
当時は山の方が勢力があったのかもしれない。
秩父には昔、馬の牧場もあったようです。
41ページに秩父氏のことが書いてあります。
それはさておき、一昨年、鎌倉殿の13人というNHK大河ドラマが
ありましたが、頼朝、義経が死ぬともう見ませんでした。
頼朝の妻北条政子とその父時政は知っていましたが、
主人公の北条義時は恥ずかしながら知りませんでした。
この本では大きく扱っていて、5巻の紫式部といい、
ドラマ制作者たちは中央公論社の日本の歴史を読んでいるんだなと思いました。
最低限この本を読んでないとダメだったんだなと思いました。
ちょっと読むのが遅かったかもしれない。
承久の乱、北条執権政治、親鸞と道元とか書いてありました。

鎌倉幕府の成立時期ですが私はイイクニ(1192)作ろう鎌倉幕府と習いましたが、
昭和40年初版発行のこの本に1192年ではないとすでに書いてあります。

平安時代末期から鎌倉時代にかけて秩父氏の本拠は武蔵国秩父郡吉田郷の吉田城(秩父氏館)だったそうです。
秩父市吉田の奥の方にちょっと難しい石碑があるのですが関係があるのでしょうか。
前に読んでみようと思って行ってみましたが読めませんでした。。。

馬の牧場は秩父牧(ちちぶのまき)といって10世紀頃に皇室に馬を供給していたようです。
秩父郡から児玉郡にいたる広大な牧場だったようです。
秩父高原牧場とは関係がないようです。。

     

■2024年8月24日(土)

「高校事変21」 松岡圭祐著 角川文庫 読破

高校事変ももう21巻になりました。
半グレリーダーのリーダーで元死刑囚の優莉匡太(ゆうりきょうた)
優莉匡太は生きていて影で日本をしきっていた。
優莉匡太にあこがれる少年少女がいて
行方不明になる者が多数いた。
日本でも任侠ゲームが人気なこともあってわかる気がする。
優莉匡太には子供がたくさんいて戦いや銃の扱いを仕込まれた。
最初のヒロイン優莉結衣(ゆい)は高校を卒業している。
中学生だった優莉凜香(りんか)が高校生になったが
もう結衣や凜香は表の世界から姿を消し、
影で半グレグループたちと戦っているらしい。
この本でヒロインになっているのは杠葉瑠那(ゆずりはるな)で
高校2年生である。
高校1年の妹の伊桜里(いおり)のめんどうを見ている。
優莉匡太が伊桜里の前に現れて父親らしさを見せてくれる。
伊桜里は匡太をお父さんと読んで親しみをみせている。
瑠那にとってはとんでもないことだった。
今回、瑠那は半グレ同盟の総本山に乗り込んだ。

    

■2024年8月14日(水)

「日本の歴史 6 武士の登場」 竹内理三著 中央公論社 読破

藤原氏による摂関政治が続いていましたが、
1086年、白河上皇が院政をはじめると藤原氏は遠ざけられ、
代わりに北面の武士として上皇の守りに
源氏や平氏などの武士が使われるようになりました。
貴族から武士の支配への転換点だったかもしれません。
始めは保元の乱(1156年)や平治の乱(1159年)で
平氏が実権をにぎり源氏は敗れました。
1167年に平清盛が太政大臣となり平氏の世の中が来ます。
平氏でなければ人に非ず とまで呼ばれました。
しかし奢れるものも久しからずで源氏が各地で蜂起しました。
1185年に平氏は壇ノ浦で源義経に滅ぼされます。
しかし源氏の統領の源頼朝は義経を滅ぼします。
天皇家では義経を使って頼朝を排除しようとしたりいろいろあったようです。
源頼朝は義経をかくまったとして奥州藤原氏を滅ぼしました。

  

■2024年8月5日(月)

「日本の歴史 5 王朝の貴族」 土田直鎮著 中央公論社 読破

1000年頃の話になります。
清少納言や紫式部や藤原道長について書かれています。
枕草子を書いた清少納言や源氏物語を書いた紫式部は
ともに宮廷に仕えていたようです。
清少納言の方がちょっと早かったようです。
この本をもっと早く読んでいたらNHK大河ドラマも
見ていたかもしれません。
藤原道長の貴族の絶好調の時に歌った望月の歌です。
この世をば 我が世とぞ思ふ望月の 欠けたることも無しと思へば
貴族政治もはなやかなものだったと思われますが、
公卿などは20人くらいでそこに入るには大変な試験があったようです。
中国の科挙のような試験かな。
日本の貴族も頭が良かったようですが大変だったようです。
行事ばかりあったりその諸作法も学ばなければならなかったり。
私は歴史が好きなので文系の大学の歴史学科にでも行きたかったと思っていましたが
歴史学者は大変なことがわかりました。
当時の貴族たちの日記を原文で調べたり、何十年もかかるんだそうです。
私は高校の時に書道選択で草書を学んで昔の文字の書き方や読み方を
学びましたが残念なことに全部忘れてしまいました。
漢文で書かれた日記が多かったようですが。
現在ではAIが全部読んでくれそうでうですが。

  

■2024年7月30日(火)

「日本の歴史 4 平安京」 北山茂夫著 中央公論社 読破

桓武天皇は平城京から長岡京に移りましたが、
祟りや怨霊を恐れて平安京に移ります。
当時は祟りや怨霊などがかなり恐れられていたようです。
平安京から鎌倉幕府の成立まで、
794年から1185年までが平安時代となるようです。
奈良の平城京から京都の平安京に移った一つとして
仏教勢力と離れたいと思ったようですが
唐から最澄、空海が帰ってきて
最澄は比叡山の延暦寺で805年に天台宗を開き、
空海は高野山の金剛峯寺で806年に真言宗を開きました。
最澄も空海も密教を広め仏教文化に大きな影響を与えたようです。
曼荼羅図とかが書かれるようになったんじゃないかな。
858年に藤原良房が摂政になり、887年に藤原基経が関白になり
藤原氏による摂関政治がはじまります。
903年に大宰府に左遷された菅原道真が亡くなり
京で不幸が重なると道真の怨霊だと恐れられました。
日本三大怨霊の一人なのだそうなのですが。
905年に紀貫之らが古今和歌集を編纂しました。
935年に平将門の乱が起こり、
939年に藤原純友の乱が起こっています。
この4巻に書かれているのはこのくらいかな。
途中でゲームをしたのでイマイチ覚えていません。。

  

■2024年7月29日(月)

「高校事変20」 松岡圭祐著 角川文庫 読破

高校事変のいつも同じような展開に
結構あきてきましたが、
途中まで読むと面白くて
一気に最後まで読んでしまいました。
もう最終回で良いのじゃないかなと思うのだけど。
内容については信号を赤にされた身としては
あまりかかわりあいたくないのですが。。

  

■2024年7月26日(金)

「ブロードキャスト」 湊かなえ著 角川書店 読破

ドキュメントの前作なのですがドキュメントから読んでしましました。
ブロードキャストを読まなかったから
ドキュメントで良太に疑いをかけたのかな。っと妄想した。
でも良太というキャラクターを良い人で書いてくれて良かった。
湊かなえさんの学園ものも良いですね。
イヤミスでない所が良かった。

  

■2024年7月25日(木)

「ドキュメント」 湊かなえ著 角川文庫 読破

アマゾンを見ていたらこの本を見つけて、
良太というキャラが出てくるみたいなので注文しました。
良太がやっぱり悪いキャラで使われているのかと思ったけど
そうでもなかったので良かったです。
ん、前作があったのか。ブロードキャスト?
持ってなかったかなと思って本棚を見ると文庫本ないなぁ、
っと思ったら単行本を持ってた。
ブックオフで220円で買って持ってて読んでなかった。

  

□エルデンリング(DLC)というゲームをやっています。

■2024年7月6日(土)

「日本の歴史 3 奈良の都」 青木和夫著 中央公論社 読破

奈良時代は710年平城京から794年平安京に移るまでの時代のようです。
701年に大宝律令ができて、708年から和同開珎が使われています。
712年に古事記ができて、720年に日本書紀ができています。
万葉集も700年代にできたようで著名人の名前がでています。
743年に墾田永年私財法ができました。
奈良の大仏もこの頃に作られています。
この頃の時代を天平文化といって仏教が栄えました。
遣唐使が派遣され、鑑真もこの頃に日本に来ました。
中臣鎌足が藤原の姓をもらい、その子藤原不比等、藤原4兄弟と続いていきます。
藤原仲麻呂は恵美押勝の名をもらいました。
あとは道鏡とか出てきます。法王になりました。

 


■2024年6月27日(木)

「日本の歴史 2 古代国家の成立」 直木孝次郎著 中央公論社 読破

蘇我氏、推古天皇、聖徳太子、中大兄皇子(天智天皇)、天武天皇あたりまで。
冠位十二階、憲法十七条、大化の改新、白村江の戦い、壬申の乱あたりまで。
文化は、飛鳥文化、白鳳文化頃。
1日50ページくらいしか読めてないけど結構おもしろいです。
この時代の小説は少ないですね。誰か書いてくれないかな。
黒岩重吾さんの聖徳太子の小説がありますね。
昔読んだけど挫折しました。ちょっと知識がついたので後で読んでみよう。
いろいろな時代の歴史小説を読んで、
つなげれば日本の歴史が極められると思っているのですが。
定番は、平家物語、太平記、戦国時代、明治維新の小説が多いですね。

  

■2024年6月18日(火)

「日本の歴史 1 神話から歴史へ」 井上光貞著 中央公論社 読破

昭和40年初版発行なのでかなり考え方などが
古いのかなと思っていましたが特別そんなこともなく。
邪馬台国の位置で書かれている地域は放射線場になっていると
すでにこの本に書いてある。
誰の古墳かも古典(古事記、日本書紀)などに大きさや地域が
書いてあるのでだいたいはわかるようです。
古墳も発掘を禁止されているというけど
結構な古墳の中身がわかっている。
四世紀頃のことはよくわからないみたいだけど
五世紀頃から朝鮮の古典にもよく日本のことが書かれているようです。
騎馬民族渡来説なども書いてありました。
日本には馬はいなかったみたいだから古墳とかで馬の埴輪とかが
いつから出てくるかとかわかると立証できるかもしれませんね。
卑弥呼が天照大御神と言った人もいますが古代史は面白いですね。