世界の歴史16巻 読書記録 りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)
中央公論社 旧版
中国の巻は読み飛ばしました。後で読もうと思います
世界の歴史4 唐とインド
世界の歴史6 宋と元
世界の歴史9 最後の東洋的社会
下から書いています
■2025年6月24日(火)
「世界の歴史 16 現代−人類の岐路」 中央公論社 旧版 読破
この本は1962年頃の発行なので1945年の終戦から
1962年までを扱っています。
日本は戦後、経済成長が凄くて1962年までにGDPが世界3位になってます。
1945年に第二次世界大戦で日本が敗れると
日本はマッカーサーを司令長官とするGHQの統治を受けました。
1990年頃に有楽町で三菱地所のビルのテナントオフィスサービスで
切れた蛍光灯を取り換える仕事をしていたのですが、
マッカーサーが指令を出していたビルを建て替えるとかで、
ビルの外壁を保存しておくか話題になっていました。
今はそのビルは外壁を保存して建て替えられたようです。
話がそれましたが、日本はサンフランシスコ平和条約で1951年に
国際社会へ復帰を果たし、1956年に国際連合に加盟できたようです。
朝鮮戦争が起きたり、中華人民共和国ができたりしました。
中華民国は台湾に逃れました。
ソ連圏でコミンフォルムができたり欧州でEECができたりマーシャルプランができたりしました。
中東ではユダヤ人がイスラエルを建国したことより中東戦争が起きました。
中国で毛沢東が大躍進政策を行って2度の改革は成功したように書いてありますが、
今後、評価が出るようになるだろう、みたいに書いてあり興味深い所です。
失敗するんですけどね。。文化大革命も失敗しますが。。
■2025年6月18日(水)
「世界の歴史 15 ファシズムと第二次大戦」 中央公論社 旧版 読破
1929年にアメリカ発、世界大恐慌がはじまった。
持てる国と持たざる国で対処がわかれた。
イギリスやフランスなどはブロック経済で対処した。
しかしドイツや日本などの植民地をもたない国では
ファシズムが発達してしまうことになった。
アメリカなどはニューディール政策で公共投資を増やした。
先の大戦で負けたドイツもアウトバーンを作ったり
公共投資をして復活してきた。
ドイツはヒトラーが総統になりナチスが統一した。
ドイツが先端を開き第二次世界大戦がはじまった。
ヨーロッパの国々をナチスドイツは破っていった。
日本もバスに乗り遅れるなと真珠湾攻撃をして
太平洋全域を一時支配した。
しかしドイツはソビエトに敗れ、イギリスを下すことができなかった。
ドイツはナポレオンの失敗に学んでいない。冬将軍に敗れました。
イギリスにはドイツの戦闘機が何度も攻めたがなかなか攻めあぐんだ。
イギリスはレーダー技術に優れていてイギリスの戦闘機も善戦しました。
だんだんドイツ、イタリア、日本の同盟国は敗れていった。
アメリカさんとは戦ってはいけなかった。。。
■2025年6月14日(土)
「世界の歴史 14 第一次世界大戦後の世界」 中央公論社 旧版 読破
1914年6月28日の月曜日、
ボスニアの首都サラエヴォでオーストリアの皇太子が殺害されたことが発端で
第一次世界大戦がはじまった。
ドイツ、オーストリア、オスマントルコの同盟軍と、フランス、ロシア、イギリスの連合軍が戦った。
ロシアではドイツに敗北するとロシア革命が起きて
レーニンが社会主義国ソビエトを建てた。
ソビエトは世界平和を呼びかけた。
そんな共産主義のソビエトを恐れて皆ソビエトを叩いた。
日本もシベリアに出兵した。
また戦争を有利に進めるためにイギリスは三枚舌外交をおこなった。
ユダヤ人の国を作るというバルフォア宣言、
アラブ人の国を作るというフサインマクマホン条約、
イギリスとフランスとロシアで領土をわけるサイクスピコ条約。
この矛盾した約束が後の中東情勢の火種となっているようだ。
ドイツは無制限潜水艦作戦をおこなってアメリカの参戦をまねいた。
ドイツがアメリカの船を沈めてしまったからだ。
この戦争は連合軍が勝ちドイツなどの同盟軍が敗れた。
1919年のベルサイユ条約でドイツには厳しい賠償が求められた。
その結果、ドイツでは強い不満が生まれナチスの台頭や
第二次世界大戦の要因の一つになったと言われています。
1920年には国際連盟ができました。
日本は常任理事国になりましたが、言い出しっぺのアメリカは参加しませんでした。
1921年にはワシントン会議が開かれました。
アメリカ、イギリス、日本の軍艦の比率が5・5・3に決まりました。
莫大なお金がかかっていたので日本は喜んで批准しました。
日英同盟は破棄されました。
■2025年6月8日(日)
「世界の歴史 13 帝国主義の時代」 中央公論社 旧版 読破
帝国主義は、ある国が他国や地域を経済的、政治的、または軍事的に支配し、
影響力を広げようとする考え方や政策のことを指します。
帝国主義時代はだいたい19世紀後半あたりから
第一次世界大戦頃まであたりまでをいうようです。
欧米列強や日本などで帝国主義時代に入りました。
スエズ運河もできて便利になりました。
アフリカやアジアで植民地にされた国々では非情な運命が待っていました。
■2025年5月25日(日)
「世界の歴史 12 ブルジョアの世紀」 中央公論社 旧版 読破
19世紀のヨーロッパの歴史について書いてあったのですがよくわかりませんでした。
ナポレオン戦争後のウィーン会議から書いてありました。
戦前の状態に戻すように取り決められたようです。
1830年の七月革命や1848年の二月革命は有名ですね。
イギリスではじまった産業革命がヨーロッパの国々にも移ってきました。
商業が広まり資産家が増えブルジョアが広まってきました。
資本主義の中で労働運動が高まり社会主義などの考え方も生まれたりしました。
フランスではパリコミューンという体制ができたりしました。
イタリアやドイツで統一運動がおきました。
この時代は中国でアヘン戦争がおきたり、日本では明治維新がおきたり、
アメリカでは南北戦争がおきたりしていました。
■2025年5月18日(日)
「世界の歴史 11 新大陸と太平洋」 中央公論社 旧版 読破
コロンブスが新大陸、アメリカを発見してから、
アメリカから、ジャガイモ トウモロコシ、トマト、カボチャ、カカオ、
タバコ、梅毒などがヨーロッパへ伝わりました。
ジャガイモが広まったことはヨーロッパの飢饉を救う存在になりました。
またアメリカへは、小麦、大麦、オリーブ、ブドウ、コメ、
家畜では、牛、馬、羊、豚や、天然痘が伝わりました。
天然痘でインディアンがほとんどシんでしまったそうです。
まず迫害されていたピューリタンがアメリカに移住します。
イギリスはアメリカに移住した人たちから税をとろうとします。
ボストン茶会事件が起きると、独立戦争のきっかけになりました。
代表なくして課税なしというスローガンをかかげます。
アメリカ独立戦争は、自由、平等、自決権などをかかげ、
独立宣言では、生命、自由、幸福追求、という基本的権利を持ち、
それらを守るために政府が存在することが記されています。
アメリカ合衆国が誕生しました。
マニフェクトディスティニー、アメリカ合衆国が西へ領土へ拡大していくのは
神から与えられた運命であり、道義的使命だと考えられていました。
先住民にとってはたまったものではありませんでした。
西部開拓は金が発見されると一気に広まりました。ゴールドラッシュです。
アメリカ南部では奴隷をたくさん使っていてそれをめぐって南北戦争がおきます。
奴隷を使ってなかった北部が勝ち奴隷制は公式に廃止されました。
最後にオーストラリアがイギリスの流刑地になっていたことが書いてありました。
■2025年5月11日(日)
「世界の歴史 10 フランス革命とナポレオン」 中央公論社 旧版 読破
フランスでは平民が政府に不満を抱きフランス革命がおきました。
自由、平等、人権という啓蒙思想が広まってきていました。
フランス革命では自由、平等、博愛をかかげていました。
アメリカの独立宣言の影響もあったようです。
いろいろ改革がおこなわれましたがジャコバン派のロベスピエールが、
ルイ16世をギロチンでころし、マリーアントワネットもころしてしまいました。
テルミドールの反動でロベスピエールもころされます。
フランスは共和制となったのかな。
しかし他の君主制の他の国々は危機感に煽られ、
対仏大同盟を組んでフランスに攻め込もうとします。
そこで各国を破ったのがナポレオンでした。
そしてナポレオンは皇帝になりました。
その頃は世論の後押しもあったのだと思われますが、
共和制になったのに君主制にもどってしまいました。
ナポレオンは民法典を作りました。ナポレオン法典です。
ナポレオンが永遠に残るものは民法典だといって自負しました。
しかしヨーロッパを統一したかと思われたナポレオンも
軍事的に征服していた所から反発がおこり長く統一していくのは困難でした。
ロシアに焦土作戦で敗れるとナポレオンも落ち目になってきました。
ナポレオンはエルバ島にながされ、一時脱出してワーテルローの戦いで敗れると、
南大西洋の孤島セントヘレナ島に流されそこで亡くなりました。
□「世界の歴史 9 最後の東洋的社会」は読み飛ばします。
■2025年4月25日(金)
「世界の歴史 8 絶対君主と人民」 中央公論社 旧版 読破
大航海時代で世界はスペインとポルトガルで二分されました。
そらからイギリスとオランダが台頭してきました。
大航海時代で集めた富で国力が強化され絶対君主が生まれました。
絶対君主、絶対王政では「王の権力は神から授けられたもの」とされ、
反対することは許されませんでした。王権神授説といいます。
フランスのルイ14世は言いました。「朕は国家なり」っと。
しかし商業が発展してくると商人(ブルジュアリー)の力が強くなってきます。
彼らや市民が政治にかかわってくるようになります。
絶対王政から市民革命へとすすんでいきます。
ピューリタン革命、名誉革命、フランス革命などが市民革命です。
■2025年4月18日(金)
「世界の歴史 7 近代への序曲」 中央公論社 旧版 読破
中国から西方へ紙が伝わり、
それから活版印刷術も広まると、
西欧でルネサンスと宗教改革と大航海時代が一気に来た。
ガリレオやコペルニクス、エラスムスにルターやカルヴァン
などについて詳しく書いてあったと思う。
メモをとりながら読んでいるわけではないので、
読んでもあまり思い出せない。
とにかく文章や本が手軽に読めるようになったことは
素晴らしいことだったんだろうなと思う。
西欧では聖書をみんなが読めるようになったことが
大きなことだったんじゃないかなと思う。
カトリックとプロテスタントのことが書いてあった。
ペストや魔女狩りのことなども書いてあったと思う。
コロナが広まった時にカミュのペストを読みました。
□「世界の歴史 6 宋と元」は読み飛ばしました。
■2025年4月7日(月)
「世界の歴史 5 西域とイスラム」 中央公論社 旧版 読破
西域とは西欧ではなく中国の西の方らしい。
アケメネス朝ペルシャやサザン朝ペルシャが栄えた。イランだけど。
7世紀になるとイスラム教ができてウマイヤ朝、アッパーズ朝などが栄えた。
ウマイヤ朝はサザン朝ペルシャを滅ぼした。
イベリア半島などもイスラム化した。
13世紀になるとモンゴル帝国のチンギスハンが広大な地域を制圧した。
チンギスハンは残忍で敵の民衆まで全員ころしてしまったようだ。
モンゴル帝国はアッパーズ朝を滅ぼした。
イスラム教はセルジュークトルコ、オスマントルコに引き継がれていったようだ。
モンゴル帝国もイスラム化したようだ。
1241年にモンゴルはポーランドやハンガリーのキリスト教国を破ったが、
オゴタイハンが亡くなって引き返した。
11世紀から十字軍などもありましたがイスラム教が勢力を拡大していく。
1453年にオスマントルコがコンスタンティノーブルを落とすと
ビザンツ帝国(東ローマ帝国)は滅びた。
双頭の鷲の紋章を受け継いだロシアが第三のローマと言われ東方正教会となった。
■2025年4月3日(木)
「世界の歴史 4 唐とインド」 中央公論社 旧版 読破
最初は三国志の話から始まったのでそこはわかったのですが、
それ以外のところはよくわかりませんでした。
一応全部読んだのですが、
中国やインドのところはいさぎよく読まないでよそうと思いました。
西欧世界を中心に読んでみようと思いました。
■2025年3月28日(金)
「世界の歴史 3 中世ヨーロッパ」 中央公論社 旧版 読破
ローマが続いていきます。
修道院がキリスト教の教えにのっとり学問、農業、建築などの文化の中心になります。
東ローマ帝国(ビザンツ帝国)がイスラエルを支配していましたが、
7世紀にイスラム教のウマイヤ朝、アッパーズ朝の支配下に入ります。
11世紀にイスラム教徒から聖地エルサレムを奪還するために十字軍が起こります。
十字軍はイスラエルを奪還することができましたが、
またイスラム教に取られてしまいます。サラディンにやられました。
そしてカトリック系十字軍は商売敵のビザンツ帝国のコンスタンティノーブルを占領します。
十字軍は本来の目的を見失ってしまいました。
それから14世紀になるとイギリスとフランスの百年戦争とペストが一緒に来ました。
ペストはヨーロッパの人口の3分の1を失ったといいます。
百年戦争はフランスが負けそうになるとジャンヌダルクが出てフランスが勝利します。
イギリスは大陸の領土を失います。
ジャンヌダルクはイギリス側につかまって火あぶりにされてしまいました。
その後、イギリスではバラ戦争が起きています。
1077年にカノッサの屈辱が起きて、1309年〜1377年に教皇のバビロン捕囚が起きています。
■2025年3月23日(日)
「世界の歴史 2 ギリシャとローマ」 中央公論社 旧版 読破
ギリシャ、エーゲ海、太陽神アポロン、パルテノン神殿とか華やかでいいですね。
ギリシャは民主政治で栄えました。しかし奴隷もいっぱいいました。
哲学も栄えました。ソクラテス、プラトン、アリストテレス。
ギリシャは東のアケメネス朝ペルシャと戦争になりますが勝利します。
ギリシャのポリス、アテネとスパルタでもめますが、
漁夫の利を得たのが北方のマケドニアでした。
ギリシャを制圧したアレキサンダー大王は東方遠征に乗り出します。
アレキサンダー大王の家庭教師をしたのがアリストテレスでした。
東方を制圧したアレキサンダー大王でしたが若くして熱病にやられ亡くなってしまいました。
しかしギリシャの文化が東方に拡散します。ヘレニズム文化です。
ヘレニズム文化がインドに入りガンダーラ美術が生まれます。仏教文化です。
西の方ではローマが大きくなってきました。
ユダヤ地方ではイエスが生まれますが十字架にかけられます。
イエスがユダヤ教の教えに反抗したからだとか、
ローマの支配にも悪い影響を及ぼすと思われたようです。
しかし、その後ローマでは313年にキリスト教を公認して392年に国教にしています。
イエスは人類のすべての罪を背負ってあがなったものとされています。
ローマ帝国も大きくなり395年に西ローマ帝国と東ローマ帝国にわかれました。
ゲルマン民族の移動もあってか西ローマ帝国は476年に滅びてしまいました。
この巻はここまで。他にもシーザーやクレオパトラなどが出てきました。
■2025年3月19日(水)
「世界の歴史 1 古代文明の発見」 中央公論社 旧版 読破
新版の世界の歴史30巻が読みづらいので旧版の世界の歴史16巻を読み始めました。
新版の世界の歴史は旧版を読んでいるのが前提になっているような感じを受けます。
旧版の世界の歴史は一昔前に藤岡、本庄、深谷、熊谷のブックオフ巡りをして集めました。
全巻一冊300円かかってますね。
秩父にブックオフができる前に集めました。
昭和36年発行です。1961年頃発行かな。
日本の歴史の方は歴史小説をよく読んでいたので結構理解できたと思います。
司馬遼太郎の小説はだいたい読んでいます。
逆説の日本史なども2回読みました。
世界の歴史は中国史は吉川英治の三国志を20回以上読んだり、
司馬遼太郎の項羽と劉邦をよく読んだり、
北方健三の水滸伝や安能さんの封神演義や
宮城谷さんの大公望とか何冊か読みました。
中国史以外の歴史小説は読んだことがありません。
児島さんのヒトラーの戦いを少し読んだ。
日本史と世界史は1巻や2巻や3巻完結の本は結構読みました。
日本史より世界史の方がおもしろいしタメになるのでよく読みました。
現代史は池上彰さんの本をよく読んだので結構理解してると思います。
この本を読んでみて結構初心者にも読めるように書いてあると思いました。
1巻は黄河文明、インダス文明、メソポタミア文明、エジプト文明などを扱っています。