読書記録 2025年7月から りょう99@笠原良太(かさはらよしたか)
中央公論社の日本の歴史全26巻と旧版の世界の歴史全16巻を読み終えたい。
1年かかってだいたい読み終えたのでしばらく小説を読んでいきたい。
読みたい本がたまっていました。。
村上春樹さんは中央公論社の世界の歴史(旧版)を中学時代から10回も20回も読んだそうです。
「やがて哀しき外国語」(講談社文庫)というエッセイ本の248ページに書いてあります。
中央公論社の日本の歴史全26巻読破。2025年2月27日
中央公論社の旧版の世界の歴史全16巻読破。2025年7月17日
中央公論社の旧版の世界の歴史16巻まで読みました。6月24日
中国の巻を3巻読んでないので読もうと思います。4巻と6巻と9巻
世界の歴史4 唐とインド 7月8日読破
世界の歴史6 宋と元 7月14日読破
世界の歴史9 最後の東洋的社会 7月17日読破
吉川三国志全10巻を読破しました。2025年8月16日(土)
9月30日発売のゲーム、ファイナルファンタジータクティクス(FFT)をやっています。
2025年10月21日(火)、エンディングとなりました。
10月30日発売のゲーム、ドラゴンクエスト1&2リメイクをやっています。
2025年11月5日(水)、ドラクエ1リメイクがやっとエンディングとなりました。
次はドラクエ2リメイクをやります。
■2025年11月23日(日)
「新史太閤記 上」 司馬遼太郎著 新潮文庫 読破
秀吉の名前は日吉、木下藤吉郎、羽柴秀吉、豊臣秀吉などあるのだが
統一して秀吉で書こうと思う。尾張の生まれだ。
秀吉の父は織田に使える足軽だったが若くして死んでしまい、
秀吉の母は竹阿弥(ちくあみ)と再婚し弟、秀長を生んだ。妹は誰の子だったかな?
秀吉は竹阿弥とはうまくいかず寺にあずけられた。
寺では読み書きそろばんを習ったのかもしれない。
秀吉は寺ともうまくいかなかったのか、
父が残してくれたお金を針にかえ針売りなどをして
美濃や東海などをまわったらしい。
秀吉は尾張の信長がうつけと聞いて、
その頃評判が良かった今川家の松下嘉兵衛(かへえ)という人の屋敷に仕えた。
でに秀吉は仕事ができすぎるのでいやがらせを受け尾張に帰る。
尾張に戻ると信長に士官した。っといっても父の後を次いで足軽になった。
でも秀吉は信長様に仕えたいと信長の草履取りなどをしたようだ。
その頃に今川義元が上洛戦をしかけてきたのだろうか。
尾張の砦を次々に落とし破竹の勢いだった。
だが今川義元は太っていたり足が短かったため馬にはのれす駕籠を使った。
駕籠にもずっと乗っていることはできず休みも多かった。
今川義元は桶狭間で休んでいるという。
信長は城を飛び出した。一気に桶狭間を急襲し今川義元を討ち取った。
ちょうど雷雨があったと伝える本もある。
第一の手柄になったのは今川義元を討ち取った者ではなく、
今川義元が桶狭間で休んでいると伝えた人だった。
この時、家康は今川の人質にされていたが今川の武将が退却してしまったので自分の岡崎城に入れた。
信長と家康はこの時同盟を結んだ。
秀吉がねねと結婚したのもこの頃だろうか。ねねはまだ13歳だった。
ねねは浅野家の養女で秀吉はよく浅野家の世話になっていたようだ。
秀吉はメシの煮炊きをする木材の奉行を勤め成果を上げたり、
城の石垣が崩れたので秀吉が奉行をまかされ成果を上げたりした。
秀吉が弟の秀長を呼び寄せたのもこの頃かもしれない。いつ頃だろう?
信長は美濃を取ろうとするがいつも撃退されてしまっていた。
川向うの墨俣に城を築こうとするが誰もできなかった。
ここで秀吉に出番がまわってきた。
秀吉は墨俣に城を築くことに成功した。
秀吉は放浪していた頃に知り合ったのか蜂須賀小六などの野武士を
うまく使ったといわれている。
それから秀吉は美濃の武将の調略に成果を上げたとされている。
竹中半兵衛なども秀吉の軍師となった。
ついに信長は美濃を取った。美濃を岐阜と改めた。
その頃、落ちぶれた室町幕府将軍足利義昭が信長を頼ってきた。
明智光秀が仲を取り持ったといわれている。
近江の浅井家に妹のお市を嫁がせた信長は一気に京を占領してしまった。
足利義昭は信長に副将軍になってほしいと頼むが断られる。
信長は何の官位も望まなかったが堺などの街の支配権をもらった。
信長は越前の朝倉領に攻め込んだが浅井にそむかれ退却した。
しんがりを秀吉が勤めた。家康の退却も遅かったので一緒にしんがりを勤めたようだ。
姉川の戦いでは信長家康が浅井朝倉を破った。
秀吉は浅井の攻略をまかされついに浅井の城を落としお市と茶々など3人の娘を救出した。
信長は近江20万石を秀吉にまかせた。
武田信玄が亡くなったのはいつ頃だったかな。
信長は長篠の合戦で武田勝頼の騎馬隊を鉄砲の力で勝利しました。
脅威だった上杉謙信なども卒中で亡くなってしまった。
秀吉は毛利攻めをまかされていて、黒田官兵衛を軍師に迎えた。
黒田官兵衛は大変苦労したようだ。敵城の地下牢に1年間くらい入れられたり。
信長は黒田官兵衛が裏切ったと思い子供を殺す命令を出したが、
竹中半兵衛は殺したといつわって保護した。
竹中半兵衛も病気がちで亡くなってしまった。
■2025年11月13日(木)
「逆説の日本史26明治激闘編」 井沢元彦著 小学館文庫 読破
日露戦争を特に扱っています。
司馬遼太郎さんの坂の上の雲は読みました。
NHKの坂の上の雲のドラマも見ました。
それでこの本も結構理解できたと思います。
日露戦争で日本軍は脚気に苦しみました。
白米を食べていた陸軍に脚気は多く、
海軍は麦飯を食べていたため脚気は出ませんでした。
脚気になるのはビタミンの不足によるものだったそうです。
日本の医師だった森鴎外はそれがわからず、
たくさんの日本兵が脚気で亡くなりました。
森鷗外は日本兵にはただ白米を食べさせてやりたいと思っていたのかもしれません。
■2025年11月3日(月)
「令和中野学校II」 松岡圭祐著 角川文庫 読破
令和中野学校は諜工員を養成する学校である。
銃なども撃つ訓練をしている。
今回あるあやしい施設をみはっていたところ、
優莉凜香とかかわってしまい銃の打ち合いになる。
優莉結衣も現れた。
令和中野学校のグループは優莉結衣を暗殺することにした。
その時優莉結衣は高校3年生で学校で接触することにした。
しかし、優莉結衣はすぐ気が付いて
「中野に帰りなよ。死ぬよ」っと言った。
話しかけた女の子の手の指に拳銃だこができているのに気づいたのだった。
後で銃などの密輸グループと戦闘になるが、
優莉結衣も来てくれて暗殺しようと思っていたところ、
助けられることになってしまった。
それでも令和中野学校の学生は優莉結衣の姉妹グループ結成の阻止を目指すのだろうか。
■2025年10月27日(月)
「信長と秀吉と家康」 池波正太郎著 PHP文庫 読破
前から持っていたのですが読んだ記憶がないので初めて読んだ本だと思います。
ブックオフの値段も貼ってないなぁ。
新書で買ったのかな。
こじんまりとまとまっていて確認になりました。
池波正太郎さんは「真田太平記」を書いています。
何度か読みました。
■2025年10月24日(金)
「豊臣秀長」 堺屋太一著 PHP文庫 読破 (761ページ)
豊臣秀吉の弟です。
来年のNHK大河ドラマで豊臣秀長が主人公のようなので読みました。
ずっと秀吉のそばにいて調整役、後方支援などを勤めました。
卓越した実務能力と抜群の調整力、非凡な統治能力で、
脆弱な豊臣家の体制を支え続けた。
日本史上屈指のナンバー2と呼ばれる男の生涯を丹念に描く歴史巨編。
っと本の裏の説明に書いてあります。
秀吉に子供がなかなかできなかったように秀長にも子供がいなかったようです。
秀長は20歳くらいまで農業をしていて秀吉が出世したので秀吉が迎えにきました。
■2025年10月10日(金)
「マイクロスパイ・アンサンブル」 伊坂幸太郎著 幻冬舎文庫 読破
伊坂幸太郎さんの本はだいたい読んでいるので、
こないだ本屋で見つけて買ってきました。
同時進行していく何篇かのストーリー。
猪苗代でつながっているようなのですが。
私にはよくわかりませんでした。
猪苗代湖のすぐ隣に親戚の家があったり、
郡山に同級生が住んでいたりしたので、
猪苗代には何回かいったことがあるのですが。
野口英世記念館には3回くらい行きました。
■2025年10月8日(水)
「成瀬は世界を取にいく」 宮島未奈著 新潮文庫 読破
2章まで読んでゲームをはじめてしまったので、
ちょっとよく覚えていません。
読んですぐ書かないと忘れてしまうものです。
滋賀県大津市の西武デパートが8月いっぱいでなくなるという。
それまで一か月間、ローカルテレビ局でそこから毎日生放送があるという。
それでヒロイン成瀬あかりはライオンズのユニホームを着て
毎日生放送の時間にその場所へ行った。
ツイッターで、今日もあのユニフォームの子が映っていたと
つぶやかられるようになった。
友達の島崎もユニフォームを渡され生放送に参加することになった。
ツイッターでライオンズ女子が二人になってるという反応があった。
ちなみに秩父は西武池袋線で西武にお世話になっていて西武ライオンズファンも多い。
池袋の西武デパートも昔はかなりお世話になった。
今は東京にでかけることもなくなってしまって。。
それから成瀬と島崎はコンビを組んでM1グランプリに参加したりした。
もちろん予選敗退だったが3年くらい続けてでたようだ。
大津市膳所(ぜぜ)に住んでいたことからコンビ名はゼゼカラにした。
高校生になった成瀬だったが島崎は東京の大学を受験するという。
島崎の父親が東京に転勤になったのだ。
最後の思い出に大津市膳所の夏祭りでゼゼカラの漫才をすることになった。
「膳所から世界へ!ゼゼからです!」がはじめのアイサツの言葉だ。
「秩父から世界へ!」私もそう叫びたい。
□ファイナルファンタジータクティクスというゲームをやってました。
■2025年9月24日(水)
「高校事変23」 松岡圭祐著 角川文庫 読破
死刑囚だった優莉匡太は生きていて陰で日本を支配していた。
それにたちむかったのは優莉結衣や凛香などの4姉妹だった。
日本はテロ国家になり関西では独立国家ができていた。
優莉結衣の絶体絶命で現れたのはメフィストコンサルティングだった。
そして岬美由紀が現れた。
これを機に千里眼から読む人がいるかもしれない。
そしてラスボスは最強のあの人、幽霊じゃないのか。。
まだ最終巻じゃなかった。。
■2025年9月22日(月)
「朝比奈さんと秘密の相棒」 東川篤哉著 実業之日本社刊 読破
朝比奈麗華は恋ヶ窪学園高等部の理事長の娘でこの小説のヒロインである。
本格ミステリーに興味があるらしく事件を自分で解決しようとする。
探偵部だか本格ミステリー部だかの石橋守(まもる)と知り合い、
よく行動をともにするようになる。
石橋守は内気で凡庸な生徒だったが二重人格者だった。
頭を打ったり叩かれたりしてショックを受けると
性格が守の死んだ双子の兄弟の渡(わたる)と入れ替わる。
渡は守とは正反対の性格で名探偵だった。
それを知っているのは麗華だけ。
いつも事件を解決するのは麗華ということになるのだった。
麗華と守はよく一緒にいることが多いのだがまわりの眼はどう見てるのだろうか。
■2025年9月20日(土)
「新謎解きはディナーのあとで2」 東川篤哉著 小学館 読破
笠原姓が出てきたり良太という名前が出てきたり、
東川篤哉さんは何かオレに恨みでもあるのか?
っと思いましたが、そういう気がするのも妄想なのだろうか。。
ヒロイン宝生麗子は、いつも事件を解決してくれる執事の影山をクリスマスディナーに誘った。
大きな一歩だ。
■2025年9月18日(木)
「コメンテーター」 奥田英朗著 文芸春秋 読破
精神障害者ネタなのですが私はおもしろいのですが
精神障害者じゃない人が読むとどうかはわかりません。
精神科医の伊良部一郎が主人公。
父親が伊良部病院の院長で日本医師会の理事で、
母親がユニセフの名誉理事だ。
不安障害やパニック障害のことがでてきて興味深く読みました。
私の場合は決まった日に決まった時間に決まったことをすると
不安発作あるいはパニック障害が出ます。
精神が極限まで上がって死にそうになります。
精神安定剤をいつも飲んでいます。
■2025年9月17日(水)
「早わかり世界史」 宮崎正勝著 日本実業出版社 読破
この本も何度も読んでいる世界史の本になります。
1年かけて中央公論社の日本の歴史26巻と世界の歴史16巻を
読んでこの手の本を読んでなかったら、
帰って世界史を忘れてしまった気がします。
この手の本を1年間読んだ方が良かった気もする。
でもまた世界の歴史16巻も読まないとなぁ。。
■2025年9月14日(日)
「オールカラーでわかりやすい!日本史」 西東社 読破
読まないと忘れてしまうので何度も読んでいる日本史の本です。
中央公論社の日本の歴史26巻を読んだからといっても
何度も読まないと身につかないものですね。
他にも一冊完結の本を何冊か持っているので読んでいきたい。
この本に北条義時とか13人の合議制とか載っていた。
NHK大河ドラマをやるまで北条義時を知らなかったのだけど。
世界史も読んでいきたい。
■2025年9月12日(金)
「町長選挙」 奥田英朗著 文春文庫 読破
精神科医の伊良部一郎が主人公。
親が伊良部病院の院長で日本医師会の理事だ。
私も精神障害者なのでこのシリーズの本を読み始めたのですが、
パニック障害は出てきましたね。
他にも妄想とか強迫性なんとかとか出てきて
興味深く読みました。
町長選挙もおもしろかったですが選挙のダシに
使われるのはイヤなものですね。
おもしろかったので三日でシリーズ三作読んでしまいました。
■2025年9月11日(木)
「空中ブランコ」 奥田英朗著 文春文庫 読破
直木賞受賞作、凄いんだね。
伊良部総合病院の地下にある神経科の医師伊良部一郎、
親がこの病院の院長先生で日本医師会の理事だ。
この精神科医の伊良部一郎が主人公だ。
デブのおっさんなんだがポルシェに乗っていたりする。
破天荒でいろんなことに挑戦しようとする。
サーカス団の患者が来ると空中ブランコに挑戦したり、
プロ野球選手の患者がくると野球を始める、
また小説家の患者がくると自分で小説を書いてみたりする。
しかし、小説家も大変そうだね。
なんか東川篤哉さんの小説に似ていておもしろいです。
■2025年9月10日(水)
「イン・ザ・プール」 奥田英朗著 文春文庫 読破
ネットのAIに精神障害に関する本でこの本を紹介されて読みました。
うつ病や不安発作などが出てくるか興味があったのですが、
そういうのはなく。
妄想や被害妄想みたいなものは出てきましたが。
伊良部総合病院の地下にある神経科の医師伊良部一郎、
親がこの病院の院長先生で日本医師会の理事らしい。
ちょっと変っていてちゃんとした診療をしているのかわからない。
まず毎日セクシーな看護婦が患者に注射を打つ。
私は注射のせいで不安発作が出たような気がするんだが。。
とにかく一日で読み終わったので良かったです。
おもしろかった。
□「図書館革命」(シリーズ4) 100ページくらいで挫折。。。
■2025年9月7日(日)
「図書館危機」(シリーズ3) 有川浩著 角川文庫 読破
高校時代に助けてもらった図書隊員の王子様に
あこがれて図書隊員になった笠原郁だったが、
王子様が堂上班長だとわかってしまった。
王子様の顔を覚えてなくてその人が身近にいたなんて。
堂上も自分のことだとわかっていたがしらんぷりをしていた。
郁は王子様が誰だかわかったことはいわず、
「私は王子様から卒業します」っとだけ言った。
堂上は尊敬できる班長だった。
堂上の方も郁のことを結構目をかけていた。
郁は陸上をやっていたので試験の点はイマイチだったが、
訓練などでは見るべきものがあった。
特殊部隊の郁はこの巻で主人公らしくなってきた。
■2025年8月31日(日)
「図書館内乱」(シリーズ2) 有川浩著 角川文庫 読破
図書隊に入隊したヒロイン笠原郁。
メディア良化委員会などの検閲組織から
本を守るために戦っている。
最初は何が何だかわからなかったけど
人間ドラマが結構おもしろいです。
図書館シリーズは恋愛小説なんですよね。
そんな気がします。
そして最後に高校時代に助けてもらった図書隊員の
王子様が誰だかわかってしまった。
知らなかったのは本人だけだったみたいだけど。
次巻からの展開が楽しみになってきました。
■2025年8月24日(日)
「図書館戦争」(シリーズ1) 有川浩著 角川文庫 読破
何年も前に読もうと思ったのですが何がなんだかわかりませんでした。
私に読解力がなかったからだと思います。
図書館が何と戦っているかよくわかりませんでした。
行き過ぎた検閲から本を守るために戦っていたわけですが。
主人公は笠原郁(かさはらいく)
笠原姓を主人公にしてくれてありがとう。
村上春樹さんの小説にも笠原メイというのが出てきたり、
笠原姓は多いですね。
良太やリョウタやりょうを主人公にした本もありましたね。
あまり良く書いてくれる人は少ないのですが。
しかし、王子様が班長だったとはな。。。
■2025年8月19日(火)
「仕掛島」 東川篤哉著 東京創元社 読破
瀬戸内の孤島、斜島の御影荘で、
西大寺氏の遺言が申し渡されることになった。
翌日、相続人の一人がし体となって発見された。
警察に通報したがちょうど台風が二つ続けてくるとかで
島は外界から隔離された。
私立探偵小早川隆生と、弁護士矢野沙耶香が主人公だろうか。
みんなしんでしまうのだろうか?
タイトルが仕掛島ということもあり島に何かあるのか、
御影荘という建物に仕掛けがあるのかと思ったが、
建物が回るという本は何個か読んだことがある気がするが
今回もそういうのかと思ったが少し違ってなかなか良かった。
東川篤哉さんの本は読みやすくておもしろいのでだいたい読んでます。
最近の新刊は買えてないかもしれません。
この本はブックオフで220円で買えました。
ブックオフも110円から220円に移ってきました。
新刊はかなり高かったりします。
インフレがちょっとキビシイ。。。
■2025年8月16日(土)
「三国志 十 五丈原の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
もう何度も書いたので同じことの繰り返しなのですが、
諸葛孔明と司馬懿の決戦の10巻。
はじめて司馬懿が出てきた戦いで孔明は敗れ、
泣いて馬謖を斬った。
馬謖は要道を守れといわれたのだが山の上に陣取ってしまい、
司馬懿に水の手を切られ負け戦となってしまった。
そこが敗れると総崩れとなり司馬懿は孔明の本陣まできた。
孔明のまわりには弱兵が2千人くらいいただけである。
孔明は四門を開け広げ、門の上で琴を引いていた。
司馬懿は何かはかりごとがあるのかと疑い退却してしまった。
後で司馬懿は言った。
「我勝てり、併しついに、我孔明に及ばずであった」っと。
その後の司馬懿の活躍はあまりなかった。
動けば孔明に謀られるので守りに徹して戦わなくなった。
孔明は司馬懿に女性の服を贈った。
おまえは女性のようではないかと。
その使者に司馬懿は孔明の様子をきいた。
激務をこなし少しの食事しかとらないと聞くと
司馬懿は孔明の命は長くないだろうと見抜いた。
星を見て孔明がしんだと見抜いた司馬懿は総攻撃をかけた。
しかし孔明は現れた。
司馬懿はびっくりしてどこまでもどこまでも逃げていった。
後で聞くとその孔明は木像であった。
やはり孔明はしんでいたのだ。
しせる孔明、生きる仲達を走らすっという言葉が生まれた。
泣いて馬謖を斬る、っという言葉は
眼をかけていた部下の首を切るときなどに使われるようになった。
■2025年8月11日(月)
「三国志 九 出師の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
魏と呉両国に攻められて関羽も最後となった。
関羽が魏と戦っているすきに呉に荊州城を落としてしまった。
関羽にとどめをさした呉を劉備は恨み呉に宣戦することになる。
その前に曹操も様態が悪くなっていった。
関羽の霊でも祟っているのかと思われた。
また華佗にもみてもらうが治療法に怒って曹操は華佗をころしてしまった。
脳手術をするということだった。
また左慈という仙人みたいな人に祟られたり、
梨の木の精にも祟られた。
追に曹操も亡くなってしまった。
劉備は関羽の仇の呉に攻め込んだ。反対した孔明はおいていった。
占い師に見てもらったのだが、
絵を書いては破り書いては破り最後に寝ている人の横に立ってる人の絵を書き、
そこに白と書いた。
白帝城(永安宮)で孔明が劉備をみとっている絵だった。
劉備は呉に攻め込んで連戦連勝ですごい勢いで長江を下って行ったが、
陣が伸びすぎて中核を崩されると全滅してしまった。
劉備は白帝城に引き上げそこを永安宮と読んで
この負け戦に恥じて再び蜀の国へ帰ることがなく孔明に遺言して亡くなった。
孔明は呉と同盟しなおし危機を乗り切ると南蛮を制圧した。
南蛮王孟獲を七度捕まえ七度放し、孟獲は心から詫びて王化に服した。
孔明は出師の表をかかげ魏に攻め込もうとする。
■2025年8月6日(水)
「三国志 八 図南の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
魏と呉で戦った赤壁の戦いのすきをついて荊州を手に入れた劉備。
益州、蜀の国をとったら荊州は呉に返すと約束する。
荊州を足がかりに蜀の国を取った劉備は、
曹操も破り漢中も手に入れ劉備は漢中王となる。
それでも荊州は呉に返さない。
魏と呉は考え直した。
魏と呉が戦って得をしたのは劉備ではないかと。
魏と呉は同盟を結び荊州を取ろうとする。
荊州は関羽一人にまかされていた。
関羽があぶない。。
■2025年8月2日(土)
「マスカレード・ライフ」 東野圭吾著 集英社 読破
マスカレードシリーズも5作目になりました。全部読んでます。
新田さんと山岸さんのロマンスがあればおもしろいと思ったのですが。
新田さんがホテルマンになったのは山岸さんのせいだったとか、
そういうのがあればおもしろいと思った。
新田さんの父親の事件と文学賞の事件はなんのかかわりもなく
ひょうしぬけしました。
■2025年8月1日(金)
「三国志 七 望蜀の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
天下三分の計。
すでに中国の三分の二を制してしまった魏の曹操。
呉の地盤を抑えた孫権。
ここで孔明が打ち出した案は天下三分の計であった。
劉備は荊州を起点にして益州、蜀の国を取り、
魏、呉、蜀と天下を三分する計である。
劉備は五斗米教の張魯から益州を守るためと称して益州に入っていく。
■2025年7月30日(水)
「三国志 六 赤壁の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
赤壁の戦い。
北方の袁紹を滅ぼし中国の半分を制圧した曹操は荊州も領する。
劉備の軍師孔明は曹操の魏と孫権の呉を戦わせるため単身呉に下る。
魏と呉を戦わせることに成功した孔明は呉に有利な東南の風を祈る。
ついに呉に有利な東南の風が吹いてきた。火責めだ。
呉の周瑜に危険視され害そうとされた孔明だったが無事劉備の元へ帰っていく。
赤壁の戦いがはじまる。
曹操が敗れて曹操の天下統一の望みはついえることになるのだが。
この赤壁の名にちなんで長瀞の荒川沿いの岩畳あたりの岸壁が秩父赤壁といわれているらしい。
前にも書きましtが。。
■2025年7月29日(火)
「三国志 五 孔明の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
三国志の前半の主人公が劉備か曹操かはともかく、
三国志の後半の主人公は諸葛亮あるいは諸葛孔明である。
三国志の後半から戦闘が一新して軍師の兵法が主流になってくる。
チュートリアル的な徐庶の兵法からはじまり孔明の登場となる。
曹操は袁紹を滅ぼしすでに天下の半分を制したが、
劉備は三顧の礼でやっと孔明に会うことができた。
臥龍、鳳雛一人でも得れば天下は掌(たなごころ)にあろうといわれる。
臥龍が孔明で、鳳雛がホウ統である。
天下の半分を制した曹操と孔明一人を見いだした劉備のどちらが良いか
っといわれるほど孔明の存在は大きい。
孔明の出現によって胸が躍るほどに三国志がおもしろくなってくる。
ここからがまた三国志のおもしろいところです。
■2025年7月27日(日)
「三国志 四 臣道の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
吉川三国志は劉備が母に茶を買おうと思って
黄河のほとりで洛陽船を待っている所からはじまり、
張飛と出会ってまた関羽とも会い桃園の義から始まるわけですが
私はずっと劉備が主人公だと思っていました。
仁徳のある劉備みたいな人になりたいとずっと思っていました。
しかし劉備みたいにしていると人にバカにされたり騙されたりしました。
曹操みたいにしていないと今の弱肉強食の資本主義の中では
世の中を渡っていくことができませんでした。
曹操は悪役だとばかり思っていましたが
解説などを読むと三国志の主人公は曹操で、
孔明が現れると孔明に主人公の座を渡しますっと書いてあります。
世の中を渡っていくには人を蹴落としてでも
うまく立ち回っていかなければなりませんでした。
私は眼が悪かったり背が小さかったりして人生からドロップアウトしてしまいました。
今でも私は曹操より劉備みたいになりたいと思っていますが。。。
■2025年7月25日(金)
「三国志 三 草莽の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
三国志で一番強い武将呂布。
初期のコーエーの三国志のシミュレーションゲームでは
呂布の武力が100。関羽と張飛の武力が99だったと思います。
コーエーの三国志の凄い所は武将の武力、知力、魅力などが
すべて数値で表されている点。
戦闘で強い武将をよく使うので強い武将は自然に覚えました。
また知力が高い武将は軍師とかになるのでそれも自然に覚えた。
20代頃に三国志のシミュレーションゲームをよくやっていたので
ゲームをやるのがメインで吉川三国志をよく読みました。
30代頃から三国無双が出て三国志の世界がよくわかった気がしました。
三国無双や戦国無双などでかっこいい武将が動き回るので
この本の表紙をはじめかっこいい武将が広まりました。
すべてコーエー様、シブサワコウ様のおかげです。
■2025年7月23日(水)
「三国志 二 群星の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
吉川三国志は1939年から1943年にかけて新聞で連載が始まった。
第二次世界大戦が始まった頃に三国志が書かれたことは
かなり興味深いことだと思っています。
吉川英治は1937年に毎日新聞社の依頼で中国を見てきた。
日中戦争のさなかで従軍記者として中国に行ったことで
三国志を書く上で大きなことだったろうと思う。
1800年前の戦争と近代の戦争がどうリンクするかはわからないけど
吉川三国志が戦争時代に書かれたことはやはり興味深い。
私は世の中で三国志が一番おもしろい小説だと思っています。
■2025年7月22日(火)
「三国志 一 桃園の巻」 吉川英治著 新潮文庫 読破
吉川三国志では、黄巾賊にからまれた劉備を張飛が助けてくれて、
すでに張飛と関羽は義兄弟だったので
新たに劉備、張飛、関羽は桃園で義兄弟の契りを結びました。
年齢でいうと関羽が一番年上で次が劉備で次が張飛ですが
漢室の血筋の劉備が長兄となりました。
はじめは劉備を主君に仰ぎたいと関羽と張飛はいったのですが、
劉備はまだ一つの人徳も示さないうちは
まずは義兄弟の契りを結んでおきたいといったのです。
君臣の誓いは一国一城を持った上でっということにしました。
張飛はいいました。「ここにあるの三名。同年同月同日に生まるるを願わず、
願わくば同年同月同日に死なん」っと。
私は張飛が好きなんだが。
■2025年7月21日(月)
「教団X」 中村文則著 集英社 読破
楢崎は立花という女性と知り合い興味をもったが
連絡がとれなくなってしまう。
立花は宗教施設にいるようだ。
楢崎は宗教施設を訪れるが、
教祖の松尾のホーキングばりのDVDを見せられる。
それから沢渡という人の教団Xに連れていかれるがセックス集団だった。
哲学的な本かと思ったら官能的なエロ小説だった。
最後に機動隊が宗教施設のまわりを取り囲んだ。
■2025年7月19日(土)
「レモンと殺人鬼」 くわがきあゆ著 宝島社文庫 読破
洋食店を経営していた父親が少年に殺され
小林家はバラバラになってしまった。
母親は失踪して
ヒロインの姉の美桜と妹の妃奈は別々の家に引き取られた。
派遣で大学の事務員をしていた美桜。
妃奈は保険会社に勤めていて保険金殺人にからんだとされていた。
そんな折、父親を殺した少年が10年立って少年院から出てきたようだ。
そして妃奈は殺されてしまった。
終盤、すべてがあきらかになったがモヤモヤが残った。
ミステリー小説でも最後はすっきりするものが多いが、
この本は強烈な違和感が残った。凄い本だ。
しかしラスボスはどこからやってきたんだ??
■2025年7月18日(金)
「一次元の挿し木」 松下龍之介著 宝島社文庫 読破
悠(はるか)には血のつながらない妹がいた。紫陽(しはる)だ。
悠は紫陽を愛した。
しかし紫陽は行方不明になってしまう。
DNAで調べてみると紫陽のDNAは200年前に
ヒマラヤ山中の湖で発掘されて人骨と同じだった。
戸籍を調べると悠に妹はいなかった。
悠は精神薬なども飲んでいて妹がいたことは妄想だったのか。
中盤から面白くて最後まで一気に読めました。
■2025年7月17日(木)
「世界の歴史 9 最後の東洋的社会」 中央公論社 旧版 読破
中国の所を読み飛ばしたのですがこれで全巻読んだことになります。
中国の明時代、清時代の中盤までと、インドについて扱っています。
明時代、豊臣秀吉が朝鮮出兵をおこなったので、
その影響もあって明が滅んだともいわれています。
明は漢民族だったのですが、満州人が明を倒し清を建てました。
康熙、雍正、乾隆帝が有名で清の時代を築きました。
明の時代に艦隊を組んでインドや東アフリカの方まで遠征してます。
清時代では中央アジアやモンゴルやチベットを支配下に起き、
領土も最大になったようです。
時代はよくわかりませんが朱子学から陽明学が主流になってきます。
あとはムガール帝国のこととか書いてありました。
ムガール帝国はモンゴル帝国がなまったものらしいです。
この巻はよくわからなくて結構読み流してしまいました。
あとでまた読んでみたいと思いました。
■2025年7月14日(月)
「世界の歴史 6 宋と元」 中央公論社 旧版 読破
宋の時代は商業が栄えてお札なども広まったようです。
特に中国の陶器や茶や絹がたくさん輸出されたようです。
シルクロードやセラミックロードが使われました。
宋の時代に火薬、羅針盤、活版印刷術が発明されて、
西方に伝わり世界三大発明になりました。
この影響でルネサンスも広まりました。
元の時代はチンギスハンが広大なモンゴル帝国を築き、
フビライハンが元をたてました。
元寇で元軍がつかったてうはうという火薬の武器に日本軍は苦戦しました。
夜は元軍は船に引き上げて台風が来たようで元軍は打撃を受けました。
それから日本は苦戦すると神風が吹くといって心の支えになりました。
■2025年7月8日(火)
「世界の歴史 4 唐とインド」 中央公論社 旧版 読破
中国の歴史は読むのが大変そうだったので後回しにしました。
おっ、最初は三国志ではないか。
でも五胡十六国時代とかよくわからず。。。
隋唐時代になり、聖徳太子が遣隋使を送り、また遣唐使と続いていきます。
阿倍仲麻呂とか帰ってこれませんでした。
最澄、空海などが仏教でも密教を学んで帰ってきます。
鑑真とかも失明しても日本に来てます。
李白、杜甫が活躍してます。
楊貴妃、安禄山あたりは読んだことがあったので面白く読めました。
中国では道教が盛んだったようですがインドから仏教が入ってきて栄えます。
■2025年7月4日(金)
「いちばんやさしい世界史の本」 西東社 読破
一巻ですぐ読めるのでよく読んでいる本です。
一巻完結の本も何冊も持っているのだけど、
16巻完結の長い本を読むより、
一巻完結の本を16回くらい読んだ方が良いような気もする。
日本の歴史全26巻と世界の歴史全16巻を
読むのにだいたい1年かかったのだけど、
1年間世界史や日本史の1巻の本を何度も読んだ方が良いような気もする。
でも両方読むのがいいかもしれないね。
■2025年6月30日(月)
「この一冊で中国の歴史がわかる!」 山口修著 宮崎正勝改訂
知的生きかた文庫 三笠書房 読破
中央公論社の旧版の世界の歴史の中国の巻が難しいので
まずこの本を読んでみたのだけどそれほどよくわかったわけでもなく。
だいたい読んだことのあるような事柄ばかりでした。
■2025年6月26日(木)
「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ著 文春文庫 読破
100ページくらいまで読んで、
やっとおもしろくなってきた学園ものかっと思ったのですが、
あっさりとほのぼのした優子の生活が続き、
結婚かー。私には無縁のもので感想もなく。。。