ここには、親サイト「天の原異聞」の「郎女迷々日録」から、LotRに関係した記述を、日にちごとにをひろってみました。 えー、信じられないことですが、そして「禁断歴史草紙」という女性向け小説コーナーもあるのですが、親サイトは一応、まっとうな歴史HPでして、一般のお客さまも多いわけです。 そんなわけで、くどい説明もありますし、LotRに関係のない事柄も続けて書いておりますが、あえて編集はしませんでした。読みづらい部分もあると思いますが、あしからずご了承ください。 |
彼岸桜なんでしょうか。近所のお庭、近くの公園に咲き乱れ、ほんとうに春めいてまいりました。 そういえば、今日は3日。新暦のひな祭りですね。 食卓にも、サヨリ、土筆と、春の食材が並びました。 「ホウシコ(土筆)、どうしたの?」と母にたずねましたところが、なんと、魚屋さんの店先で売っていたのだそうです。 昼からは、母を連れ、はりきって、「THE LORD OF THE RINGS」を観に出かけました。 私、勘違いをしておりまして、これ、3部作の第1部なんですね。それにもかかわらず3時間! とはいえ、長さを感じさせないおもしろさです。 母も、疲れたようですが、「おもしろかった」と申しておりました。 感想は、コンテンツの「反近代の夢想」の方に加筆いたしましたが、一言、レゴラスがー、いーですう! 演じるオーランド・ブルームは、25歳のイギリスの舞台俳優さん。映画は、これがデビューだそうです。超、ぴったり。 実はつい先日、解析はじめて以来、2度目の大型検索エンジンからのアクセスがあったんですが、キーワードは「指輪物語 レゴラス」。 わかりますわー。私も映画観て、検索かけたくなりましたものー。 ただ、レゴラスとギムリの描写は少なくて、ちょっともの足りない感じ。 かわりに、アラゴルンとボロミアが、怪しく描かれておりました。 先日、お知り合いにお聞きしましたところでは、アラゴルン×ボロミアがけっこー流行っているとかだったんですがー、これなら頷けます。 サム×フロドの描写もなかなかのもの。 もうー、なんといいますか、これはー、究極のやおい映画ですねえ。 惜しむらくは、ギムリ×レゴラス。これをちゃんと描いて欲しー! 次作以降に、期待しますう〜。 |
沈丁花が少し開きましたが、様子がおかしい、と思ったら、黒点病なんです。消毒はしてみたのですが、ふー。 雪柳はきれいに芽吹き、小さな最初の一輪が開きました。 馬酔木も花が白く染まりはじめています。 今日は、姪っ子と甥っ子とから、電話がありました。 もうすぐ、姪っ子の誕生日なもので、両親と街へ出て、プレゼントを買ってもらったんだそーです。 「ラジコンの戦車を買ってもらったよ」と、自慢そうに甥っ子がいうので、「お姉ちゃんの誕生日なのに、買ってもらったの? いいわね、年に2回も誕生日のプレゼントもらってー」というと、甥っ子は悪びれもせずに、 「うん。だから、兄弟が3人いると3度になって、もっといいんだよ」だそーです。 「まあっ! おばちゃんたちは3人だったけど、そんなことなかったわよ。 やさしいおかあさんで、いいわね」と、いっておきました。 もしかすると、プレゼントおねだりの電話かーと、母がいいまして、まあ、そうなのかもしれません。 本でもーと考えたのですが、あまりいい思いつきもなく、妹に相談した結果、地球儀にすることになりそうです。 姪っ子は、いま、ハリポタを気に入って読んでいるそうですが、なにか日本のものをー、と考えても、いいものを思いつきません。 それこそ「そよそよ族伝説」なんかどーだろ、と思ったのですが、うーん、やはり、難しく感じるだろうという気がするのですよねえ。 西洋のファンタジーというのは、とりあえず敵と味方がはっきりしている、というのか、善悪がはっきりしている、というのか、ともかく、陣営の色づけがきっちりしていて、キャラにめりはりがあるんです。 「そよそよ族伝説」がなぜ一般受けしないかといえば、おそらく、わかりやすい図式が浮かび上がらないから、なんですね。 古事記の王朝伝承に材をとりながら、民話的な趣をただよわせ、詩的リアリティのある独自の神話幻想世界を作りあげているのですけれども。 来年の姪の誕生日までに、「虫愛ずる姫君」を現代語訳して本を作ろうかなーと、ふと、思いました。 昨日、またも「レゴラス」のGoogle検索で、「反近代の夢想」がヒットしていましたが、今日は、「千と千尋の神隠し 18禁 小説」のgoo検索で、この日記がヒットしていました。 「レゴラス」検索でうちのページを見る、ということは、やおいパロ小説をさがしているーっぽいですし、「千と千尋の神隠し 18禁 小説」とはー、男性向けなのかやおいものなのかはわかりませんが、どう考えてもパロ小説をさがいているーっぽくって、怖いですうー(笑) |
気持ちのいい天気です。 証券会社にいくついでがあったので、本屋によりました。 児童書を見るためだったんですがー、やはり、日本の古典を題材にしたものは、ほとんどなかったですね。 福永武彦の「古事記物語」でも、と思ったのですが、特装版は絶版とのことなので、少年文庫版を注文しておきました。姪っ子にはまだ早いかな、と思うのですが、なんかー、少年文庫版も絶版になるかもーと、つい(笑) N.A.バイコフの「偉大なる王(ワン)」を見つけ、つい、自分のために買い込んでしまいました。かつて満州に住んでいたアムール虎のお話なんですが、小学生のころ、学校の図書館で借りて読んだよーな、おぼろな記憶があるんです。 バイコフは白系ロシア人。キエフ出身のロシア帝国軍人として満州に勤務し、深くこの地の自然を愛するようになり、革命で国を追われ、満州に定住しました。 戦前、菊池寛が絶賛したこともあり、日本語訳が広く読まれたそうです。 日本の敗戦後、祖国へ帰ることはもちろんできませんし、成立した中国共産政権は、やがて、白系ロシア人たちを追い出しました。 バイコフは80を越えた老いの身で、住み慣れた満州を追われ、オーストラリアに逃れましたが、まもなく、極貧のうちに世を去ったそうです。 さすがに「指輪物語」は、ずらりと並んでいました。 今日の新聞に載っていたのですが、これまで、30年かかって150万部売ったんだそうですが、この2ヶ月で、同じ150万部が売れたんだそーです。 なんといいますか、すさまじい映画効果ですね。 やはり、ゲーム世代が親しみやすいらしいのですがー、「ゲームのようでおもしろい」というそーです。ゲームの方が、「指輪物語」の世界観の表面をなぞったんですけどねえ。 しかし、いくらレゴラスがよくても、書きませんわよ、私、パロはー(笑) いえ、たとえ書いても、こんなあけっぴろげなサイトにのせるなんて怖いことは、絶対、いたしませんです。 今日もまた、「千と千尋 18禁」でこの日記が検索にかかっておりましたがー、書く方がいるんでしょうかしらねえー、パロ。 ポケモンの例がありますし、子供向けアニメの18禁パロというのも、怖いんですけどねえ。 指輪も千と千尋も、18禁パロやるなら隠れるでしょ、ふつー。 とすると、まさかー、検索は摘発のため???(笑) |
なんか最近、浮世離れをしております。 まー、また仕事がせっぱつまってきた、というのもあるのですが。 お彼岸だったというのに、墓参りを忘れてしまって、明日は、墓掃除をしてこよーかと思ったりしています。 ここのところ、ちょっと寒くなってまいりました。 今年は暖かくて、桜が早かったんですけれど、ちょっとひと休みなんでしょーか。 指輪物語の映画。じぞうさまの日記の感想を見にいって、やっぱり、パロを書いてみたいなー、と、あらためてメラメラ。 やっぱり、やっぱり、やっぱりいー、いいですわ、レゴラス。 いい男を見るきもちのよさを、ひさしぶりに味あわせてくれました。 ただー、映画のギムリがー、ねえ。 まー、過激にやらなければいいんですよねえ。 しかし、おとなしくやるとー、映画のアラゴルン×ボロミアの方が過激ってことにー。 ったく、どういう映画なんでしょ! しかし、指輪だったら、乗りそーな方はけっこーいそーで、マジ、夏コミ受かってたら、せめてコピーでも出したいですねえ。 ただし、超ーおとなしめになりそうです。 |
去年は母の入院、今年は父。ここ4年、なにごともなく過ぎたことがありません。 一昨日、父の手術があり、なんとかやっと今日、落ち着きました。 手術はもっと後のはずだったのですが、病院側が緊急に予定を入れてくださって、急遽、行われました。 まあ、早いにこしたことはないのですが、あんまり急なので右往左往。 その最中に、お知り合いの方々の夏コミ当落だけは聞いてまわったのですから、私も、たいした同人女です。 一昨日火曜日は、朝から病院につめてまして、病室に泊まり、昨日の午前中に家へ帰って参りました。それから、あっちこっちと手配の電話。とりあえず、落ち着いた次第です。 4年前の母の手術以来、久しぶりの病院泊まりでしたが、今度の病院は、一階の喫煙室から、夜中でも中庭に出られるようになっていまして、中庭があるというのは、なかなかいいですね。 こういうときに、難しいお話はいけません。 とはいえ、父の手術前夜に、夏コミ当落電話で忙しいというのもどーよ、なんですが(笑) 私、創作JUNEで申し込みましたのは実は久しぶりで、初回申し込みと同じ扱いになりますし、なんの活動もしておりませんから、もともと、落ちて当然かな、という感じだったんですが、この状態で、夏コミに「雲の行く涯」を間に合わせるのは難しいですから、自身が落ちていたのには、実はほっとしました。 しかも、珍しくもすでに原稿があがっている童話パロ集をはじめ、指輪本など、「ご一緒に本を作りましょう」といっていたみなさんは、すべて受かってらして、一安心。 唯一落ちました私は、Simonettaさまの創作JUNEサークルにお手伝いに参ります。メイちゃんもお手伝いにきてくれるそーで、お買い物と喫煙の時間も確保しました(笑) えーなさま、じぞうさまも受かってらしたので、ご一緒に、指輪本を作ることも確定! 楽しい夏コミとなりそうです。 しかし、考えてみましたら、去年の冬コミでは、自分がもう一度やおい本が書けるとは、実は、思っておりませんでした。 このHPに禁断歴史草紙コーナーを作った影響も大きいのですが、裏表を問わず、遊びに来てくださるみなさまのおかげです。 もっとも、刺激を与えてくださったのは、Simonettaさま。 おかげさまで、久しぶりのやおい小説を書き上げ、私、すーっかり、やおい小説書きの自覚を取り戻しました(笑) がんばりまーす!(なにをがんばるのやらー) |
今日は、仕事の原稿の締め切り日です。 しかし、まったくもって、やる気が起こりません。 いまさらいうのもなんですが、暑いです。 庭の緑も、なんだか、元気がないようです。 一応、毎日、水はやっております。 暑くて暑くて、うんざりしながら、それでもやっております。 桔梗の花は、第一陣が終わり、ひこばえのように生えてきた第二陣のつぼみが、ふくらんでおります。 桔梗の花は、いさぎよいですね。美しく紫に咲き誇っていると思いましたら、ある日突然、くしゃんと色をなくし、枯れます。 玉すだれの花にいたっては、ほとんど一日でくしゃんとなるのには、驚きました。 麗人がぱっとすがれていく風情です。 先週は、ようやっと指輪物語本の原稿をあげ、大騒ぎをしておりました。 編集を担当してくださったえーなさまが、「あてにしていた印刷屋さんが、もう受付すんでました。コピー誌になるかも〜」と、お嘆きのメールをよこされて、いや、別にコピー誌でもいいのですが、一応3人分なので、けっこー数作る必要がありますし、えーなさまにえらく負担がかかります。 私、検索かけて、えーなさまのお近くて、割り増し料金をはらえばまだ受け付けてくれる印刷屋を見つけまして、さっそく連絡。 えーなさま、先日の日曜日に、入稿をすませてくださいました。 指輪本宣伝のため、先週、検索をかけてびっくり。 もう、信じられないほどの数、指輪サイトができております。 映画公開前には、ほんと、数えるほどしかありませんでしたのに。 もちろん、増えまくっておりますのは、女性向けサイト。 3月ころには、「レゴラス」で検索かければうちがトップページにきたりしておりましたのに。(この日記と「反近代の夢想」でひっかかったりしておりました) えーなさまが、「指輪同人、すごい勢いです」とおっしゃっておられましたが、いまひとつ、実感できないでいました。 しかし、ほんと、これなら、同人もすごそうです。 なんか、女性向け同人のブーム、最近、ちょっと変わってきておりますような。 去年の冬コミはハリポタでした。 今年の夏コミは指輪。 うーん。映画同人で大フィーバー、って、これまで、あまりなかった傾向のよーな。 ネットの影響が、あるのではないでしょうか。 ネットと同人イベントが一体となり、ファンタジー映画で盛り上がる、とでもいうことなのでしょーか。 なんか、ネットが噛んできますと、 騒ぎも国際的になってまいりまして、ハリポタ同人の脅威は、アメリカでパロサイトが摘発されたことだそうです。 アメリカ人って、不用心といいますか、サイトに、商標登録されたものをつかっていた上、過激幼児ポルノパロを載せていたそうですから、摘発も仕方がない、といえば仕方がないのですが。 指輪も、もちろん、アメリカでも、スラッシュ(やおい)パロがさかんなよーです。 私、某映画のアメリカのスラッシュ同人誌を見せていただいたことがあるのですが、これがもー、その映画の公式なチラシだかパンフだかの絵を、そのまま表紙に使った不用心なもの。 アメリカ人ってー、いったい、なにを考えているのでしょう。 それにいたしましても、パロディは、楽しいです。 なんといっても、キャラへの愛です。 書き上げた直後は、書きたいこと書いちゃったし、これが最初で最後でいっかな、と思ったんですけど、じぞうさまの原稿を拝見し、えーなさまの4コマギャグを見せていただくと、もう、楽しくて楽しくて。 えーなさま、私、今回、レゴギムでも、ギムレゴでも、どちらでもよろしいですわ(笑) じぞうさま、サルガンは、次回、ガンサルになったりー、しません? なにはともあれ、えーなさま、じぞうさま、冬コミでまた指輪本作りましょうよ(はあと) うーん、ネットの方も、本格的に指輪のページを作ろうかなーと、またまた、手にあまることを考えたりしました 。 |
えー、あいかわらず仕事をする気になれません。 締め切りもありますが、4日には、静岡から妹夫妻が、姪っ子甥っ子を引き連れて帰ってまいります。 うー、ますますもって、仕事なんかできやしない環境になってしまいます。 最近、トップのアクセスが多いのは、指輪同人の検索サイトに登録したため、もあります。 うんでー、仕事をする気になれないまま、解析をのぞいてみますと、やはりといいますか、なんといいますか、「ボロアラ」「ボロミア」で検索かけてこられた方が、圧倒的に多いんです。 ええ、ギムレゴでもレゴギムでも、大はずしにはずしているのは、知っていました。 レゴラスは人気キャラですが、ギムリがねえ。たしかに、やおい向きの容姿じゃございません。 レゴラス受けは人気なんですが、王道はアラレゴ、つまりアラゴルン×レゴラスです。 アラレゴで18禁でも書けば、売れるでしょう。 そんなことはわかっていても、わかっていてもー、書けないものは書けません。 だいたい、大昔、乙女のころから、私にとっての「指輪物語」は、レゴラスとギムリの濃い友情の物語なんですう〜。 ついでに、じぞうさまは、最初からはずれておいでです。 実におもしろいんですけど、そして、マニアはぜったいにいるんですけど、サルガン、じじいの愛に萌える乙女は、少のうございます。 当初から、えーなさまが一番、はずし方が少ない、とは思っておりましたが、いや、これほどとは〜。 だいたい、映画がやってくれました。 そこまでやるかー! のキスシーン。 にしても、アラボロ、つまりアラゴルン×ボロミアが王道かと思っておりましたが、ボロアラもなかなかいけてる様子。 ですよねえ。好きなキャラは、受けにもってくる場合が多いですし、人気キャラ・アラゴルン受けだと、攻めはボロミア、が常道でしょう。 さっき、えーなさまの携帯に、「売上はえーなさまのボロアラ漫画がたよりですう〜」とメールをうちましたら、「今さら漫画をがんばるわけにはいきませんから、 ボロアラの看板でも作りますか?(笑)」 とのお返事です。 先日、どーいうわけか夢さまの夢を見て、どーしておいでかとお電話したのですが、そのとき、「指輪合同本作りますのー」といった私の話を、そのまま、サイトの日記にあげておいででした。 簡単にゆいますと、以下のように危惧していらっしゃいます。 「売れるかなあ。三人とも、いっつも微妙にニーズから外れたカップリングだから」 なんの反論もできません。 ただ今回、一番目立つ漫画のえーなさまが、かなりニーズのあるカップリングであることに、望みをたくすです〜。 そういえば、つい先日、えーなさまが、うちの宣伝サイトにあげるため、イラストを送ってくださったときの会話が、傑作でした。 えーなさまのイラストのうち、もっとも力がはいっておいでだったのは、中表紙の主人公・フロド。 しかし、だれも、フロドメインでは、書いてないんです。 じぞうさまの小説には、けっこう出てくるのですが、いや、まったくもって、美形のイメージではございません。 えーなさまのイラストのフロドは、もうもう超美形で、ほれぼれ見とれつつ、つい不安になって、HPにあげた後になって、お電話しました。 ところが、もうそのとき、えーなさまは、うちのHPをたしかめておいでだったんです。 私が用件をきりだす先に、「一つ言っていいですか? うちのはギムレゴじゃなくてレゴギムでーす」 えっ! と驚いて、自分のHPを立ち上げてみれば、えーなさまのギャグ絵にリンクはった言葉が、「ギムレゴ」になっているではありませんか! レゴギムにしたつもりだったのに、だったのに、だったのにー、無意識の願望が出ちゃったんでしょーか(笑) いえですねえ、レゴギムでもギムレゴでもいいんですけど、やはり最終的には、受けは美形の方がー、イメージかもー、と(笑) あわてて直しまして、「ところであの絵は、フロドですよね? ほかのだれでもないとは思うんですけど、えーなさま、あまりにも美形すぎますわー」と私。 いえ、あの映画、ほんと、やおい女ねらいなんでしょーか。 たしかに原作にも、主人公のフロドは、「若く見える」と書いておりますよ。おりますけれどしかし、おっさんくさいんですけどねえ。 それが、どーいうわけか映画は、「姫だよ。どっからどーみても受けだろー」 というような、超若い美形の配役でー。 フロド総受け、これも王道らしいですが、映画からいけば、当然のニーズでしょう。 あー、心配になってまいりました。 やっぱり、ボロアラの看板がいります! えーなさま。 もうー、えーなさまだけが、たよりですわ(笑) |
さすがに今日あげなきゃまずいだろーと、仕事の原稿の資料読みにふけっておりましたら、郵便局の集金が来て、集中力を散らされ、あえなく挫折しました。 仕事の原稿をテキストでわたすようになって、もう長いんですけど、いや、今回、はじめて、同人誌の原稿もテキストでお渡ししちゃいました。 同人印刷というのは、安いんですけど、そのかわり、こちらで版下をつくって渡さなければなりません。カラー表紙は、データ入稿も普通になりましたが、本文データ入稿をすると、多額の出力料金をとられてしまいます。 まあ、これは、あれなんです。 同人印刷は、漫画の印刷を中心としてはじまりましたので、手書きの漫画原稿を、そのまま版下にして入稿、という形が自然なんですね。 小説の場合も、漫画と混在したり、イラストを入れることが多いですし、絵の方にあわせて、ひとまわり大きい版下を作り、縮小印刷することになります。 ああ、絵はですね、縮小することでアラがとびますから、同人印刷は、縮小印刷が原則なんです。 そんなわけで、同人誌の編集というのは、超メンドーなものです。 面倒な反面、体力、気力があるときには、楽しくもあるのですが、体力も気力も失せ果てた現在の私に、はたして編集ができるものかーということもありますし、もう、個人誌以外の編集はしたくないー、というのが本音です。 気力と体力が充実しておりましたときには、私、けっこうシキリ屋ですので、合同誌だの、ゲスト様よせ集め本だのの編集も、手がけました。 まあ、あまり成功したとはいいがたいですが(笑) ついでにいえば、私、ゲスト原稿を書いたことは、これまで、まったくありませんでした。 マジに個人誌を作っていたときには、もう、それだけで手一杯で、他人様にゲスト原稿をおねだりはしても、自分がゲスト原稿を書く余裕がありませんでしたし、よほど気分がのらないと、無料の原稿は書けない質でして、まるでゲストを受けないものですから、ケチで通っておりました(笑) 今回、まがりなりにも、ゲスト原稿2本をあげたのは、奇跡です!(笑) 合同誌の編集は、えーなさまが引き受けてくださいましたし。 でー、その原稿をすべて、仕事の原稿と同じよーに、メールのテキスト添付で送ったわけです。 なんかー、時代は変わったなあ、と(笑) えー、しかし、指輪合同誌です。 夢さまというお方は、封神演義で、私と同じマイナーカップリングにはまられていたお仲間だったんですが、口をきかなければ、はかなげな麗人。 いえ、実際、命も危ぶまれた大病を患われまして、仰天した私たちは、たしか2年前の冬、面会謝絶の病室に、見舞いにおしかけたのです。 いや、なんといいますか、「か、かぐや姫だったの? 天に帰るとおっしゃらないで!」と、さけびたくなるよーないたいけな風情の反面、しかし、その毒舌はおとろえをおみせにならずー、安心していいんだか、無理をしておられると心配すればいいんだかー、だったんです。 まあ、ともかく、ご本人のキャラのおかげで、しめっぽくはなりませんで。 ちょうど、そのころ、私の封神仲間のお友達は、大挙してクウガにはまり、かなりな人数がまとまって、冬コミで合同誌を出すことになっておりました。 ちなみに私は、ナマモノは苦手でして、クウガにははまれず、蚊帳の外におりました。 そのクウガ本の企画を聞かれた夢さま、 「まああ、そんな本を合同本とはもうしませんわ。合同本ともうしますのは、同じカップリングに萌えた同士が、熱く共鳴して、そのカップリングの愛を布教するもの。それは、ただの寄せ集め本です。おまけに、メンバーを見回しただけで、内容の想像がつきますわ。ろくになにもしないで終わってしまう、不完全燃焼本になりますわねえ」 と、断言なさったのです。 このときのお見舞いメンバーには、えーなさまと、もう1人、クーガ本制作メンバーがいらしたのですが、お二人とも、なんの反論もおできにならず、苦笑なさるのみ。 いえ、私はこのとき、部外者だったもので、失礼ながら、もう、腹の底から笑い転げさせていただきました。 昨日、お電話で、えーなさまが、笑いながらおっしゃるのです。 「今回、あのクーガ本よりさらに、寄せ集め本ですねえ」 私、絶句いたしました。 まさに、そーです。おまけに、不完全燃焼本でもあります。 今回も、夢さまの日記では、すごい言われ方でございました。 えー、夢さまは映画を見ておられず、原作もお読みになっておられないので、指輪のキャラをご存じありません。 「Aさんが書く長篇エロ小説は、レゴラス(だっけ?)とギムリ(ドワーフ)の愛の逃避行」 Aさんって、私です。私は、同人PNから、有賀さんと呼ばれております。 ちょ、長編じゃありませんって。 エロ小説でもー、なさそうです。あれをエロといっては、エロに申し訳がたちません。 ああ、だから、不完全燃焼本なんですわねえ。 続いて、夢さまはおっしゃいます。 「ドワーフが受けと言われても、FFのドワーフしか知らないオデは困惑するばかりです。あの体毛のモサーリと濃ゆげなミニオヤジ達が受け…?ツルハシ持って地面掘ってるあの人達が受け…?」 うう! 私、レゴギムって、ギムリ受けっていいましたっけ? それにしても、「あの体毛のモサーリと濃ゆげなミニオヤジ」。 受けにしろ攻めにしろ、反論できない自分が哀しい(しくしく) いえ、男は容姿じゃありません! いい男じゃありませんか、ギムリ。 かわいいじゃありませんか、ギムリ。 てー、おおよそ、面食いの私らしからぬ、セリフですよねえ。 い、いったい、ど、どーしちゃったんでしょ(笑) |