オーバークロック

 ひところは「安目のCPUをクロックアップ」して高性能のCPUに負けない性能を!!

 ということで色んな人がクロックアップに挑戦し、「やった!!」という人から、「壊してしまった…… (; ;)」という
人まで色々だった。

 壊れなかったにせよ、「フリーズするぅ〜〜」って人は多かったはず。 私自身もその一人だった (^^;:;

 失敗原因の大部分は、以下のものだろうと思う。
CPU耐性を超たクロックアップ
 オーバークロック自体がメーカー保証外の為、当然考えられる事である。

 メーカーではあるクロックでの動作を目指してCPUを製作し、その通りに動作すれば、そのクロックでの動作を
保証をして販売するそうだ。

 そのクロックで動作しなければ、クロックを下げて販売するらしい。

 しかし、下のクロックで動作保証されたCPUの中にも、もう少し高目のクロックでも動作するものがある。
いわゆる「当たり」と呼ばれるものである。

 その当たりのCPUを運良く購入できれば、オーバークロックという夢が実現する可能性が高くなる。

 これは運に頼るか、「このロットのはOKだ」という情報を元に探し回る事である。
メモリ耐性が低かった
 意外に気が付かない人が多いだろうが、マシンが動作する為にはシステム全体がまともに動く必要がある。
どこかに不調があれば、マシンがまともに動く訳は無い。

 CPUクロックを上げるに伴いメモリの動作クロックも上がり、メモリによってはそれに追従できず、読み出し/
書き込みデータが化けるといった状態になる。

 CPUがその化けたデータを処理する事により、意図しない計算結果が出てしまい、フリーズということになる
らしい。

 しかし、メモリにも「当たり」が存在するらしい。
HDDコントローラの誤動作
 昔のマザーはCPUクロックを上げると、PCIクロックが上がるものが多かった。

 CPUがクロックアップに追従して動作してPCIクロックも上がり、HDDコントローラが誤動作し、読み出し
データが化けたり、書き込みデータが化けてしまい、次に読み出した時に化けたデータが使用され、結果として
システムが誤動作するという仕組みだろう。

 私自身も経験している。 クロックダウンしバックアップデータを書き戻すと何事も無かった様に動作した。



では、意図したクロックで動作しなかった場合はどうするか?
クロック調整
 簡単な事だが、ちゃんと動くクロックまで下げれば良い訳だ。

 その方法はマザーボードによって違う。 最近のマザーだとBIOS設定画面で1MHz毎にUP/DOWN可能な
物が多くなっている。

 オーバークロックに興味があるなら、その様な機能がある物を買えば良い。
強制冷却
 CPUでは良く行われるが、メモリ、HDD コントローラにもこれは言える様だ。

 実際、メモリチップ、HDD コントローラの「冷却フィン」も売られている。

 CPUの冷却強化は実際に試し、効果があった。

 「冷えそうだ」という見た目で判断して購入したCPUクーラーを使用したところ、動作可能クロックが多少では
あるがアップした。

 最近はCPUコアと接する部分は銅、熱を発散させるフィンの部分はアルミの物が多くなった。

 それに、「ペルチェクーラー」という物もある。

 これはCPUコアに接する部分にペルチェ素子という薄い板状の半導体素子を使用し、ペルチェ素子の片方では
吸熱」、もう片方では「発熱」するという熱の一方通行の特性を利用している。

 しかし、これを利用すると単なるCPUクーラーの場合に比べて、更に大きなファンを使用し、ケースの外に廃熱
しないと、ケースの中にある他の部品の温度が上がり、別の部分の熱による障害が発生する可能性が出る。
コア電圧のアップ
 「コア電圧のアップ」は、CPUの「強制冷却」と相反する行為だが、私がやった限りは「強制冷却」に
比べるとオーバークロックが成功する可能性は格段に高くなる様な気がした。

 この場合、更なる冷却強化が必要となる訳で、上記の「ペルチェクーラー」を使用する事も考えた方が良い。


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