|| 人 形 劇 ||

ぼうけん!メカラッパ号
脚本/本元守 声/半場友恵・松山鷹志ほか
幼児・低学年向け連続人形劇。昨年スタートし、好評のまま今年も続投。
ところがアタイは正直申して余り観ていないので、簡単なアラスジすら書けない。
メカラッパ号というのは宇宙船の名前で、形がラッパに似ていることから主人公の少年ラックが名付けた。
SF人形劇なのである。
繊細な顔のお人形で、コスチュームも今風でオープニングなぞ人形劇らしからぬこだわりを感じる。
ずっと昔に小学生の間で大人気だった「プリンプリン物語」や古くは「里見八犬伝」「ひょっこりひょうたん島」など、NHKが輩出した名作人形劇は多い。
夕方は民放のルパンV世やトムとジェリーの再放送で満足至極のアタイのまわりで、前日の「プリンプリン物語」の話が挨拶のように交わされ始めたのは今から20年くらい前だろうか。一応は焦りを感じ、ある日の夕方学校から帰ってからNHKを覗いてみた。
が、アタイは人形劇だとは知らなかった。もうそれは、話の途中から見始めたから?という言い訳すら虚しいくらい、突き放された。爪の先ほどもドラマとして、ストーリーに入り込めない。確かに集中して観れば、声優の声だけで人形の動かない表情にも動きを読み取ることができるっちゃできる。その状態を15分、30分と維持するのが難しい。
ガマンできない違和感で、アタイはクラスメートの話題にゴリ入りすることを諦めた。
そしてなんでみんなそんなに人形劇に感情移入できるのかフシギだった。
昔話や単発のお話なら全然そんなことないんだけど、オリジナルの連続人形劇はどうしてか受け入れられない。でもぬいぐるみならOKなんだなコレが。
この枠で前の年にやっていた「たっくんのおもちゃ箱」という、着ぐるみ人形劇で、道徳ちょっと含ませ〜のの幼児向け番組があった。
アレは面白かった。
途中、主人公たっくんの声に代役が立つということもあったが、声優陣に少年の声といえばこの人、の田中真弓(うさぎのぬいぐるみ・ジョジョ役だったが。メカラッパにも出演してた)、バリア星人でのりにのっていた くじら(ペンギンのおばさんぬいぐるみ、おギンさん役)などが出演。
ブリキのおもちゃで歌舞伎口調の「サムライダー」の声の人はよく聞く声なんだが名前がわからない。
これらとお人形のたっくんが(元人間?)おもちゃの国で毎回騒動するお話だったのだが、大人のアタイが「わははははは!」と本気で笑ってしまうことが多かった。再放送を強く希望する。
しかし「たっくん」は一話完結だったから抵抗なかったのなあ・・。
理由はよくわかんないけど、これって損してるんだろうなあ。



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