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関連書籍紹介
【横塚眞己人】

著者紹介
横塚眞己人(よこつかまこと)

1957年、横浜生まれ。写真家。
大学卒業後、雑誌編集者を経て、1982年フリーランスのカメラマンとなる。1985年、イリオモテヤマネコの撮影のために西表島に移り住む。その後イリオモテヤマネコと平行して、「命のつながり」をテーマに幅広い撮影活動を続ける。1994年、西表島での撮影活動にひと区切りをつけ、横浜に引き上げる。1998年時計のブランドメーカー・オメガより「第1回オメガアワード賞」を受賞。現在は熱帯雨林をテーマにマレーシアのボルネオ島に精力的に通い詰めている。

※上記は「いりおもて」のプロフィールより引用させていただきました。
oikake.jpg 追いかけて、イリオモテヤマネコ
横塚眞己人著/宝島社/1994年5月10日発行
私がイリオモテヤマネコに「恋する」きっかけとなった本です。
写真家である著者が、西表島で悪戦苦闘しながらイリオモテヤマネコの撮影をする話なのですが、この本に感想を寄せている椎名誠氏の言葉を借りると「ちょっとした私製インディ・ジョーンズの冒険みたいで、まったく息をつかせない」…という面白さです。私も読み出したら止まらなくて一気に読んでしまいました。イリオモテヤマネコが好きでない人も楽しめる本だと思います。
しかし何よりも、ここに描かれているイリオモテヤマネコは精悍で、しかもかわいい!のです。こんな風にイリオモテヤマネコのことを書いた本がかつてあったでしょうか。掲載されている写真もイリオモテヤマネコの魅力にあふれるナイスショットばかりです。
(この本については「恋の理由」にも感想がありますので、そちらもお読み下さい。)

残念ながらこの本は絶版で、一般の本屋さんでは手に入らないのですが、公共の図書館にはだいたい置いてあるようですので、興味のある方はぜひご一読ください。イリオモテヤマネコ関連書籍では私のイチオシの本です。
西表島ヤマネコ騒動記
横塚眞己人著/小学館文庫/1998年5月1日発行
「追いかけて、イリオモテヤマネコ」の文章部分のみを文庫本可したものです。肝心の写真がないので、物語そのものの深みがわからないちょっと間抜けな文庫です。
写真をつけなかったのは予算の関係なんでしょうけど、写真家が写真を撮影する話で写真が載っていなくてはどうしようもないのでは…。
この本は書店で入手可能ですが、これを読むくらいなら「追いかけて、イリオモテヤマネコ」を探して読まれたほうが良いと思います。
paradise.jpg 原色のパラダイス
イリオモテ島
横塚眞己人著/新日本教育図書/
1989年6月30日発行(最新版は1995年11 月発行)
西表島の生物の紹介を中心とした、オールカラーの西表島ガイドブック。掲載されている写真はすべて著者が撮影したもので、もちろんイリオモテヤマネコの写真もあります。

実はこの本、西表島に住む資金稼ぎのために著者が企画して出版社に売り込んだもので、この本(の印税)なくしてはその後のイリオモテヤマネコの貴重なショットの撮影もなかったであろう、といういわくつき?の本です。(このあたりの経緯は「追いかけて、イリオモテヤマネコ」に詳しく書いてあります。)
当初(1987年)は「月刊沖縄社」から出版されたのですが、こちらは絶版となっています。その後「新日本教育図書」から改訂版が発行されており、現在も入手可能です。
西表島の生物に興味がある方にはおすすめの一冊です。
photo.jpg イリオモテヤマネコ
亜熱帯の島に野生猫を追う
横塚眞己人著/ブロンズ新社/1994年11月25日発行
イリオモテヤマネコを中心とした、西表島の生物達の写真集。サイズは19cm*24cm(だいたいB4の大きさ位)です。
貴重なショットも見られるのですが、全体的に色調の暗い写真が多く、生物の生態の写真というよりはビジュアル面を重視しているようです。
イリオモテヤマネコの写真集というわりには、イリオモテヤマネコの資料とするにはやや物足りない感じがします。個人的にはイリオモテヤマネコの写真をもっと増やして、他の生物は少なめにして欲しかったと思っています。
iriomote.jpg 海と森と人と山猫
いりおもて
横塚眞己人著/小学館/2002年8月10日発行
西表島の生物、風景や西表の人々の写真集です。サイズは24.7cm*26.5cmです。
生物の写真が中心で「イリオモテヤマネコ」と一部重複しているものもありますが、横塚眞己人氏の著書でも未発表のものが多いようです。もちろんヤマネコの写真も数多く収録されており、かなり見ごたえがあります。
写真自体も良いものばかりなのですが、添えられている解説文の中にも横塚氏の「自然に対する姿勢」が見えるようで文章もじゅうぶん楽しめます。
定価3000円のわりに120ページもあって(もちろんオールカラー)かなりボリュームのある写真集です。ボリューム的にも、内容的にも、同じ作者の写真集「イリオモテヤマネコ」よりもこっちのほうが断然お買得ではないでしょうか。
multi.jpg マルチメディア沖縄亜熱帯図鑑
湊和雄、横塚眞己人著/アスキー出版局/1997年11月1日発行
Windows、Macintosh両対応のCD-ROM図鑑です。
沖縄の自然、地理、生物などの解説と、フォトギャラリーがあります。もちろんイリオモテヤマネコの写真、解説も入っています。 網羅している生物の数はかなり多いのですが、各々の説明にはやや物足りない点も感じられました。詳しく調べたい人向きというよりは、沖縄の生物入門編という感じです。
付属のガイドブック(冊子)には著者ふたりの対談が載っています。なお、もうひとりの著者である湊氏は沖縄本島・山原(やんばる)の森の動物や自然をメインに撮影をしている写真家で、昆虫が専門です。

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