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関連書籍紹介
【その他】

book.jpg Iriomote Cat
イリオモテヤマネコBOOK
西表野生生物保護センター監修/1997年3月発行
西表野生生物保護センターが発行している本で、野生生物保護センターでのみ販売しています。
30ページオールカラーの本で、西表島の自然からイリオモテヤマネコ全般の解説、野生生物保護センターの行っている保護事業や保護しているネコのリハビリ日記など、イリオモテヤマネコに関する(当時)最新の情報がまとまっています。
イリオモテヤマネコの本家お膝元(?)が発行しているだけあり、コンパクトながら充実した内容ですので、イリオモテヤマネコ好きならぜひ手に取ってほしい一冊です。

※この本の入手方法については現在問い合わせ中です。わかり次第記載します。
sinra.jpg SINRA(シンラ)1997/8〜2000/4掲載
「山根一眞の動物事件簿」
新潮社
現在休刊中の動物雑誌(月刊誌)SINRAに「山根一眞の動物事件簿」(毎号5〜7ページ)という3年近く連載していた記事がありました。
これはノンフィクション作家である山根一眞氏が、イリオモテヤマネコに関連する人達に取材して書かれたもので、私が知りうる限りでは、イリオモテヤマネコの発見から現在(といっても2000年までですが)に至るまでについて、一番広範囲に詳しく書かれたものだと思います。
このページを作るにあたっても、ずいぶんこの記事を参考にさせていただきました。連載の半分位の記事は他の書物を読めば得られる内容ではありますが、ここにしか載っていない情報や写真も多くあり、非常に貴重な資料だと思います。
残念ながら単行本などにはなっていないのですが、イリオモテヤマネコやその研究者などについて詳しく知りたい、という方には一番お勧めしたい資料です。冊数も多いので古本屋などで入手するのは難しいですが、公共の図書館ではバックナンバーが置いてあるところもありますので、興味のある方は借りてみられてはいかがでしょうか。
keita.jpg まんが イリオモテヤマネコケイ太の飼育日誌
池原貞雄:監修 比嘉源和:原案 日下部由紀代:作画/
沖縄出版/1997年10月1日発行
1979年から1992年にかけて、沖縄こどもの国で飼育されていたイリオモテヤマネコ「ケイ太」の飼育の様子を漫画で綴ったものです。
イリオモテヤマネコを公開して飼育していたのは「沖縄こどもの国」のみで、当時まだわからないことの多かったイリオモテヤマネコの生態について得るものが多かったようです。
子供向けに書かれてはいますが、保護された幼獣の頃から老衰で死亡するまでの様子が描かれている、貴重な飼育記録です。
tennen.jpg 週刊日本の天然記念物 動物編
第1回配本
イリオモテヤマネコ
伊澤雅子監修/小学館/2002年6月20日発行
小学館から発行されている(2002/8現在も発行中)週刊の動物図鑑です。
毎週ひとつの動物をテーマに取り上げ、その動物のフィギュア(模型)と解説の冊子がセットになっています。
見た目は大きいのですが、箱に入っているのは全長7〜8cmのフィギュアのみ。冊子はオールカラーですが30ページ程度の薄いものです。
フィギュアの原型製作は、やはり動物の模型付きお菓子で一躍有名になった”チョコエッグ”と同じ、海洋堂の松村しのぶ氏です。チョコエッグのフィギュアも値段のわりにはいい出来ということで人気が出たのですが、この本についているものはさすがに気合いが入っていて、チョコエッグより数段精密さアップといったところです。骨格、毛並みの塗装なども忠実に再現されていて、私が今まで見たイリオモテヤマネコのフィギュアでは一番いい出来といえるでしょう。(といっても、他には2種類くらいしかありませんが…。)
さて冊子のほうですが、オールカラーで写真がふんだんに使用されているものの、他の写真集等に掲載されているものがほとんどで目新しい写真はあまりありません。表紙と本文の一部に横塚眞己人氏の写真が掲載されています。
他のコンテンツは図鑑という名の通りというべきか、情報が全般的に広く浅くといった感じで、私にとってはやや物足りなさを感じる内容でした。見やすさを重視したのか、絵や図が多く文章がほとんどないのです。ただイリオモテヤマネコ初心者(?)の方にはそれなりに楽しめる内容だと思います。
結構鳴り物入りで宣伝して発行したわりには、他の本からの引用ばかりで独自の取材をしていないのと、イリオモテヤマネコに深く関わっている人が書いた記事がないのが残念なところです。
もっと「真の動物好き」をも納得させる内容にしてほしかった、というのはちょっと贅沢な要望なのでしょうか…。
#ちなみに、この本の巻末で私のページが紹介されています。
morito.jpg 西表島
森と生きものたちの詩
伊藤碩男著/そしえて/1983年11月1日発行
タイトルが「森と生きものの詩」というわりには、生物の記述よりも西表島の風物の記述のほうがメインのように思います。著者が訪れたのは1968年頃で、その頃の西表島について書かれていますが、80ページという薄い本であり「ちょっとした紀行文」程度のものです。
イリオモテヤマネコについては作者はあまり詳しくないとみえて、記述はほんの少ししかありません。
西表島で使われている植物素材の民具などの話は詳しく書いてあり面白いですが、他にはとりたてて目新しい話はありませんでした。
sizensi.jpg 日本の自然誌
西表
高橋健著/ヒューマンライク出版局/1990年7月1日発行
著者の西表島紀行文と合わせて、西表島の歴史から、風習、生物などについて詳細に記された本です。
しっかりした取材にもとづいて書かれているようで、いろいろ興味深い話も多いのですが、幅広い題材を取扱っているだけに一冊の本として見るとやや散漫で、西表島にあまり興味のない人にとっては少し読みにくい話かもしれません…。
yoshimi.jpg 西表島
吉見光治著/文一総合出版/1995年7月20日発行
西表島の自然、生物、植物について解説している本です。
写真がメインで、文章はそんなに多くありません。総ページ数120ページの本ですが、110ページが写真(オールカラー)で占められており、西表島関連の本の中でも一番写真が多い本と言えるでしょう。
著者は1975年から西表島で写真を撮影しているということですから、相当多くの写真を撮っている方なのだと思います。
かなりの種類の生物が載っており、写真集というよりは「図鑑」に近いでしょうか。ただ、個々の生物についての解説はさほど詳しくありません。
nakama.jpg 緑の森の仲間たち
沖縄・八重山諸島
写真・文:依田和明著/芳賀書店/2000年2月11日発行
ちょっと小さめサイズの写真集です。
西表島の、というより八重山諸島の生物の写真ですが、イリオモテヤマネコのショットもいくつか掲載されています。
取り上げている生物の数はあまり多くないので、図鑑的には使えませんが、一枚一枚の写真がとてもキレイで、動物がイキイキとした表情で写っています。眺めているだけでほっとするような写真集です。
hatoju.jpg 椋鳩十の離島ものがたり4
沖縄県・西表島の巻
ヤマネコと水牛の島
椋鳩十著/ポプラ社/1977年4月発行
動物文学者として有名な、椋鳩十氏の西表島紀行です。
子供向けとして平易に書かれてはいますが、大人が読んでも十分読みごたえがあるのはさすが椋鳩十、といったところでしょうか。この本が書かれた当時、椋鳩十氏は70才になっているはずなのですが、とてもそうは思えない元気さ、好奇心の旺盛さには驚かされました。
椋鳩十氏は西表島でヤマネコには出会えなかったようですが、西表の人々や自然との触れ合いが楽しく、また興味深く描かれています。ただ楽しいだけの紀行文ではなく、西表島の歴史も交えて当時の西表島の問題点などについても触れています。
またイリオモテヤマネコについては研究者やその研究成果について書かれています。
決して押し付けがましくなく、しかし大事な事を訴えていて、読後に考えさせられる本でした。
hikyou.jpg 秘境
西表島
VHSビデオ(15分)/制作・著作:真喜屋優
おそらく観光用宣伝ビデオだと思うのですが、オークションで入手したため、どのような目的でどこが作ったものなのかはっきりとしません。(ビデオ中にも制作者名のみしか記載されていませんん)
西表島の名所と生物の紹介の画像と、数分ですがイリオモテヤマネコの映像が入っています。 全体的に注釈程度の説明しかなく、延々と生物が映っている画面がほとんどです。あまり見ていて面白いものではありません。ビデオのタイトルには「ドキュメント・イリオモテヤマネコ」とあるのですが、ただイリオモテヤマネコの映像が数分あるというだけで、ドキュメントとはほど遠いような…。
映像は川の中に仕掛けられたニワトリ(!)の死体をイリオモテヤマネコが補食する、というものなので、かなり前に撮影されたものではないかと思います。(現在は餌を使ってイリオモテヤマネコをおびき寄せることは、認められた調査以外では禁止されているため。)
具体的にはイリオモテヤマネコが川に入ってニワトリを引っ張って食いちぎり、持って行って食べて、その後毛づくろいをする、という内容でした。
めったに手に入るビデオではないようですが、資料としてはさほど重要ではないと思われます。

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