マニュアル車ならなんでもいいから!
これが親に突きつけた唯一の条件だった。
免許を取り理解のある母御さんが、
車買ってやる、何がいい?
と言う言葉に、そう一言だけ答えた
当時車に特に興味も無く
まるで無知で注文のしようがなく
とりあえず乗れれば!
と思っていたためこう答えた
数日後
母御さんの同僚の知り合い(ややこしい!)から
とある1台の車を勧められて見に行った
隣りの市のTヨタの中古ディーラー店で見た車は
Windy
と書かれていた古めかしい車だった
話しを聞くと10年ものですと言われた
確かにボロい・・・
しかし状態は年式等を考えると限りなく『優』と呼べただろう
そして値段を聞いてびっくり!
諸経費込みで7.5万でいいです
事故車?
当然思うが違ったらしい
当時、車の相場など知らず
(知ってても破格には間違いないが)
高卒したての小僧が乗るには十分だった
ちなみに車両代だけだと4.5万円・・・
こんなもんで車が買えるのだか、日本の道路も混むわけだ
しかし話はそう上手くいかない
落とし穴もあった
1つは車検
残り半年らしい
しかし車検てなんぞや?の当時の自分に
そんなことは問題にならなかった
問題は2つ目
一通り外回りを見て車内を見てみる
・・・AT??
教習所では2・3度しかお目にかからなかった1直線シフトではないか
即、母御さんを問い詰める
母御さんも販売店の人に聞く
そして店の人は
あれ、MT希望でしたっけ?
どこで俺の意向は削除されたのか・・・
しかしこの破格に大蔵省(もちろん母御さん)が大賛成
かくして、俺の唯一の条件まで消されて愛車初号機は決定された
ちなみにこの車
CDどころかテープそしてラジオまでついてないという逸品!
『さすがにこれじゃ〜』ということ、カセットをつけてもらった
もちろん無料で(笑
そんなこんなで手に入れた愛車初号機もとい
COROLLAUくん
乗ってみると意外といい
いくらぶつけても問題無い!直すほどの車でも無い!
これは初心者にはとても重要!
必ずぶつけるものだから、精神的ダメージも和らげる!
そしてコンパクト!操りやすい!ぶつけにくい!
さらにエンジンの調子もなかなか!
買って1週間後にはキンコン・キンコンと鳴らしながら爆走してる若葉マーク!
パワーも強すぎず・弱すぎず!とてもいい具合だ!
そしてなぜか走る度に燃費が良くなる!
晩年ではリッター15Kmを記録する優れもの!
かなりお気に入りと化していた。
まさかあんな形で別れとなるとは・・・
