特 別 点 検



平成14年3月16日



初めて買った車は、日産プレセア(初代)というものです。この車はサニーをベースとした、背の低いセダンです。このプレセア、親の知り合いが乗っていたのを、3年落ちで売ってもらったんです。1.5リッター、MTというショボいスペックでした。

手に入れた当初、走行距離は2万4千キロ、まずまずの距離です。しかしタイヤが片減りしているんです。特に前輪が激しくて、車体の外側は、溝がたっぷりと深いんです。しかし内側はスリックタイヤと化してました。しかも前輪の左右で減り方が違います。速攻でタイヤを交換しましたよ、ええ。

走ってみると、日産なので運転していて楽しかったです。が、スピードを80キロ以上だして、ブレーキを踏むと、ハンドルが勝手に左に回るんです。



そんなプレセアも1年と1ヶ月という、短い寿命を迎える日がやってきました。そのときは4万キロを越え、サスもスカスカに抜けていました。この当時の日産はサスが抜けやすかったようです。



5月中旬の、夜7時頃に私は本を買おうと、田舎道を走っていました。カーブにさしかかって、すぐに眩しい光が目に飛び込んできました。ちょうど、目の高さに光源があったので、眩しくてナニがいるか分かりませんでした。ブレーキを踏みながら、眩しいナニかとすれ違おうとしたら、プレセアより背の高いタイヤが見えました。「なんだコイツは?」、そう思いながらそのまま進むと・・・・・・。



がっしゃーん



ナニかにぶつかったようです。必死にハンドル操作をするも、コントロールが効きません。そのまま畑に突っ込んで停止しました。

車から降りて、ナニにぶつかったと思ったら・・・・・・・、トラクターでした。



私もトラクターの運転手も怪我がないことを確認したら、トラクターの運転手は携帯電話を取り出しました。警察に電話するのかと思ったら、どうやらトラクターは借り物らしく、持ち主に連絡をとっているようです。私は近くのコンビニに行き、公衆電話から警察を呼びました。



コンビニから戻ると、トラクターの持ち主が既にいました。どうやら事故現場のすぐ近くにお住まいのようです。その持ち主からは、散々言われました。「トラクターを買ってもらうしかない」、とか「スピードを出しすぎだ!」、などなど。そのときのトラクターの運転手の勝ち誇った顔をいまでも忘れる事は出来ません。



そうこうしているうちに警察が到着、実況検分が始まりました。警察は私の車より、トラクターに興味シンシンです。なぜなら、ナンバープレートがないうえ、公道を走ってはいけない装備を付けていたからです。その装備にプレセアはぶつかったようです。警察はその装備の長さを測っていました。その結果、全幅2.7mでした。(大型トラックは全幅2.5mです)

おいおい、それじゃあ、ようやくすれ違うだけの巾しかなかったのかよ!、私は呆れました。

しかも、そのトラクターの運転手は、約3キロ先までそのフル装備トラクターで夜道を走る予定だったそうです。仮に私がぶつからなくても、誰かがぶつかっていたことでしょう・・・・・。



ぶつかったトラクターとほぼ同じなのはコレ



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実況検分が終わりに近づく頃、警察官が私に言うんです、「まあ、(今回の事故は)しょうがないね」

それが唯一の救いでしたよ。

実況検分が終わり、お片づけとなりました。トラクターは装備が破損していて、その装備を外す事で自走可能。一方、私のプレセアは左前タイヤが取れかかっていて、レッカー車で移動することになりました。車のない私は歩いて帰るのかと思っていました。ところがトラクターの持ち主が警察官に、「パトカーで家まで送ってやれ」、というような事を言ってくれたおかげで私はパトカーで家まで送ってもらいました。どうもトラクターの持ち主は悪い人ではなさそうです。でもトラクターを新しく買ってもらえると思いこんでいて、つい優しくしてくれただけかもしれませんね。





保険はどうなったかというと、トラクターにナンバープレートがついてないので、当然、無保険車です。そこで、私の保険を使ったわけですが・・・・・。

事故の割合は50:50、トラクターの修理代は約100万円、プレセアは約40万円。ここで保険会社の大岡裁きです。

事故の割合が50なので、トラクターの修理代の半分の50万円を保険から出す。そして、プレセアの修理代40万円の半分である20万円を、トラクター修理代で保険から出た50万円から引く。

つまり、トラクターの修理代は30万円がでて、私の手元にも20万円が入ってくる。私の保険でね・・・・。

ちなみに示談交渉成立まで1年近くかかりました、どうやら相手がかなりゴネたらしくて。私の携帯電話にも事故の相手から電話が何回かありました。それはもう悲痛な叫びでしたね。「保険会社は保険金を出さないといっている、だからお前が金をだせ!」とね。1個人が保険会社との交渉の難しさを知った瞬間でもあります。



20万円を手に入れた私はそれに貯金をプラスして、ユーノス500というマイナー車を手に入れました。その車も1年で・・・・・。






・・・

得てして1台の車が命を落とすときはこういう不穏物質が絡んでくるもんなんですよね

それにしても違反車両だと思うと納得いかないですよね

「お前が金をだせ!」って主張も大きく間違ってる気がしますし・・・



そして手に入れたのが「ユーノス500」なんですね

メチャメチャヤラシi・・・かっちょい〜車だし、マイナーじゃないですよ

CURIOSE的にはメチャ◎な車だし



って「その車も1年で・・・・・。」っていったい???

The next is expected, too.





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