剛の者レポート:平成12年2月29日(火)「閏年」

●今年は、閏年である。
閏は太陽暦で、4年に1度、平年より2月を1日多くしたものである。
4で割り切れる年が閏年であるが、100で割り切れる年は閏年とはならない。
しかし、400で割り切れる年は、閏年となるのである。
したがって、2000年の今年は、400で割り切れるので閏年である。
なかなか複雑である。

●今年は、言わば400年に一度の特殊な閏年である。
これに伴うコンピュータの誤動作が懸念されているが、このことを知っている人は少ないであろう。
同じコンピュータの誤動作でも、少し前にマスメディア等により大きく取り上げられた2000年問題は、多くの人がご存じのことと思う。
この2000年問題は、年数等が下2桁で処理されていることによる、桁上がりに伴う誤動作のことである。
結果、いくつか小さな問題が発生したが、大きな事故を引き起こすまでには至らなかった。コンピュータ関係に従事する人々の対応の賜物である。
では、この閏年の問題はどうなのであろうか。
プログラムミスにより、あるコンピュータは、今年は閏年でなく平年で処理するかもしれない。これに伴う問題はいくつか考えられるが、実際のところ未知である。
私としては、大きな問題も無く、無事に過ごせることを祈るのみである。

●2000年問題の前に、マスメディア等で賑わったものがある。
1999年ノストラダムスの大予言である。
結果、恐怖の大王は降ってこなかったが、その警告を残したまま、我々は新世紀に入ろうとしている。
私の友達に「実は俺が恐怖の大王で、降りる場所を検討中」と言っていた剛の者がいたが、昨年来、彼に会っていない。降りるのに失敗して、どこかの木の枝に引っかかっているのだろうか。
しかし、木の枝に引っかかっている恐怖の大王が発見されたというようなニュースが報じられていないところを見ると、無事なのであろう。

●さて、話しを戻そう。
閏年といえば、2月29日が思い浮かぶことと思う。
太陰暦ではまた違うが、ここでは割愛させていただくことにする。
この2月29日に生まれた方がいる。
その人に年齢を問うと「私は4年に1度しか年を取らないから、まだ二十歳じゃないんです」というような返答をよく聞く。
この方は剛の者である。
なぜ剛の者かと言うと、この計算でいけば、年金を貰うのは生まれてから240年後からとなるからである。
私なら既に向こうの世界で花に囲まれていること請け合いである。もしかすると針の山かもしれないが、希望は持っていたい。
この様に、4年に1度しか年を取らないのであれば、博士号最年少も夢ではない。天才である。
また、2月29日生まれの人が増えれば、平均寿命はぐっと下がるだろう。老人性痴呆症も減るかもしれない。
しかし、若年性痴呆症が増えるのが玉にきずである。
未来は明るい。とりあえず、年金がいただけるまでは長生きしたいと思う。

●今回のレポートはこの辺にしたいと思う。
それではまた。この試練の部屋にて。


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