剛の者レポート:平成12年3月14日(火)「ホワイトデーin花粉症」
●早いもので、バレンタインデーより一ヶ月が経過した。
本日は、ホワイトデーである。バレンタインデーのお返しということで、男性から女性へ贈り物をするのだという。
バレンタインデーではチョコレートだったが、この日は、キャンディーが主役である。
これも、既にキャンディーという必要性はないようだが、甘い物が女性に受けが良いということであろうか。
このキャンディーにも色々と種類がある。様々な色や味の付いたものから、歯に優しい糖類不使用のもの、また子供に人気のありそうな可愛い形をしたものまである。
色々あると言っても、流石に、アーモンド入りのキャンディーは無かった。もし、どなたか発見されたらご一報ください。
ところで、私が物心ついた頃からこのホワイトデーが存在したが、この日こそ、企業の販売戦略により作られた日ではないかと考えてしまう。ホワイトデー等といった宣伝文句につられて購入する人もいるが、私はそんな宣伝文句に踊らされはしない。
別に贈る相手がいないということでは・・・。まあ、そろそろ踊らされてもいいかな。・・・というか、踊らされたいが、やはり今年も例年と大して変わらない日である。
●さて、いつまでもホワイトデーにこだわっている訳にはいかない。
今、私は試練の真っ直中にいるのである。そう、花粉症である。それも年々酷くなっていくように思える。
「涙で前が見えない」と書けば、結構素敵かもしれないが、現実は「涙よりも鼻水」である。
アレルギーによる目や鼻の痒さ、喉の痛み、クシャミ、鼻水、鼻づまりで、熱が出ないだけましであろうかという感じである。
私などはまだ良い方で、もっと酷くなると、目鼻を覆うゴーグル等を付けてスギ等の花粉から身を守っている人もいる。デスクワーク等の方はいいが、サービス業はそういう訳にもいかない。
いくら「水商売」と言っても、ゴーグルをしたままで接客をしたのでは、お客様も魚(ギョ)っとしてしまうのである。
●では、水泳選手がよくしているような、小型のゴーグルはどうだろうか。
このゴーグルの上に大きめのサングラスを掛ければ上手く隠れるかもしれない。まさに水陸両用である。
しかし、この小型ゴーグルを過信してはいけない。これで防げるのは目だけである。
例えば花粉吹き荒ぶ街角で、女性と待ち合わせしているハンサムな男性がいるとする。
格好良くサングラスをし、爽やかな笑顔に輝く白い歯、そして斜光きらめく垂れる鼻水。
・・・幻滅である。私が待ち合わせの女性なら、そのまま素通りである。
それが素敵という女性もいるかもしれないが、そういう病んだ方は、お断りしたい。
例え、その女性が絶世の美人だとしても・・・しても・・・ちょっとためらわれるが、やめておいたほうがよい・・・と思う。
何故なら、デートの度に鼻水を出し続けなければならないからである。
ムードある曲と共にドライブ中も、夜景の見えるゆったりとした食事の時も、海辺で将来を語る時も、鼻水は必要なのである。
・・・普通の人なら半日も経たず、脱水症状で倒れること請け合いである。
もしかしたら、「私は鼻水でこれだけ痩せました!」と雑誌の背表紙を飾れるかも知れない。鼻水ダイエット到来である。
そしてそれが大当たりし、大金持ちにまでなるかもしれない。
まさに富豪(剛)の者である。
私は、そういう剛の者を目指すのも、一つの人生かもしれないと思う。
●とりあえず、スギ等の花粉を防ぐ手段として、私はマスクを使用することにした。
マスクと言っても、覆面レスラーがしているような、顔全体を覆うものではない。
というか、覆面は、肝心な目鼻が出ているので意味がない。
もし、それで花粉症が治まるのであれば、その人はなかなかの剛の者である。
「病は気から」という言葉を実践しているのだ。素晴らしい。覆面さまさまである。
これをして、町中を闊歩すれば、ガングロ女子高生にも見劣りしない。もしかすると、覆面ファッションが流行るかもしれない。町中、覆面だらけである。
しかし、そうなると銀行等は大変である。例えば、強盗に襲われたとする。その強盗を追いかけようと外へ出ると、覆面だらけなので、誰が強盗か区別が付かない。仕方ないので、強盗は誰か挙手をお願いすることになる。
したがって覆面ファッションは流行らないのである。なるほど納得である。
●国民病と言われる花粉症、現在5〜10人に1人が花粉症という状態にある。
花粉症の要因はいくつか考えられるが、食べ物の変化や車の排気ガス(主にディーゼル車)等が大きく関与しているとのことだ。
環境汚染も含め、考えていかねばならない問題である。
●今回のレポートはこの辺にしたいと思う。
それではまた。この試練の部屋にて。