剛の者レポート:平成12年8月12日(土)「久住高原にてキャンプ」

投稿者「割れたメガネ」

●九州久住高原
私、割れたメガネは8月12日〜15日の4日間、毎年恒例の九州キャンプに行った。場所は大分県の久住高原だ。面子は私、妻、娘、今治のN氏、野市のK氏の5名である。
12日に八幡浜のフェリーで九州に上陸。15日に帰ってくる予定だ。

●11日
この日、夏期休暇前の最後の出勤。突発的な仕事(トラブル)がよくある我々の会社では休日が潰れることがよくある。
ちなみに同行する予定のK氏は、N氏と一緒に八幡浜のフェリー乗り場まで行くと言って既に今治に向かった。高知から素直に八幡浜まで行けば距離も短いが、一度今治まで行ってN氏と一緒に来ようと考えるあたり流石は剛の者である。
私の祈りが通じたのだろうか? なんのトラブルもなく仕事を無事終えた私は家に帰宅すると、K氏に大丈夫だと連絡を入れた。
それと、もう一人連絡を入れた人物がいる。不良公務員のI氏だ。
彼は、今回のキャンプには行かないが、八幡浜のフェリー乗り場まで我々を見送りに来てくれるという。キャンプには行かないが150kmもある道のりを見送りの為だけに八幡浜まで来るとは、流石は剛の者である。
しかも・・・である。出発時間は12日の早朝3時。12日の昼に久住高原に着きたいと言い出した私もなかなかの剛の者であると思うが、それに付き合う我が妻、娘もなかなかの剛の者であると思われる。しかし、それ以上にI氏の剛の者さにはただただ感心するばかりである。
また、彼にはフェリーの割引券を頂いてたいへん感謝している。この場をお借りして、感謝の気持ちを伝えておくことにする。
翌日の早朝3時の出発を控えた我々は早々に床に着くことにした。

●12日
早朝2時30分、娘に起こされて起床。眠い目をこすって起床し、荷物を妻の車に積み込んでいるとI氏が到着。早速、八幡浜に向け出発することにした。
私はオートバイ、妻と娘は車、I氏はオートバイをトランポに乗せ、車で力走とてんでバラバラの一行であった。
しかし、早朝のツーリングはいい。車は少ないし、涼しいし、夜のナイトランは格別である。・・・でも、相当眠たいのも事実である。途中何回か休憩はしたが睡魔の為、何度も先頭をいくI氏の車に突っ込みそうになったことは私だけの秘密である。
途中、I氏はトランポからオートバイを下ろし、2台のオートバイと車というメンバーになった。
無事、八幡浜に着き今治からオートバイでやってきたN氏とK氏と合流。I氏の見送りをうけ、我々は九州に向かった。
ところで私はフェリーに弱い。私のフェリー耐用時間は1時間である。しかし、九州にフェリーで行くのには2時間30分かかる。私はこの間、ただただひたすら耐え凌ぐしかなかった。

●九州に上陸後、船酔いにもめげず力走を開始する。途中、幾度となくすれちがうツーリングライダーに手を振りつつ約3時間かけ目的地、久住高原に到着した。
「おなかすいた〜」
N氏の腹の虫が早速騒ぎ始めたようだ。我々は早速N氏の腹の虫を静めるため昼食を取りに行った。
場所は「鶏屋」。シャモ肉の専門店である。そもそもここを知ったきっかけは・・・たまたまである。
たまたまキャンプ場の近くの店に入ってとても美味しかったので、それ以来やみつきになってしまった。あのシャモの舌をとかすような味がまた格別なのである。こんど、T氏にも教えてあげよう。
大草原の中でのキャンプ

●食事をし、我々はキャンプ場に帰り、適当な場所でテントを張る。そこは見渡す限りの大草原でとても心地いい場所だ。心配していた台風も今のところ来そうにない。
そう、今回のキャンプは台風接近の中での出発であった。しかし、台風ごときで怯む我々ではない。そんな我々に台風も恐れをなしたかビビッて近づこうとしないのだ。
「剛の者、台風より強し」といったところではないだろうか?
しかし、我々5名の中でも一際剛の者がいた。K氏である。
彼は、毎年雨および台風が心配な九州キャンプの中、なんとあるものを忘れてきていたのだった。
忘れ物レベルでは現金、テントの次にくる位のかなり重要なものである。私が彼の希望で忘れてきたものが何かは伏せておくが、彼が残り3日間の九州の空を心配そうに眺めていたことで、彼が何を忘れてきていたかは賢明な貴方なら容易に考え知ることであろう。
「我こそは世界一の晴れ男だ」と言わんばかりの剛の者である。
その日は高原の清々しい風に吹かれつつ、大草原のなかで心地よい眠りについた。

●13日
清々しい晴天に恵まれ、朝早く目を覚ます。時間は朝の7時だ。キャンプに行くと朝の目覚めが非常に気持ちいい。
太古の昔、人間は日の出と共に起床していたように我々の体も原始の肉体に返るのであろうか?
さて、本日の予定は「旨いもの食いめぐり」だ。朝から晩まで食いまくるというなんとも剛の者らしい予定だ。女性陣なら体重が気になるところであろうかと思われるが、そんなことなぞ全く気にしないあたりが剛の者たるゆえんではなかろうか?
さて、まずは朝飯はキャンプ場の近くの「ガンジーファーム」というところでミルクとアイスクリームを食いまくるという予定になっている。
「ガンジーファーム」はヨーロッパ原産の「ガンジー牛」からとれるミルクを加工した乳製品を販売している観光牧場で、他にも動物と遊んだり、ポニーに乗ったりすることができる。
我々は朝の9時オープン時に到着。一番乗りで入場だ。
ここの乳製品は普通の牛乳からできる乳製品と比べるとコクとまろやかさが非常に強くておいしい。
我々は剛の者らしく、そこで重く朝飯(?)を食うと、昼飯を食べるために次なる目的地「パルクラブ」に向かった。「ガンジーファーム」を出発したのが10時30分。昼飯の予定が12時。朝食後、わずか1時間30分に昼飯を食おうと考えるあたり、流石は剛の者である。
昼飯を食うために立ち寄った「パルクラブ」は、屋外でバーベキューを食べることができる場所だ。しかも、大食いの剛の者である我々にとって嬉しいことに、食い放題である。

●到着すると我々は店の人に案内され、木立の中の一角に案内された。木立の中で食べるバーベキューはキャンプ場や、屋内で食べるものと比べて、ゆったりとした気分で食べることができるのである。
そこで我々、剛の者の本領発揮だ。

「食い放題 ここで食べなく 何時食べる」割れたメガネ作

我々は食い放題をいいことに30cmくらいの大皿に肉の山をここぞと言わんばかりもらいまくり、5枚分の肉を平らげた。
肉の山を平らげる剛の者達
●昼食をとり、少しの時間くつろぐと我々は近くの温泉に行くことにした。
温泉は長湯温泉という場所で、かなり有名らしい。温泉と言うより温泉群と言ったほうが分かりやすいだろう。長湯温泉の泉質をもった温泉が何件かあるのだ。
我々は大きいところはあえて選ばず、民家にある温泉を選んだ。
そこの温泉はまさに剛の者にふさわしい温泉だった。
長湯温泉

●風呂は、まさに鍾乳洞。風呂の泉質で床、天井、壁、そして風呂桶や椅子に至るまで、全て土のような温泉の成分がたっぷり付着している。特に床なんか地層が出来ているほどだ。剛の者でない者なら汚いという印象を受けるかもしれないが、我々剛の者はそれがかえっていいのだ。
他に客もいなく、のんびり温泉に入ることができて至極満足であった。
帰る時に風呂屋のおばあちゃんが「ありがとう」と言ってくれた時の笑顔がすごく印象的であった。

●さて、風呂も入ったところで時間はもう夕方。いったんキャンプ場に帰って小腹が減ってきたところで晩飯だ。
場所は「久住高原地ビール村」。私はビールを飲まないんで軽四を使って二度に分けてキャンプ場から他の酒豪的剛の者3名+娘1名をピストン輸送だ。
流石に昼の焼肉の食い放題が災いしてか、あまり食事ができなかった我々だが、ちゃっかり地ビールを1人グラス4杯と普通の食事くらいは平らげるあたり、やはり私と娘を除く3名は、剛の者と言わざるを得ないだろう。
地ビール

●その後、キャンプ場に帰ったわけだが、帰りにピストン輸送が辛いとつぶやく私に協力し、軽四のトランクに交代で乗ってくれたN氏と私の家族。そして、あれだけ食いまくったのに、さらにスーパーで夜食を買い込む我々はやはり相当の大食い的剛の者であると思われる。
その後、大食い的剛の者である我々が夜食をちゃんと胃袋に納めたのは言うまでもない。

●14日
今日も、気持ちよく快適な朝を迎えた。天気は晴。○○を忘れた剛の者K氏は今日もひと安心だ。
本日の予定は「阿蘇ファームランド」に行く予定だ。朝、8時には出発。みんなで目的地に向かう。
途中、休憩のため「大観望」に立ち寄る。「大観望」は阿蘇の山々が最も美しく見られる場所と言われている。その様は「寝釈迦」といって、お釈迦様が横になっているように見えるのである。美しい風景にのんびりと浸る間もなく早々に、また目的地に向かう。
午前11時位に目的地に到着。この「阿蘇ファームランド」は自然をテーマにしたテーマパークである。
大勢の人が夏期休暇中と言うこともあってか家族連れがほとんどであった。
お蔭で、全然のんびりできない・・・たまの休みでのんびりしたい時に人が大勢集まってくるということが分かっていながら、子供にせがまれるままにあえてやってくる世のお父さん達は相当の剛の者に違いないと、この時十分に感じた。
唯一そこでのんびりできたのは、中にある「阿蘇火山温泉」だ。そこで私とN氏とK氏は1時間30分も湯船につかってしばし、くつろぎの時を得た。ちなみに女性陣の方はと言うと、オバタリアン(←死語)達の余りにもの多さにくつろぐことができなかったそうだ。
今日は久住高原最後の夜。キャンプ場に帰り、夕飯を食べる我々は少し名残惜しい感じがした。

●15日
久住高原を朝7時30分に出て、家に帰った。
それだけ。

●今回のキャンプは全行程「晴」というまさに素晴らしいキャンプであった。
今までと違いベースキャンプ方式にしたので十分にくつろぐ時間もあった。今回のキャンプの天気は、晴男的剛の者K氏による力が大きかったようである。

●今回のレポートはこの辺にしたいと思う。
それではまた。この試練の部屋にて。


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