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ブロンコ月記2002
12月
そして師は走る。

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12/26

なんつーか不動産屋から電話がかかってきまして、ご主人ですか、ときたもんだ。
もちろん妻は居ない。心の妻の名前はジャクリーヌ。フランス人。オッパイメガネの24歳。
で、あの野郎引越しとかされますかマンション買う気はありますかとかしつこく聞いてくるわけです。
マンションとか持つ気は無いとか言うのにあなた何歳ですか何歳ですかとか聞かれて
ハイ僕○○才ぐらいですね とか言うたら ぐらいってなんですかあなたぐらいって とか糾問されて。
いいじゃんこれ僕の言い方なんだから!!
で、そう言うのいりませんからホントに!とか言って切るとその瞬間またかかってくるんです。電話。
また変な糾問が始まりますよ。
年はいくつだ収入はいくらだ何でお前生まれ年を数えてるんだ自分の年数えてるのになんでお前考えてるのだ
ぼくはばかなんだよ!だいたい突然かかってきた知らない奴に易々と答えられるか!
アレか、国家の陰謀か!国家権力が僕の事を僕の口から調べて僕を赤茶けた壁の寒い地下牢に
閉じ込めて五寸釘を僕の爪の間に挟むつもりだ!負けるか蟹光線!プロレタリアート万歳!
なんて再び電話を切りまたかかってくるのを無視してその場を回避するも
ええー!無視って!大人らしい話し合いって無いのー!?みたいな。
もしかして僕ってこの社会から大きく弧を描いてスルーしまくっちゃってますかぁー!?みたいな。

まあしてるんですけど。

12/25

文ぢからが急激に消耗している今日この頃。
倦怠感。無気力。体の到る所に妖精さんがまとわりついているかのようだ。体が重いのだ。
砂漠のどこかに埋まっているはずのダイヤを探して素手で砂を掬い
手の間からこぼれていく砂を見やりながらそれでも何度も何度も掬い続けるような毎日。
僕は…

とか思ってた朝にまだ見ていなかったキングゲイナー最新話見たら
かがみ立ちあがる噂の新任エロ先生ことアデット先生のふくよかなおっぱいが
凄い勢いで揺れてておじさんもう朝からファイティングポーズセットグランツーフレキシブルパパロッティ!!
こ、これだー!いきなりおじさん元気に。
何で先生はそんなに朝っぱらから谷間なんて見せながら右に左に揺れるですか!
何でいい年してそんな短めのスカートを履いて生徒の前にあおりで立つんですか!!
おまけに来週は余フェロモン先生ことアデット先生主役の回だし、
アレか、お、お前ら僕をどうにかしようって魂胆だな!!
僕を骨抜きにして揺れ動く日本情勢を左向きに傾かせるつもりだな!
そして僕朝から気付いた!
今日クリスマス!!

頭を垂れ仕事に向かう僕。

 

12/23

カレー作ってたらふと脳裏に 隠し味にはコーヒー粉を入れるとグ−
ということを思い出して早速試してみることにした。
うちはコーヒー粉がもうなく、しかも残り粉も水気で固まってて3センチ大の大きさになっており、
普通にコーヒーを入れようとする時もその塊が半分しか開いてない蓋に引っかかってて
直に壜を掴んで逆さにして少ししか粉が落ちてこないのをせつない目で眺める、
という状況なので カレーも普通にコーヒーを入れるが如く直に壜を掴んで逆さにしましたよ。
まあ、こう言う時神様ってのは見てるらしくて、その時に限ってその3センチ大のコーヒー粉の塊が
半分しか開いていない蓋をすり抜けルー鍋にボッチャー落ちますわな。
ア―――― !
2秒固まる僕。そして混ぜる僕。

で、またそのカレーの苦いこと苦いこと!
ジャワカレーコーヒー辛口味みたいになってんの!

コナ可愛いよね。 出番無いけど。

 

12/21

のとすさんに誘われ岡崎律子さんのプライベートコンサートに行ってきました。
岡崎さんていうのはアレですね、フルーツバスケットの歌唄ってる方。あとチュチュのOPEDですね。あの方です。
新宿駅に付くと兵庫にお住まいのはずの沢渡さんがYO-HO!とか言いながら柱の影から出てきました。
うそです。普通に出てきた。 僕らは三人で品川まで移動、雨の中をぴちゃぴちゃと歩きながら
なんとかかんとかという、忘れたんです。名前。なんとかかんとかという教会にですね、行ったんですよ。
あたらしめの教会でですね、中も広く、大ホール?はきっちりと音響設備も整ってるんです。
僕はのとすさんにエスコートされながら一番前の席へ。かぶりつき可能。
しかしのとすさん数日前までインフルエンザで一週間ぐらい寝こんでたそうで
ウェーホウェーホ地獄のような咳をしながら移動されるので気が気でない。
今も37度ぐらいは出てるんじゃなかろうかとか。そんな。

そのうち開演のアナウンス。場内暗転。岡崎さん登場。なになになになになによ!
なんかこう言うの歌ってる方って言うのだからちょっとお顔のまずい方(超偏見の塊)かなとか思ってたら
お綺麗な方じゃないのさ!なんか花柄のドレスなんて着てるじゃないのさ!
あ、まあ、歌は顔じゃないので、ほら、僕はそう言うの気にしてないんですけどね!ね!フォローフォロー!
山下達郎とかね!何が!

で、なんやかんやあって終了。お客さんの退場時岡崎さんは一人一人握手をしていかれ、
もちろん僕とも握手。「アワーアワワーガンバテークダサイー」のようなことを僕は言ってたと思う。
なんか浮かれていたのだ。僕。

その後3人でファミレスに入り僕はピザを注文、5日ぐらい前から口の端が切れていた事も忘れ注文。
ピザを食べるべく大きく口を開ける度に僕の口の端は裂けていきいてぇいてぇ。
更にピザソースは裂けた傷口から僕を執拗に攻撃しその度僕の中で小さくアヒィ ウヒィと悲鳴。
傷口を広げないように小鳥のような食べ方を始めるも端から次々と落下していくピザ具。
アガガアガガうめきながら食す僕を見て笑う残り二人。こう言うのも地獄というのやもしれぬ。



 

12/18

なんかですね、TVダラーと見てたですよ。また口開けて。顎が弱い子のように。弱いんだよ。
まあいいや。ほら、デパート戦争!とかやってるじゃないですか。年明けの福袋の話題ですよ。
どこのデパートもいろんな趣向を凝らしてまたみょうちきりんな袋の中身を
顔色の悪いおっさん方が自慢げに説明してるんです。まあそれはいいですわな。
様々な彩りをした料理の福袋! 美味しそう!
何千万もする家丸々を福袋と称して販売! 誰が買うんだ!
マダム好きしそうな綺麗なダイヤ! どぶに捨てちまえ!
で、その紹介の中で出たんです。衣服の福袋。まあ定番といえば定番。
その定番の中で他社と変化を付けようと店の人も工夫を凝らしたんでしょうね。
なんでしたっけ、その名も イケメン店員が選んだ女性向け衣類福袋! とかそんなですよ。
イケメン店員!今更イケメン!女性店長がしたり顔で
うちが誇るイケメン店員達が男性の視点から可愛いと思う服 を選んで袋に押し込みました、
とかそんな事言ってるんです。で、そんなイケメン店員てどんなかなとか思ってたら出ましたよ!野球部員が。
野球部員が出ました!ジャガイモ!で、その野球部員はインタビュアーに聞かれて
妹みたいな感じをイメージして可愛い服を選びました とかぬかすんです!
お前そりゃただの妹フェチじゃねえか!

 

12/16

ポニー号の乗り心地は最高なんだけどあの野郎お尻をギュッと責めやがるので
痔中の僕は気が気で無いんだってば。


12/16

そして朝僕の尻から血がががが。 言わんこっちゃない。


今週らへんに見たアニメやなんか。
ゲイナー  穴秘めが泣いてムハッ。ツリ目が出てきてエヘッ。ザッキは湖の底へグッバイ。
チュチュ どんどん暗い話になってて良い感じです。僕好みだ。パンツ出るし。
リューキ きティガい大学生が出てからもう楽しくてしょうがないです。元から居たライダー4人も仲が良くて微笑ましい。
フリクリ 昔に一巻だけ見たっきりだったので。ロックだ。カッケ―っす。アマラオ。
ピンポン ピンポンに出てくるアクマってフリクリのアマラオ役の人なんだ―ゼー。原作もそうだけどアクマカッコイイ。
ターンエー 最後の方だけ見てなかったので。ふとギンガナムに「お兄さん」呼ばわりされるギャルゲーを思い付く。

あと最近なんかGA面白いんだよな…。


12/15

スーパーで半額セールで売っていたのでつい買ってしまったキムチ。
炊くのが面倒になった米の代わりに日曜の朝〜昼ご飯に。大丈夫か僕の尻。


12/14

僕が誇るニューカッコイイオレンジ色の自転車、ポニー号。
僕の愛馬である。原動力は僕。
今日はポニー号に現在に生きる自転車としての最低限の装備を勝ってやることにした。カギとライトと防犯登録である。
カギが無いとそこらへんに置いただけでこの魑魅魍魎の息づくTOKIOの街では3秒で消えてしまったり
ライトが無いと早く日が落ちる冬ではトラックに2秒で跳ねられてしまうし、
防犯登録はしとくとなんか便利らしいということをガビョさんが言ってたのですることにした。
きっと登録するだけで犯行を防止する役割があるのだろう。光るとか。

僕はポニー号にまたがり出発した。カギとライトと防犯登録が売っている所は自転車屋。
ということは自転車屋に行けばいいのだが、僕は未だにさっぱりここらへんの地理がわからない。
微かな記憶を手繰り寄せ昔一回だけ行った事のある店に行く事にした。店の主人は髭が生えてたような気がする。
隣の駅の近くに、あった、はず。そうと決まればこげよペダル廻れよ車輪。どこまでも。
僕の体はポニーと共に目的地へ移動を開始した。サスペンションは柔らかく跳ね、風が頬を切る。
運動不足の為にすぐに腿やふくらはぎが重くなってくるが、いまやそれも心地よい。
今、僕は!輝いている!
でも記憶にあったその店は潰れて薬局屋になっていたのさ。

んー。
まあいい。無ければ次の店を捜すまでさ。僕の心はこんな瑣末なことで折れたりしませんよ。
前3、後7あるギアをガチャガチャ弄りながら僕は自転車屋を捜してペダルを漕ぐ。漕ぐ。
道路を右に曲がり左に曲がり、小道の奥の奥に入り込み、住宅地の中に入り込む。どこだここ。
気が付くと道に迷ってた自分。OKOK、どこに迷い込もうとちょっと大きい道路を捜せば大丈夫さ。ポニーも居るしね!
なんてギアをガチャガチャ。目の前に結構な坂。軽めのギアに代えて一気に登ろうとしたその時。
がっぎゃこん。
なんて変な音がしたさ。ギア周りのプラスチック気なパーツがちょっと千切れて飛んださ。
「あれえ、おっかしいなあ、ペダルをこいでもこいでも前に進まないよぉー。なんでかなあはかせぇー。」
「ははは、ほら、ケン太君、ギア周りを見てごらん」
「あっ、なにこれチェーンがはずれてる!こりゃ―進まないはずだよぉ」
「ほんとだね、おかしいね、ははは」「はははははは」『はははははははははははは』
ははは。なんだこれ。

そして僕の誇るニューカッコイイオレンジ色の自転車、ポニー号は坂を下ることしか能の無くなった
大きすぎるキックボードと化した。 一日目で。しかも今迷子。
そしてそんな時に思い出す前述の店より距離的にうちに近い自転車屋の存在。


12/13(うそ6割日記)

金曜日てなもんで部屋で夕方辺りからのんべんだらりとダラダラウヘヒャヒャ良い気分で
まどろんでいたら
突然チャイムが鳴った。眠いよー。うーん、また新聞屋かー、出たくねー。とかうつらうつらしてると再び3,4回チャイム。
のそのそと出て行くとそこには黒く猛々しい肉体を自慢している(表現てきとう)ガビョさんが。
ガビョさんはブルースリーの取るようなポーズでこっちへカモンカモンとボディランゲージをしているので
妖精に誘われるヨーロッパの無邪気な子供達のようにガビョさんに付いて行き家の外まで。
既に暗くなった外、ガビョさんは一台の自転車、新品のダブルサスペンションのMTBの近くで止まり「これを」と。
OH−、また新しい自転車を買ってそして僕に見せ付けあまつさえ僕の目の前で
自転車の側頭部やふくらはぎやお尻を撫で回し舌を這わせ自慢しようというんですか!
などと思わなかったその時ガビョさんは続けて「あげます」

なわ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!?
罠!?

えー、こういうことです。
僕が何年も前から自転車ほしー自転車ほしー買いてー買いてーと言ってるのにも
関わらず優柔不断と惰性の根性から未だに購入していないと言う状況を見かねて
この度の第2時選考通過というきっかけを元に有志一同が共同で資金を提供し
ヤフーオクショーンから新品のMTBを落札、郵送、運搬し僕の家までハローハロー、と言うことらしいのです!

自転車を僕の部屋の中まで運び真中にズシンと置いてぴかぴか光るオレンジ色のMTBを見ながら
ガビョさんの話を聞いていると思わず涙が垂れそうに。 ただ突然の訪問のため部屋を片付ける暇が無く
洗濯物が至る所に錯乱しているひどい状態。軽く集めて部屋の脇に寄せ、これでOKOK。全然OKじゃない。
適当に飯を買ってきて食ったりしたが、僕は錯乱のために 意味も無く韓国のりの袋を空け、
買ってきたサラダ巻きにさらに巻いて食ったりしていた。
そしてぴかぴか光るMTBを見ながら僕「スゲー」「おあー」。車体にべたべた指紋をつけながら僕「おああーー」
そのうちガビョさんはぶらぶらと薄い膜に覆われた滑らかな肢体を持て余し気味に(またうそだ)帰っていった。

僕は去り行くガビョさんの姿を見ながら、この素敵なプレゼントを送ってくれた皆様に感謝し、
それに報いるためになんかすげえまんがを描こうと心に決めてから頭を壁にぶつけて「あぐー。」とりあえず唸った。
だってさ!なんかすげえもん貰っちゃったしさ!うあー、どうしよう。どうしましょう。
僕は果たして皆様方からぴかぴか光る新しい自転車を貰っても良いような人間なのか!
こりゃあ何かで返さなきゃあダメだな―。アラブの石油王になるとかして。


夜中PCで作業中にふと後ろを見ると新品の自転車が部屋の真中に置いてあってびびった。
3回ぐらい。



ええと、
ガビョ布様、佐藤明機様、ちゃーぼー様、てるき熊様、御影屋蓮様、
宮本孝志様、ラーメン様、
有難うございました。自転車はポニー号と名付けました。僕達幸せになります。

 

12/10〜11

ここのところずっと尻から血が出て困るのでもしやこれは噂に聞く痔なんではなかろうかそうに違いない等と
いきり立ち、それっぽいサイトを巡ってみた所益々その可能性は高まりなんかもう
突発的にこの体でこれからの人生生きていくのがイヤになったので
ふて寝をしてみると朝。頭も痛い。昨日の晩に食べる筈だった火曜割引98円で売っていたヒレカツと目玉焼きを
揚げーの焼き―の食べ―のして外出。 うんこをするとまた血が。
もうダメだ。
とうとう僕は血に負け近所の薬局でイマイチ気恥ずかしい病気だからこそなるべく男らしく痔の薬を下さいと発言し
白髭の老紳士から軟膏と座薬を購入、手痛い出費に視線は降下気味に。
帰宅後シャワーで体を温め、軟膏をご老公に塗りたくった後座薬をインサート。しかしご老公、
「わしは出すのは構わん、現に今までもそうやってきた。しかし入ってくるのはわしはどうかと思うんじゃがな」
と意見を態度で表し座薬をプルリと吐き出しあそばしたので
ちょっと怒った僕、モア深く突っ込んでみた所ご老公も根負けしたのかそれ以上何かをしてくることは無かったという。

暫く家での治療を続け、治らないようだったら病院に行こうと思った。僕の自慢のご老公を見ていただくのさ!


 

12/9

家に帰る時ですわ。子供達が前を歩いてたんですね、学芸会かなんかの練習しながらなんでしょうね、
合唱曲かなんかを歌いながら、歩いておったわけです。
それを聞きながら、ああ、子供たちって無邪気たんでいいなあ〜、なんて悦に入ってたんですけど、
だんだんだんだん キツくなって来るんですね、何故か。僕が。
そのうち形容しがたい気持ちになってきてウウウなんて唸りながらすぐ先に三叉路、
前を歩いていた子供達とは違う方向の道を歩きなんとか危機回避、危なかったぜおいちゃんはよぉー。
心が汚れてるからキミ達の綺麗な歌声を浴びると溶けちゃうのよぉ、なんて息巻いていた途端に
三叉路再び一本の道に戻り子供達と再び遭遇、子供達まだ熱心に歌唱中、唸る僕。

 

12/7

突然思い出した僕の保育園の相撲大会での四股名は 「ウルトラマン80の山」

当時の僕はずいぶんニューウェイブだと思う。


12/6

なんかっすねー、今日職場で便意を突然催したのでトイレにかけこんだんですよー。
で、和式なもんでまたがって踏ん張っておったわけです。汚い話でスイマセンね。
そうしたら出たブツ…僕のビッグブラックかりんとうがですね、 便器の、水が漬かってる部分あるじゃ無いですか。
そこに落ちた途端に波紋とともに何か赤っぽーいのが広がってるわけですよ。この赤いのはなんだ、と。
僕のお尻にあるEXITホールから何が出てるのか、と。
それを確かめるべくもうちょっと踏ん張ってみたらこれ、わかりましたね。ばっちり。
発表しますよ、えー、僕の尻からですね、なんとティガ出てたんです!ティガ!いやさ血が。
こーりゃー僕もビックリだ。何もそう言うEXITホールを苛める為の器具を使った訳でも無し
米軍基地から溢れ出た黒人に抑え込まれて無理矢理掘られた記憶も無しで。
まあティガ出てるのは紛れも無い事実なわけで僕は以後どうしたらよいかを迫られていたわけです。
お尻、拭いても拭いても止めど無く血。次第に奥底から熱くなる僕のEXITホール。
次第に迫る開店時間。
だんだん青くなる僕の顔。


12/5

あい、終わりました。コミケ用の原稿。
これから数日は痴呆の如くだらだらと暮らします。そしてまた次の原稿にかかります。
とりあえず走り続けるしかないとわかったこれから。

 

 

12/3

今週のチュチュの次回予告を見るとぴけのハイライトが軽く無くなっていたのでオジさんウヒョーイと飛び上がり
待望のぴけ回の到来、これあめでたい、ようけ喋るんじゃろうな、などと今から喜びをかみ締め、
体中の汗の出る穴から黄色の液体を分泌しながら朝日の中に消えていったのはヨーロッパの数理学者、
ホイスニー(1794〜1843)であるが、それを差し引いても何はともあれ然るに僕は寝過ぎである。
帰ってからすぐ寝て起きるともう朝で、10時間は寝てしまっている。絵を描く時間もあまり取れず、
そのまま、また出かけていってしまう。大丈夫ですか。

その割に軽く、信長の野望・蒼天録を始めてみたりもする。
長宗我部家で始めて一番最初の月に自分の娘が12才になり元服、改名を迫られたので長宗我部メテオと名付け、
武将として育てることにした。僕はこの娘は幸せにしてやらねばならぬと意気込み、鼻息も荒く外交に望んだのだが、
○○を攻めて頂戴、と命令され、長宗我部の長である僕もまたわかりました、なんて言うものだから
パパの権威はいきなり失墜、娘メテオは無言で僕を12歳の瞳に乗せれるだけの侮蔑を込めてなじり始めた。
これは嘘だ。
人に長宗我部メテオは売れないお笑い芸人のようだと言われ、ちょっと肩が落ちた。


12/2

どういう状況か明るい砂色の空から雨がぼつぼつと振り出していた。
僕は、とうとうこの世の終わりじゃあ、なんて農村の村長口調で喋っていたりしながら帰途についた。
手にはスーパーで買った、100円均一!と銘打った惣菜類の入った袋が揺れており、
細かく言うと鶏の唐揚げ、鶏のピリ辛唐揚げ、揚げ餅がビニールのパックの中でじゃりじょり音を立てていた。
歩きながら2,3、アイデアを思いつき、メモを取ろうとポケットをまさぐったが、
どうやら家に忘れていってしまったらしく、手にその感触は無い。頭の中で反復させながら、歩く歩く。

途中、雨宿りをしたまま中々出られなくなってるのか、高架の下で雨の様子を見ながらうろうろしている男性がひとり。
僕は、その男性を横目で存在を確認する程度に見やり、そのまま雨に濡れながら通り過ぎる。
暫くすると男性、意を決したのか、歩く僕を追い抜いて、遠くに走り去っていってしまった。
雨の中、妖怪濡れ坊主になって歩く僕の存在が、彼の中で濡れても良いから帰ろう、
などと思わせたのかも知れない、なんて。不健康な笑みを浮かべて帰宅。すぐ寝た。


12/1

明日から日記また書こう
・・・。

今日は一日を自堕落に過ごし、間違えて原稿のデータが消してしまい
ショックで変な顔をして軽く背中に変な汗をにじりにじり浮かばせつつ唸りながら作業した。
気付くと一日が終わっていた。

あと