〜マナ島の巻〜

 関西空港を出発して8時間あまりで首都スバやナンディのあるフィジー最大の島,ヴィチレヴ島に到着。飛行機はニュージーランド行きで,このままニュージーランドへ行く人が半分以上でした。飛行機を降りると,南国の湿気を含んだむせるような熱気が襲ってくる。空港にはエアコンもない。現地の係員さんが貝殻のレイで出迎えてくれました。
 この本島ヴィチレヴ島には後で戻ってくることになるが,この時はすぐに国内線でマナ島へ移動しました。この国内線の飛行機は,10人ほどが乗れるだけの小さく狭い飛行機。エンジン音がうるさく,落ちそうでとっても不安でした。マナ島へは10分程度のフライト。
 マナ島へ着くと,トラックのような車が出迎えに来てくれました。荷物と一緒に荷台に載せられ,ドナドナのようにマナ・アイランド・リゾートの入り口まで連れて行ってもらいます。マナ島は神聖な島として崇められ,リゾート地として多くの人が訪れるようになった今も,島の東部は聖域として観光客の立ち入りは禁止されています。
 ホテルについてチェックインすると,私達の宿泊するブレと呼ばれるバンガローに案内してもらいました。マナ・アイランド・リゾートにはブレタイプとホテルタイプの部屋があるが,やっぱり南国の雰囲気があるのはブレタイプ。一軒ずつ建っているので隣も気にならないし。部屋の机のところにブーゲンビリアとハイビスカスのお花を水に浮かべて飾ってあってとてもうれしかった。(毎日新しいお花を浮かべてくれていた!)マナ島ではお金はセーフティボックスに預けてしまって,食事やお買い物は部屋番号を伝えるだけで後で一括清算できました。

 早速マナ島を見学。一軒一軒ブレをまわってお掃除してくれているフィジアンの女性達が陽気に「ブラ〜」と声をかけてくれる。フィジー語の「こんにちは」だけど,「おはよう」も「ありがとう」もなんでも「ブラ」で通じたりする。(本当はそれぞれ「ヤンドラ」,「ヴィナカ」)


 マナ・アイランド・リゾートは東西に長く,北,南,西が海に面している。南ビーチには船の発着する桟橋や各種マリンスポーツのショップがあり,北ビーチは静かで美しい砂浜が広がり,西ビーチは見晴台があり通称サンセットビーチと呼ばれる。何といっても美しいのは北ビーチ。早速シュノーケルショップでシュノーケルセットとライフジャケットを借りてきました。シュノーケル,カヌー,ボードセイリング,ホビーキャットは無料で借りることができるのです。北ビーチはとっても遠浅の海岸。けれど,すぐに美しい熱帯魚の姿を見ることができました。真っ青な魚や,黄色の魚たち。ペンキで塗ったのかと思うような真っ青なヒトデ。シュノーケルをつけてただぷかぷか浮いているだけでも,美しい世界に飽きることはありません。
 白い砂浜にはヤシの葉でできたパラソルと白いチェアーが並んでいるけど,人の数は多くなく,目の前の海が自分だけのプライベートビーチのように感じられます。沖のほうにはマナ島の北に位置するタブア島などが見えました。

 ホテルのプールサイドにバーがあって,トロピカルなカクテルやジュース,ビールなどを片手に人々が集まっていました。そう,17:30-19:00はハッピーアワーと言って飲み物が半額になるのです。そして,ビンゴゲームなどが始まりました。ゆったりとした時間の中で,バーのおじさんも宿泊客も開放感一杯でとても陽気。
 そして日が沈むころ,少し小高い丘になっている見晴台に登ってみました。夕日で空も海も真っ赤に染まっていく。

 マナ島ではイベントがあると,掲示板には時間と集合場所が張り出されます。一度ヤシの葉で籠を作るのがあったのだけど,時間になっても始まらないので諦めてしまいました。フィジータイム(時間に正確でない,のんびりしていること)なのか私達が勘違いをしていただけなのか...
 南ビーチの桟橋付近では,時々おじさんが餌をまいて魚を集めていました。これもショーのようだけど,熱帯魚が餌を求めて,うじゃうじゃと群れている様子はあっけにとられます。
 ビーチを散歩していたとき,ヤシの実を見つけたので,なんとか穴をあけて中のジュースを飲んでみようと試みるも失敗。石にぶつけても割れもしない。イベントの中で,ヤシの実割りの実演もあるそうだが,コツを教えてもらいたかった!

 マナ島では,無料になっているアクティビティを一通り試してみました。
 カヌーは座った姿勢で一本のオールで漕いで進みます。北ビーチから西のほうへ漕いで行ったら,腕がだるくなってしまいました。西のほうはかなり浅く,歩いたほうが早いくらいでしたが,水が澄んでいてとてもきれいでした。沖のほうを見ると環礁になっていて,サンゴの一部が海の上に出ているのがわかりました。外国人の女性が環礁に沿って歩いているのが見えました。
 ボードセイリングは,はっきり言って難しい!まず,ボードの上に立てないし,乗る時には海に倒しておく帆を起こすことができない。起こせたと思っても,勢い余って反対側にひっくり返る始末。ちょっと風が吹くと,とてもじゃないけど帆を支えていることができない。方向転換などもっての外。こんなものを上手に扱える人は尊敬してしまいます。
 ホビーキャットは,ボードセイリングと違い,2つの小型船の上に1本のマストを立てて帆を張ったもので,座った状態で進み,安定性があります。初めは帆の方向をどうすればうまく進むのか分からず,進んだはいいけど帰って来れるのか心配でした。行きはよいよい帰りはこわい...案の定,行きは順調に沖に向かって進んでいったのに,帰りは風が弱くなったのか,やっぱり進み方をよく分かっていないのかえらく時間がかかり,EIKIに泳いで押してもらったりしながら何とか帰ってくることができました。
 その他の有料アクティビティはビチレブ島に行った時にとっておいて,基本的にマナ島ではシュノーケルで美しい海を楽しんでいました。

 夜には,ホテル主催のメケ・ショーや火渡りの儀式などのショーがあります。
 メケはもともと部族の長に捧げる踊りで,男性と女性が交互に踊ります。男性の踊りは戦いや仮の様子を再現していて,たくましく激しい踊りですが,女性の踊りはゆったりとしたもので対照的です。
 火渡りの儀式は,神の化身だったウナギを偶然釣り上げたサワウ族の男がウナギを助け,神から火の上を歩く力を授かったという伝説に基づくもので,火で熱した石の上を裸足で歩いてしまう。本当に熱くないのかしら?
 ショーが終わり,夜のマナ島を散歩。海岸のチェアーに寝そべり,空を見上げてみると満天の星空!流れ星も見つけました。星の数が多く大きく感じ,あまりにの星が多さに,南十字星がどれか分かりませんでした。地元の人に聞いても,どの星を指しているのかが分からなかったんです。たぶんあれかなというのはありましたが,どれも結んでも十字になるんで(^_^;)


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