今回の旅行で一番の楽しみはダイビング。そのため海のきれいな所,魚のたくさんいる所を探していました。サムイ島周辺はあんまりきれいではないようだけど,ボートで1時間半ほどのタオ島がとてもきれい,ということでサムイに決まったのです。初めてダイビングをしたマナ島があまりに美しかったので,どうしても望みが高くなってしまう。
船から下りると,陸には上がらずそのままダイビングの練習を開始。体験ダイビングだけど,前に体験&1ボートダイブをしたとAKIさんに話したので,その辺は考慮してくれて,プール基礎講習みたいなことはありませんでした。 でも,ちゃんと合図や耳抜き,ゴーグルの曇り止め,レギュレーターが口から外れた時の対処法などなど基本的なことは復習,練習。私は鼻炎の気があるので耳抜きがうまくできないのと,コンタクトなのでゴーグルに水が入ってこないかが心配でした。でも,練習中にもお魚がそばを泳いでいるので気もそぞろ。波打ち際は結構波が来るしタンクの重みで,話を聞きながらまっすぐ立っていられず,私はフラフラ流されていました(^_^;) そしていよいよダイビング開始。ビーチから少し沖の「アオルック」というポイントへ向かいました。AKIさんがゆっくり泳いで行くのについていきます。水の中ではさっき確認した合図で会話。そして今回AKIさんは押さえることで字が書ける白いボード(小さい時に遊んだレバーを戻すと字が消えて,何回も書いて遊べるやつ)を持っていて,そこに字を書いてお魚の説明などをしてくれました。これは名案! フィジーほどカラフルなサンゴには会えなかったけど,ロクセンスズメダイやクマノミを見ることができました。
10分ほど内陸に行った所にあるレストランのお料理はけっこうおいしかったです。でも,ダイビングの後ってあんまり食欲ない...。でも,ここのレストランからの眺めが最高でした!AKIさんは前に行ったフィジーのインストラクターと知り合いで,その話で盛り上がったり,いろんな海のダイビングの話を聞かせてもらいました。 昼からはタオ島と砂浜で繋がっているナンユアン島のほうへ移動。その沖の「ジャパニーズガーデン」というポイントへボートからダイブ。それから浜へ戻ってくるコースです。 船の上でタンクをつけてもらい,足を開いてジャーンプ。ロープが海底に向かって張ってあって,それに沿って潜っていきます。泳いでいるうちに潜っていっていたというのなら気にならないけど,もろに下に降りていくのはすごくコワイ。耳が痛くなりそうで不安で,すっごく慎重にちょっとずつちょっとずつ潜っていきました。でも,10mの深度到達!そこからロープを離れてAKIさんについてまた泳ぎました。こちらのポイントはハードコーラルが多い感じ。テーブルサンゴや丸い大きなサンゴがたくさんありました。そんな様子が丸く剪定されたサツキが配置された日本庭園みたいなのかな。 AKIさんが「イカ,イカ」とボードに書いて教えてくれて,追いかけてたけど私には全然わからなかった...。AKIさんについていくほうが必死だったりして(^_^;)。でも,EIKIも分からなかったそうです。 途中,ゴーグルから水が入ってきて,何回も抜こうとしたけど無理で,AKIさんに合図して浮上。それが2回あって,結局AKIさんにゴーグルを交換してもらいました。 海中にはサンゴの上に小さな赤や青のカラフルなのがいて,指でつつくと隠れるのがかわいかったです(何なんでしょう?)。最後には黄色いツキチョウチョウウオを見つけて写真を撮ろうと追いかけました。そしていつの間にか足の届く浅瀬になっていて2ダイブ目も終了。 出発までシュノーケルで遊んでいたら,別のガイドのおじさんがボートの上から私の周りに餌を撒いてきました。好意でやってくれたんだろうけど,魚の大群に囲まれて指を食われた〜!痛いっと思って見てみるとちょっと血がにじんでいる。でも,そこじゃないところが異様に痛い。気分が悪くなってボートにあがってAKIさんに見てもらったら,そこも噛まれててバクテリアが入ったんだろうということでした。「毒魚はこの辺はいないから。」とのことだったので安心したけど,あせったよ(;^_^A 潜っている間にサンゴでも何箇所か怪我していました。けっこう傷だらけ。 出発前レストランのお手洗いに行って戻ってくると,船の席が替わっている。なんで行きと違う方になってるのよ!それってまた私達が揺れて濡れる方ってこと!? EIKIになんで席替わってるのって聞くと,またタイ人のクルーが席を替われといったらしい。私がいたら絶対嫌だって言ってたのに!他の日本人の人達も「欧米人は要領いいから。」なんて言ってないで嫌だと言えばいいのにー。 でも,帰りはそんなに揺れず,疲れもあったので眠りこけていました。隣の3人組のおじさん達は,何日か続けてタオ島のほうに行っていて,この日は全然波が静かだと言っていました。タオ島に行くのは結構大変だけど,それだけの価値はある所でした。
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