MEは語学学校は行ってもあまり効果がない、ということを聞いていたので、事前には敢えては申し込みませんでした。困るようなら、現地で探せばいいと、これまた見切り発車で入国しました。
しかし・・・甘かった。英語は思ってたよりもかなり速くて聞き取れないし、イギリスという国は移民が多いせいか癖のある話し方をする人も多く、やはり一月くらいは学校に通ってみようと考えを変えました。
最初に見たのは、「Floodlight」という英国での「ケイコとマナブ」のような感じの雑誌。これに載っているいくつかの学校を当たってみました。しかし、少し家から遠かったり、あまり奇麗でなかったりして、少しずつ絞りました。
で、一つ入学しようとした学校(A)のレベルテストを受けていたら、なんと「あなたのレベルは Elementary だが、このコースはIntermediate 向け
だ。ここにはあなた向けのコースはないので、他の学校を紹介します」と言われてしまった!!MEは海外で暮らしたことこそないものの、高校の成績とか
は、そう悪くなかったので、まさかElementaryと言われるとは思ってなかった!
かなりのショックを受け、先のロンドン生活に不安を抱きつつ、紹介された学校(B)に向かいました。ここは、MEの家から地下鉄で一本。週£100くらいで少し高かったのですが、BRITISH COUNCIL の認定校ということもあって、入学することにしました。
レベルテストをしてくれた Rosie が非常に話しやすい雰囲気で、結局入れたクラスはIntermediate。MEはグラマーはどうでもよかったので、午後の会話のコースだけにしました。この時間割についても理想的。結構グラマーと会話がセットになっているところも多いんです。クラス分けについては、Aの学校のテストでは絵を見て、それについて述べるというもの。何を言おうか考えているうちに時間がたってしゃべれなかったというパターンでした。Bの学校で
は Rosie との個人的な希望のヒヤリングという形で進んだので、色々思うことを伝えられて、いい結果が出たのでしょう。結果的にBの学校に決めたのは正解だったと思います。先生の進め方もうまいし、レセプショニストの対応など学校の全てがいいサービスを提供してくれたので。
日本人は文法はできるが会話はできないというパターンでIntermediate のクラスになることが多いのですが、ヨーロッパからの学生は何故同じクラスなのか不思議なくらい話せるので、恵まれた環境にあったこと、日本人も英語を仕事に生かそうと真剣に勉強している方の多いクラスで、この意味でも刺激になりました。
さて、学校に行くことのメリットですが
@日本語の環境から英語の環境に入る上でのとっかかりになる。
A学生証が手に入るので博物館や映画に安く行ける。
B銀行の口座を開く証明を出してくれる。(これはかなり大きい)
Cとりあえずの友達ができる。
D図書館でヒヤリングの勉強などができる。
E生活のリズムを作れる。
といったところでしょうか。
デメリットは、お金がかかる。これに尽きます。
学校の紹介してくれるアコモデーションですが、これはやはり自分で探すよりは高くなるようです。また人によってはとっても危ないところだったりもするとか。ワーホリの人は自分で探すのがいいかもしれませんね。
学校は英語を話せるようになりたいという人が集まっているところ。日本人同士で固まらずに、いろいろと話して頭を英語モードにしましょう。ちなみに学校は先にも述べた BRITISH COUNCIL の認定校か、ARELS といういい学校の
証明のようなものを持っているところを選ぶのが無難でしょう。
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