ギター学校 

 学生時代に一度友人が「マイウェイ」をクラシックギターで弾くのと聞いて、そのメロディーの美しさに魅了されたMEはいつかはこれを習おうと思っていました。日本で出発前に3ヶ月やって、その後どうしようかと思っていたら、先生に「イギリスでも続けたらいいですよ!!」なんて熱く語られて、「そっか!!そうだわ!」とすっかりその気になり、コースを探すことにしました。
 ギター学校探しも語学と同じ、とっかかりは「Flood Light」でした。MEのやりたかったのはクラシックギターってことで、その欄からビギナーコースを探します。日本でもそうでしたが、かなりマイナーな科目なので、あまりコースはありませんでした。結局芸術系の科目を多く開設している(絵画音楽からバレエまで)学校を選びました。6週間9時間のクラスで£21,5(4000円くらい)。日本で少しだけ個人レッスンを 受けたときは45分6500円だったので、値段だけ見たらかなり安上がりですね。
 少しだけやっていたので、ビギナーコースを取るか、その次のコースを取るかを受付係に相談したら授業の時に先生に聞けって言われたり、他の学校と比べていたりで、始めるまでに3回くらい足を運ばないといけませんでした。
 クラスに登録していたと思われるのは10人くらい。日本の学校と違って、楽器は自分のものを持参しないといけません。クラスもさすが多国籍。イタリア系の人やらスペイン系の人、そして日本人(他にもいた)までさまざまでした。ちなみに純イギリス人は先生だけだったような・・・・。
 コースはかなりゆっくり進みます。テキストに沿って練習して次の週に、それを何人かが弾いて見るという感じ。ビギナーコースなので、単純なメロディーの各国の民謡などをやって、なんと日本の「サクラ」もテキストに載ってましたよ。楽器なのもあって、そこまで言葉のハンデは感じませんでした。ただ月謝(というのかしら?)の安いのの反動か、欠席者・遅刻者がやたら多い。 そして、先生もそのたびに指導しなおすので逆に全出席のMEは待っておかないといけないことも多くてちょっと残念。上達度だけで見たら、日本での授業のほうがよかったかな。
 最終日にはアンケートがあります。講師・学校への満足度についてなど。ちなみにMEの満足度は80%くらいといったところでしょうか。こういう学校でも図書館は借りれますし、食堂もありました。
ギターはこちらで買いました。地下鉄のトテナムコート駅近くから伸びているチャリングクロス通りにそういったギターなどを売っているお店が多いです。中古から新品まで。ギター雑誌に通販などでも載ってました。ちなみに駅を逆にトテナムコート通り沿いに行くと、ロンドンの秋葉原のようなところに出ます。しかし、規模は京都の寺町通り程度です。
 語学学校にもギターを持っていって、その後ギターレッスンに行っていたのですが、面白かったのは授業が終わってから少しみんなで歌ったこと。日本だったらうるさいことをするな、って言われそうですが、先生自ら、「誰か弾いてよ」って感じで、ビートルズなどをみんなで歌いました。
 イギリスでの必須科目はビートルズ!歌詞を完全に覚えている曲があったら使えるかも?



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