イギリスに入国するにあたり、知り合いもいない、家もないというとんでもない状態だったMEはまず家探しから始めました。日本で決めてきたのはユースの最初の3泊だけ・・・・。
MEが考えていた条件は
一、週65〜75£の間、電気ガス込。(安すぎてもあやしいような気がしたので)
二、都心に出やすいZONE2内。
三、できればTVがあること(ヒヤリングの練習のために)。
四、比較的安全であること。
五、バスでなく地下鉄の駅から歩いて10分以内であること。
情報ソースは以下の4点でした。
@LOOTSというロンドンの広告新聞。
ALOOTSで見つけた現地不動産会社。
BJAPAN CENTERの張り紙。
C日本語情報誌。
特にこれと決めず、この4点の情報については2日目から並行してチェックし出しました。
しかし、英語力がかなりあやしいMEは@だと電話しても相手の言っていることを全く理解できず3日目には断念。
Aは55£(約一万円)払うと3ヶ月の間は気に入るまで、部屋を紹介してくれるという制度をとっている不動産屋でした。ここは、スペインやイタリアなどのラテン系の客が多い不動産屋のようでした。結果としては、あまり役にたたなかった。なぜかというと、結構危険そうな地域を紹介されることが多かったので。話していると、決してだまそうとしているのではなく、そもそも日本
人との危険の感覚が違うんですね。紹介された一つの家を試しに昼間に行ってみたら、夜は恐ろしそうなところでしたし、「もう少し安全なところがいい」といっても、却って向こうのほうが呆れたような感じでした。
Bはピカデリーサーカスにある日本の情報センターです。ちょうどワーホリで入国してきた人が多かったからかやたら人だかりができていました。けれど、掲示の仕方が乱雑で、あまり有用な情報は得られず。
Cは同じくジャパンセンターで手に入ります。
結果的に5日目にCの英国ニュースダイジェストという雑誌で照会した物件に決めました。決め手になったのは、上記の条件を全て備えていたのに加え、個人用の洗面台があったこと、広さのわりには安かったこと(週£74、普通同じ広さだと£100はするらしい)、かなり奇麗だったこと、などなどです。
大家さんは英国人と結婚された日本人女性で、ウィークデイは仕事の関係で別居、そのため空いている部屋を貸しているという状態です。週末はご主人のところへ帰られるので、MEは一人でのんびり過ごせますし、何か情報があったら、教えてくれるけれど、普段の日は「ただいま」「おかえりなさい」くらいしか話さないので(別に仲が悪いわけではない)日本語に頼って英語の習得の妨げになるという環境ではありません。
最初、日本人と暮らすのは・・・と思っていたのですが、他に見に行った家で不動産屋が平気で他の人の部屋を空けて見せてくれるので防犯上不安になりました(ノートパソコンとか多少金目のものがあるので)。日本人学生とかと一緒で、べたべたするようになっても問題だったと思うので、結果的に今の家はかなり理想的な環境ではないかと思っています。ちなみに今週12時に帰ってきても全く安全でした。
終わりよければ全てよし、なのですが、全く何も決めずに来たというMEのやり方はあまりお薦めできません。4日目にユースを移らないといけなくなったのですが、落ち着く先がない、というのは異国では精神的に不安定になるものです。5日で決まったというのは、かなり早かったほうでしょうが、それでもMEはこの時にはかなり疲れていました。落ち着いて探すためにも、週単位でユースよりも安い宿を提供してくれるところなどを予約してくる方がいい気がします。予約していたよりも早くに決まったら、ラッキー!と安心料と思っておいたほうがいいでしょう。
先に学校を申しこんで、そこのアコモデーションにとりあえずいるのも手ですね。
来年からはワーホリに対するサービスも充実してくるでしょうから、さらに便利になるでしょう。
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