日本だと若者が食料を買うときは、多少の値段の差は大して気にせずコンビニを利用することも多いかもしれませんが、イギリスでは年よりも若者もスーパーが真っ先に利用されています。こちらのスーパーは基本的に一つ一つが日本のそれよりも大きく、客も大きなカートに山積みに買っていきます。
日本と同じでポイントカードを作っているスーパーもありますが、店員は日本のほうがはるかに丁寧。こちらはレジに並んだ時に「Hello」とか言われるくらいで、日本のように「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」にお辞儀つきなんてことはありません。
袋に詰める時は店にもよりますが、街中だと店員が詰めてくれることも多いです。イギリスの店員は概して詰め方が乱暴なので、商品がつぶれないかと最初気にしていたのですが、考えてみるとこちらには一番気になる豆腐が売ってない。そして、卵も硬い紙パックに入っているということで、それはそれでうまくいっているようです。
時間は朝10時くらいから夜10時くらいまで、日曜は正午から午後6時くらいまでというのが殆どのよう。最近は営業時間延長の傾向があるらしく、スーパーによっては月から金は24時間営業というところもあります。
けれどコンビニのような盆も正月も(こちらでいうとイースターもクリスマスも)開いてるという店はなさそうです。コンビニがあそこまで普及したのは日本という国が宗教に縛られていない世界でも稀な国だからでしょう。
MEのよく使うスーパーを簡単に比較をしてみます。
@TESCO
24時間営業をやっている店舗もあるスーパー。SAFEWAY、SAINSBURYといった同ランクのスーパーと比べると少しだけ安いし、果物なんかもおいしい。
AMARKS&SPENCER
上記三つのスーパーよりは少し高めなぶん、高級感あり。ここのプライベートブランド(PB)の食品にはStMichaelのロゴがつく。MEはここのツナコロッケと喉飴がおすすめ。
BASDA
圧倒的に安いスーパー。たまたま家の近くにあったので行ってみると、もう他のスーパーでは買いたくなくなるくらい安い。ASDA Smart PriceというPBのものだとパスタ500グラム25円、食パン一斤30円、ミネラルウォーター2L35円といった具合です。安いだけあって、ものによってはイマイチなものがありますが、値段を考えると大体満足できます。ちなみにこれで食品からシャンプー、洗剤までなんでも揃います。
こういったスーパーは郊外にあるとマクドナルドやガソリンスタンド、映画館などを併設しているところもあるようです。うちの大家さん曰く、探せば探すほど安いものが出てくるのがイギリス、とのことなのでスーパーめぐりをするのも、またお気に入りのお惣菜を探すのも面白いかもしれません。
|