子持ち星雲  なか@SP8
りょうけん座にある1530万光年遠方の銀河です。小さい銀河が大きい銀河に寄り添うように位置している姿から、「子持ち星雲」と呼ばれています。この写真はカメラレンズに換算して3000ミリに相当する倍率で撮影しています。実は、この「親」と「子」は、偶然接近して外周部が既に衝突しており、写真でも「子」の銀河は大きく乱されている様子が分かります。このように複数の銀河が接近して影響を及ぼし合っている銀河は「相互作用銀河」と分類されています。りょうけん座は少しなじみが薄いかもしれませんが、子持ち星雲は北斗七星の柄の先端部のすぐ近くにあり、口径10センチ程度の望遠鏡でも簡単に見つけることができます。ただし、大変淡いので「子」を確認するためには口径15センチ以上、「親」が渦巻き状であることを確認するためには口径20センチ以上で観察するのがお勧めです。