11/9に開いたチャット最中、コラボ状態になったイラスト+SS+短歌です。
うさみらいち様が描いたイラストに、私がSSをつけて、
更にゆうきまなみ様が 対になるSSを書いて、
そしてOP様が締めの短歌を作ってくださいました!
掲載許可頂いたのでセットでアップです。
ちょっと危険な内容なので18歳未満の方はストップで。
イラストは刺激が強いので下に置かせて頂きました(笑)
ぐぐっとスクロールしてどうぞ〜。
+++++SS Ver.HIKARU BY アオバアキラ |
知ってるよ、見てんだろ。 お前存在感ありすぎんだよ。視線、強すぎ。確かに隙間は開けてやってたけど。でもたった指二本の狭いスペースに、どんだけ目ぇひん剥いて張り付いてんだよ。笑えるから。 笑ったつもりで口を薄く開いたら、堪え切れなかった息が思ったより大きく漏れた。 だってもう、根元まで突っ込んでるもん。入り口で出し入れするのも腕が疲れたし。固くてあんまりやると擦り切れて痛いのイヤだし。 奥まで突っ込んでも辛くないくらい、たっぷり濡らしてるから平気だよ。お前みたいにケチったりしないから。 それに、お前のベッドだからローションでベタベタに汚したって気にしない。 ホラ、見えてんだろ。わざわざそっちにケツ向けてやってんだ。音も聞こえんだろ? ちょっと電動が煩いけどさ。それでも俺の息が荒くなってるのはがっちり聞こえてるはずだ。 ゆっくり押し込んで、じわじわ抜く。内側で規則的に脈打ってるものは無骨に固くてデリカシーがない。 ちょっと、ポイントがずれてんだよ。どんなに角度変えても欲しいところからほんの少しだけずれる。 俺の欲しいところにしっくりこない。握り締めたリモコンはすっかり汗ばんで、スイッチを「強」に変えたくても指が滑ってうまくいかない。 見てんだろ。分かってんだよ。 何のために一人でケツ出してアンアンやってると思ってんだよ。 いつまでドアにしがみついてんだよ。どうせ前膨らませて鼻息荒くしてんだろ。 早くしろよ。このままコイツで俺が一人でイッてもいいのかよ。後ろだけじゃキツいけど、リモコンから手ぇ放して前握ったらすぐだからな。お前のベッド、どろどろにしてやるからな。 だから早くしろよ。こっちは限界なんだよ。 これだけじゃ足りねえのか? 俺が独りでよがってんのに、まだ足りないってのかよ。 だったら呼んでやるよ。呼べばいいんだろ。すげえむかつくけど、しょうがねえじゃん、違うのが欲しいんだから。 今呼ぶから、お前の手でコレ抜いて。 そして早く、俺の欲しいもの挿れて。 |
+++++SS Ver.AKIRA BY ゆうきまなみ |
きっとキミは知っている。 分かっているよ、知っててやってるんだろう? ボクがドアの隙間から見ているのを。 そうやってボクを煽って焦らしてその気にさせるのが、いつものキミの手口。 だからきっと今だって知っている。ボクがあられもないキミの姿に目が離せないでいるのを。 だけどボクは知っている。キミはそんな玩具じゃ満足できないだろう? だから、早く名前を呼んで。 ボクの名を呼んで。 そうしたら、このドアを開けてキミの傍に行ってあげる。キミの欲しいものをあげるよ。 薄闇の中で揺れる腰、時折漏れる小さな声。 電子音に紛れて聞こえてくる息遣いは、キミが限界に近付いている事をしっかりとボクに伝えてくる。 あとどれくらい我慢していられるのかな。それとも我慢できずに一人で終わらせてしまうつもり? そんなはずは無いよね。だって、自分で触ろうとしない。 そうすれば簡単に熱を吐ける事を知っているはずなのに、キミは決してそれをしようとはしない。 本当に欲しいものを、待っているから。 そんなキミが時折酷く憎らしい。 まるで全てを見透かしたように、何でも知っているようにボクを弄ぶ、そんなキミが。 だから、すぐにはあげないよ。 どんなにキミが善がり狂って見せても、ボクはここを動かない。 早く、名前を呼んで。もうそんなに長くは待っていられない。 ドアノブを握る手が汗ばんで滑る。荒い息を潜めるのが、だんだん困難になってくる。 だけど、きっともうすぐ。 もうすぐキミは、乾いた唇を湿らせて口を開くだろう。 そうしてボクは、このドアを開けてキミの傍へ行く。 その無骨な玩具を抜いて、キミが欲しいものをあげる。 だから早く、名前を呼んで。 だから早く、ボクの名を呼んで……。 |
+++++Illustration BY うさみらいち |
+++そして締めの短歌+++
太股の 間から出る 人工の 音と振動 奴が聴いてる
BY OP
すげえ楽しかったです。
お三方、掲載許可有難うございました!
皆様のサイト様へはお名前にリンク貼らせて頂きました〜
(2007.11.11UP)