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■ A I R ■
レビューVer.1.01

◎ Key ◎ 2000年9月8日発売

キャラクター・シナリオ・CG・音楽どれをとっても良くできたで賞(ぉ。
発売当時はどこのHP見ても「AIR」の話題で持ちきりでした。
久しぶりに現れたビッグ作品の登場ですね。・・・今年No.1ソフト?

最初3人のヒロインと聞いて「Kanon」より少なくなっているので、とても気になりましたが
ボリュームはホントありました。結局「DREAM」・「SUMMER」・「AIR」3編という長編
大作。でもPLAYするとあっというまでした。これだけ集中できたのは久しぶりです。

■ストーリーについて
ラストに現れる2人の子供は誰なのかなど「AIR」にはたくさんの謎がありました。
みなさんいろんな捉え方があると思いますが、今現在(00/10/06)の幸ちんの見解は
次の通りです。

・DREAM編で観鈴ちんが助かった訳
観鈴ちんの身体が蝕んでいったのは神奈の記憶(魂?)を受け止めていったから。
限界を迎えよう(死)としたとき、往人が持っていた人形が観鈴ちんの限界を高めたので
(記憶を受け止める量を増やした)彼女は助かったと思います。結局その人形に集まった
法力(方力)が彼女を救ったと思うのです。・・・ですから「人形に心を籠めなさい」
なのです(ぉ。

・観鈴ちんは何故ゴールしたの?
「観鈴ちんは強い娘」からヒントを得た答えです。今まで神奈の記憶を受け止めて
死んでいった少女達はたくさんいるはずです。私はこの事を「悠久の鎖」と名づけて
います。悠久の鎖を断ちきるためには、神奈の記憶を全て受け止めてかつ、幸せな
記憶を持って眠りにつく(死を意味する)。観鈴ちんは、こんな悠久は私で終わらせ
たいが為に自ら眠りにつくことを選んだのです。・・・ホント強い娘ですね…>_<…。
どうか最後には幸せな記憶を・・・。

・ラストに現れる海辺の2人
晴子さんが勤めている保育園のやんちゃな2人であるのは間違いなしでしょう。
かつ2人は水平線(海)を目指そうとしています。海といえば、神奈が海というものを
見てみたいと言っていたことを思い出しますね。ですからあの少女は神奈かな?
と思われがちですが、もう一つ。神奈はやはり悠久の鎖から解放されたので、
翼人として星の最初の記憶(恐竜時代より前)と幸せな記憶の二つを持って、
霧散します。よって神奈はもう転生することはできないのです。またラストに
「悲しむことはありません。わたしはいつまでも、あなたと共にあるのです。」という
セリフがあることから、神奈の記憶を持った観鈴ちんではないでしょうか?
また男の子は同じように柳也と裏葉の記憶を持った往人なのでは?ちなみに
記憶を持ったといっても本人達には自覚がなく、本能的な感じなのでしょうね・・・。

■キャラクターについて
個性あふれるキャラクターばかりでした。嫌いなキャラはっきり言っていません。
珍しいかも(^^)。

・国崎 往人
はっきり言ってゲームやる前までは、F○7やF○8の主人公みたいな感じだと
思っていました。ホント驚きました(^^ゞ。こうしてみるとKey系の主人公って全部
明るいですね。いい感じです。特技は「きゅぴーん」と音が出るほどの目つきで
相手を振り返ることでしょうか(笑)。あ、あと、「なんでやねん」とびしっと裏拳を
入れるのも上手い(^^)。ふにょんふにょんふにょんと胸触るのも(爆)。
でも「ウッハウハ」の言葉と子供が食べている「アイス」には弱い(^^)。
武田商店がライバル。「・・・惚れるなよ」

・神尾 観鈴
通称観鈴ちん。「かみかみ」や「かみやん」とも呼ばれているけど(笑)。メイン
ヒロイン。ホント強い娘でした。またとても心の優しい娘でした。どろり濃厚
ジュースを好んで飲む。ま、それには訳があるのですが・・・。
「が、がぉ・・・」「観鈴ちん、だぶるぴんちっ」「〜するかなぁ・・・」などの格言有り(^^ゞ。

・霧島 佳乃
通称かのりん。脱ぐと結構すごいらしい(聖さん曰く)。料理の腕前は「痕」の
千鶴さんといい勝負(笑)。観鈴ちんや美凪より1つ年下。でも往人の事は
「往人君」と呼ぶ。相撲が何故か好きらしく、必殺技は両手突き(笑)。
「〜号」と名付けるのが好きらしい。
「キミをヒマヒマ星人2号に任命する。3号はポテトだよ〜♪」
何気ない発言が周りを窮地に立たせる傾向がある。
「あんなの見たの生まれて初めてだったよぉ」(笑)。

・遠野 美凪
通称なぎー。しゃぼん玉の名人&天文部の部長。かつ料理も上手く、勉強も
学年TOPと優秀。にもかかわらず発言が愉快です。挨拶は「おはこんばんちは」
「・・・ちっす」また何かと賞をつけて、お米券を贈呈する癖がある。
「がんばりましたで賞」「よくできたで賞」「これからもがんばりま賞」
「残念させたで賞」など(ぉ。
遠野ワールドに相手を自然と引き込んでしまう。
「・・・無視されてしまいましたとさ」

・神尾 晴子
観鈴ちんの本当の母と呼べる人。砂浜での別離のシーンで観鈴ちんが
ぬいぐるみにも目をくれず、晴子さんを選んだのは、ホント泣けます。晴子さんは
何故か関西弁で、主人公のボケにつっこみを入れるのが得意。また毎日酒に
溺れているがそれには深いわけが・・・。隠し芸大会を開催するとき一瞬アンニュイな
顔つきをしたのは何故なのか?(笑)

・霧島 聖
かのりんの姉。大うそつきの大年増らしい。・・・メス4本(笑)。妹のためなら
なんでもやっちゃいます。花火600弾とか(^^ゞ。千鶴さんと感じがとても
似ているが、こちらは料理がメチャうま。通天閣のTシャツが好きらしい。
スタイルは抜群。「いい名だ、そこはかとなく、甘美な響きを醸しだしている」

・みちる
美凪の妹。みちるちるちるみちるちる。ラストは「Kanon」ぽい奇跡系。
素敵なハッピーエンドでした。往人をライバル扱いしている。蹴りやボディーブローが
得意(笑)。しゃぼん玉は下手な物好き。屋上のシーンはホント見事な演出だと思う・・・。
「2人と約束、国崎往人はその子を見つけてあげて。美凪は・・・笑っていて。」




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