2022年01月29日(土)

「しかし、もし御霊によって、からだの行ないを殺すなら、あなた がたは生きるのです。神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子ど もです」ローマ8:13



新生して、新しい性質を持つ私たちは、主に喜ばれるように歩みた
いと願う。「恐れないでただ信じていなさい」と言われるが、どう
しても主の約束を信じる事の出来ない自分がいる。目の前の状況に
圧倒されて、目に見える所に捕らわれて、主が全能であり、不可能
が一つもない事を信じる事ができない。

不信仰を恥じて、信じようとするのだが、どうしても信じる事がで
きない。叉、嫌いな相手を「嫌ってはいけない」「愛さなければ」
と思う。裁いたり、憎むと、すぐに平安が失せる。だから余計に愛
さなくてはと頑張る。だが、幾ら頑張っても、嫌いな相手を愛せな
い。何とか愛さなければと思うのだが、そうしていると、むしろま
すます嫌いになるばかりだ。そして平安は無い。

そんな中で、自分の力で頑張っている事に気づかせられる。気づく
のだが、また肉の力で頑張ってしまう。肉はどこまでも根深く強い。
何度も繰り返す。自分の力でやれば、やるほど失敗する。やがても
う疲れ果ててしまう。そんな私たちに、主は「疲れた人は、わたし
のところに来よ」と。「わたしが休ませるから」と。

クタクタのヨレヨレになって、主のもとに行き、「信じる事ができ
ません」「愛せません」とギブアップし、重荷を下ろす。すると不
思議だが、信じる事ができて、愛することができるようにされる。
律法の苦しみから、恵みの世界に入れられるからだ。自力でなく御
霊の支配の中に置かれる。すると自分は全く頑張らないのに、御霊
の力によって、事が成し遂げられて行く。私たちは御霊の支配の中
にいる。

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本当に不思議でならない。神が働かれる時、するするとひとりでに
道が開かれ、物事が成し遂げられて行く。いつも経験するが、自分
の思いと力に気づかせられ、無力を認めて、明け渡す時に事が動い
て行く。委ねられるよう祈って行きたい。

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