[クリスチャン生活バックナンバー]

祈れない時にはどうするか


A姉妹
「祈ってたら、途中で祈りが消える。」「声を出して祈ってる?」「ちゃんと声を出して祈ってる。だのに、 消える。最初、祈ってるのに、途中で、考え出して、嫌な事が突然思い出されて、むかむかして、 むかついて終わる。祈ってたのに、なんでこうなるのよー」
「そりゃあ、てき面サタンだよ。サタンが来てるんだよ。思いに、火矢を放って混乱させ、祈りを妨害している。」

B姉妹
「祈り出したり、聖書を読み出すと、眠くなる。今まで、全然眠くなんてなかったのに。変ですよね。」
「サタンは祈りが一番恐くて、とにかく祈らせたくない。祈りを奪いたい。1日の始めに、サタンを見破れる ようにと、祈るといいよ。聖霊様が必ず助けて下さる。見破れたら、すでに勝利だものね。」

C姉妹
「今日は祈ろうと、朝からたっぷり時間を取っていたら、思いが混乱して、嫌な事をずっーと、あれもこれも 思い出されて、祈れない。昔の事などもずうーと思われて、落ち込んで、だめなんですよ。
賛美を聞いてもだめだし、もう何をしてもだめ。暗闇の中。夕方になって、初めてサタンだと気づいた。
気づいたら、光が来て、途端引き上げられた。祈りを取られたんですねえ。サタンにやたれたんですねえ。サタンだとわからない、これが一番の攻撃ですよね。 信仰生活って、サタンを識別しない限り、成り立たないですよね。」

ある兄弟
わしは、よう、しょっ中、すねるんよ。そんな時、 全然祈れんようになって、もう真っ暗で何の感覚も無いけど、祈るのも嫌じゃけど、嫌なんじゃけど、 一応「神様、これこれこうで、すねててすみません」と一言、やっぱり断わりを入れとくんよ。謝っとくんよ。
その後は、いつも、兄弟姉妹の交わりで、わしは助けられた。証しなんか聞いて、ものすごく引き上げられた。 いつも、交わりで助けられる。

ある時、ある姉妹が祈りも出来ず、御言葉も入らない状態になっていた。
5時間ほど交わると、出てくる、出てくる、あれもこれもの思い煩い。原因は思い煩いだった。 が、本人はその事もわからなかった。
一緒に交わっている中で、その原因が判明した。
混乱している時は、自分の思いや考えを、紙に書き出したら、自分の姿が客観的に冷静に見えて、整理できるよ。 「私はこうして聞いてもらった方がいい。話していると、自分の思いが整理できて、確認できる。」

ある姉妹
「デボーションのように順番でなく、聖書の好きな御言葉をあっちこっちと、好きなように見ていたら、 何かその内に、御言葉通していつも引き上げられる。」
 

      

別の姉妹
何かあると、くさるんです。思い通りにならんと、ひどくくさってしまって、「もう〜、神様は、もう〜、 なんでー」なんて、でも、やっぱり祈ってる。
だいたいそんな時って、聖書が読めなくなってしまう。「神様、あなたはひどい。なんで、こんな事を、 もうあなたなんか嫌いです」なんてこと言うんですよ。ぶつぶつ、ぶつぶつ言うんですよ。
自分がゴチャゴチャ言っている、そんな時も、もう一人の自分がいて、「でも、神様は変ることなく、 ちゃんとおられるから大丈夫だ、この事態も必ず乗り越えさせて下さる。
何か、私に悪い所があって、 私の罪がこうさせているんだから、それが取りのけられたら、又、引き上げられる」と思っているんですよ。
それと、教会の交わりです。やっぱり、落ち込んでいる時って、交わり通して、すごく引き上げられます。 他の人からエキスを奪い取って。
目に見える形に、どうのこうのじゃなくても、今日はこれこれを、こう教えられました、 とか、例えそういうのがなくても、教会にいるだけで、なんか心が恵まれるんですよね。 交わりってすごく不思議ですね。何かありますよね。
やっぱりこれは、兄姉から何かのパワーが出てるんですよね。??
    

                 

ある兄弟
祈れない時は・・そうですねえ。やっぱり教会に来たら引き上げられる。
御言葉聞いたり、交わったりする中で、 ですね。内にばかり向かっていた視線が、外に向くんですね。
もっと重荷を負っておられる兄姉の事を見たりしたら、祈ってあげないとと思い、自分のなんか何してるんだ、 悩みでも何でもないと思う。
自分ばかり見て、自分を見ているから落ち込むんですよね。 やっぱり教会の交わりって本当に大切ですね。

『いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、 ますますそうしようではありませんか』ヘブル10:25 の通りですね。         

            

『主は私の羊飼い。・・主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。 主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道へ導かれます』詩篇23:1
      


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