1994.5.1 サンマリノGP
ウイリアムズ FW16
1999年10月17日 更新
アイルトン・セナ、あなたは今!?
1994.4.29サンマリノGP 予選1日目 ジョーダンのR・バリッチェロの 九死に一生を得た事故 一歩間違えれば・・・ 1994.4.30サンマリノGP 予選2日目 シムテックのラッツェンバーガーの事故 誰もの記憶から忘れ去られているであろう事故 トサコーナーの入り口で起こった 300km/h前後での衝突事故 ローランド・ラッツェンバーガー 死亡 翌日のセナの死亡事故の為、 F1グランプリ史上、 14年ぶりに起こってしまった死亡事故 1990年スペインGPでのM・ドネリーのマシンがバラバラ、 コクピットからドライバーが飛び出してしまった。 この凄まじい事故でも ドライバーは死亡しなかったのに・・・ ラッツェンバーガーの死 忘れさられている事故である。 1994.5.1サンマリノGP 決勝 14時17分の事故 (詳細は前ページ参照) アイルトン・セナ 死亡 |
死神がいた ピットで、黒い服をまとって、潤んだ目で精気を失った視線を送る老婆がいた。 F1サーカスに出入りするすべてに、パスやらチェックやらで取り締まりを行っている。 なのにこの奇妙な老婆は、パドックのなかを、不自由な足取りで歩き回っていた。 サーキットの関係者ではない。首にはパスもつけていなかった。 なのに、何でも無いかのようにウィリアムズの燃料ドラムの缶の上に座ったり 人やマシンがいないかのようにシムテックのピットを横切ったりした。 あの日、イモラに 大鎌を手に持って描かれる永遠なる”婦人”がいたのではないかという 恐ろしい幻想にかられた。 冬の夜や葬儀のとき、子供達に語られる昔の伝説には、 たびたび登場する黒装束の老婦人が、知らぬ間に現れ、 事故後、ふっと姿を消す者として語られる。 そう、 あの日のイモラには、死神がいたのだ。 |
もう一つの事故 グリーンライトがレースのスタートを告げたとき (現在はオールライトの消灯がスタートの合図) J・J・レートのベネトンのマシンが スターティンググリッドの中位付近で微動だにしなかった。 その直後、ロータスを駆るペドロ・ラミーが背後からトップスピードで ベネトンを直撃。 二人のドライバーは無傷でマシンからぬけだした。 スタンドでは何が起こったか? 数人が倒れて、マシンの破片が芝生やスタンドに 散乱しているのが見える。 観客は揺れ動いている。 レースをやっている場合ではない。 グランドスタンドではとんでもないことが起きてしまったのだ! 「セイフティーカー、セイフティーカーが出される」 どうしてレース中断、観衆の救助を行わなかったのか? レースレギュレーション(当時) ドライバーに怪我がないと赤旗中断は無い その後の再スタート直後に・・・タンブレロでの事故 レース運営にも問題は有りはしないか? |
セナ様、天国から今後のF1を見守りください。 |