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ケース・コネクタ・その他

ケースがほしい

 この機体をシャックにおいてしばらくたつとその大きさがなんとも言えない威圧感を漂わせ始
めました.ムリもありません,六畳の部屋の真ん中付近に50センチ四方程の構造物が可動台
にのって居座っているのですから.

 何もない部屋ならともかくシャックはオペレーティングデスクやジャンクボックスをはじめとする
物であふれています.前からあるものを上に重ねればスペースの節約ができますがラック取り
付け型だったため上部は真空管むき出しのままです.

 19インチ形ケースはたまに市場に出てきますが相場は40−50k円はします.何かいい手は
ないかとネットめぐりをしてみると井上さんのHPにステキな木製ケースの製作記事が掲載され
ています.「その手があったか!」と,手を打つような気持ちでまねさせてもらうことにしました.
近所の大工さんに図面を示しながら用途を説明し25mm厚の杉の集成材で作ってもらいまし
た.これなら重さも純正ケースの半分くらいで済みます.息子の同級生の親同士ということで材
料費のみで切り分けまでやってもらい 10k円以下で作ることができました.塗装はまだです
がここまでくれば一安心です.

  
 仮組状態の木製ケース まだ塗装作業が残っているがなかなかFBで大満足である.

井上さんにはその後も例の2穴コネクタの情報を頂いたり,故障箇所についての的確なアドバ
イスを頂いたりしています. VY TNX !

2穴コネクタその後

 コネクタをなんとかしなくては.RF入力端子を観察してみるとリング部は手持ちのMコネとぴ
ったり.ということで手持ちの部品を組み合わせて作って見ました.

 スチロール絶縁のコネクタをジャンクBOXから探し出す.

100Wと60Wのハンダこてでピンとスチロール部を除去する.トーチランプがあればより綺麗になる

 通信用 M-1P形プラグ (AF帯用 インピーダンス600オーム)

何か適合する材料はないかと会社のゴミ箱から拾ってきた通信用プラク゛の間隔がピッタリだった.
金属部分をヤスリで加工し ばらしたうえでMコネの抜け殻に組み込む.

 完成品 

ピンは固定していないが現在のところ問題ない.

アンテナ回路は資料によれば 100オーム平衡型となっているが,どちらのピンをアースするか
で感度が変わってくる.受信用なので厳密な整合は考えないことにして,しっかり接続できれば
OKと言うことで妥協した.


  
その後塗装を施しました.オイルステンとウレタンニスの2度塗りです.写真ではよく表現できていませんが,杉板と
は思えない質感になりました.


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