JR1UIA amateur radio station since 1971
若干の手直し 2006.08.13
以下工事中です しばらくお待ちください.
とりあえずの完成を見た後はたまに取り出してアンテナをつなぎハムバンドや北京,モスクワな
どを聞いていたのだが,いろいろと手を入れたいところが目についてきたのでこの際,一気に
片づけることにした.
○手直し 1. SWバンドの局発発振の不安定解消.
SWバンドで時々局発が止まる! 6U8(T)の510kオームから51kオームへ
充分にヒートランをすると少し安定するので当初,原因は6BE6用のOSCコイルを使用例と異
なる使い方をしたせいと思っていました.ところが部品を入念にチェックしたところ.局発の6U
8の三極管部のグリッドの入力抵抗が高すぎました.原因は単なるカラーコードの見間違い.
これで通電中に発振が止まることはまったくなくなりました.
それにしても中波では,この標準より10倍も高い抵抗値でも何事もなく発振していました,な
かなか許容範囲の広いコイルです.
○手直し 2. 受信範囲のシフト
下限・上限ともに200kHzほど上側にシフトしました.その結果受信周波数範囲はおおむね 6.
7MHz〜7.7MHz となりました.理由は従来の上限であった 7.5MHzを大きく上回る周波数の
海外局が存在しているためです. IDは不明ですが国際放送バンドを逸脱していると思われま
す.
○手直し 3. AFバンドパスフィルタの検討と回路変更
問題点はフィルタ使用を選択時ハムの発生とゲイン不足 ( CW FILポジション )
・謎の102セラミックコンデンサの取り外し
・カップリングコンデンサを0.048μ から0.1μへ
・真空管6AU6の交換
写真右上に見える真空管がAF BPFの損失補償用の6AU6. AF BPFは6AU6の裏側にある.
|